食前感謝のことば
2016年03月09日 水曜日
昨日、本園の運営に関する事項を審議・報告する運営委員会がありました。27年度補正予算と28年度事業計画及び予算について無事に承認され法人本部の理事会へ書類を提出します。
本日の朝礼で、3月9日はサンキュウ~ありがとうの日の話題を提供してくれた職員が『3・9』ともう一つお釈迦様が説かれた『中道』を日々大切にしていきたいと述べ、今感謝の心が枯れている私にはとても心に響く一瞬でした。夜、肉体が疲れていても朝になると元気に目覚められ、食事を美味しくいただけるのも「ありがたい・ありがたい」と身体を撫でながら自分に言い聞かせ、職場に向かいます。
赤ちゃんと社会をつなぐ月刊誌 、生命尊重ニュース3月号に木村悠方子さんの「いただきます」「ごちそうさま」を口にだすことの大切さが記載されていました。自らを「ことのは語り」と称し、食や子育てをテーマに全国講演を回っている木村さん。「芸能人のお母さんの講演と興味本位でしたが心が洗われました」との感想がありました。いのちをいただくこと、母が子に、心に届く言葉を語りかけることの大切さを伺いましたと・・・・
・・・・・「いただきます」は奇跡のことばです。「いただきます」は「いのちをいただく」こと。全てのいのちへの感謝が含まれて、その思いが言葉にすることで育っていくこと。そいうことを子ども達に伝えていかなくてはいけないと感じています。「いただきます」は言わなくても変わらないと思う人もいますがこれが違うんです。言葉には不思議な力があり、お料理に「いただきます」と感謝をこめて声をかけると美味しくなり、お年寄りの方に聞いたのですが、物に宿る邪気が取り去られたり、動物への慰霊にもなるそうです。食事中に何度か「美味しい」と語尾を上げて言ってみると自然に笑顔になって心穏やかに食事ができ、自己免疫力も上がります。いただきますの力は、言葉にして言わなければ発揮されません。そして戴いたあとは感謝して「ごちそうさま」ですね。・・・・・
私たちも、園児と共に給食・おやつをいただく時に
「食前感謝の言葉」 み仏さま 自然のめぐみ 多くの人に 感謝していただきます。
と合掌して言っていますが、
この度『いただきますは奇跡のことばです。』と木村さんからから感謝の言葉を心から伝えることの大切さを深く学びました。 ありがとうございました。 園長
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