共に過ごした時間
2016年03月10日 木曜日
3歳児さんは、異年齢のクラスの『一番小さい子』で1年間を過ごしていました。
そして3月、ひとつ年下の友だちが、一緒に生活をはじめ、3歳児さんが心も体もとても大きくなったように感じます。いろいろな保育室を見て回ると、遊び方を教えてあげようとする姿、服の着脱を手伝おうとする姿……微笑ましい姿があちらこちらで見られます。
ある3~5歳児の異年齢の保育室に、1年間の振り返りが飾られていました。
子ども達の遊びや生活を通して、発見したや喜びや、それを探究し、広がり繋がっていった様子が盛りだくさんで紹介されています。隅々まで読んでいくと、「こんなことがあったな」「こんな進展があったんだ」「こどもってすごいな」「ずいぶん成長したんだな」というたくさんの思いと共に、子どもたちと毎日向き合って保育を進めてきた職員たちの努力に感動し、涙があふれてきました。
その瞬間瞬間を大切に、子ども主体に展開ていく保育は、とても高度で難しく、また正解もないため、悩んだり迷ったり、時には落ち込んだりすることがあります。しかし、そんな心は子どもの前では見せず、笑顔を絶やさず一生懸命に関わっていく職員たちに心から尊敬の念を抱きます。
1年間、ご縁をいただき共に過ごした子どもたちと、残り少ない27年度も、明るく楽しく温かく過ごし、たくさんのいい思い出を残して欲しいと願っています。
保育主任
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