◆3月25日(金)の子どもたち
2016年03月25日 金曜日
◆ 大発見!(つぼみ)

今日は、大聖堂に散歩に出かけてきました。身支度の様子も日に日にやる気満々でたくましさを感じます。子ども達の姿はそれぞれですが、その子それぞれにありたっけのやる気を見せてくれます。
〇くんはクルっとまとまった靴下を試行錯誤して二つに分けています。☆ちゃんは自分ではいて、脱いで見せたりして楽しんでいました。本当にひとつの活動に対して子ども達の姿はそれぞれです。でも、みんな何をするのかちゃんと知っています。そんな姿を見ていると、子ども達の未知なる向上心を感じます。”やってみたい”その気持ちは、いつも成長につながっているように思います。
聖堂の屋上まで行ってきました。散歩道も、「トラック~バスバス」「あ~いたいた」などかわいい声が飛び交っています。到着すると、とにかく走り回っていました。眺めも良くて外をぐるりと見渡して来たり・・・途中で階段を上って屋上のさらに上に上ってきたのですがちゃんと手すりにつかまって上ったり下りたり・・とても上手にコントロールしていました。
みんなが走り回って楽しんでいる中、◇くんが何やら足元を見て楽しんでいます。手を広げてぶらぶらさせてみたり、しゃがんでみたり・・自分の影です。
時折、「うふうふ」と笑い声。あんまりにもかわいくてしばらく観察していると視線に気が付いたのかそばに来てくれました。すると、私の影に重なってちょうど自分の影が見えなくなってしまいました。
「〇×◇※△」と、とてもおこって手で私をたたいて気持ちを表現していました。ちょっと、体をずらしたらまた自分の影が見えてきて大満足。◇くんの大発見。そんな視野を持っていることは、とっても素敵だなと私も大発見しました。
そして、一つ一つの活動も表情も大人の関わり方もつぼみ組の保育室で生活していたころよりもぐ~んと大きくなって、言葉で活動を伝えたり(靴下はくよ~、おかたずけしよう、などなど)数人の友達と共有しながら玩具を使っている姿や、自分の思いを言葉やしぐさで伝えようとしたり・・探し始めたらきりがないほどの成長を再発見できました。
これからも、みんなの柔軟な視野を見習っていろんな角度からの発見を自分の喜びにつなげていきたいと思いました。(u.a)


◆ 真似・挑戦する力 (きく/ふじ)

今日は陽射しもあたたかくいい天気になり園庭で遊びました。
久しぶりの園庭にみんなの心もおどります。
準備が終わった子が早くあけて~と窓にくっつき今か今かと待っています。
園庭に出ると年長さんが先に遊んでいました。
お姉さんが遊んでいたポックリを見ていた〇ちゃんが「〇ちゃんもやる」とポックリを持ってきました。
やり方はね、と思いましたがお姉さんの姿を見ていた〇ちゃんはやり方もしっかり見ていて真似してチャレンジしてました。
足を乗せるのに苦戦していた〇ちゃんでしたが少しするとコツをつかみバランスをとって乗れました。「みてみて~」と嬉しそうな〇ちゃん。乗れた達成感を味わっていました。
それを見ていた◇くん。少したつと同じポックルを持っていました。
さらに少したつと「せんせー、せんせーー」と声が聞こえ振り返ると真剣な表情でゆっくりポックリにのり歩いている◇くん。
その後もバランスをとりながら歩いていて、コツをつかんだ◇くんはしばらくのって遊んでいました。
年長のお兄さん、お姉さんの真似やお友だちの真似をして遊ぶ姿が多く、ポックリや縄跳び、フラフープなど使い遊んでいました。
真似っこにより遊びの幅が広がり出来る事が自然に増えたように思います。
子どもたちの挑戦する力・意欲や吸収力がたくさん見られ、この力が一歩また一歩と成長する力となっているんだと感じました。
t*s

◆春が来た、そして、新しい挑戦 (たんぽぽ/ふじ)

桜が咲き、園庭にも花や虫がちらほら見られるようになりました。
小さなちょうちょうを見つけた二人組。
築山で見つけたのですが、途中で見失ってしまい、プールサイドまで来たのですが見つからず、「いないね~」と話していると、近くにいた年長児の「おい、虫がいたぞ」の声に、今度は虫探しがスタート。
プールサイドの溝やプールの中、プールサイドの下と、いつの間にかちょうちょうの事を忘れて虫探しに夢中になっている姿がありました。
「暗いね」「いるかな」とまだ見つかっていない虫たちに期待を膨らましている様子に、とても頼もしさを感じます。
これからもっと虫も出てくるだろうし、花壇のお花の咲いてくることでしょう。
子どもたちの遊びも変わっていき、春が来たことを実感するんだろうなと改めて感じました。
また、進級して新しいことに挑戦することも多くなってきた子どもたち。
いままでできなかったことが出来るようになると、笑顔で教えてくれます。
今日の新しいことを教えてくれたのは〇くん。
兼ねてから園庭のコンビネーションに興味津々で、ロッククライミングにも挑戦していたのですが上には上がれず「できない」と悔しそうに話していたのですが、ついに出来るようになりました。
上に上がれたからにはロープの吊り橋を渡らなければなりません。
両手でしっかりとロープを掴み、一歩ずつゆっくり渡りきり、無事にローラーすべり台を使って下りることが出来ました。
出来たことに満足したのか、その後はコンビネーションで遊ぶ姿は見られませんでしたが、何度か会うたびに「上に行ったね」と話してくれました。
〇くんの様子を見て、「やりたい」と挑戦する子も増え、とってもいい刺激になったようです。
これからも、いい刺激を受けながら、新しい挑戦をたくさんしてほしいなと感じました。
(E.Y)


◆ 春はすぐそこだ!(うみグループ)

昨日から引き続いている桜の木作ろうプロジェクト二日目。
「桜を作るんだ」と登園してから楽しみにしていた〇ちゃんから、次々にやりたいと思う子が増えてきました。そして…その気持ちは、一緒に過ごす大人にも…。昨日は、桜の花びらを切っていた子が折り紙を折り、はさみで先端を切り、より立体的になる方法を教えてもらいながら作り始めました。一枚二枚と出来上がっていくそのスピードは、どんどん速く驚くほどです。まだまだ作るととても張り切っています。
今日は、天気が良かったので園庭へ行き、やっと咲き始めた桜をみてきました。
写真で見たものとは違う咲き始めの桜の木。〇ちゃん、△くんは、困りつつも咲いているところの枝をもらいたいと園長先生にお願いに行くと「ホールの入り口にある桜の枝ならあげるよ」といってもらいお部屋に飾ってみました。
するとまたまた、違う製作が始まりました。ゆり組の数人の女の子が白い紙に思い思いに花びらを貼ってみたり、形をたくさん描いてきれいに色を付けたりと桜の花びらがどんどん変化していました。
みんなで作ろうとしている超大作の桜の木だけでなく、かわいらしい桜もできて春気分が高まっています。
この気持ちを大切につなげていきます。
(N.Y)


◆ お天気 (にじぐるーぷ&きく・たんぽぽ)

今日はお天気も良く、朝の集まりでは園庭遊びとベランダでの遊びについて話をしました。
先日の朝の集まりでは図鑑を使って看護師から食べたものが通る道について話をしてもらいました。
そのこともあり本日の朝の集まりの時間に「体の本」を子ども達に提供し読みました。
体の内部や、髪の毛や爪など普段あまり気にしなかったことにも興味を示しているようにも感じる程見入っていました。本物の描写に少しドキドキしているようでしたが体の不思議や大事さを少し感じてくれたことかと感じます。
また、「顕微鏡」も提供してみました。
体の本には人間も元は細胞一つだったと記されてあることから、科学の方面にも繋がるかもしれないと葉っぱの表面を見たりしました。
園庭では虫を探してみてみたり、花を見てみたりと自然に触れ合える良い機会となりました。
室内遊びでは、図形のパズル遊びを楽しむ子どもがおりました。
公文のパズルなので知っているという子どもがおり、見本を見て高度な図形作りをしていました。年長児でも年少児でも遊べるのでご家庭での玩具には持って来いです。
ライトテーブルでは、集光板やアクリルパネルを使い色の不思議や形を楽しんでいました。
この素材も○△□、紐、ホースですので図形遊びにもなります。ライトテーブルでの遊びは子どもによって様々な学びが発見されるので目が離せません。
園庭とベランダでたっぷり遊び満足する表情はいつもと違って見えます。
お天気って良いねと子どもと共感した一日でした。
k☆y


◆ みんなで楽しく (そらグループ&きく・たんぽぽ)

今日は、お部屋と園庭で遊びました。
お部屋にライトテーブル用の新しい玩具が増えたので、朝の共有の時間に子どもたちと「みんなで楽しく遊ぶためには」という話し合いを行いました。
「お友だちが使ってるの取らない」「乱暴に使わない」「終わったら片付ける」など、子どもたちから様々なアイディアが出てきます。
遊びの時間になると子どもたちは、思い思いの遊びを選択し楽しみます。もちろん新しい玩具が加わったライトテーブルも大人気です。
各遊びを見ていると、ライトテーブルだけではありません。
「終わったら片付けよう」「大切に使おうね」など、子ども同士声をかけ合う姿が見られました。なかには遊びだけではなく「見て、みんなが使えるようにスリッパ揃えた」と教えてくれる子も…。
心温まる瞬間でした。
子ども同士学び合う姿…これからも大切にしていきたいです。
T.N

◆ 味噌汁作り、本日2回目。。 (ひまわり)

本日、2回目の味噌汁作り。楽しみにしていて、早くやりたいという子がほとんどの中、「やらなくてもいいの?」と〇くん。「どうして?」と聞いてみると、「遊びたいから。」とのこと。うーん、そうきたかと内心思い、どうしようかなと考えてから、少し話をしました。
「これから、小学校行って、遊びのほうがいいって思うことがたくさんあるかもしれないけど、そういうときにもすぐにやらない、やりたくないって決めちゃう?」ということ、「遊ぶのは、今じゃなくてもできるけど、味噌汁づくりは、今日じゃなきゃできないよ。」などと話をしてから、「今の話を聞いて、もう一度よく考えて、それでも〇くんがどうしてもやりたくないならいいと思う。最後に決めるのは、〇くんだから、。」と託しました。
しばらく考えていた〇くん、「やっぱりやる」とエプロンをつけ始めました。やりたくないことをどこまでやらせるか、どうやったら自分からやるか・・・は、普段の保育の中でも悩むところですが、「やらない」→「はいいいよ」だけのやりとりではなく、そこに言葉を添えたり、それに対するこちらの意見も述べて、そのうえでどうするか考えていく、それが人と人の関わりなのかなと思います。そして、その子一人ひとりにあった対応、もうすぐ小学校に行く〇くんだからこその今回の声掛けだったのかなと思います。
そんな〇くんを含め、20人前後で始めた味噌汁作り、シンプルな調理だからこその様々な発見をみんなで共有しながら、楽しむことができました。出汁に使う乾燥昆布を触ってみることから始まりました。匂いを嗅いで、「レーズンみたいな匂いがする」。
包丁を使って、具材の小松菜とえのきを切りました。切っても切ってもまだある大量の小松菜やえのきを見て、「こんなにたくさん」「そうだよ。育子園は200人くらい子どもがいるんだからね。」育子園の人数の多さを改めて知り、驚きます。
味噌を溶いたときには、「なっとうみたいな匂い。」「カレーみたい。」の声が出ました。
味噌を入れるまえのだし汁を味見してみました。「かつおの味がする。」「かつおぶしの味だけど、ちょっとすっぱい。」「味噌が入ってないから、にがい。」「うどんの味がするよ。」と言った子もいました。
目で見て感じたこと、鼻で匂って感じたこと、舌で味わって感じたこと・・・子どもたちの五感をフルに使った今回の味噌汁作り、最後は、できたばかりのものを試食しました。おいしい、すごくおいしい、ものすごくおいしい、おいしすぎる、めっちゃめっちゃおいしい・・・と、たっぷり時間をかけて自分たちで作った味噌汁に、最高の食レポをした子どもたち。卒園前にとっても良い経験ができたのではないでしょうか。
(T.M)


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