◆3月24日(木)の子どもたち
2016年03月24日 木曜日
◆室内あそび (つぼみ)

今日は雨だったの室内であそびました。ちょうど昨日は蚕糸の森までお散歩に行きたくさん外あそびを楽しめたので雨降りっだったのんびりと室内であそぶことにしました。
絵本を見てから廊下に出てコンビカーであそびました。絵本は「おおきなかぶ」を見ました何度か見ているお話ですが繰り返しが多いので(そこが楽しさのひとつなのですが)つぼみ組の子どもたちには長くなってしまうかなと思ったのですが、自分たちで見たいと本の表紙を見つけて指をさして訴えてきたのでミッキー体操の後に読みました。静かに集中して見てお話を聞いていました。
絵本を見終わったあとに廊下に出ました。数種類のコンビカーを少し離れた場所に出したので、子ども達もそこに行くまでに自分の好きな車種を選択することが出来ました。〇くんは廊下に出ると真っ先にコンビカーに向かいました。最初は一番手前の乗りやすいスポーツカーに一度乗りかけたのですが一番奥にもっと自分の乗りたい車を見つけたようで、すぐに乗り換えてオレンジ色のスポーツカーを目指して進んで行きました。見事に意中の車をゲットした〇くんとても嬉しそうにオレンジのスポーツカーに乗っていました。
いろいろな玩具の中から自分の好みのものを選択してあそんでいる様子を見てまた新たに成長を感じたり子ども達の行動力に力強さや楽しんでいる姿を見て微笑ましく感じる場面に出会えました。
その後も布団がなくなった布団庫に入り込んで車の駐車場にのようにしている◇くんや一緒に入り込んで仲良く車のメンテナンス?のようなことを笑顔でしている〇くん。
同じ箱に入ろうとして、入らないでと言わんばかりに先に入っていた☆ちゃん押されていた◎くんですがいつのまにか同じ箱に入り込んで仲良く同じ空間で過ごすなど午前中の間にたくさんの微笑ましい場面をみせてくれました。
年長児さんもあそびに来てくれて優しくあそんでくれました。たくさんの優しい気持ちをつぼみ組に伝えてくれたように思いました。Y.N


◆ 開かずの扉、開放 (きく/ふじ)

桜の花が少し咲きはじめましたが、今日は朝から寒い陽気。今日はお部屋で過ごしました。
廊下には鉄棒、はしごを置き、体を動かすスペースを。そして、今日はきく組の奥のお部屋、『ダークルーム』を開放。普段開かずの扉が開けられ、たんぽぽぐみ、廊下も開放して自由に遊びました。
廊下でははしご渡りもとても上手になりました。手と足を交互に出し、床に足をつけなくても渡れるお友だちも何人か見られるようになりました。そして、お部屋ではいつもの玩具でいつものように遊ぶお友だち。そして、奥のダークルームでは、光を当てたり、ブラックライトでの光を楽しんだりします。
ダークルームはみんな入ったことのないお部屋なので、大喜び。光のテーブルに物を置いて楽しんだり、壁に光を当てると光が残って壁に映るというものがあったりします。光を当てるのに慣れた子は、ライトを動かし楽しむことが出来るようになっていました。ブラックライトで光るマグネットが壁にはってあり、それを取ったりつけたりを楽しんでいる子もいました。
自分の影がうつるものもあり、自分の動きを見て、思わず「がお~」とポーズをする△くん。また、クッションが置いてあったので、薄暗い中寝転がりくつろいでいる子もいました。、中には、暗い=怖いというお友だちもいて、中をのぞきますが中には入れず、でも興味はあるようで。みんなが楽しんでいる様子を見て、〇ちゃんも入ることができました。興味をもったお部屋廊下でそれぞれ、楽しんであそんでいました。(T.Y)


◆ 楽しい空間 (たんぽぽ/ふじ)

今日も元気いっぱいの子どもたち。室内を走り回る子もおり、パワーが有り余っているようです。使っている玩具もポイポイ。その後別の玩具を出していました。
でも園にはルールがあり、室内では走らない、使った物は片付ける約束があります。
そこで朝の集まりの時間に約束事について話をしてみました。
その時々で声かけはしていますが、集中して話を聞けるようになった今だからこそ、集まりの時に伝えてみようと思ったのです。
ジェスチャーを交えながら話をします。お部屋や遊びのルール、なぜ走ってはいけないのか、危険について・・・
すると子どもたちは、話をしている保育士の目をしっかりと見て聞き、「あぶないね」
「走ったらすってんする」「おやくそくできる」といった言葉が次々と聞かれました。
中には保育士のジェスチャーを見て、まるで手遊びを見ている時のように楽しげに笑っている子もいましたが、1人ひとりの発達を捉えながら無理なく大切な事を伝えて行けたらと思います。
さてパワーが有り余っているのなら、園庭に出られなくても身体をしっかり動かせるよう、廊下に巧技台を用意し、きく・たんぽぽ組を開放して広々と遊びました。
今までは1つの巧技台に子どもたちが集中してしまうと、ケンカになったり泣き出す姿が見られましたが、今日は行列の中でも順番に並び(時々横入りはしていましたが)、怒ったり泣く事が少なくなったと感じました。
また、梯子を1段1段またいで渡っていたのが床に足を着く事なく渡れたり、鉄棒をしっかり握ってぶら下がれたりと大きな成長が見られます。
何より、チャレンジしようとする意欲が1番の成長のように感じました。
そしてきく組のお部屋が人気です。
普段、早番・遅番もたんぽぽ組を使用している為、きく組保育室で遊ぶ事がなかった子どもたちは、真新しさにすっかり心を奪われていました。
もちろん中にはたんぽぽ組保育室で、少ない人数でのんびり遊びを楽しむ子たちもいます。
それぞれが楽しく安心できる場所を選び伸びのび過ごしていました。
奥にあるダークルームも開かれていました。
その秘密の空間では、懐中電灯の光を当て、絵が浮き出てくるボードで夢中で遊ぶ姿や、光に手をかざし、影遊びをして楽しむ姿があり、この不思議空間を小さいなりに満喫していました。また是非遊んでみたいと思います。
お約束はどうなったかと言うと・・・
それぞれのゾーンで遊び込めていた為か、走り回る子もいなく、片付けもしっかり行い、「お片付け上手だったよ」と自己申告してくれる新たんぽぽ組でした。
O・Y


◆春の準備… (うみグループ)

東京に桜の開花宣言がされて数日…。春もすぐそこに来ていますが…今日は、霧雨が降る肌寒い一日だったのでお部屋で過ごしました。
部屋で過ごす時間は、たっぷりあったので、思い思いに遊びだしました。
そんな中、ゆり組の〇ちゃんと話す中でもうすぐ春だから部屋をきれいに飾ろう。ならば、桜の木を作ろうということになりました。どのように作ったらいいか考えるために、桜の木の写真を見るとイメージが膨らみ、沢山の折り紙で桜の花びらを作り、壁に沿ってあるコードを木に見立て飾りたいとなりました。
そのためには、花びらを沢山作らなくてはいけないため、友達を誘って作ったらたくさん作れると考えた〇ちゃんは、一人二人と声をかけていくと年齢関係なく総勢7人の女の子たちで製作が始まりました。
桜型に書いてある折り紙をはさみで切り始めるもも・ゆりの子どもたち。きくの子二人は、線よりも切る感触が楽しくなり沢山の切ったものが…。
それを見た〇ちゃんたちは、集めながら一言。「きれい~。花びらが風で飛んで、降るみたいに飾ろう!」と、イメージが膨らんでいきました。
きりぱなし=(イコール)いらないものではなくそのものも生かそうとする〇ちゃんたちの発想に驚きました。先は、まだまだ長いですが外の桜に負けないきれいな飾りが出来上がるのが楽しみなうみグループです。
この続きは、また、後日にお伝えできたらと思います。
(N.Y)


◆ 電車 (にじぐるーぷ/きく・たんぽぽ・もも・ゆり)
今日は雨でしたので室内遊びを行いました。
年長児が遊びに来たりと、新ゆり組・新ひまわり組の子ども達は別れを惜しんだりスキンシップを多くとったりしていました。少ししか離れていないのに、いつでも会えるのに、一緒に生活をしないだけでここまで「出会い」に喜べるものかと感心します。
新もも組の子ども達は、新しいお姉さん?という様な感じで見ていたり、自然と手を引っ張って絵本を読んでもらっていたりとしっかりしていました。
年上の子どもがいる集団で自分たちの居心地の狭さは今のところ悪くはない様です。
何でも自分たちのわがままがまかり通るのでニコニコだったりします。
おもちゃを壊してしまっても、順番が守れなくても、いう事を聞かなくても全部「まる」です。いつ、その「まる」に条件(ルールや)がプラスされていくのか?それも一つの楽しみです。新もも組の子ども達は沢山の条件がある生活の中で成長していきます。初めはルールが何なのか?やくそくって?といった感じなのかもしれません。
少しずつ大人の関わり方もお兄さんお姉さんに対する関わり方に個々に合わせてシフトチェンジするタイミングを見逃さないようにしたいと感じます。
室内では電車作りに火がつき「僕も私も作りたい」の嵐でした。
新もも組も新ひまわり組も取り組む姿が見られました。
アレンジは個性が出ます。
駅づくりも進化して、色を塗りたい子ども達が塗装してくれました。
駅ってなにいろだっけ?色んな色あるね。灰色?
いろいろ出ました。
駅ビル作りたい。ビックロ作ろう。踏切作りたい。
大人が子どもの発想についていくのに必死だったり、その準備に追われる現状であったりしますがこの遊びがこれからどうなるか楽しみです。
k☆y


◆ おすし作りはつづく・・・(そら&きく・たんぽぽ)

昨日に引き続きおすし作りに励むのは、もも組の子どもたち。昨日熱中して作っていたゆり組の2人組は、今日はそばで見守っていました。
順番待ちができるほど、みんなお寿司作りに興味津々です。イクラのお寿司の作り方をみんなに伝授するとほっとしたのか、ゆり組の2人組は違う場所へ行きました。
イクラの部分は、ビニールのプチプチで作ります。昨日は赤一色で色を塗ってましたが、今日は黄色とオレンジ色を混ぜてウニを作ってみたり、ピンク色と黄色を使ってカラフルにしたり、個性豊かなお寿司ができました。
話を聞いてみると「ひまわりぐみさんにあげる」と言って、昨日ゆり組の友だちに伝えてもらったこと(ひまわり組にプレゼントするために作ってる)を心に留めている様子が感じられました。
隣で作っている〇ちゃんは「ままと●(妹)にあげるの」と言い、△ちゃんは「▲ちゃん(妹)にあげる」と言っていました。プレゼントをあげる対象が、ひまわり組から家族に変わっていましたが、大切な人にプレゼントしたいという気持ちはみんな同じように持っているようでした。
ご飯を食べていると、野菜につまづく2歳児△くん。気持ち的にギブアップ寸前といった感じでした。目の前に座っていたもも組の子どもがその様子を見ていて「がんばって」と一言。その言葉を聞いた△くんはニッコリ笑顔になり、やる気がでてきてなんと完食することができました。お姉さんパワーの強さを実感しました。
今日は雨なので1日室内で過ごしましたが、体を思いっきり動かせない分、友だち同士での気持ちのぶつかり合いがみられました。気持ちがコントロールできるように、落ち着いて夢中になれる遊びを提供していきたいです。
(N.M)


◆ 心の成長 (ひまわり組)

今日は雨だったので、室内で過ごしました。
思い出を綴るのに、表紙に好きな絵を描いていると、個性、そしてひまわり組を思わせる姿が見られます。
〇くんは、朝の集まりで見た「くものいと」の紙芝居から、表紙のみ仏さまを描きたいと言って見ながら描こうとしていましたが、うまく描けずに断念。悔しそうに描いたものを隠して黙っていましたが、少しすると「もうかかない」と言って、今度は別のものを描き出しました。
新しい画用紙に描き直すか聞いてみましたが、「それはもったいないから、いい」と言って描き続けます。
見ていると、曲線を何本か描いていました。
そしてそれに色を塗って…〇くんは、自分が間違えたものを塗って隠せ、さらにきれいにも見える、「にじ」を描いていたのでした。
悔しい気持ちを何もなかったかのように別のものへと描き直した〇くん。
気持ちを切り替え、そしてもったいないとものを大事にする心も見せ、素晴らしいなと感じました。でき上がった作品は素敵なものになっていました。
他にも、ダイヤモンド、ルビーなどの宝石を本物の写真を見ながら描くと、「すごい」「きれいだね」と心を動かしながら、描いていました。
体を動かしたい子どもたちは、お相撲をしていきました。
「はっけよーい、のこった」と役割も代えながら行っていました。
最後には、「ピラミッドつくろうよ」と言って、マットの上でピラミッドを作っていきました。
「ぼくはしたになるよ」「ぼくはうえがいい」と話してやっていき、何度かバランスを崩しながらも、最後にできると、「できたー」と喜んでいました。
子どもたち同士の関わりが深くなり、遊びの発展へとつながるのを感じました。
一日一日を楽しく過ごせるよう、一緒に関わり、見守っていきたいと感じます。
(H.K)


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