◆3月22日(火)の子どもたち
2016年03月22日 火曜日
◆いっしょ (つぼみ)

今日も園庭でたくさんあそんできました。身支度にもずいぶん興味を持ってきて頼もしいなと感じます。靴下に帽子、靴。自分のやってみようと思うことにチャレンジする姿を見ると本当に成長を感じます。膝に乗って一緒に履いていた靴下も自分で足を入れようとする姿があります。ぶかぶかだった帽子も自分で持って来たり、かぶろうとしたり・・靴はまだ使っていない子もいたのにとみんなに出会ったころを思い出しました。
出来ること、やってみたいと思っていること本当に増えたと感じます。靴を履く場面では、◎ちゃんは靴を持ってきて履いてみようとしています。座ってではなくて、立ってです。ふらっとしてしまうので、保育士に「支えてほしい」と手を伸ばしてアピール。ちょっと手をつかんでいると片足が入りとても満足そうです。
◇君は、靴を持ってきてマジックテープに奮闘中。ベリべりとめくれると、出来たよとばかりにアピールしてくれました。みんなそれぞれ、出来ることもやってみたいことも違いますが、「やってみよう」の気持ちにあふれています。子ども達の思いに沿いながら、「できた」の喜びにつなげられる関わりをしていきたいなと思っています。
園庭では、みんなそれぞれ好きな遊びを見つけて楽しそうにしています。砂場やトランポリン、滑り台。安心して園庭で遊ぶ姿もまたとてもたくましいです。園庭には、水分補給をするためのジャグがYプイしてあります。☆ちゃんと♡ちゃん。二人でなにやら楽しそうにしています。ちょっと覗きに行ってみると、二人でコップを一つずつ持って「かんぱ~い」としています。中身は入っていませんが、カチンとコップを合わせてはにこにこして楽しそう。お水を、一緒に入れてみました。かんぱ~いとして本当にお水をごくごく。二人の表情は一層に楽しそうです。友達と一緒に飲む水は本当においしかったと思います。
こんな風に子どもたちの遊びを見ていると友達の存在がある風景をよく見かけるようになりました。園庭から、保育室にも出ってくるときのことです。「かえろ~」と声をかけると何人かの子供たちがテラスにやってきてくれました。ちょうど、築山あたりで楽しんでいた※ちゃんは年長組のお姉さんが連れてきてくれました。そんな姿を何人かのつぼみさんは大人がやっていたわけでないのに「※ちゃーん、おいで~」と手招きして呼んでくれます。「一緒にいこう」と思ったのでしょうか。
いつの間にか子どもたち同士で手をつなぎだしみんなでそろってテラスに集合出来ました。少しずつ芽生え始めている友達の芽・・一緒って楽しい。一緒がいいな。が、いろんな場面で生かしていけたらと思います。U・A


◆ 「いいよ」「どうぞ」のやさしい気持ち (きく/ふじ)

あたたかな陽射しがのぞきこみ、過ごしやすい日が多くなってきました。
朝のお集まりで今日のお話をするときに、みんなに『すぐにお外にでる?それともちょっとお部屋で遊んでからお外に行く?どうする?』と問いかけてみると、みんなから「すぐにいきたい」「おそとがいい」と返事が返ってきたので、すぐにお外に行くことにしました。
風はまだ肌寒いかなと思い、『ジャンパーもね』と言うと〇ちゃんから
「きょうはね、お外あったかいんだって」との言葉が返ってきました。きっとお家で話してきたんですね。最近では聞いた情報もいろいろと教えてくれるようになりました。
『暑かったらお外でジャンパー脱いでもいいからね』とお話して最初はみんな着て園庭に出ました。
ログハウスに何人かの子が集まっていました。のぞいてみると、「ここは△くんのおうちだよ」と教えてくれました。
みんなを「どうぞ」と招待してあげる△くん。そんな△くんの優しい声掛けにたくさんのお友だちが集まってきました。
そこへやってきた◎くん。△くんのお家だと知って「はいってもいいですか」と聞いています。「いいよ」と言ってくれたのですが、◎くんの向かった場所はログハウスとは真逆の方向。しばらくすると、走って戻ってきた◎くんの手には、△くんが持っていたものとまったく同じものが握られていました。
スコップと型抜き、よく見ると型抜きのラクダの形まで一緒です。いつの間にそんなところまで見ていたのか・・。驚きです。『お友だちのお家へ遊びに行く』という設定のもと、一緒の玩具で遊びたかったのかもしれないですね。△くんもとっても嬉しそうです。他のお友だちも、形はちがくても見比べてみたり、「おなじ」と言ってその空間を楽しんでいました。△くんのお家、とっても大賑わいでした。
道路がよく見える園庭奥の場所では、通っていく乗り物を眺める◇くんと☆ちゃんがいました。◇くんの手にはお皿が握られていて、石が何個か入っています。
乗り物を見て満足すると、◇くんは石や葉っぱ拾い再開です。近くにいた子たちもそれを見て近くの石や葉っぱを拾っては持てきてくれました。
特別なにか言葉を交わすわけでもないのですが、お互いが受け入れあっている、そんな気がしました。
そして一人に限らず何人も、◇くんの持っているお皿にいろんなものをプレゼントしてくれるのです。
お友だちが嬉しいと思えることをすぐに行動に移してしてあげるって本当に素敵です。私の方があたたかいものをもらったような気がします。
S.S


◆ 全員出席! (たんぽぽ/ふじ)

今日のたんぽぽ組は全員出席!朝から賑やかにスタートしました。
いつも連絡帳を拝見するたびに、おうちのかたの温かさを感じます。それに連休中お出かけに行かれた方も多かった様で、今日はそんな連絡帳を子どもたちに一部紹介してみようと思いました。
「これなーんだ?」と連絡帳をみせて尋ねてみると「おえかきー」「かきかきー」「れんらくちょう」とさまざまの答えが返ってきました。
「これはれんらくちょうと言っておうちの方や先生がみんなの色々なことをかくんだよ」と話しました。
おでかけしたこと、ごはんをいっぱい食べたこと、お家の方と過ごしたこと…順番にいろいろ紹介していくと、□くんは紹介された後はっと思い出したようで、「あのね、〇〇したの」「〇〇見たんだよ」など次々と話がたくさん飛び出してきました。自分なりに思い出したことを言葉にして伝えることができました。
まだあまりおしゃべりできない△くんは、お休み中の出来事を紹介されて嬉しかったようです。うんうんとうなずいて、にこっと微笑んでいました。
「ごはん、いっぱい食べたんだって」
「おうちの方とお出かけしたんだね」
順番に紹介していくと、まだ読まれていなかった☆ちゃん、待ちかねて「☆ちゃんのは?」と読んでほしくてリクエストしてきました。
おうちの方に書いてもらって嬉しかった子ども達。
また機会があったら紹介していきたいと思います。
その後は園庭へ…。
きく組と合流し、うわ~っと嬉しそうにかけよるこどもたち。
お互い再会を喜び合っていました。
築山ではごろんと横になったりコロコロ転がったり…。芝の上は暖かくて気持ち良さそうです。
下のトンネルは少し前まで怖がってできなかった児が、他の児に混ざっていくうちに出来るようになっていました。
丸太小屋は大賑わい。お店屋さんのように砂や葉っぱを並べてみたり、おしゃべりしたり…。
遊んでいるうちに、上着を脱ぎ始める姿が…。
あたたかくなって自分で調節する姿がみられました。
ポカポカ陽気の中、身体をたくさん動かして遊んできました。
(I.Y)


◆初めての音楽クラブ。 (きく・たんぽぽ)

今日は初めての音楽クラブに参加しました。何をするんだろうとドキドキな子どもたち。音楽クラブの講師がやってきて、まずは自己紹介をしてくれました。名前を覚えたところで子講師と何をして遊ぶのかをお話ししてくれました。
ピアノの音に合わせて手をたたいてみたり、音が止まると同時に手をたたくのをやめたり、音をよく聞いてリズムをとっていました。ピアノの音が速くなると子どもたちも手を沢山たたいたり、ゆっくりになると一回だけたたいてみたり音によって表し方の違いに気づき、一生懸命な子ども達でした。
今日は鈴も使いました。皆で音を鳴らすと音が大きくなっていたことに気づいた△くん。「みんなちょっと、待ってて。」(鳴らしちゃダメだよと言いたかったんだと思います。)と身振り手振り、音を鳴らさない事を伝えようとしていました。その時に講師がお話ししようとしたからです。
なんだかみんなで集まるのは久しぶりですが幼児クラスに移行してからさらに成長していて、みんなであつまるとさらに成長を感じます。
初めての音楽クラブですが音楽と一緒に楽しみ、そしてなによりひさしぶりにきく、たんぽぽ組みんなが集まったことが感動だったのか、再会すると抱き合って手を繋いでいました。音楽クラブへの参加も友達と一緒にやることがとても嬉しかったようで笑顔で溢れていました。どんなことをしたのかきいてみてください。
講師から最後に素敵なカードももらいました。次回はどんな姿を見せてくれるのか私たちも楽しみです。
(Y.E)


◆ゆり組さんになる練習…! (もも組)
今日はきく・たんぽぽ組の子どもたちが初めての音楽クラブになり、もも組の子どもたちはいつもは一番に音楽クラブをやっていたところを、待って、ゆり組の時間に行いました。
やきいもグーチーパーの手遊びをやってから音楽に合わせてやり、ジャンケンをしました。
ゆり組になると始まるやきいもグーチーパー。覚えようとしっかり講師を見ながらやる姿が可愛らしかったです。
そのあとは、新しい音符の紹介。
今日からは「スキップ音符」が出てきました。
これはみんなも知っているもの。スキップをしているとそのリズムができるよと教えてもらい、ピアノの音楽に合わせてスキップをしていきました。まだ難しい子はギャロップをして、リズムを感じていました。
そして、くろ音符、しろ音符と次々に行い、ピアノの音楽が止まると、好きなポーズ!かわいいポーズ、かっこいいポーズ、こわいポーズ・・・などとやっていきました。
子どもたちの見せるポーズがとてもとても、可愛かったです。
最後には、ゆり組になると音楽クラブが始まる時に歌う「ハレルヤ」という歌を練習しました。
「ゆり組のお友達?」との講師の歌に「ハレル〜ヤ!」と歌って返します。
「かわいい女の子?」には、かわいい女の子が「ハレル〜ヤ!」と歌います。
そんな歌のやり取りを練習して、今日はまだ、こうかな?という感じで歌っていましたが、やっていくうちに元気な歌声が聞こえるようになるだろうと感じました。
子どもたちは、ひとつ大きくなることを感じているように見えました。
ゆり組になると少しずつパワーアップしていく音楽クラブ。
これからも楽しく参加できるよう見守っていきたいと感じます。
(H.K)


◆いつもと違った音楽クラブ (ゆり)

ウキウキで音楽クラブに向かい、お部屋でも嬉しさのあまり走り回る子もいましたが、静かなピアノの音楽が流れるとみんな静かに座ります。
今日の音楽クラブから[ひまわり組]ではこんなことをやります、というようにこれからの流れを講師の先生から説明がありました。
子どもたちの表情は[ひまわり組]です。
初めにピアノに合わせ、鈴を一人一つ持ってまた座る、をやりました。
しっかり周りを見て、次が自分の番だということを理解している子が多く、出遅れた子には「行っていいんだよ」と声を掛け合ったりしていました。
鈴を持ち、ピアノの流れる音を聞き、歩いたり、走ったり、スキップしたりします。
その際、ピアノが止まると鈴の音も止める、という少し難しいと思いましたが、慣れてくると完璧に音を消します。
音を消すことも楽しそうにできました。
音楽に触れた後は、[ひまわりになったら頑張ること]を一人一人発表です。
「お友達叩かない」「小さい子に優しくする」「ブロックやラQの作り方を教えてあげる」「英語教室頑張る」や「ご飯いっぱい食べて、いっぱい遊ぶ」や「自分のことも考えながら、相手のことも考える」という大人のような発表もあり、驚きを隠せません。
最後はいつもの焼き芋ジャンケン。自然と笑顔で楽しみます。
音楽クラブが終わった後、「今日の音楽クラブはいつもと違った」と話す子がいました。
次はひまわり組だからね、と話すと「明日もある?」ともう次が楽しみで仕方ないそうです。
(A,Y)


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