◆3月17日(木)の子どもたち
2016年03月17日 木曜日
◆暖かいので (つぼみ)

移行の関係などで朝の時間に幼児組に入りました。天気予報でも気温が20℃になると言っていたので、幼児の子どもたちとの会話の中で、天気や気温の話をしてみると、20℃になることを知っている〇くん。聞いてみると「お母さんに教えてもらった」とのことでした。いろいろな会話をしながら登園してくるんだなと思いました。
つぼみ組も段々といろいろな言葉が出てくる中、いずれは会話を楽しみながらさらにいろいろと出来る日が来るのかと思うととても楽しみになりました。
今は、一生懸命に伝えようとする姿、話し方がとてもかわいく、とても大切な時期にかかわれる大切さと喜びを改めて感じさせてもらえました。
今日は、気温20℃お天気も晴れ青空が広がっています。すぐに園庭に出ることにしました。その前に紙芝居を読みました。「ごろん」題の紙芝居でお部屋の中をみんなでごろんごろんところがってあそびました。
外に出ると外はいい天気日差しの当たっているところは暑いくらいでした。そんな中☆ちゃんは園庭のあっちこっちに出てきている植物を見つけて不思議そうに指をさして見ていました。これから段々と春らしくなるにつれて園庭でも新しい発見がたくさんあると思います。いろいろ発見、経験がたくさんできるようにしていきたいと思いました。 Y.N


◆良いお天気 (きく/ふじ)

今日はとても天気の良い日でした。
朝の会の時にお外の準備のお話で「今日はお外が暖かくなるのでジャンバーはいりません」と保育士が言うと自分のロッカーから帽子だけを持って来てかぶり、靴下や靴を履いて準備万端。お外に出るとやはり暖かかったので子どもたち同士で「暖かいねー」「あついねー」と話をしている姿も見られました。
園庭では思い思いの遊びに夢中になり、お兄さんやお姉さんのように遊ぶぼうと必死に背中を追いかけている様子が見られました。
ゆりかごスイングでは乗って揺れを楽しむだけではなく、立って自分で漕ごうとしたりする姿も多く見られるようになり、太鼓橋でもどうやったら登れるかをお兄さんやお姉さんがのぼっている姿を見て研究し、実際に登ろうとしたりと自分でやりたいという気持ちが強くなってきたようです。
そして、新しいクラスになって少し経ちましたが、少しづつ以前のクラスのお友だちだけでなく新しいお友だちと一緒に遊んだり、笑い合ったりすることも増えてきました。
そんな楽しい時間を子どもたちと一緒に共有していきながら、子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。
(K.H)


◆陽気に誘われて (たんぽぽ/ふじ)

ぽっかぽかです。
今日は温かいからジャンバーはいりません。
そんなお知らせの後、園庭へ行く準備を始めました。
流石です。
ちゃんとお話しを聞いていました。
ロッカーから帽子だけを持ってきました。
随分帽子も自分で被れるようになったと思います。
何も言わなくても、靴下ケースをおいておくと自分でさっさと履いて支度を進めています。
その姿を見て、また別の子も支度を進めます。
素敵な姿でした。
園庭に行くと、温かさが解放感を盛り上げてくれたようです。
動きもいつになくキレキレです。
小さな石をつまんで、「骨」と言いだしました。
骨?
面白いこと言っちゃった・・とゲラゲラ笑っています。
真剣に聞いた私も、つられてふきだしてしまいました。
花壇を覗くと、ちゅうりっぷのつぼみが随分大きくなっていました。
つぼみの隙間から、黄色が見えていました。
きっと黄色いちゅうりっぷだね・・・そんな春を見つけました。
胸ポケットに小石を沢山入れました。
今日のお気に入りです。
ぽんぽんに膨らんだポケットを手でポンポンと触って、あるあると確かめています。
ママへのお土産だから、こっそりロッカーに置きました。
陽気に誘われて、今日はのどが渇きます。
園庭のジャグに集まりました。
水の量の調節も上手になりました。
もう溢れてしまうことはありません。
いっぱいとちょっとの違いがわかっています。
陽気に誘われて・・お腹もすきました。
わかめごはん、おいしいとおかわりする子が沢山いました。
またまた大きくなっています。(N・S)


◆箱を作りたい。 (うみ/きく・たんぽぽ)
朝から「◯ちゃん、一緒にあそぼう」と女の子同士声を掛け合って遊んでいる姿が目立ちます。移行して3週目、少しずつ遊び方が変わってきているのを感じます。前はちびブロックやラQを触って少しくっつけて満足して次の遊びへ行くという姿でしたが、今日はどうしても箱を作りたいという☆くん。角を一つだけくっつけてあげると同じパーツを大きな箱から探して自分でくっつけてみました。
小さい声で「できた」と・・・。再び残りの角にくっつけて四角い箱型の形になりました。まだまだ満足できないような☆くん、みんなが外に行く準備をしている間も黙々と集中しているようでした。作りたいものが明確にさらにできたことが自信に繋がって、楽しいと感じたようでした。
外ではみんなで固定遊具の車へ乗っていました。「どこいく?」とみんなに聞く運転手の〇くん。「こうえんじ」「アイスクリーム屋さん」みんなのリクエスト全部にこたえてあげていました。「ついたよ」とみんなで降りる姿も可愛らしいです。
給食もみんなでお話ししながら楽しく食べています。給食のメニューの紹介が毎日あるのですが、子供たちも静かに耳を傾けています。今日はわかさぎという魚だったのですが、給食の職員が「小さい骨が入っているけど、柔らかいから食べても大丈夫だよ」というと子供たちは「ほね?ほねたべると元気な魚になるんだって」と違う解釈。そして「魚になる?」のは不思議な解釈ですが、なんだか魚になることで盛り上がっていて楽しそうなので見守ることに・・・。
給食の先生のお話も最近はしっかりきいて、これが◯◯っていうお野菜?と疑問を持って食べているようでした。今日はお兄さんと一緒に食べられてとても嬉しかったようです。
(Y.E)


◆遊びの発展 (にじ/きく・たんぽぽ)

今日は朝の会終了後、久しぶりにミッキー体操を踊ることが出来嬉しそうなみんな。
「みっきーだぁ」と嬉しそうな〇ちゃん、保育者が「ピアノのあるところで踊っていいよ」と伝えると「やったー」と大喜びで踊りだすとそれにつられて、ダンスタイムスタート。
にじグループで使っていた手作りポンポンを手にお姉さんお兄さんと踊り始めた〇ちゃんと□ちゃんと△くんそれを近くで見ていた◇君はニコニコ笑顔でリズムに合わせて手拍子をしていました。
お兄さんお姉さんの遊ぶ姿を見て、真似っこして楽しんでいました。
今度はポンポンを手に持ち音楽に合わせて上へ投げて落とすのを楽しんでいると、それを見て集まってきたお兄さんお姉さんと一緒に今度はそれを集めて両手で上に投げて、自分に向かって落ちてくるのを繰り返し楽しんでいました。
すると今度は押入れの中にたくさんのポンポンを持ち寄り、みんなで大混雑ですがとても楽しそうで「きゃー」と大喜び。
たくさん集めたポンポンを自分の上に乗せて隠れて見たり、狭い押入れの空間でポンポンを投げて押入れの天井に当てて落ちてくるのを大笑いで楽しんでいました。
お兄さんお姉さんがダンスで使い始めたポンポンが高く投げて遊んだり、押入れの狭い空間に集めてみたり、自分を隠して見たりと一つのものでこれだけの遊びの発展をお兄さんお姉さんと一緒に楽しむ姿が見られ、にじグループさんでの生活を楽しんでいるなと、とても嬉しく微笑ましいひと時でした。
(M・Y)


◆楽しいこといっぱいあるね。 (そら/きく・たんぽぽ)

そらグループの色々な遊びを満喫した子どもたちは、またまた楽しいことを見つけ出し始めました。ハサミを取り出してきて折り紙を何枚もチョキチョキ切り出しました。さすがに何枚も切り刻まれては困るので、切り落とした紙を切っていくように声かけしていきました。すると細かく切り刻み、すごい真剣な顔でやっていました。
隣にのりがあることに気が付くと「のりやる」と言って、切ったものにのりをつけまくり、貼りまくっていました。止められることもなく、好きなように切ったり貼ったり出来たことで満足したようでした。壊れるかと思うぐらい折り曲げた紙を切ろうとしたり、ベタベタにつけまくったのりを見るとまた1つ1つ約束をしていかなくてはいけないとは思いますが、笑顔で楽しんでいるのを見ると少しずつだなあと思います。
ハサミチームがやっている隣では、なんとブロックのラキューが床一面に広がっています。満面の笑顔でブロックをひろげまくり、箱をかき回して飛ばしまくっているチームがありました。「何してるの」と聞くと、さらに笑顔でばらまきはじめたのには思わず止めて「お片付けして」と声をかけ、一緒にやり始めました。
小さな部品を1つ1つ拾っては「お片付けしてるよ」と得意そうに言われた時には、この片付はいつ終わるのだろうかと思いました。入っていた箱はひっくりし、箱をかき回して部品を飛ばし、片づけているのか、広げているのかわからない状態に私1人途方に暮れました。
やっとのことで片付け終わると、子どもたちは何もなかったかのように外に遊びに行きました。子どもたちにとってはこの片付けも楽しい遊びの1つだったのかもしれません。
外でも遊びが大きくなってきました。色々な遊びを発見しに行ったり、お兄さんお姉さんたちの遊びを見ているからなのだと思います。毎日楽しんでいる子どもたちを見ると今度は何をしてくれるのか楽しみです。M,K

◆どうやってこぐの? (うみグループ)

うみグループならではの遊びの中でダントツ一位はブランコです。
きく・たんぽぽ組にも大人気でホールの年長組の子たちも遊びに来てくれます。
もも組の○くんももブランコ大好きの中の一人です。
今日もブランコの列に並んで自分の番を待ちます。
ようやく自分の番が来たため、ブランコに乗ると笑顔になりますが、すぐにやめてしまいました。
理由を聞くと、「こげない」とのことでした。
次からは別の遊びへと行ってしまいました。
しばらくすると、同じもも組の□ちゃんが勢いよくブランコを揺らして乗っていました。
それを見た○くんは「ねー!□ちゃんどうやるの?教えてよ」とブランコに再チャレンジです。
足を伸ばしいて、縮めてとの繰り返しとの説明をし、乗ってみると「やっぱりできない」と諦めてしましました。
園庭に出ると、かくれんぼやサッカーをして遊びました。
体を動かして遊んでいると、汗が出るほどの暑さで汗をかきながらも沢山走ります。
休憩している子が「ね、暖かくなってきたから虫さんも出てきたかもね」との一言でみんなスコップ片手に虫探しを始めました。
「うわぁ!これ毒グモだよー」「他には何かいないかな」と虫が出てきそうな草むらなど探して遊びました。
ブランコをうまくこげない○くん、午前中は諦めてしまいましたが、午後も練習している姿もありました。
(A.Y)


◆のりのり寿司 (にじグループ)

今日は朝の集まりの後、ミッキー体操の音楽が流れると、自然と踊り出していた新もも組の子どもたちと一緒に新ゆり・ひまわり組の子どもたちも踊っている姿がありました。
その後はそのまま、「SUN」などの音楽を流してダンスコーナーになって盛り上がっていました。
今日の「のりのり寿司」は、Ipadでお寿司屋さんを検索して見てみました。
回転寿司と回らないお寿司屋さんが出てきます。
これは回転寿司だよね、回らないお寿司屋さんはこういうのだね、と見ながら確認していきます。
あと何を作っていこうかと見ていましたが、「あ、ぼうしないね」「つくろうよ!」と板前さんが被っていた帽子が目に留まったようで、帽子を作っていきました。
白い画用紙で作り、「のりのり寿司」の名前も書きました。
のりのり寿司の字がうまく書けなくてもどかしくなった〇くんは、作り直し、保育士に字を書いてと頼みにきました。でき上がると、隣の友達が書けないと言っているのには「じゃあ、ぼくがかいてあげるよ」と言って書いてあげる姿もありました。
こういうものを作りたいという想像をしているからこその、うまく書けないもどかしさであるのかなと感じました。
でも、人が困っているのには、思いやりの心が引き出されるようです。
その後は、お寿司屋さんの中にお客さん用のテーブルと椅子も運び入れたので、お客さんがきてテーブルでメニューを見ながら注文し、お寿司が運ばれてきます。お客さんとのやり取りが始まりました。
遊びを通して友達と取り組む中で、いろいろな心が湧き出てきます。その感情も友達や保育士と関わりながら、経験して、成長していくのだなと感じました。
どんなお寿司屋さんになっていくのでしょうか…楽しみです。
(H.K)


◆信頼 (そらグループ)

今日は、室内遊びと園庭遊びを行いました。
室内遊びでは思い出制作のようなものをしてみたり、各ゾーンで遊んでいたりしています。
ブロックゾーンは凄いです。
四角いスポンジの箱を使って積み木とブロックを混ぜ合わせた上に恐竜のフィギュアを乗せて「恐竜の世界」を作っていました。
しかも人数は4人で各部門ごとに分かれているようにも見えます。
互いに役割分担をしてイメージの共有をしていたのです。
ベランダでサッカーもしました。
一人の男の子が「先生一緒にサッカーしませんか?」と保育者と一緒に言いに来ました。
まるで告白のような感じで少し笑ってしまいましたが「いいね〜」というと「サッカーやろう」と周囲に声をかけだしました。
「僕もやりたい私もやりたい」と人数が集まりだし、新ひまわり組の男子3人女子3人でベランダに行きました。
ベランダに出ると、サッカー場を整理していきます。
ブルーシートの上の汚れを取り、周りの重しや掃除道具を端っこにしまったら大きなブルーシートを四角に小さく畳みます。
この作業を子供達が全て行います。
「ブルーシートたたんで」
「そこ持って」
「踏まないで」
「ふんじゃダメだって」
「そこ持たない」
「〇〇ちゃんたちが持って、そしてそこに折り曲げて」
どうしても畳む時にブルーシートが大きすぎて前に進もうとすると足で巻き込んでしまうのです。
どうしようもありません。
しかし、リーダー格の子供は発破をかけて「踏まないで」と言います。
言うだけです。
本人は畳みません。
そして、そのリーダー格の子供の指示に皆文句一つ言わずに一生懸命足をずらして踏まないように気をつけていました。
リーダー格の子供はそれだけ信頼されているのです。
指示ばかりしているのではなくしっかりとルールも守ります。他児が出来ない時は多少の手伝いもします。
その子の姿を見て、そして守る「見守る」姿からなる信頼なのかもしれないと感じました。
k★y
◆お互いの存在の大きさ。 (ひまわり)

ホールで過ごすようになってから、少しずつ続けてきた卒園式の練習。
今日はいよいよ本番と同じセレニティホールに行って練習を行いました。
ウキウキ気分でセレニティホールまで向かいましたが、一歩中に足を踏み入れると、保育者が声かけをしなくても「シーっ。」と子どもたち同士で静かにしようとする仕草を見せてくれました。
周りの雰囲気を感じとり、それに合わせた振る舞いが、少しずつできるようになってきているのだなと成長を感じました。
長い時間の練習でしたが、「楽しかった。」という感想を言ってくれた子が多かったのが印象的でした。どんなことでも楽しみを見出せる子どもたちの力は本当に素晴らしいです。
そして、「あそこの歌間違えちゃったから、次は頑張ろう。」と、自分の行動を振り返っている姿もありました。『僕たち、私たちの卒園式なんだ』ということも少しずつ自覚していっているようです。
心を一つに合わせて、卒園式に向けて練習するためには、一人ひとりの少しずつの我慢が必要です。
けれど、わかってはいても頭と心が必ずしも一致するとは限りません。
そんな時、子どもたち同士で声を掛けあったり、励ましあったりとお互いに支え合っている場面も見られます。
お互いの存在が、ほっと安心できる場所だったり、頑張ろうと力をもらえる場所だったりとかけがえのない存在になっているのを感じます。
子どもたちと過ごす中で、たくさんの気づきを頂く毎日です。
一緒に過ごせる日々が当たり前ではないこと、日々感謝していけるよう心に留めていきたいです。(I.E)


Posted in 園のこだわり