◆3月11日(金)の子どもたち
2016年03月11日 金曜日
◆ともだち (つぼみ)

寒い日が続きます。子どもたちはそんな中でも元気です。保育室に、ちょと手先を使う玩具を用意しました。廊下は、大好きなソフトマットとボール。好きなように遊べるように、設定してみました。
保育室の玩具を見つけた子供たちは、さっそくやってきました。椅子に座って遊び始めた子供たち。数が限られているので順番になりました。席が埋まっているとわかると、ほかの場所を探しに行く姿やそばで待ってる姿がみられ大きな成長を感じました。とってもやってみたくて、いまかいまと順番を待っていた☆ちゃん。ついに自分の順番がやってきてにこにこの☆ちゃんです。
席に座ると、”さあやるぞ”とばかりに腕まくりをしました。☆ちゃんの気合の入れ方がかわいすぎてついつい笑みが出てしまいました。
廊下では、ボール遊びが盛り上がっていました。ボールを手で投げて、追いかけていく姿や足でキックしようとする姿がありました。そんな中で、◇君は、図書コーナーと柱の隙間が気になります。スポッと体が収まり安心するのでしょうか。なんだかちょっとわかる気がします。
そこにいることは分かっていたのですが、「◇くんどこだ~」とわざと言いながら探してみると♡ちゃんも参加しに来てくれました。一緒に、くぼみを探してみたり・・楽しんでくれます。そんな姿を、そっと覗いてみたりする◇君。ちらっと目が合うと、さっさ・・と隠れたりします。そのうちに、♡ちゃんが◇君の姿を見つけました。「わあ」「わははは~」とかわいい笑い声、。ちゃんとかくれんぼが成立しているんだなと驚きました。
みんなの中に、自分以外の誰かの存在が一緒に過ごしてきた友達も仲間入りし始めました。楽しみながら、少しずつ広げていきたいと思っています。U・A

◆くつろいでます。 (きく/ふじ)
お部屋にもお友達にもだんだん慣れてきたと感じる瞬間があります。
お片付けをする時、どこに片付けるかがわかっています。
ソファーには、思わず寝転がってしまいます。
入園したころには考えられないような姿です。
安心して過ごせている事を嬉しく思います。
慣れてきたのはブーティーを履くこともです。
2足持っている子が足元のおしゃれを始めました。
左右色違いで履いているのです。
面白いことを考えました。
トイレに行く時は脱ぐ。終わったら履く。
その流れもスムーズになりました。
途中で脱いでもちゃんと自分のロッカーにしまいにいきます。
その辺に脱ぎっぱなしにはしていません。
朝履かなかったけど、寒くなってきたからやっぱり履こうかな・・と途中でロッカーから出してくることもあります。
いろんなことに慣れてきました。
今日は3・11です。
その話を朝の集まりの時にしました。
まだみんなは生まれていなかったんだけど・・・
子どもたちは真剣に聞いて、一生懸命想像していました。
海の水がざぶーんざぶーんときて、大切な物がなくなってしまった話しには、深刻な表情をしていました。
避難訓練はとてもとても立派でした。
大切な頭をちゃんと守ってねと被せた防災頭巾は、避難を解除しますと放送が聞こえるまで、誰も脱ぐことはありませんでした。
くつろぎながらゆったり遊んでいても、きちっとスイッチを切り替えて避難訓練に臨めたことは、本当に立派でした。
移行期間2週目が終わります。
日々きく組さんになっていく姿に喜びを感じます。(N・S)


◆たのしいね (たんぽぽ/ふじ)

朝から雨が降っていましたが、子どもたちは「今日は雨ふってるねー」「傘さしてきたの」「自転車に乗ってきたの」とあった時に登園の様子を嬉しそうに教えてくれました。
雨が引き続き降っていたので今日はお部屋と廊下で過ごすことになり、朝の集まりの時には今日はどんな日かと言うのを話すといつも以上に真剣な表情で話しを聞いてくれて、これは大切な話なんだというのが分かったようでした。
廊下には巧技台、はしごを出して遊びました。巧技台はお手の物の子ども達。順番に後ろに並んで「次は〇ちゃん」とお友だち同士で話をする子もいたり、後ろの子がやろうとすると「まっててね」と教えてあげたりすることができていました。
はしごは最初は渡り方が分からずまたいで歩いていましたが、保育士が見本を見せると「△ちゃんもやるー」と言って上手に手や足を交互に前に出して渡ることができました。前のお友だちが前に進まないと少し待ってあげたり、「進んでくださーい」と優しく声をかけてあげていてまた一つ成長を感じました。
お部屋では粘土に夢中になる子が多く、特に□くんは「粘土やるー」と言って毎日やるほどです。手先が器用になり、丸めたり、のばしたり、小さくちぎってつけたりして粘土を楽しめるようになってきました。自分の作りたかったものができると「せんせー、おいもだよ」と教えてくれたりもしました。
粘土を使った後は手が汚れているので手を洗いますが少しづつ習慣になってきていて、「手、洗うー」と言って自分から流し台にいって手を洗う姿も見られるようになってきました。
また一つずつできることが増えてきた子どもたち。子どもたちの「出来た」「楽しい」を大切にしていきながら子どもたちを見守っていきたいと思いました。
(K.H)


◆「だんすするー」 (うみ/きく・たんぽぽ)

今日はあいにくの雨、みんなは外に出れずに残念そうかなと思っていたのですが、何して遊ぼうか探索中。
保育者がダンス好きのみんなに聞こえるようにさりげなく音楽をかけると・・・
どこからともなく集まってきて、水道の前に集合したので何しているのかのぞいて見ると、鏡に映った自分を見ながらダンスを踊っていました。
いつだったか、うみグループさんに遊びに行ったときに幼児さんが水道の鏡で自分の姿を見てダンスの振りを確認している姿を見たことがあったので、その光景を覚えていて真似していたのだなと気づきました。
その光景に引き付けられるようにたくさんのお友達が集まり鏡の前は大混雑。
女の子たちは鏡に映る自分を見てダンスする姿は真剣そのもの、一方の男の子たちは音楽に合わせてくるくる回ったり転がったりととても対照的。
男の子・女の子と別れて遊ぶ姿が見られるようになってきているのも一つの成長なのかなと感じ微笑ましい時間でした。
ダンスが終わると「ぶらんこしたいー」「ぬりえしたいー」「ねんどしたいー」と自分で遊びたい遊びを選んで遊んでいる姿にうみグループさんではどんなおもちゃがあって、どんな遊びが出来るか、どんな遊びをしたいか選択し、お兄さんお姉さんの中に混ざって一緒に遊ぶ中で、遊びのルールやお約束を覚えいき、たくさんの世界が広がっていって欲しいなと、子どもたちの姿をみて改めて感じました。(n.y)


◆3月11日。 (にじ/きく・たんぽぽ)

今日は3月11日。朝の会で地震の紙芝居を読んだ後、5年前に大きな地震があったことをお話をしました。5年前はまだまだみんなはお母さんのお腹にいたとき。「大きい地震がきて家も壊れて、たくさんの子どもたちが死んじゃった日・・・」子どもたちは静かにずっと保育士の話を聞いていました。その後、訓練があって幼児組の防災頭巾を初めて被る子どもたち。2歳で使っていた物とは違い、少し大きくてかぶり方も難しかったようです。
今週は雨が続いて気温が上がったり下がったりでなんだか寒かったり、暑かったり。今日は室内で過ごしました。おままごとコーナーで遊ぶ〇くんと△くんと☆くん。テーブルに座りながら話している3人。キッチンでお兄さんが料理を作っていて、その様子を見て楽しそうに話していました。「なにたべますか?」とお兄さんに聞かれてメニューを指して「これ」とやり取り。
このあと、机にたくさんのお料理が並べられ・・・真ん中に沢山のおかずが入ったものが置かれてそれをみんなで分け合っている姿がすごく印象的でした。「いっぱい?ちょっと?」と、なんだかこんな声も・・・。お家の中で楽しそうに食べている3人でした。
神経衰弱を楽しむ☆ちゃんともも組の◇くん。いつの間にかお名前を呼び合っているのには驚きました。お兄さんに「次は☆ちゃんだよ」と言われて呼ばれるたびになんだか照れ笑い。微笑ましかったです。日に日に、幼児さんと関わって遊ぶ姿がよく見られます。とても自然で、これからこのクラスで幼児さんとどんな関わりが見られるか楽しみです。
(Y.E)

◆大事なこと。 (そら/きく・たんぽぽ)

早いもので新しい生活も二週目も終わりそうです。子どもたちもだいぶ生活に慣れてきたようで、いい意味でも悪い意味でも「慣れ」が少しずつ見えるようになってきました。
緊張感があって座っていた朝の集まりも、ちらほら座らずに歩き回る姿も。今日は朝の集まりの時に、「今日は何の日?」という話をしていました。5年前に震災のあった日。たくさんの人が亡くなった日。地震や火事が起きた時はどうすればいい?という少し真剣に、そしてとても大事な話をしていました。震災の時にはまだ生まれていなかった子どもたちには知るはずもなく、少し難しい話でもありますがこの話をきちんと聞いてほしくて、落ち着かずにいた子に少し厳しく声をかけてしまいました。
注意をするとわんわん涙を流して泣く姿に、一瞬かける言葉が分からなくなり私も泣きたくなりました。わかってほしいけれど、わからないこともある。子どもたちは子どもたちなりに一生懸命。そんな姿を見てぎゅっと抱きしめて話をしました。そして、大事なお話をしているときは聞いてほしいことを伝えました。必死に涙をこらえながら私の話にうなずく姿に、この2週間新しい環境で子どもたちなりに本当に一生懸命お兄さん・お姉さんになろうとしていたんだなぁと改めて実感し、もっともっと気持ちを受け止めてたくさんできるようになったことを褒めていきたいと感じました。
朝の会が終わった後はお部屋で遊びました。保育士が、カプラを積んでお城を作っていると子どもたちは興味津々で見ていました。そんな様子を見て、積み方を知った〇くんはカプラをせっせと積んでタワーを作り始めました。気づくと〇くんと同じくらいの背丈まで高くなり、ちょっと倒れそうになると身震いしながら慎重に重ねていました。やったーと喜んでいたらがしゃーんと崩れてしまい目がうるうる。ものすごく落ち込んだ顔をしていた〇くんに、あきらめてしまうかなぁ?と思いつつももう一度一緒にやってみようと誘うと、再び作り始めました。日に日に遊びのレベルが進化して、集中力も変わってきたことも感じます。
遊んでいる途中に、地震の避難訓練もありました。新しいお部屋での避難訓練、今までなかった上履きをとっさに履くのに苦労し急いで手に持って机の下に隠れました。広い部屋でも保育士を求めてすぐに集まれるようになったのは、日々の積み重ねであると感じました。3月11日という日を迎えるたびに、頂いている命を実感して今ある環境に感謝の気持ちが生まれます。
(K*S)


◆「これ楽しい」 (うみグループ)

今日は3月11日、東日本大震災が起きて5年が経ちました。
と朝の集まりでお話しをしました。
地震が起きて津波が起きて、悲しいことがあった日ということを伝えました。
子どもたちは「怖いね」「かわいそう」と考えました。
集まりを終えると、元気よくお返事をして遊びます。
ぬり絵、絵の具と絵を描くことも楽しみました。
またカプラの街づくりにも展開がありました。
保育園がおやすみの時にスキーに行ったことや、公園に行って遊んだことなどを話していたゆり組の子たち。
楽しいよね、と会話に加わると「スキー場や公園もカプラで作ろうか」となりました。
しかし、カプラでの表現も難しいと考えていると、以前色のついた袋で衣装を作ったり年長組の子たちでユニフォームを作っていたことを思い出し、「カプラではなくてビニールで作ろう」と話しがまとまりました。
早速、調達して取り掛かります。
「スキー場にはリフトもあるよ」「あっこれにしよ」とヨーグルトの容器を選び、リフトにしました。
「何やってるのー?」ともも組の子たちも参加。
カプラで家を作る子、スキー場を作る子と決めました。
「スキー場にはレストランやホテルもあるよ」「カプラで作ろう」など子どもたち同士で話し合い取り掛かりました。
「リフトは動くように作ろう!」紐を使ってみようか、「いいね!」と引っ張ると動く仕組みも考えます。
スキー場が完成すると、リフトを動かし「これ楽しい」とみんなで動かしました。
「でもここよく倒れるね」「確かに」と改善策を考えようとなりました。
一つのことをみんなでやると自然と笑顔になりますね。
また次回の発展が楽しみです。
(A.Y)


◆人に喜んでもらうために (にじグループ)

今日は3月11日。
朝の集まりで今日は何の日か子どもたちに尋ねてみると、「じしんがあったひ」と答える子がいました。ママから聞いたと言っていました。
まだ生まれてなかった子もいたり、お腹の中にいたころの話。
「でも、わすれちゃいけないって、テレビでいってたよ」と言ってくれたのには、よく聞いているのだなと感心させられます。
紙芝居を通して、地震のときの大切な約束を確認していきました。
訓練もありました。
朝、約束を確認した子どもたちは、放送が流れると遊んでいることを辞め、保育士の声を聴いて集まりました。
命に係わる、本当に大切な訓練だということを確認し、「おかしも」の約束、保育士の話をしっかり聞くこと、名前を呼ばれたときはしっかり返事をする・・・等、緊張感が持てるよう関わっていきました。
当たり前が当たり前でないことを、改めて感じます。
お部屋では、昨日の続きでお家作りをしていました。
本当に自分たちが入れる大きなお家を作りたいとの子どもたちの声から、大きな段ボールを使って、まずは絵具で壁面を塗っているところです。大きな段ボールを塗っていくことは、とても楽しいようで、洋服を汚しながらも(お洗濯が大変で申し訳ありません)、夢中になって塗っていました。
他には、今週作っている「のりのりずし」のお寿司屋さんは、今日は「たまごやまぐろがたべたい」というお友達からのリクエストに応えて、まだ作っていないお寿司作りに挑戦していました。
絵本コーナーにあった食べ物の本にいろいろなお寿司が載っていたのを見て、想像を膨らましていました。
材料を取りに行くと、「これはごはんにつかえるね」「いくらはなにでつくろうかな…」と考えながらも、「これがいいいね」と思ったものが見つかり、お部屋に帰ってきて早速作り始めました。
保育士も一緒に作っていきましたが、とても本物そっくりの、おいしそうなお寿司ができあがりました。
いくらに、まぐろに、たまご、しゃこ・・・等、それを見た子どもたちも集まってきて、作っていきました。
どんどん作る楽しさが高まっていき、またでき上がったものを見せた友達や保育士にとても感心して褒められるので、喜びが倍増です。そんな気持ちで作っていると、本当においしそうな、気持ちのこもったお寿司ができ上がるのです。
お寿司を食べに来るときには、目には見えない、たくさん詰まったあたたかい気持ちも感じ取ってもらえるのではないかと感じます。
人のためを思って喜びの心が湧き、そんな心で取り組むことは大切だなと感じさせられました。
子どもたちから、学ばせていただきます。
送り迎えの際に、ぜひお部屋の中を覗いてみてください。
(H.K)


◆たいせつなこと (そらグループ)

今日は東日本大震災が起きて5年。そらグループの保育室にいる子どもたちは当時0歳児か、まだ生まれていなかったこともあり当然3月11日の出来事を知りません。
朝の集まりでどのように子どもたちに話したらいいか戸惑いながらも一つひとつ言葉を選びながら伝えてみました。
5年前、皆が今まで体験したものと比べ物にならない程の大きな地震が起きたこと。
大きな波にのみこまれて、逃げようとしても間に合わなかった人がいたこと。
家族や友だちなど大切な人が亡くなってしまったこと…。
話し終えるとなぜか子どもたちから拍手がおこりました。体験したことがなくてもなにか心に届くことがあったのかなと思います。
これから、私たちが住んでいる場所で地震や火災が起きた時にどうしたらいいか話し合ってみました。自分の身を守ることの大切さ、日ごろの避難訓練を真剣に取り組むなど今できることを大事にしていくことを再確認することができる時間でした。
時が経つとだんだんと記憶が薄れていってしまいますが、今あるいのちを大切に子どもたちと過ごしていきたいと思います。(K.Y)

◆心の変化 (ひまわり組)

卒園式までのカウントダウン。
子どもたちと一緒に、卒園式までの日数と、小学校に入学するまでの日数を数えました。
ホールでの生活にも慣れてきて、遊びのルールや他のクラスへ行くときの約束もしっかり守り、「今日はどこに行こうかな」「今日は〇〇しよ」とお友達と考えながら楽しむ姿が見られます。一日の終わりには「なんか、今日早かったな」「あっという間に帰りの時間か」という声が聞こえてくるとうれしくなります。
そんな毎日を過ごしていくなかで、特別だったホールも日常になり、卒園するという実感が薄れてきて、このまま来年度も一緒に過ごしていくような気がしてしまいます。
カウントダウンをすると、「え、もうこれだけしか来ないの?」「まだまだだと思ってた」と子どもたちからの声も聞こえてきます。
卒園式の練習を楽しむ子もいれば、疲れてしまう子もいますが、あと少しだと知ると「疲れた」と言っていた〇くんが「じゃあ、練習しなくちゃ」と一生懸命な姿がありました。
毎日の練習の中で日々子ども達の心にも変化があり、一人ひとりの心が一つになっていく姿を今後も一緒に見守っていきたいと思います。(B・K)

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