◆3月5日(土)の子どもたち
2016年03月05日 土曜日

4月からの保育室で過ごすようになって一週間。土曜日の今日は、ふじ3組で過ごしています。つぼみの子供たちにとってはお馴染みの場所となり、ふじぐみの子供たちにとっては久しぶりとなりました。普段、今のつぼみ組の子供たちが過ごしているので、ふじぐみが過ごしていた時より玩具が少し変更してありました。それに気がついた◯ちゃん。
「せんせ~ブロックないんだよ~」と報告してくれました。ちゃんと、おぼえています。お着替えや、片付けの時はついついもとの自分の場所にしまいそうに・・・とかわいい姿も見つけました。
園庭でも過ごしてきました。つぼみぐみの☆君とふじぐみの◇くん。◇君がゆりかごスイングに」乗って楽しんでいました。それを見て、☆君がそばに「やってきました。◇君は、そばに来るととられるかと思ったのか手を前に伸ばし「こないでね」のポーズ。「一緒に乗りたいのかな・・」と声をかけると首を振って「今はだめだよ」のアピールをしてくれました。「あとでなんだって」と☆君に伝えると「・・・」きょとんとしています。とってもやりたそうに感じたので、スイングを一緒に押してみました。
初めはスイングに乗っていた◇君は楽しそうな表情ではなかったのですが、だんだんと押すことが楽しくなってきた☆君。☆君の楽しそうな笑い声が響きます。すると、それが楽しい気持ちを呼んでくれたようです。◇君も楽しくなってきて、二人の楽しそうな声が聞こえてきました。そのうちに、ゆりかごを譲りたくなかった◇くんは、ヨイショっとゆりかごから降りて、☆君の肩をポンポンと叩いてゆりかごをゆびさして「どうぞ」といって譲ってくれました。ちゃんと、貸してと言われていたこと覚えていたんですね。感動しました。今度は、◇君が押してくれました。
☆君もとても楽しそう。ひとしきり楽しむと、☆君もゆりかごを降りてきました。そんな☆君の姿を見て、◇君は「おいで~」と手招き。☆君もうれしそうにかけてきました。二人は手をつないでトランポリンに向かっていきました。
普段、生活はともにしていない二人ですが一緒に笑ったり楽しいを体験すると、こんなに身近に感じるようになるんだなと二人を見ていて感じました。子供の素直な心にいつも感動します。 U・A


◆一緒に楽しむ(2歳・幼児)

朝保育が終わり、2階へ上がると「ブランコやってもいい?」「ブロックで〇〇つくろう」とお友達とすぐに遊びだしたり、自分の好きな遊びを見つけて遊びだします。
平日での遊びと土曜日の遊びの切り替えや、保育士や友達の違いにもすぐに切り替えができる子ども達はうみグループでの遊びやホールでのコンビカーも定番になっています。
ゆったりとした時間が流れる中で、始めブロックでマンションを作り始めた〇くんに「ホーンテットマンションみたいだね」と言うと、知っている子も多く、話が盛り上がっていき、保育士が土台を作り、その上に子ども達が作ったものを合体させて作っていきました。
「ホーンテットマンションてどんな話だったっけ?」と聞きながら作り上げていったのが、作っていくうちに自分達で物語を考えながら、宝物を隠す場所や怖い人形や自分の人形も作りました。
保育士が少しでも目を離したり、他の子と話していると「先生つくろうよ」「次どうしよっか」と一緒に作り上げていくことに期待を持って取り組んでいく姿がありました。
子どもの想像力の豊かさや表現のすばらしさと、大人の知識や経験を生かして取り組むことで遊びが充実していくことを感じました。(B・K)

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