◆3月1日(火)の子どもたち
2016年03月01日 火曜日
◆お気に入りの (つぼみ)

新生活も2日目。子どもたちの新しい生活の期待と興奮冷めやらぬ今日一日。昨日一日の中で好きな遊びも見つけ、登園するとその遊びにまっしぐらの子どもたち。◯くんはおままごとの野菜が気に入り、おやつの時間になっても離れようとしなかったり、朝の集まりになってもしっかり持っていました。〇くんは、お気に入りなもので、誰にも取られたくない一心できっと、ずっと持っていたんでしょうね。
「好き嫌い」「いいなあ~ほしいなあ~」という気持ちが、子どもたち同士の取り合いにつながり、「また取り合いしてるよ」と思いがち。ですが、子どもたちも毎回毎回ただ取り合いをしているわけでもなく、「まっててね」が言えるようになったり、「いやだ」と言葉に出せるようになったり、貸してといったのに貸してくれなかったなどの経験をし回数を重ねるごとに学んでいるようです。
そうやっていろんなことができるようになっています。
(K.E)


◆上々のスタート (きく / ふじ)

「きく組さーん」・・・・「はーい」
「きく組さーーん」・・「はーーい」
「きく組さーーーーん」「はーーーーーーい」
そうだ。きく組になるんだ。
気持ちを整えて、スイッチが入りました。
今までは一緒に遊ぶ機会がなかったお友だち同士が、自然な感じで交わり玩具を共有しています。
名前はまだ覚えるのに時間がかかると思いますが、同じきく組ということはすぐに覚えそうです。
お部屋で互いに交流する時間を過ごしてから園庭に出ました。
お部屋では、だんぜんおままごとが人気です。
ロウソクが磁石になっていて、いちごケーキの上に立てることができます。
昨日に引き続き、目がキラキラしてしまいます。
食材は、今までのような包丁でチョキンと切るような物ではありません。
冷蔵庫に入っているのですからリアル感があって盛り上がります。
絵本も今までのよりストーリーがあって、お話しも長いので読み応えがあります。
トイレは2段階段を上がるところがちょっとしたステージが高くなった感じがします。
それに、椅子はひじ掛けがついていないお兄さんお姉さん使用です。
机の高さもちょっぴり高くなりました。
どこもかしこも気持ちが高まる物ばかりです。
大きくなった。お兄さんになった。お姉さんになった。
やったー!そんな表情を感じます。
そしてブーティーがその勢いを更に後押ししているようです。
これを履いたら大きくなる。そんな思いを膨らませていたのではないかしら・・・
それは園庭に出てからの活動で感じました。
いつになく跳ぶ、走る、よじ登る。
そうです。身軽なのです。
自信にみなぎっているのです。
えっ?と思うようなところからジャンプして降りてきてびっくりです。
いつにないスピードで駆けてくるのでびっくりです。
いつの間にかできるようになっていてビックリです。
たった1日、2日のことで、こんなに目に見えた成長を感じます。
お部屋の雰囲気も、ワサワサした感じはなく、落ち着いています。
給食も自分のペースで程よく食べています。
お昼寝も、不安がる子もなくできています。
沢山遊んで、沢山食べて、気持ち良く休息がとれているといった様子です。
上々のスタートです。
今後の活躍が楽しみです。(N・S)


◆大丈夫?&お友達 (たんぽぽ / ふじ)

昨日から新しいお部屋で過ごすことになったふじ組の子ども達。
今日も元気いっぱいにお部屋にあるものでいきいきと遊び出していました。
自分のロッカーの位置も少しずつ分かるようになり、昨日はお部屋の中をウロウロとしている姿が目立ちましたが、おやつや給食の後の片付けの時にも自分で片付けに行こうとする姿も見られるようになってきました。
そして、今日もゆっくりとお部屋で過ごしてから園庭に出るとすぐに泣き声が聞こえてきて〇ちゃんが「泣いてるね」と心配そうに保育士に言いに来てくれました。すると転んで地面に倒れて泣いているつぼみ組の△くんがいました。保育士が「起きられる?」と声をかけますが自分で起きようとせず手を差し伸べられるのを待っているようでした。
〇ちゃんに「手を持ってよいしょってしてあげたら?」と声を掛けると「だいじょうぶ?」といいながらすぐさま手を差し伸べて起き上がらせてあげると△くんが嬉しそうに笑いまた遊びへと向かう姿が見られました。〇ちゃんに「〇ちゃんがよいしょってしてあげたから嬉しそうに笑ってたね」と話すと〇ちゃんも「うん」と言って少し照れているようでした。
そんな〇ちゃんと△くんとのやり取りを見て心が暖かくなりました。
しばらくするときく組も降りてきて、クラスの子を見つけると嬉しそうに「★ちゃんいたよー」と保育士に話に行ったり、もちろん隣のクラスにいる担任の姿を見つけると「◇せんせー」と言って抱きつきに行ったりとクラスの絆は深かったんだなと感じる瞬間でした。
これからも友達との関わりを大切にしていきながら子ども達を見守っていきたいと思いました。
(k.h)


◆やっていみたいな~ (うみ / きく・たんぽぽ)

今日は昨日より慣れたようで自分から遊びを選んでお兄さんたちの中に積極的に遊びに入っていました。
うみグループにはブランコがあります。きくたんぽぽさんにはとても魅力的で順番待ちの列ができています。10数えたらおまけの汽車ぽーぽーを歌い交代するというお約束です。子供たちだけで数を数え上手に交代する姿に成長を感じました。
お兄さんの遊びをしっかり見ていた〇君。線路のつなげ方やブロックを取り入れた遊びも教えてもらっていました。絵具を段ボールにぬって遊んでいるお兄さんを見て興味深々の◇君。「なにつくってるの?」「どうやるの?」とお兄さんを質問攻めにしていました。「僕もやる~」と筆を持ち一緒の空間で絵具塗を経験することができました。その様子が気になるようで△君も近くでみていまいた。やってみる?と声掛けしましたが、「いいや~」と様子を見学。まだ勇気が出なかったのでしょうか?それぞれいろいろな反応を見せてくれています。
園庭から帰ってくると着替えをします。◎君がロッカーの前で着替えずぼーっとしているのをみつけたもも組のお兄さんが「手伝ってあげるよ~」と声をかけてくれ、服を脱がせてくれました。◎君も保育士が手伝うよりお兄さんに手伝ってもらいとても嬉しそうにしていました。相手のことを思いやる素敵な姿でした。
(K☆H)


◆「ももぐみさんなんだー」 (にじ / きく・たんぽぽ)

日差しは暖かですが、風が強く肌寒く感じますが子どもたちは元気いっぱい。
にじグループさんでの生活二日目少しずつ部屋にも雰囲気にも慣れ、お兄さんお姉さんになった事の喜びを強く感じているようでした。
今日は朝の会でみんなの前に立ち「お名前を教えてください」と保育者に尋ねられ、苗字と名前を答える子もいれば、名前だけ答える子もいました。
早く自分の番が来ないかなとドキドキ・ワクワク、たくさんのお友達の前に立ってお話しすることを楽しんでいるようでした。
インタビューの順番を待っていた〇くんと△くん二人の様子を見ていると、互いにしっかり手をつないで互いに支えあっているように見えとても微笑ましい光景でした。
昨日からねんどをしたくて待っていた◆くん
新しく用意されたねんどを見つけてうれしそうに「せんせいみてみてー」と作ったものを見せてくれました。
その様子を見ていた●ちゃんと▲ちゃんも「ねんどするー」と◆くんが楽しむ様子に引き寄せられて、自然と集まり粘土遊びを楽しんでいました。
幼児組になり色んなことが選択制になり、戸惑ってる様子もありましたが二日目にして選択制の雰囲気にも慣れて、お外で遊ぶかお部屋で遊ぶか、何をして遊ぶかお部屋に帰るタイミングなど、保育者が誘い掛けますが決めるのは本人といった雰囲気を楽しんでいるように感じました。
日に日に成長していく子どもたち、好奇心を大切にし、幼児組での新しい生活をより楽しいものになってくれたらいいなと改めて感じました。
(M・Y)


◆一緒に食べたい! (そらグループ / きく・たんぽぽ)

今日も子どもたちは不安を感じさせないくらい朝から遊びこんでいます。まだトイレの場所や自分のロッカーの場所がわからなかったり、遊びには慣れてきたのですが鼻水が出たらティッシュがどこにあるとか物の場所も確認していきながら伝えていきたいと思います。風邪が流行っているので鼻水が止まらない子が多くティッシュを探す子どもたち。広い部屋なので定着するのはもう少し時間がかかるかもしれません。
今日は部屋で遊ぶ子と外で遊ぶ子が半々くらいました。「お外行こうよ」と声を掛けても「お部屋であそびたいの」「おままごとであそびたいの」と何をして遊びたいのか目的がはっきりしていて子どもたちの目線も好きな遊びに夢中です。今日はロフトの上で遊んでいる子に片付け方を教えてくれたもも組の◎ちゃん。おままごとは、食べ物が沢山あってどこに何をしまうかがまだわからない子に冷蔵庫にしまうものと棚にしまうものを分別して教えてくれました。
保育士も声を掛けながら一緒にやってはいますが、◎ちゃんが直接関わりながら教えてくれたので△ちゃん「おねえさんありがと」と優しく丁寧に教えてもらえたのが嬉しかったようです。まだまだきく・たんぽぽ組で遊ぶ姿が多いですが少しずつ大人が介入しながら幼児さんと関わって遊んでいる姿もあります。保育士の働きかけで子ども達が自然と関わりが持てるように私たちも意識しながら関わっていきたいと感じました。
ご飯の時に「お兄さんと一緒に食べたい」という△くん。きく・たんぽぽでまとまっていたほうがなんだかいただきますしやすいのかなと思ったのですが、子どもたちはもうお兄さんお姉さんと一緒に食べたいんですね。食べながらお兄さんが箸を使っているのをみて反応したり、お兄さんお姉さんの会話を聞いていたり・・・なんだか言葉はないのですが同じ空間にいることであこがれがいっぱい生まれているそんな気がします。
今日はどんな一日だったか子どもたちにぜひ聴いてみてください。
(Y.E)


◆新しい環境の中で (うみグループ)

うみグループの中では工作が大好きで、ウルトラマンのお面を作るほど上手です。
今は新聞紙で作る恐竜やドンボール制のサンダーバードを作っている子がいます。
工作の本を見ながら、◇くん「こうかな?ここはどうなっているの?」と、とても夢中です。
サンダーバード2号を作るもも組〇くんはダンボールに緑の絵具を塗っていきます。
その楽しそうな様子を見ているきく、たんぽぽの☆くんが「僕も塗ってみたい」と参加してくれました。うみグループで初めて絵具遊びをしてくれた、☆くんは筆で塗ることが気に入ったのか、飲料水のダンボール箱の1面を塗ってくれました。
絵具コーナーの中でもも組〇くんと☆くんはおしゃべりしながら、一つの物を一緒に作る楽しい時間を共有できたようです。電車遊びやおままごとなど、それぞれ遊びを通して新しい環境の中でどんどん子どもたちが仲良くなり、新しいうみグループがみんなにとって心地よいものになっていくんだなと思いました。
K.S


◆分別 (にじグループ)

今日は朝の集まりで新もも組の子供達の自己紹介タイムを設けました。
他にも、朝の挨拶(礼、お題目など)の方法や、新ゆり、新ひまわりの「TOMORROW」を聞いてもらったり・・・。
新もも組の子供達の話を聞く(集中)時間と、新ゆり組・新ひまわり組の話を聞く(集中)時間は全く異なる事に改めて新ゆり組・新ひまわり組の成長を感じます。新もも組の子供達が前に立つとぐにゃぐにゃの一列になりました。
それを見て新ひまわり組の子供が「すごい並び方・・・。ぐちゃぐちゃ・・・だよ?」と笑いながら一言。
しかし、自分たちも最初はこんな風だったという事を思い返すと、日々の積み重ねの大切さと必ず成長しているという実感を忘れない事を大事にしたいと感じます。
新ゆり組・新ひまわり組の子供達だけでも集まり共有の時間を設けました。
テーマは「小さい(今回は新もも組の)お友達への接しかた」。
小さいお友達はルールや順番が守れなかったりもしちゃうんだけど・・・そんな時どうする?
「優しくする」
「叩かない」
「おこならない」
「教えてあげる」
「譲る」
「話し合う」
「先生に言う」
保育者に言うという事は、どの場面でも使えますが幼児クラスで過ごしていくにつれて保育者に助けてもらわなくても大丈夫、保育者に助けてもらわないと大丈夫ではないと分別をつける必要もあります。
少しでも自分で出来る事が増えるように大人の関わりが大切であると感じます。
園庭から帰る際に、新もも組の子どもを三階の部屋に連れて行ってくれる姿が見られました。
お着替えも手伝っていたり、遊びを教えてあげたあり・・・。
すでにお世話の連鎖が始まっています。
k★y
◆優しさ (そらグループ)

昨日から、新たな環境での生活が始まりましたが今日も子どもたちの主体的に遊びを行う姿、心温まる姿がたくさん見られました。
「チリチリチリーン」
給食の配膳を知らせる鐘がなりました。子どもたちは、自分のペースで遊びを区切り給食をもらいに行きます。
「給食だー!」
嬉しそうに片付けを始める、ゆりぐみの〇〇くん。
手を洗い向かった先は、配膳台ではなく片付けを行っている、きく・たんぽぽぐみの子どもたちのもとでした。
「もう給食もらいにいけるからね」
〇〇くんは、こう優しく声をかけると配膳台に向かいました。
何気ない〇〇くんの一言。とても心温まる瞬間でした。
今まで、お兄さんお姉さんからたくさんの優しさをもらいました。今度は自分たちが…。
遊びもそうですが、こういった優しさ思いやりもつながっていくんだと改めて感じさせられました。
T.N
◆みほとけ様に見守られながら・・・ (ひまわり)

ひまわりぐみでの生活、2日目。そして、いよいよ3月に入りました。
昨日は、少し緊張していた子も今日は昨日より笑顔が増えたり、自分のやりたいことを見つけて、積極的に取り組む姿が見られます。
朝の集まりで、なんでひまわりさん、ホールになったと思う?と聞くと、「卒園前にみんなで一緒に過ごして、たくさん思い出を作るため。」との答え。「そうだよね。あと、もうひとつ、先生思ったことがあるの。ホールって育子園の御仏様に一番近いでしょ。最後の育子園を楽しめるように、一番近くで見守ってくれてるんじゃないかな。」と話すと、「え~。」とか「うんうん」とうなづいたりしながら、聞いています。残り1か月、御仏様に見守られながら、楽しく、怪我のないように、過ごせたらと思います。
日中は、おひな様製作や、4日のキッザニアに向けて自分でやりたいものを考えたりしました。そのほかに今日遊びたいことはありますか?と聞くと、「○くんたちと、葉っぱと木しか踏んじゃいけないゲームをしたいです。」「お相撲したいです。」と昨日グループを超えて、盛り上がった遊びを今日もやりたいという子が多くいました。今日も楽しくなりそうな予感です。
おひな様作りでは、今日は折り紙を使って作ります。出来上がったおひな様を見ると、お内裏さまの持つ〝しゃく〝を片手に持たせている子が数人。両手で真ん中に持つイメージだったので、「あれ?こうやって持つんだっけ?」」と聞くと、「だって、あそこのおひなさま、こうやって持ってるよ。」とのこと。ロビーに飾ってあるおひなさまを見てみると、確かに右手に持っています。子どもは本当によく見ているなあと感心してしまいました。
キッザニアでできるお仕事の一覧を窓に貼り、やりたいものを書いておける用紙を用意しておくと、「あれをしようかな。」「これをしようかな。」」と考えています。意外なものを選ぶ姿もあり、4日が今から楽しみです。
(T.M)


Posted in 園のこだわり