大切なことを忘れずに
2016年02月04日 木曜日
昨年、ある方からとてもいい話を聞き、「ぜひ、私も実行しよう」と思った内容があります。しかし、忙しさにかまけてすっかり忘れていました。ところが、1月中旬、偶然に偶然が重なり、また、同じ方から全く同じ内容のものを聞かせていただく機会に出会いました。これは『大切なことを怠ってた事に気づき、気持ちを改めなさい』ということなのか・・・と思いました。
自宅でゆっくり湯船につかり、今の自分を反省してみました。
今まで、たくさんの方々にたくさんの知恵をいただき、『人として、真似をしていきたい』『自分の座右の銘にしたい』と感動することが数えきれないくらいありました。しかし、時間とともにその感動は薄れ、いつの間にか忘れ去っていきます。『からだにいい』と教えていただいたことも、長続きしません。反省点は、次々とあがり、少々落ち込むほど、自分の足りなさを自覚しました。(以前にも自分の物忘れについてのブログを書いたような気がします)
昔から、熱しやすく冷めやすい性格の私は、継続していくことが苦手でした。それは『いいと思われることは何でもやりたい』と、自分自身の容量を超えて抱えてしまうのも原因かもしれません。結局、中途半端です。大人になってもなかなか成長できていない自分にも反省です。
こんなブログを書いていた、数日後、職員全員の理念研修に向けて、育子園の保育コンサルタントをしていただいている会社の社長さんと、理念の勉強会をしました。もう一度、理念の基本に立ち返り、創設者の思いを学び直す機会になりました。その中で、『人は、時に流され、物事を忘れてしまうのは仕方がないが、思い出すことが大切 』というお話を聴かせていただきました。
見守る保育の職員の実践には、三省があり、毎日自分を振り返り反省しています。また、一円対話や理念研修など、自分を振り返る機会が沢山あります。そのことで理念を忘れずに、また、忘れそうになっても思い出せ、継続していけるのではないかと思いました。保育の事だけにとどまらず、いつも自分を振り返り、反省しながら、大切なことを忘れずにいられるよう自分を高めていきたいと思います。
保育主任
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