進級に向けて移行開始
2016年02月29日 月曜日
新年度まで、あと1か月になりました。今日から移行期間で、新年度の保育室での生活が始まります。なるべく子どもたちに環境の変化による不安を与えないよう、信頼関係が築かれている担当保育士と共にまずは、新しいお部屋、新しいお友達に慣れることを目的にしています。
子どもたちの発達は連続しており、年度が変わったからと言って、発達に急な変化があるわけではありませんが、子どもたちにとっては、ひとつ大きなクラスになるということは、不安にも増す大きな期待があり、心の成長があるようです。お兄さんお姉さんになる!と目を輝かせ喜ぶ姿は、大人のように、まだ見ぬ未来を心配したり、失敗を恐れ前へ進むことを躊躇することはなく、「今よりももっといいことがある」「もっといろいろなことができる」という夢と希望がたくさん詰まっているのかもしれません。
育子園では、2歳児はひとクラス18人で1月まで過ごしています。そして2月頃からは、2クラスが合体し、36人で過ごす時間が増えてきます。そして3月、異年齢40名での移行期間生活がスタートします。少人数での生活から、徐々に徐々に大人数の集団に入っていきます。それは、大人との関わりよりも子ども同士の協同的学びが大切になってくるからです。
異年齢の中に入ると、年少さんは体も小さく、大丈夫かと心配に思えますが、子供社会の中でたくましく適応し、後ろを振り向かず成長していく姿は、大人も見習うところのように感じます。
保育主任
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