◆2月23日(火)の子どもたち
2016年02月23日 火曜日
◆見て学んでやってみる (つぼみ)

保育士がロッククライミングを登ろうとしている周りには数人のつぼみぐみの子ども達の姿がありました。「プロのロッククライミングはね~」なんてプロの登り方を話していると、その話を聞いていた年長児二人が『こうやって登るの?』と保育士に確認しながら実際にやって見せてくれました。「そうそう!さすが年長さんだねー」と見上げて感心していると、下ではつぼみぐみの子ども達が年長児の姿に刺激され手でホールド(でっぱり部分の名称)を握り、片足上げてどうにかして登ろうと頑張っていました。
そんな中、誰よりも年長児の姿を真剣に見ていた〇くん。突然、体が地面から一段分浮いていました。「〇くんすごい!登れたね!お兄さんの登り方しっかり見ていたんだねー」と大騒ぎになり、その様子を見ていた先程の年長児が自分の登る姿を見ていてくれた嬉しさもあり『今まで出来なかったの?』と積極的に関わりに来てくれ、「そうだよ!お兄さんの事かっこいいって思ったのかもね」なんて話していると更に嬉しくなったようで〇くんに特別レッスンが始まりました。『ここ(ホールド)を両手で持つんだよ』等、教えてくれてそれを真剣に聞く〇くん。その後も何度も挑戦し、そしてまたお兄さん達の登り方を研究。登る事に夢中になっていた〇くんですが、お兄さん達の登るスタートの体勢(両手で一つのホールドを持ち、お尻は地面につける)にも目を付け、隣に座って自分も同じことをしているつもりになってみたり。視野も広がり興味関心も強まり、様々な人の存在を意識もしてたくさんの事に挑戦する気持ちが出てきている、そんな姿を目の当たりにしました。
室内ではソフトマットを片付けている保育士を見て『△ちゃん(自分の名前)もー!』と張り切る△ちゃん達。よいしょと掛け声を掛けながら自分達の体よりも大きく重いソフトマットを一生懸命に運びます。
学び方はいろいろありますが、今日は目でしっかり学んだつぼみぐみの子どもたちが印象的でした。
K・E


◆一緒に (ふじ1)

朝の集まりで大型絵本をみると、子供たちはなんだろう?と興味津々絵本に集まってきました。
今回は「おおきなかぶ」のお話です。子供たちも知っているお話で、表紙を見て「かぶだー」と言って分かった子もいました。
お話が進むにつれてどんどん前に身を乗り出して、ページがめくれないほどです。「うんとこしょ、どっこいしょ!」と一緒にかけ声をかけ、無事にかぶが抜けると、一緒になって喜んでいました。
大きな絵本の面白さを味わいました。
そのあとは園庭へ…。
太鼓橋にお兄さんたちが登って行くのを見ていた◯君。自分も登りたくなったようです。ロープにつかまり登ろうとするのですが、なかなか登れません。側にいた△君が「がんばれー」と応援してくれます。「うーん!」とがんばっていた◯君、ふと思いついたように△君に助けを求めました。△君もそれに応え、○君を担ぎ上げようとしますがちょっと難しいようでした。しばらく二人で頑張ったものの、健闘むなしく…。
二人で手を取り合い、次なる場へと向かっていきました。今度は上り棒です。これまた難しく、上り棒やそばにあるロープでなんとか登って行こうとチャレンジしていました。するとみんなが集まってきて、挑戦!というよりもロープを引っ張ったりぶら下がったりして「きゃっきゃ」と声を上げながら笑い合って遊びがはじまっていました。
お友達との関わり合いが増えてきたふじ1組。
一緒に遊ぶ面白さを毎日あじわっています。
そのあと一人でお水を飲んでいた□君。☆ちゃんがやってきて、お水を飲もうとしますがジャグが硬くてお水が入れられなくて困っていました。それに気づいた□君がそっとお水を汲んでくれる場面がありました。心和む一場面でした。そこにもいつのまにかみんな集まってきて、まるでティータイム。輪になってなんだか楽しそうでした。
残りわずかなふじ1組での日々。
楽しく過ごしていきたいと思います。
(I.Y)


◆スタンプ&アピール (ふじ2)
今日は園庭に出る前にお雛様製作をしました。
お雛様やお内裏様の着物の部分に指やスタンプを使って絵の具をつけました。絵の具を台紙につけるのも一箇所にずーっと押す子、台紙全体に押す子とそれぞれの個性が出ていました。
自分の納得できるものができると「せんせい、できたよ」と自分から保育士にいい、外に行く準備を始める子もいたり、納得の出来ない子は自分が納得できるまで真剣な眼差しで続けていました。
外に行く準備を終え、「さあ、園庭にいくぞ!」と気合を入れて園庭へ。
早速砂場に行き、砂場道具を使って型抜きやお料理を作り始め、ふじ2組に入って下さった看護生のお姉さんに私が作ったよ!と見せたいようでひとりが見せに行くと次々と「みてみてー」と見せに行っていました。
担任以外の先生がクラスに入るといつも以上に自分のやっている事をアピールしようと必死な子ども達。その後も、トランポリンのところに行くと「みててね」と言ってジャンプを披露したり、自分のいきたいところに行こうと手を引いて「こっち!」と誘ってみたりとお姉さん先生に夢中の子ども達でした。
今日も元気一杯に走りまわったり、ジャンプしたり、登ったり身体を動かしました。
また、午後も元気一杯で遊ぼう!
(K.H)


◆節分からひなまつりへ** (ふじ3)

今日はひなまつりの製作をしました。
節分の時はお絵描きだったので今回は絵の具を使っていきました。
ひなまつりの制作に節分が重なったのか、「おにさんくる?」と怖がる子も。
「鬼は来ないよ。今日はおひなさま作るんだよ」と見本を見せて作って行きました。
おひなさまとおだいりさまの着物を作っていきました。
たんぽを使いトントンと色をつけていきました。
「ゆびでもいい?」と〇ちゃん。フィンガーペインティングに広がって行きました。
指と両方選びトントン、ペインティングしていきました。
慎重にひとつずつ押す子、同じところに重ねていく子、いろんな押し方で楽しんでいました。
その後園庭へ行きました。
園庭に出ると砂場でお山作り。砂まみれになりながらいると砂の塊りを見て△ちゃんが「おだんごみたいだね。おだんご作る」と言ってコンビネーションの下のおだんごが作りやすい砂場に移動しておだんご作り開始です。
みんな集まってきて「おだんんごつくって」とおだんごやさんは大盛況!
△ちゃんは自分で作ったおだんごを〇くんに渡してあげていました。
「こうやって作るんだよ」と教えてあげていました。
◇ちゃんは大事にお皿に入れて、☆くんは両手に持っていました。
おだんご作りの少し前のこと。。。
太鼓橋からのぼろうとチャレンジしていた☆ちゃん。
それを見た◇くんと▽くんも太鼓橋に来ました。
昨日チャレンジしていた二人は苦戦している☆ちゃんを見て「まだ難しいよね」と◇くん。
▽くんも「おにいさんおねえさんになったらできるよ」と声をかけていました。
☆ちゃんも悔しながら二人の言葉に救われたようでひと通りがんばったら隣のトランポリンに遊びに行っていました。実際に経験した二人の言葉が☆ちゃんの心に届き『まだ難しい、お姉さんになったらできるかも』と思ったのだと☆ちゃんの表情を見て感じました。
お友だち同士でお兄さん、お姉さんへの憧れを深め合い次へのステップにしていることに感動しました。
t*s


◆絵の具遊び (きく)

今日はお部屋で久しぶりの絵の具遊びをしました。
夏振りに筆を持つ子どもたち。本当に楽しそうに模造紙に絵の具をペタペタしていました。〇君は他のお友達が絵の具をしている間自分の番が待てず、周りをうろうろ。「まだ?やりたいのに~」とやりたい気持ちが溢れていました。順番が回ってくると勢いよくグルグル筆を操り楽しんでいました。
絵の具と筆の感触が気持ち良かったようで△君は没頭し、洋服に絵の具がついてしまっていることにしばらく気付かなかった程でした。これで何ができるかな?お楽しみに。
シルエット画もしました。以前の◆ちゃんは、聞かれたことだけを淡々と答えていましたが今回は物語のように1つ1つの事が繋がりを持っているように話しをいてくれていました。人型と家のシルエットを指さし、「お母さんが、お家にいてお料理しているの。」とシルエットから発想された物語。子どもたちの想像力はとても面白いことばかりでいつまでも聞いていたいという気持ちになりました。これからもっといろいろな事を体験していき、世界が広がっていくともっと面白いお話しが出来てくるでしょう。
うみグループで音楽クラブをしていました。幼児組が音楽を楽しんでいる姿を興味津々で覗きこみリズム遊びの真似をしてお友達とタッチしてみたり、もうすぐ幼児組に仲間入りする子どもたち。音楽クラブを見られて楽しみがまた1つ増えたようでした。
(K☆H)


◆丸くなる。 (たんぽぽ)

今日はミッキー体操の時から「丸くなってみんなでやりたい」という子どもたち。椅子を丸くして朝の会をやっていたこともあるのか最近の子どもたちの中で「丸」がブームの様です。
体操が終わり、「椅子を丸くしてみよう」の保育者の声に、子どもたちは考えながら「もっとこうしたら?」など声をかけ合って丸くすることが出来ました。ほとんど保育者は手を出さなくても丸く並べることができたのには驚きです。
お気づきの方もいらしたかと思いますが●△■チームというのはうみにじそらグループということでした。子どもたちの様子を見ながら何度か替えてみたりもしましたが、そのたびに子どもたちも臨機応変に対応してくれ、その様子を見ながら相性やバランスなど、私たちもクラスを考えることができました。いよいよ昨日がクラス発表でしたので子どもたちにも「△チームさん前に出てください」と言って「★ちゃん※くん・・・たちは今度からにじグループさんになるんだよ」と伝えると「3階の?」「★ちゃんと一緒?」「レストランのところだね」と『楽しみ』という期待の表情がたくさん見られて私たちも安心でした。
今日は室内でのんびり過ごしました。遊びもどんどん発展し、長椅子をつなげて電車に見立てたり、病院ごっこでは人間だけでなくクマさんなど動物にも注射をしたり。どの場所でもケラケラ楽しそうな笑い声でした。
この部屋で過ごすのはあと3日。午後はきく組と合同にして懇談会で見て頂いたムービーを子どもたちと一緒に見たいと思っています。たくさんの思い出をつくって次に繋げていきたいと思います!(kh)


◆音楽クラブ (もも)

今日の音楽クラブはホールではなく、うみグループのお部屋で行いました。
「えぇうみグループでやるの!?」「すごーい楽しみ〜」
子どもたちは、いつもとは違う環境に戸惑うことなく期待、喜びに満ちあふれ参加しました。
今日は、ピアノの音に合わせボールをバウンドさせるリズム遊びを行いました。
始まる前に子どもたちと遊び方の共有を行います。ボールも人数分はありません…。
「ボールないから順番に使えばいいよ!」「次の人は並んでよう」「終わったら、ちゃんとお友だちに貸してあげる!」
こちらから伝えるのよりも早く、子どもたちからたくさんのアイディアが出てきました。
みんなが楽しむにはどうしたら良いか…。思いやりの気持ちを忘れず、遊びを主体的に展開させていく子どもたち。頼もしく成長を感じさせられる瞬間でした。
「みんなで」という子ども同士の関わり、思いやり、そして、たくさんの笑顔が広がる素敵な音楽クラブになりました。
これからも子どもたちの成長を温かく見守っていきたいです。
T.N

◆成長を感じる(ゆり)

今日の音楽クラブは、うみグループで行いました。
いつもと違うお部屋に、興味を持って取り組む子どもたち。
ハレルヤの歌を歌い、鈴を使っていきました。
一人一つ持ち、鈴を左手に、右手をグーにして左手の手首をトントンとリズムに合わせて叩いていきます。
何回かやっていくと理解してきたようで、ピアノのリズムに合わせて叩けていました。
「前でできる人?」の呼びかけにはほとんどの子が手を挙げ、発表していました。
次は立って、歩いてリズムを叩きます。
もうお手の物、リズムの速さが変わっても、すぐに変えて表現する姿には、今までの音楽クラブで培ったものが見えてきます。
講師も驚きでした。
次に、もも組でも行いましたが、ピアノの音に合わせてボールをバウンドさせていきました。
もも・ゆり組、どちらの姿も見ていると、確かにゆり組の子どもたちの方が一回一回、ピアノの音と講師の掛け声を聞きながらやっているのを感じられ、音に合わせてバウンドさせているのがわかりました。発達の成長が感じられます。
最後には、お楽しみの焼き芋グーチーパーをして、おしまいになりました。
ゆり組での音楽クラブもあと一回。
子どもたちの姿を認め、褒めながら、楽しい音楽クラブになるよう見守っていきたいと感じます。
(H.K)


◆音楽クラブ (ひまわり)

今日は、うみグループで音楽クラブを行いました。
身体全体を動かしたり、ボールを使ったリズム遊びをして楽しみました。
ボールをついてキャッチするのは意外に難しく、自分の足に当たってしまったり、力の加減が分からず、大きくなりすぎたり、小さすぎたりしてしまいます。
始めは、ボールをキャッチすることに夢中でしたが、すぐにコツをつかみ、リズムに合わせてボールをつくのも上手になりました。
お友達と2人組や4人組、最後は大きな一円になり、2拍子・3拍子・4拍子と膝を叩き、手を合わせる動きもしました。
協力しないとできない遊びでは、周囲の様子をしっかり見ながら合わせたり、自分の出番ではない時にも応援したり、やり方を見て学ぶ姿がありました。
もも組からスタートした音楽クラブも3年経つと沢山の成長を感じる事ができました。
お友達と競い合ったり、協力し合ったりする子ども達同士の力の素晴らしさを感じました。
(B・K)


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