◆2月22日(月)の子どもたち
2016年02月22日 月曜日
◆ぐんぐん成長中 (つぼみ)

つぼみ組の子どもたちは日々成長中です。保育室で読む絵本一つ反応が違ってきます。手遊びもどんどん習得していきます。
今日は、♪あたま・かた・ひざ・ぽん♪をしてみました。あたま・かた・ひざをなんとなく触れている子どもたち。♪ては~〇〇!最後は目や耳や鼻をさしてみます。すると、ちゃんと、保育士の真似をしてやる子もいれば、言葉だけを聴きとってその場所を触れる子も・・・反応は様々ですがその子それぞれそれなりに興味を示すようになりました。大人とのやり取りもより楽しみが増えぐんぐん広がっています。
廊下で楽しむ『時間も持ちました。廊下では、ボールと遊技車を出しました。ボール遊びも持って歩いて満足だった姿から、大人に向かって投げる姿が見られました。
〇君は、ボールを手に持って保育士のそばまでやってきてくれました。そして、保育士に手渡してくれました。「投げて欲しいのかな・・」と思い、コロコロ~と転がしてみました。すると、キャーと声を上げて追いかけに行きました。こんな風に、やって・・のアピールもあったり・・・。
園庭では、ローラーすべり台で楽しんでた※ちゃん。コロコローと滑ってきた※ちゃん。途中で、すべり台をじーっと見つめています。どうしたのかな・・・と見ているとそのうちにすべり台に砂がたまっているのが気になったようで、一生懸命砂を払っていました。他の学年が楽しんでる場所に一緒に楽しむ姿も見られてきていたり・・。
視野がぐーんと広がっているようです。U・A

◆お友だちとともに (ふじ1)

園庭に出ると、川に水が溜まっているのを見つけシャベルやお玉を突っ込んですくうことを楽しみ出しました。そのうち水の中に落ちるのではないかと見ている方がヒヤヒヤです。声をかけても耳に入らず、夢中で遊んでいる姿にどうしようかと思っているそばから足を滑らせ、水の中にズルズル・・・「あっ」と驚いていると、何事もなかったように遊び出す姿にさらに驚かされます。
水をかきだし大仕事を終えると他へ遊びに行きます。こちらの心配を他所にその大物ぶりに感心するばかりです。お友だちがやっているのを見て次々やってきては遊び、満足しては他に遊びに行く、大物ばかりです。逞しい限りです。
そんな凄い遊びを共にしているかと思うと、手を繋いで楽しそうに遊びに行ったり、山で登れないでいる子に手を差し伸べて助けに行ったりと、友だちへの意識が深まっています。
色々なことを共に楽しみながら、ふじ1組の残り少ない日々の思い出を深めていってもらいたいと思います。M.K


◆指先のマジック (ふじ2)

先日おままごとの食材を購入した時に、荷物の中に入っていたパッキン。
通称「プチプチ」
それが、プチッとできるようになりました。
なかなか難しくてそうそういつもではないのですが、プチッとできたのです。
指先が器用に使えるようになった証拠です。
めがけた場所だけに指先だけで力を入れる。
素晴らしい成長です。
今日は園庭に出る前に粘土遊びをしました。
指先の器用さは粘土遊びにも著しく出始めていました。
指でつまんで粘土板一杯に粒つぶと並べたり、手のひらで丸めたり細長くしたり・・・
指先のマジックです。
粘土ヘラにもりもり粘土をくっつけて、「しんかんせん」と見せてくれたり、丸めた粘土に細長くした粘土をちょんと立てて、「りんご」とみせてくれたり・・・
クオリティーの高い作品が出来ました。
まさに指先のマジックです。
遊びの中の何気ない仕草や行動の中に、つまむとか押すとか引っ張るとか、そうゆう成長を促す活動があるのでしょう。
いつの間にか・・・すごいなと感じました。
園庭では今日も皆んなでくっつきあって遊んでいます。
石を「おいも」と言って集めだした子がいます。
ありそうでなかなか見つけられない大きさです。
やっと四つ見つけたところで、トンネルすべり台に築山のくぼみに置いてきました。
せっかく集めたのに・・・と思いましたが、お芋は地面の上がいいと思ったのかもしれません。(N・S)


◆がんばるお友だちに。 (ふじ3)

今日は園庭で遊びました。寒さも吹き飛ばすほど元気に遊ぶ子どもたちからは不思議とパワーをもらえる気がします。
砂場で遊ぶみんなを横目に勢いよく走って行った○くんの姿が見えたので追ってみると、太鼓橋をしにきた様子でした。近くにいた□くんも○くんがのぼろうとしているのを見てやってきて、のぼる姿をじっくり観察しています。
のぼりきると先に行ってしまうのではなく、一度振り返り、見ていてくれた□くんを応援してくれました。
そしてその応援の仕方も、ただ「がんばれー」と言うだけでなく、「できるよ」というなんとも力強い声掛け。自然と○くんからでてきたその言葉には凄いパワーを感じました。
その言葉に□くんも綱を掴んでいた手を更にギュッと握りしめて頑張ります。
その頑張ろうとする姿に○くんも思わず手を伸ばしてあげていました。もちろん上からなので手は届かないのですが、精一杯のその気持ちはきっと届いたのではないかと思います。そして、見ているだけではもどかしいのか、「こうだよ」と空中でレクチャーまで。
○くんもまだのぼることができなかった頃、きっと周りで見ていてくれた保育士や、幼児組のお兄さんお姉さんたちにたくさん励ましてもらうことで頑張ってきたのだと思います。
それを今度はお友だちに。素敵です。
クラスの輪を超え、年齢の差も超えいろんなところでこういった素敵な連鎖が広がってほしいなと思います。
S.S


◆みんなと一緒に。 (きく)

ミッキー体操の音楽が流れ、気がつくと輪になり手をつないでいる子どもたちがいました。みんな顔を見合って嬉しそうで、この一年間で絆ができたなぁと朝から感慨深くなりました。
朝の会で、先日園庭でなめくじを見つけた話をしました。なめくじが通った後の道は「きらきらしてた」と教えてくれたのは○くん。てんとうむしの羽を見つけたと話す子どもも何人かいました。子どもたちは面白い物や不思議な物を見つけるとすぐに教えてくれます。園庭で素敵なものを見つけたら教えてねと伝えると、張り切ってジャンパーを着て園庭へ出発しました。
まずは二階のプランターのところで、毎日ブロッコリーのチェックを欠かさない△くんは、今日も初めて出会ったかのように「せんせーあったよ」と教えてくれました。毎日見ていると成長も感じづらいですが、△くんにとっては毎日新しく違う表情に見えるのでしょう。そんな風に新鮮に感じられる△くんの心に触れられることが嬉しいです。
木陰を歩いていると「きいろとみどり」と言って地面を指さす◇ちゃん。よくみると黄色と緑色のグラデーションになっている木の実が落ちていました。◆くんがとても気に入ったようで、それをもらうとずっと大切に持っています。木の実を思いやって「さむいって」と言うと、☆くんが「おふとんかけてあげよう」と優しい声をかけていました。
他にも、雨水の乾いた通り道を見つけてその先を見に行っている子どもたちがいたり、地面から生える太い根っこを見つけて「むしさんが(土の中から)ひっぱってる」と話しながら引っ張ってみたり、いろんなところに目を向けて友だちと一緒に想像を膨らませて遊ぶ姿が見られました。
今日も友だちと関わり合いながら、想像の世界を楽しんだり、優しさを発揮する子どもたちでした。
(N.M)


◆「さみしいね」 (たんぽぽ)

寒暖差が大きく体調の崩しやすい日々が続いていますが、たんぽぽ組の子どもたちは元気いっぱい、今日も18人全員のお友達が登園しています。
たんぽぽ組のお部屋で過ごすのも残り1週間となりました。
今日は朝の会で「たんぽぽ組さんのお部屋で過ごすのは今週で最後なんだよ。」と伝えると〇ちゃんが「さみしいねー」と答えると、今度は△くんが「きくぐみさんともごはんがたべれなくなるんだよねー」と話していました。
「そうだね、きく組さんとたんぽぽ組さん全員でご飯を食べるのも今週で最後だね」と保育者が話すと頷いて聞いてくれていました。
「お兄さんお姉さんのお部屋へ行くの楽しみだね」と話すと、△くんが「おにいさん、おねえさんのおへやきれいだよねー」と話していたので「そうだね、お兄さんお姉さんのお部屋は広くておもちゃもいっぱいあるよね、ブロックも、電車も」と保育者が話すと◇ちゃんが「おままごともいっぱいあるよね」と言うと◎ちゃんが「おひめさまも、にゃんにゃんごっこもできるねー」と嬉しそうに話していました。
今のクラスで過ごすのが最後になる寂しさもありつつ、幼児組への楽しみと期待が感じられた、とても素敵な朝の会になったように感じました。
その後は、幼児さんに向けて選択制にしてみました。
保育者が「園庭でも、お部屋でも好きな所で遊んでいいよ
とお話すると「おへやにするー」「おそといくー」と答えていました。
「園庭に行く人はお支度してください」と伝えると、自分が使っていた椅子を片付けて、室内組は思い思いの場所へ、園庭組は外へのお支度をして「あってるー」と靴の左右を確認して園庭へ楽しんで出かけていきました。
園庭組と室内組何人ずつか、人数を数えてみると9人ずつでちょうど半分に綺麗に分かれていました。
今までは、みんなが行くから行くだったのが、ここで遊びたいから、お外へやお部屋での選択が自分でできるようになり、大きな成長を感じた一コマでした。
残り1週間たんぽぽ組のお部屋での生活や遊びを楽しんで貰いたいなと思いました。
(m.y)

◆約束は守るよ!(うみグループ)

懇談会での発表会が終わり、緊張が解けていつも通りの雰囲気に戻りつつあるうみグループ。
しかし、2月のカレンダーが残り少ないことを教えると、「あっ」とわかった子には伝わったようで、少し悲しい表情になりました。
3月からはひまわり組はホールで過ごします。
ひまわり組の中では特別なこともあるため喜ぶ声も聞こえましたが、もも・ゆり組の子たちは「○くんと一緒に遊んでもらったのが楽しかったから寂しいな」と素直に答えてくれました。
今日、お部屋では絵の具をやりました。
きっかけは朝の集まりで「昨日のことを描きたい」といったゆり組の子でした。
ですが、準備をしているとひまわり・もも組も参加してくれました。
楽しかったことや季節は春に向かっていることから[春]をテーマにする子などいました。
ひまわり組の△くんはチビブロックで作った宇宙戦艦ヤマトを描きたいと絵でも表現しました。
以前から、宇宙のことにも興味があった△くんは背景を描く時、「青い星もあるんだよ」とみんなに教えながら描いていました。
園庭では、泥だんごです。
白い砂をかけて優しく親指で撫でる作業をひたすらやります。
低年齢の子たちにも「硬いよ、触ってみて」と優しく接する姿も見られました。
少しすると「今日寒いね」とその一言をきっかけに「じゃあはしろ、氷鬼しよ」とうみグループのもも・ゆり・ひまわりで身体を動かしました。
泥だんごで遊んでいたゆり組の□くん、もも組の子と遊ぼうと誘われていたようでしたが、だんご作りを優先しました。
「ちょっと待っててね。もう僕、次はひまわり組だから約束は守るよ」といった言葉がありました。
心に残る、嬉しい一言でした。
(A.Y)


◆難しい事に挑戦するということ (にじ)

インフルエンザの波もようやく落ち着いてきたようです。少しさみしかった朝夕の集まりにもまた、にこにこの笑顔が増え、うれしいです。
先週は3日間にわたって、懇談会がありました。ご参加いただいた保護者の方には、お忙しい中本当にありがとうございました。お仕事が忙しくて、参加いただけなかった方も、なにかありましたらいつでも声をかけてください。
懇談会のあとには、劇の披露もありました。子どもたちにとっては、わくわくドキドキの楽しい3日間だったと思います。先週は、保護者の方にお客さまになってもらっての劇の披露でしたが、今度は誰に見せたい?と聞くと、ふじぐみさん、たんぽぽぐみさん、うみ、そらさんに見せたいとの答え。みんなに披露する機会も持てたらいいなと思っています。
朝の集まりが終わると、「ながぐつをはいた猫がやりたい」という子たちが数人集まりました。もも、ゆりさんも混ざって、好きな役を選びます。いつのまにか、すっかりセリフを覚えてしまっているももの○くん。おしりにつけたしっぽがお気にいりです。ねこ役を楽しんでいました。一回終わると、また役を替えて始めます。
一人で何役もこなす子もいます。2回目が終わると、今度は「おおかみと7匹のこやぎ」。それが終わると、また「ながぐつをはいた猫やりたい」そろそろお昼の時間だったので、「楽しかったね。またやろうね。」と、惜しみながら終わりにしました。
積み木やブロックのゾーンでは、カプラに熱中する2人。ゆりの△くんは、最近、より難度の高いものに挑戦する姿があります。ブロックやカプラが得意な年長さんを真似て、一生懸命作ります。難度が高い分、できないところがあったり、壊れやすかったり。そのたびにイライラしてしまうこともあります。今まで以上に一生懸命気合いを入れて作る分、壊れてしまったときの悔しさも人一倍。泣いて、「□くんがぶつかったからだ」と訴えます。
もう一回作りたいという気持ちと、こんな思いをするならもう作りたくないという気持ちで葛藤している△くんの心が見えます。こんな姿も△くんの大きな成長です。悔しい、悲しいと言う気持ちにまずは寄り添いながら、もう一回挑戦してみようという前向きな気持ちの後押しがさりげなくできるように関わっていきたいです。
(T.M)


◆子ども同士 (そらグループ)

今日は、少し肌寒い天気でした。先週体調が悪く休んでいた子ども達も今日は元気に登園し、お部屋でも元気な子ども達の姿に安堵しました。
先週は、ももぐみ、ゆりぐみ、ひまわりぐみと、それぞれ保護者の皆様に子ども達の成長を見て頂こうと発表が行われました。
ひまわりぐみの発表が行われる直前に、❍くんが友達とのやり取りで怒ってしまい、「もうやらない」と隠れてしまいました。
保育者がはなしをしましたが、なかなか出てきてくれません。そこで、ひまわりぐみの子どもたちにどうしようか?と相談しました。
「じゃあ、先生が代わりに出たらいいんじゃない?」「それじゃ、ひまわりぐみの発表にならないよ」「わたしたちで、はなしてみようか」ということで、こどもたちが❍くんのところに行って話をしてくれました。
どんなことをはなしてくれたかは、わかりませんが、❍くんはすっかり元気になり張り切って発表をがんばってくれました。
そして、今日も園庭で氷おにをしていたひまわりぐみさん。「❍くんもやらない?」と保育者が誘いましたが、「やらない」と言ってちがう遊びをさがしていました。
□くんが「❍くんも氷おにやろうよ」と声をかけたら、あっさり「うん、いいよ」と仲間に入って遊んでいました。
少し前までは、友達とのやりとりで話し合いをしても保育者が少し関わらないと解決しなかったこともすっかり、自分たちで話し合い、納得し、また仲良く遊ぶという事ができるように成長していることを感じました。
そして、仲間意識というか絆のような感情もこどもたちの心の中に芽生えていることをうれしく思いました。
この仲間たちと過ごせるのもあと少し、たくさん忘れられない思い出をつくっていきたいと思います。H・T

Posted in 園のこだわり