◆2月18日(木)の子どもたち
2016年02月18日 木曜日
◆藤の種を蒔いてみまた (つぼみ)

今日は、藤の種を蒔いてみました。きっかけは昨日、何気なく拾った藤の種をズボンのポケットに仕舞っていたのが始まりでした。すっかり忘れていたのですが☆ちゃんとあそんでいる時にポッケトから藤の種が落ちて☆ちゃんが気付き拾ってくれました。とても興味を持ったようで不思議そうに見ていたので藤の種だという事を伝えて明日この種を蒔いてみるか聞くと「うん」と頷いていたので今日蒔いてみることにしました。種は以前から拾って水に付けていたものがあったのでみんなで蒔いてみようと思いました。
ちょうど「そらまめくんのベッド」のシリーズ「そらまめくんのぼくのいちにち」の絵本もあり同じマメ科の植物のお話なので導入にと思いました。
つぼみさんには少しお話が長いかなとも思いましたが絵を見せて話の内容を話していくと絵がカワイイおかげもあって集中して良く見てくれていました。
絵本が終わった後に藤の種をみんなに見せて種を蒔く植木鉢(紙コップ)とかわいい園芸用のスコップを見せて説明しました。みんなには種よりあまり見慣れない園芸用のスコップの方に興味を持ったように思いました。興味を引かれるものが意外と自分の思った物と違う事がよくありますがそれも子ども達の経験で大切なことだと思いました。◇ちゃんは一緒に種を蒔きに行った時に種ではなくコップの中に小石を入れる作業が気に入り一緒に小石を探してコップに中に入れてくれました。土をスコップで入れ始めると◇ちゃんは手掴みでどんどん土を入れてくれていましたがあまり種には興味を示さず種を蒔く準備を手伝ってくれました。
種に興味を持ってくれた☆ちゃんは小石を入れる作業の手伝いや静かに蒔かれていく種を見守ってくれていました。種を手渡すと土の上にそっと乗せてくれました。少しずつ土をみんなで種にかけてあげました。最後にお水をあげて種蒔き完了です。
お部屋の中で観察できるように小さな紙コップを植木鉢にしました。芽が出てくるといいなと思います。これからも子ども達と一緒にお水をあげたりと観察を続けて行きたいと思います。Y.N


◆宝物 (ふじ1)

今日は和田周辺のお散歩をしました。
お散歩大好き、歩くの大好きなふじ1組。今日も元気に出発です。
今日はいつもとコースを変えて、発祥の地を通り過ぎ、旧園舎側を歩きました。
子どもたちにとっても新鮮だったのか、今日は鼻歌や、「あ~る~こ~ あ~る~こ~」と歌声が聞こえてくるなど、和やかな雰囲気。笑顔いっぱいです。
八百屋さんが見えてくると、〇くんは「あっ!」と声を上げ指をさしました。
以前、やきいも会の前にさつまいもを買いに来た事を覚えているようです。
お買い物の時、〇くんが様々な野菜を嬉しそうに手にしていたのを思い出し、思わず笑みがこぼれました。
そして散歩中、子どもたちに大人気なのが、石ころです。
石を見つけると驚くほどテンションが上がる子どもたち。
「あった」と言っては拾い、ポケットに石を忍ばせます。その時の表情はそれぞれで、宝物を見つけ嬉しそうな子、興奮気味に声を発上げる子、保育士に見せニコニコでポケットに入れる子、『しめしめ』といった表情でニヤリと笑い、ポケットいっぱいに詰めている子がいます。
道に落ちている石も子どもにとっては宝物なのだと改めて気付かされました。
最後は大好きなバス車庫まで行き、その後園庭に戻り遊びました。
また宝物を見つけに繰り出したいと思います。
O・Y


◆おさんぽ (ふじ2)

すべり台やりたーい。
今日は子ども達からリクエストが入りました。
「そっかーじゃあ桜の坂公園だね。」と今日の予定が決まりました。
お友達と手をつないで歩くのがとっても上手になり、長い距離も歩けるようになったので、
最近はお散歩カーは一台で十分です。
歩く人?と聞いた後、誰と一緒に歩く?と聞いてみました。
それぞれにお友達の名前を言っています。
「じゃあ、誘ってみて。」と投げかけてみました。
すると、「お手々つ~な~ご~」とか、「一緒に歩こう。」とか、それぞれの言葉で誘い合いました。
公園に着くと、早速すべり台目掛けてまっしぐらです。
もう慣れたもので坂道もすいすいと上って行きます。
シューと勢いよく滑って、着地の辺りでちゃんとスピードを落としながら何度も何度もすべりました。
そのうち広いスペースで追いかけっこが始まりました。
頭の上に人差し指をちょんと立てて、「鬼だよ~」と低い声を出して追いかけて来ます。
キャーと言いながらどどどと逃げて、お互いにけらけら笑いあって遊びがどんどん膨らみました。
ふと気づくと、一人の子が枝で地面に何か書いています。
近づいてみると、ブツブツ何か言っていました。
「おかあさん、おしごとがんばって。きをつけて。むかえにきてください・・・・」
母へ手紙をしたためています。
沢山遊んで帰り道。
さっきと違うメンバーが手をつないで歩きました。
いつも通るお肉屋さん。今日も何のためらいもなくつかつかとお店の中へ入って行きます。
お店の中には大きなミッキーのぬいぐるみがあることを知っているのです。
お店のおじさんに「こんにちは。」って言われました。
ちょっと恥ずかしくなってもじもじしてしまいましたが、とびきりの笑顔を振りまいてきました。
店先に、水槽があります。
めだかがいそうです。
覗いてみたけど、見つけることができませんでした。
ブクブクブク・・・エアーの泡がリズムよく出ていました。
それを見て、「メロンソーダみたいだね。」と☆ちゃん。
今日も沢山発見しました。
(N・S)


◆手本 (ふじ3)

今日は園庭遊びを行いました。
朝の集まりでは「雷ドンがやってきて」の手遊びをしました。
以前、2歳児クラスで行ってみると子どもの反応が良かった為やってみることにしました。
子ども達の反応は2歳児クラスの子ども達と変わらないくらいの反応を示してくれました。
まだまだ、リズムが遅れての発生だったり不明瞭な発音だったりもしますが、楽しむ事は出来ているので問題はありません。
後1年もすればさらなる発達が伺えるので今の子供たちの姿をしっかり見て発達を守っていければと思います。
園庭では、丸太遊び・砂場遊び・トランポリン・築山のぼりなど様々な場所で様々な保育者と一緒に遊んでいます。
様々な友だち、様々な保育者と一緒にいる姿を見ていると自分たちの気分や好みでしっかり生活をしていることがわかります。信頼関係のある保育者とそうでない保育者の見分けもしっかりついているので、見せる姿も違ったりします。
「おうちはいっていいですよ~」
とおままごとが急に始まったり・・・。
「なにする?」
といきなり遊び相手に設定されたり・・・。
そんな姿に癒されながら、子どもたちの素直な優しい話し方に感動します。
大人の自分達もお手本である為、優しい話し方を日々心がける事を改めて感じました。
k☆y
◆日々の成長 (きく)

朝の会でお友達に意地悪をしてしまう熊君の紙芝居を観ました。「熊君えいってしちゃったから悲しいんだよね~」や「お友達が嫌がる事をしちゃったから遊んでもらえなくなっちゃったんだよね~」など観た後、熊君どうして遊べなくなっちゃったの?との問いに素晴らしい答えが返ってきました。「どうしたらお友達と遊べるのかな?」との問いかけに「やさしくするんだよ~」との答えもあり、きく組の子どもたちが真剣に紙芝居を観てくれ、理解しようとしてくれている姿に成長を感じました。
園庭では〇君が今までできなかった太鼓橋に挑戦。果敢に挑み「できたよ~」と上からニコニコ手を振ってくれました。「できないよ~手伝って~」と諦める事が多かった〇君ですが、出来たことで自信に繋がったようで、「すごいでしょ?タッチしよ~」と達成感に満ち溢れた表情を見せてくれました。その姿を観た◆くんも果敢に挑みましたが、お友達に「おしてよ~」とおしりを押してもらって手伝ってもらっていました。あともう少し。
△くんが丸太をゴロゴロ転がして遊んでいました。小川に差し掛かり小川に丸太が落ちてしまいました。どうしても出られなくて「どうしよう」と押したり転がしてみたりしたのですが、小川から出せず考え込んでいました。どこかへ一人言を言いながら歩いて行ってしまう△君。しばらく丸太のところで待ってみると枝を持って来てさしたりしていました。どうにもならず諦めて歩き出すと遠くから見いていた☆ちゃんが丸太の所へ来て押したり引いたり始めました。△君も戻ってきて一緒に押して転がして丸太救出劇が始まりました。保育士も一緒に転がして丸太を小川から救出でき大喜びでした。一緒に何かを成し遂げたこと喜びを共有出来て良かったね。
(K☆H)


◆大聖堂、だいせいこう~ (たんぽぽ)

今日は大聖堂屋上を目指してお散歩に行きました。しつこいようですがやはり園外に出るのは危険ですので毎度のことながらお約束の確認。「お友達と手を離さない」「走らない」この二つは子どもたち側からすぐ出ます。「もう一つとっても大切なことがあるのだけど・・・」「え?バスが来るから?」「わかったバイクの事じゃない?」子どもたちが言いたいこと、わかります。「それも正解なんだけど・・・先生たちのお話を聞いてねってことだよ」というと「あーそっか」「それ大切だよね」「ちょっと忘れてたわ」などなど・・・なんだか笑ってしまうつぶやきでした。
さて、好きなお友だちと手を繋いで出発です。車が来るか来ないか確認したり、信号を確認したり、子どもたちは意識しているようでしたが、今日はなにより「みんなが楽しそう」ということが印象的でした。
今までは私たち保育者も気が張っていたこともあり、子どもたちにも「手を離さないよ」「走らないよ」などなど否定的といいますか、できていないところを指摘してしまうような散歩であったと思うのです。しかし、子どもたちも友達と歩幅を合わせて歩こうとしたり、「絶対に手を離さない」という気持ちを強く持ってきているために少しずつ、手をつなぐことは当たり前の事になってきたようです。自分のなかで当たり前だと思うことが増えるほど、余裕が生まれますので子どもたちも友達と手を繋いで道中を楽しんでいます。「〇ちゃんは朝ごはん何食べたの?」「なにか歌おう」「あっ△くんの後ろだったのにずれちゃったよ」など会話がはずんでいて笑顔の子どもたち。私たちも気は張るものの「●ちゃん上手に歩いてるね」「ここは車が来ているかどうか見てみようね~」「給食なんだろうねー」など会話を楽しむことができました。
行きは30分かかりましたが・・・「全然疲れてないもん」と子どもたち。エレベーターにのって屋上に着くと「だいせいこー」と全力で走って階段の方まで行き、「キャー」と叫ぶ子どもたち。シャボン玉をふくにもアレンジし、「おにはーこっそり逃げていくーふう!」とやったり、友達同士「大きいの作ろう、せーの」とやってみたり・・・久しぶりのシャボン玉でしたが遊び方のレベルも上がった気がしました。
帰りも「ちょっと疲れちゃった」「ね、おなかも空いたし」などなど話しながら頑張って歩きました。去年は散歩カーで寝ていた子どもたちも体力がついてきましたね。心も体も成長しています。今日は見事にいつもより早く布団に入り寝付いた子どもたちでした。(kh)


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◆今の姿を (にじグループ)

昨日はもも組懇談会、ありがとうございました。
保護者の方々に劇遊びの発表を観てもらったことに、とても嬉しそうな子どもたちの笑顔が見られ、私たちも嬉しく感じます。
さて、今日はゆり組の懇談会。
体調不良で長い間お休みしていて今日から来てくれた子もいたので、みんなでもう一度確認していきました。
昨日がんばったもも組の子どもたちは、昨日お母さん方に見てもらったことで満足し、やりきった気持ちもあるようで、今日はやりたい子だけでの参加にしました。
ゆり組の子どもたちは、今日は自分たちのお父さんお母さんが来てくれるということに嬉しさや期待の気持ちを持って、取り組んでいるように見えました。
ひまわり組は、お出かけが続いていたので、久しぶりに劇遊びに取り組みます。
衣装を付け、準備が終わると、始めました。
ひまわり組になると、自分の出番、どこで何を使うか、など大体把握できていて、進んでいきます。
舞台裏ではドキドキしながら待つ子、ソワソワして前に出ている子の様子を見る子、置いてある小道具をそのときの場面の真似をして少し触ってみたり…と様々ではありますが、きっと明日は大好きなお父さんお母さんに見てもらえるので、よりドキドキ感、ワクワク感を感じながら、楽しくできるのではないかと思います。
あたたかく見守っていただけたらと思います。
劇遊び一色の日々になっていますが、子どもたちの気持ちを大切に、遊ぶときは思いっきり遊ぶことも大事にしながら、過ごしています。
保護者の皆様に、子どもたちのがんばってきた過程を通しての今の姿であることを感じていただけたらと思います。
(H.K)


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