◆2月15日(月)の子どもたち
2016年02月15日 月曜日
なんだろう と見ていました。
今日2月15日は涅槃会という仏教行事がありました。(お釈迦様がお亡くなりになった日です)つぼみ組もホールに行き参加してきました。何をするのかはお部屋でも少しお話していきましたがホールに行く途中はお散歩気分でたったったとホールへ急ぎ足で進んでいきます。ホールで待つ間に少しずつ幼児組も集まって来ます。
年長さん達による献灯・献花の準備が始まり自然と年長さん達の緊張感が伝わってきたのかつぼみ組の気持ちも何が始まるか分からないながらも静まってきているようでした。献灯・献花が始まるとなんだろうと興味津々で見ていました。最近は、つぼみ組も行事に参加する機会も増え怖がらずに行事に参加できるようになり座っていられる時間も長くなってきました。自ら興味を持ち保育者の側から離れて興味のある物へと近づいて行く姿は頼もしく思えました。最後はつぼみ組も献花に参加しました。一本ずつ色々な色のガーベラのお花を舞台に登り献花台に献花してきました。自然に手を合わせる子や周りを見て真似て手を合わせている子もいました。舞台の階段を保育者の心配をよそに上手に登り下りしている姿にも成長を感じました。
最後まで涅槃会に参加しました。その後は園庭に出て元気にあそびました。Y.N


◆涅槃会に参加しました。(ふじ1組)
お花、どうぞ。
今日は涅槃会(お釈迦様がお亡くなりになった日)です。
ホールに全園児が集まって、式典を行いました。
はりきってホールに向かう子供たちでしたが、ホールの独特な雰囲気を察知したのか、それとも先日の豆まきの余韻なのか…?
ホールに入った途端、神妙な面持ちに変わりました。
保育士のひざの上に座ったり、傍にぴったりくっついたりしながらの参加となりました。
年長児代表による奉献の儀が始まると、身を乗り出して覗き込む児もいました。興味があるようです。
「涅槃会の歌」では、○君はお兄さんお姉さんの真似をしながら「…す~、…お~♪」と大きな口を開けて歌う姿がありました。
がんばりました。
式典後、一人一輪ずつお花を持ち、お釈迦様にお供えをしました。
壇上に上がり、みんな真剣な表情で行う姿がとても立派に感じました。一人ひとりの落ち着いた行動に成長を感じた場面でした。
涅槃会の意味は、今のふじ1組にとっては、ちょっぴり難しい内容でしたが、子供たちなりに雰囲気などなにかを感じ取ることができたようです。
そのあとは、園庭へ行って遊んできました。
昨日に比べると少し肌寒かったのですが、子供たちは元気いっぱいです。
ローラーすべりだいに(逆走ですが)挑戦中。
水路では溜まった水をかきだそうと小さなスコップで挑戦中。
ウッドデッキでは高さがちょっぴり怖いものの、みんなでデッキの上を走ってみたり…。
今日もいろんな事に挑戦していた子供たちでした。
(I.Y)


◆憧れ&安心して(ふじ2)
おててを合わせて
今日はホールで涅槃会が行われ、参加しました。
「今日は御仏様が死んでしまって悲しい日なんだよ。うさぎさんとかの動物さんも泣いているんだよ」と保育士が朝の集まりのときに話すと「ちくんして痛いの?」と自分たちなりになんで泣いているのかを考えようとする姿がありました。
ホールへ行き、涅槃会に参加すると年長組が奉献を行っているのを真剣な眼差しでみたり、ステージに飾ってある涅槃図を見て「(みほとけ様)ねんねしてるね」「泣いてるね」と少し悲しそうな表情をして言っていました。涅槃会の歌を歌う時にはお姉さんやお兄さんが歌っているのに合わせて手拍子をしていました。
涅槃会が終わり最後にみ仏様に献花をする時にはちゃんと花の向きを合わせて置くことができ、みんなで手を合わせてご挨拶をすることもでき、素敵なお姉さん、お兄さんに成長しているなと感じる場面でした。
涅槃会後は園庭に出て幼児クラスのお姉さんたちと一緒に手をつないで園庭を探索し、遊んでもらったりとたくさん甘えている姿が見られました。
幼児クラスのお姉さんたちも優しく「大丈夫?」「手伝おうか?」と語りかけてくれ、聞かれた子も安心して頷いたり話をしたりしていてとても気持ちが温まる光景でした。
これからもたくさんの人との交流を楽しみながらまた一つ成長していってくれたらと思いました。
(K.H)


◆ありがとう(ふじ3)
今日は、涅槃会(お釈迦様のお亡くなりになった日)の式典に参加しました。
内容は少し難しかったようですが、いつもと違うホールの舞台と年長組の奉献には興味津々で、立ち上がり幼児組の列に入り込んで見ている子がいるほどでした。
式典が終わった後、「一人ひとりが御仏様に、お友だちと仲良くするよって、お約束しに行こう。」と献花用の花を一輪渡していると、「ありがとうっていうよ」と話す〇くん。
その言葉に、約束をするのも大事だけど、いつも見守ってくれてありがとうという気持ちが大事だよなと気付かせてもらいました。
〇くんは節分を思い出して、式典中は保育士のひざの上に座り、ちょっぴり不安そうにしていたのですが、園長先生の話や奉献の様子をしっかり見聞きしていたんですね。
気付かせてもらったことを子どもたちにも伝え、献花をしに行き、みんなで御仏様に合掌をしてからホールを後にしました。
その後は、園庭に出て遊びました。
週末におもちつきを経験した◇ちゃんは砂場のくま手を杵にして上手にもちつきを始めました。
すると、他の子も続々ともちつきに参加し、砂場はおもちつき会場のようになっていきました。
「ぺってんこ」の掛け声を出してやってみたり、近くでやっている子と声を出して笑い合ったりして、本当に楽しさが伝わってきます。
もちろん、つきたてのお餅はお皿にのせてご馳走してもらいました。
「ありがとう。おいしかったよ」とご馳走してくれた子どもたちに返事を返すと、嬉しそうにお皿を受け取り、戻っていきました。
今日1日で、「ありがとう」の大切さを改めて気付かせてもらいました。
なかなか素直に言葉に出来なかったり、感謝出来なくなってしまうこともありますが、子どもたちを通して気付かせてもらってことを忘れないようにしていきたいと思います。
(E.Y)


◆涅槃会(きく)
今日は涅槃会でした。朝の会でお釈迦様が亡くなった日との話をしたところ子どもたちは興味を持って真剣に話を聞いてくれました。「心を落ち着けてホールに行くんだよ」と伝えると「忍者でいくよ」「走らないで静かにいくんだ~」と思い思いの心の落着け方をしていました。
会が始まり年長さんが奉献をしてくれました。その姿を夢中で見ている〇ちゃん。「すごいね~」と憧れをもって見ていたようです。奉献の列にお姉ちゃんの姿を見つけ「いたよ」と興奮気味に指をさす◇ちゃん。お姉ちゃんの勇姿に心を奪われていたようです。
園長先生が涅槃会について話をしてくれると朝の会の話を思い出した△君は「み仏さまがお空から見ててくれるんだよね~」と△君なりに涅槃会を理解してくれていたようです。
難しい話でも子どもたちは理解しようと真剣に向き合ってくれている様子に嬉しくて胸がいっぱいになりました。お部屋に戻って来てからも会の最後にお花を献花したことを嬉しそうに話してくれたり、「み仏さまお空なんだよね~」と話している様子が見られ、子どもたちにとって今日という1日が思い出の1ページに刻みこまれたようでした。
懇談会ありがとうございました。子どもたちの1年間の成長を保護者の皆さまと共有できたことをとても嬉しく思います。きく組生活もあと少しですが、残り少ない時間を大切に過ごしていきたいと思います。宜しくお願い致します。
(K☆H)


◆伝える事より伝えるタイミングをつかむ事(たんぽぽ)
今日は仏教行事の涅槃会でした。
年長児の奉献に見とれている子供達がいました。
年長児の奉献の後に2歳児クラスの子供達も献花をしました。
献花は、一人一本花を持ち、舞台に上がり花を供えるというものです。
その時の、子供達の姿は年長児の真似をしたのかゆっくりゆっくりと合掌をしてお辞儀も丁寧に行う姿が見られました。
本日も朝の集まりがありました。
保育者が朝の集まりで子供達にホールに行く事を伝えると「やったーホールで遊べる〜」と一人の女の子が言いました。そこで、涅槃会の話を少しした後に会の参加の仕方をわかりやすく子供達に説明しました。
子供達にとって、理解しやすい声かけは個々でもあり発達段階によっても違うため使い分けをしなければなりません。その言葉のチョイスに日々、一瞬一瞬、悩みながら考えながら接することが大人として保育者として大切なことだと感じます。
「子供達にとって良い(自発性・情動等)・・・とは?」
それを考えると「大人にとって良い」とは反対の事であったり(大人都合だったり)大切な事(子供目線になる事)であったりもします。
日中、室内のおままごとで好きなだけ玩具を出して楽しむ4人組の男の子がいました。
楽しく遊んだ後片付けのタイミングが揃ったのか、一人の男の子が机のおもちゃを下に落としました。
すると、全員が机の上のものをガチャガチャ〜とこぼして楽しんでいました。
そうなることは目に見えていたのですがあえて止めずに見ていました。一通り終わった後、皆に片づけを促したのですがそううまくはいきませんでした。
そこで、皆への声かけ(集団への声かけ)一人ひとりに「おもちゃさんも綺麗な場所に戻りたいからお片づけしようね」と声をかけていくと(個々の声かけ)少しずつですが片づけをしようとしました。
しかし、それでも片付けは捗らず、今度は子供達の足が玩具に触れてガチャリ・・・これでまた、スイッチオンです。
足で玩具をガチャガチャといじり片付けどころではなくなりました。
そして、今度は声かけだけではなく、玩具の箱を手に持って「これにお皿お願いします」と伝えます。
片付けの見通しが出来ないゴチャゴチャの状態で片付ける事はまだ難しいようです。
しばらくして、綺麗になって「ピカピカ〜」と喜び合い(気持ちの共有)ました。
ただ一つ反省点がありました。
ピカピカを共有した後に「ガチャガチャってしてお片づけ大変だったね。今度はガチャガチャはやめて優しく使ってあげようね」と言ってしまったことです。本当にその場面での声かけとしてふさわしかったのか・・・考えるポイントであります。
日々の中で、子供にとって楽な事(保育者の理解しやすい声かけで自発的に物事や事象を考えられる事等)は大人にとっては楽な事でなかったり(その子にあった声かけや自分で考えられるような自発性を促す声かけを常に考えていく事等)、大人にとって楽な事(大人都合の声かけ等)は子供にとって楽な事ではなかったり(理解しがたく、自発的な答えが出せない事等)。
保育という素晴らしい職業に感謝です。
k★y

◆涅槃会(うみグループ)
今日は涅槃会がありました。
年長児は奉献の子どもたちの他にも、お灯明をお供えしました。
朝は自由に遊んでいたのですが、「涅槃会ってなにする日なんだろ」「み仏さまが死んじゃった日だよね?」と分かっているけれど、分からないことも多く、興味津々で参加していきました。
もも組の子どもたちは、この1年で様々な仏教行事に参加する年長の姿を見てきました。
自分のクラスのお兄さん・お姉さんが出ている事で、2歳の時とは違った見え方があったかなと思います。
今日は心を落ち着かせて参加するのだということをすぐに感じて、みんなで見守りました。
みんなの視線や、カメラを向けられると少しはにかみハニカミながらも頼もしい姿を見せてくれました。
給食の前には、お花をみ仏さまにお供えにいきました。
年長の姿を真似て静かな気持ちで一礼し、お花を供え、また一礼。
普段元気いっぱいの子どもたちが、少しの時間静かになり、み仏様の事を思う姿がとても素敵でした。(B・K)


◆涅槃会を通して感じる(にじ)
今日は、涅槃会。「ねはんえってなんの日?」「かみさまが死んじゃった日。」「かみさまってだれ?」「おしゃかさま」「死んじゃったって言わないんだよ。」「じゃあ、なんて言うんだっけ?」「おなくなりになったって言うんだよ。」そんなやりとりが繰り広げられるの朝の集まり。子どもらしい発言の中にも、ちょっと難しいことがちらほら。ちょっとしたやりとりの中にも、日々、色んなことを吸収していく力を感じます。
年長がホールで、最後の奉献の練習をしている間、ももゆり組はお部屋で、「ねはん」という絵本を見ました。おしゃかさまがお亡くなりになって、動物たちもお弟子さんもみんな悲しんでいるお話。最後におしゃかさまが言った言葉は、「私がいなくなっても、私の教えは、みんなの心の中にあります。」でした。
「おしゃかさまの教えってなんだろう?」。・・・・。考えたあとに「小っちゃい子に優しくすること。」「仲良くすること。」こんな意見が出ました。「なるほど。それはとても大切なことね。」去年度、サンタさんからもらった本「ブッダがせんせい」の中から、子どもから出た意見に近いものをひとつ紹介しました。
「やさしく、ただしい言葉で話すようにしよう。そうすれば、友達をかなしくさせたり、自分がつらくなったりすることもないよ。」
ホールでは、年長組の立派な奉献の姿をしっかり目に焼き付けました。園長先生からは、自分をたいせつにすること、友達や周りの人もたいせつにすることについてのお話を聞きました。今日聞いたいろいろなお話、日々の中で実践するのは、大人でも難しいことです。でも、このような機会を通して、ちょっと振り返ったり、考えたりすることで、少しずつ心の中に育っていくものを信じたいと思います。
給食のあと、年長組だけ集まり、おともだちのいいところ、素敵なところを発表し合いました。一人ずつ前に出て、いいところを発表します。それぞれのいいところがたくさん出て、言われた方はちょっと恥ずかしそうにしています。最後には、自分で自分のいいところも言ってもらいました。こちらはもっと恥ずかしそうにしばらく考えてから、「泣いてる子がいると、優しくしてあげるところ・・・?」などと答える姿が、とても可愛らしいです。「いいところをたくさん言ってもらって、どんな気持ちですか?」と聞くと、「めちゃくちゃうれしかった」「すっごーくうれしかった」。今日の涅槃会で、奉献をした◎ちゃんは、「奉献では、ママは見に来られなかったけど、それでも大丈夫なくらいうれしかった。」と、こちらまでハッピーになる感想。
今日の園長の話のように、自分も大切、自分の周りの人たちも大切、、、そんな気持ちが感じられた時間でした。
(T.M)


◆みんなが笑顔で過ごせるように。(そらグループ)
今日は涅槃会。
年長児の奉献の代表だった子が、何人かお休みになり残念がっているというお話を聞きました。奉献の子どもたちにそのことを伝えると、「お休みの子の分まで頑張る」と言ってくれたのです。少しの間でしたが、みんなで心を一つにして取り組んできたことが感じられる温かい言葉でした。
献花をするときには、奉献や献灯で年長さんが見せてくれた真剣な姿を見習って、もも組もゆり組もとっても真剣に行っている姿が印象的でした。
さて、給食前のこと。
お腹が空いて誰よりも早く片付けをして座って待っていた男の子たち。
ところが、席の取り合いになりもも組の〇くんが6人掛けの席に座れずに泣き出してしまいました。保育者に話を聞いてもらっても、他の席に座っている友だちに「一緒に座ろう?」と声を掛けてもらってもだめ。気持ちの整理がなかなかできずにいたのですが、様子を見ていると〇くんは泣きながらも、ちらっちらっと△くんの方を見ています。(△くんは〇くんと席の取り合いをしていた子でした。)
そして、何度も△くんの近くまで行くと「もう、やだったんだから。」と言うのです。
周りに座っていた男の子たちがその様子に気が付いて、「△くん、ごめんね言ったら?」とアドバイスをしはじめました。
△くんは聞こえているようですが、しばらく返事はせずに考えています。
そして、しばらくすると、「〇くんごめんね。」とふいに△くんが謝りました。
さっきまであんなに泣いて怒っていた〇くんは、すぐに「いいよ。」と答え、涙をふき、もう笑顔。本当に子どもって素晴らしいです。
その後、取り合っていた席に半分ずつお尻をのせて仲良く座り始めた2人。
どうしたら笑顔で過ごせるのか、それを学んでいくために、子どもたちはたくさんぶつかってたくさん泣いて体いっぱいで「今」を味わっています。今しかできない経験を大切にしていけるよう、これからも見守っていきたいと思います。(I.E)

Posted in 園のこだわり