◆2月8日(月)の子どもたち
2016年02月08日 月曜日
◆よーいどん! (つぼみ)

園庭での遊びもすっかり個々の好みや目がけているあそびがあるように感じます。砂場はやっぱり人気のあそびですが楽しみ方もそれぞれです。〇ちゃんは、おままごとのようにしてお料理に励んでいますが、◇くんは山に車を走らせたりしています。同じ場所にいながらも違う展開をしていく砂場は人気の理由が良くわかります。
それぞれの楽しみ方をしている中で、☆くんが「〇×・・どーん」と言いながら私の手を握りに来てくれました。「よーいどん、しよう」といいにきてくれたのかなと推測して手をつないでよーいどんと走ってみました。正解だったようです。きゃきゃっと声をあげて笑ってくれました。
今度は、手を離して「よーいどん」と誘ってみました。手を離した事が不安だったのか、あ~んと不満そうな声をあげてのよーいどんになってしまいました。そこへに※くんがやってきました。☆くんの傍に並んだので私も一緒に並んで「よ~いどん」と声を掛けると☆くんも※くんが隣に来て安心したのか一緒に笑顔で走り出しました。友だちと一緒って楽しい、一緒だと勇気もでる、そんな笑顔は成長を感じました。
給食の頃になると、子ども達に保育室に誘うのですが「ご飯食べに行こう」と声を掛けるとあんまり断られたりはしないでいたのですが、今日は△くんに断られました。コンビネーションの遊具を幼児組のお姉さんの傍で真似っこしながらやっているつもりで楽しんでいました。そんな△くんの傍にそっとついていてくれた幼児組のお姉さん。「やりたかったのかも・・・」小さな声で教えてくれました。
「そうなんだ・・じゃあ〇ちゃん(幼児のお姉さん)一緒に行こうって誘ってあげてくれる?」と頼むと頷いて△くんに声を掛けてくれました。すると△くんは「ウン」と頷いてお姉さんと手をつないで歩きだしてくれました。
生活する中で、食事や遊びをおおよその時間も踏まえて予定したりしますが、今日の△くんの姿はお姉さんと一緒に時間が流れていたんだなと感じました。そんな風に誰かと一緒に遊んでるなんて感覚が芽ばえているんだと驚きました。子ども達の自らのやってみたいを沢山キャッチできる自分を目指していきたいと思います。U・A

◆お友達大好き (ふじ1)

朝の会で…。
「このこはだーれ?」と、一人ひとり尋ねていきました。
すると「◯◯ちゃん」「◯◯くん」
と、頭をなでながらはっきり教えてくれます。
最近はお友達の存在を意識するようになり、お友達だいすきなようです。
手を洗う場面で、○ちゃんが手を洗っていると隣の△君が「ね~、ね~」と頬を寄せてニコニコ話しかけていました。
園庭では、□君がアスレチックの下で、小石を並べてパン屋さんごっこを楽しんでいると、遠くからやってきてパン屋さんで買い物の真似っこ。二人で嬉しそうにやり取りしている姿が微笑ましい光景でした。
固定車にお友達が乗っているのを見つけては、続々駆けつけてくる子供たち。車はギュウギュウです。それでもやってきたお友達を乗せてあげようと少しずつシートをつめてあげる優しさも…。おかげで車は満員電車のようでした。それでも笑い合ってる子供たちでした。
仲良しのお友達と一緒にこれからもっともっと楽しい時間を過ごせるよう、毎日を盛り上げていきたいと思います。
(I.Y)

◆指先を使ってあそぶ (ふじ2)

今日は園庭へ出る前に、机上遊びをしました。机の上には、玉さし、おはじき落とし、穴ひも通し、棒とおしを置いておきました。声をかけると、みんな机の方に来て、気になるものを選び、その前に座り触り始めました。みんなとっても集中して行っていました。
それぞれ通すものばかりでしたが、指先を使ってみんな真剣な表情で行っていました。少し行って満足すると、次にやりたいものを選び、席を交代しながら、いろいろ触れてあそびました。すぐに、他のものを触りたくなる◎ちゃんは、ちょっと触っては交代をして、すぐに全部のおもちゃに触れていました。またお気に入りをみつけた子どもたちも何人か見られ、△ちゃんは、おはじき落としが気に入り、ずっとそこに座っていました。おはじきを落とすだけでなく、お皿におはじきを入れて揺らし、おはじきがコロコロなるのを喜んでいました。
また、○ちゃんは、玉さしを気に入り、みんなが園庭へ遊びに出ても、残って玉さしを、その後も20分も行っていました。おはじきを気に入っていた△ちゃん。園庭へ出ると、今度は小さい石を大事に持って集めていました。そして、見てーといろいろな石を持ってきては、保育士にうれしそうに見せてくれました。(T.Y)


◆ステップアップ (ふじ3)
今日は、粘土遊びをしてから園庭に行くことにしました。
粘土遊びは、今まで粘土べらを渡し、包丁を扱うかのように刻んでいることが多かったので、始める前にどうやったらお団子が出来るかやヘビさんが出来るかなどを話し、今日は粘土べらがないことを伝えてからスタートしました。
見本を見せても初めのうちは要領がつかめず「やって」と言っていた子どもたちも、少しずつ手の動きをまねて形を作り始めました。
要領がつかめてくると、丸めたり長くするだけでなく、それを使って電車や傘、ハートなど、色々なものに見立てて遊ぶ子が出てきてビックリしました。
粘土遊びに夢中になれる時間はそれぞれなので、終わった子から外へ行く準備を始めます。
ここでも、びっくりすることがありました。
ほとんどの子が、上着を自分で着ようと袖に手を入れてみたり、ファスナーを上げようと頑張っていました
。
今までなら、迷わず「やって」と持ってきていたはずなのに、その姿にびっくりしました。
また、最近では、オムツやズボン、靴を立って履こうとする子もチラホラ見られるようになり、片足だけでも入ると「できたよ」「みて」「あってる?」と保育士に教えてくれます。
子どもたちの中で、きく・たんぽぽ組に行くことへの期待が大きく、色々なことがステップアップしていて、毎日が発見の連続です。
今後もいろんなことを経験してステップアップしていく子どもたちを応援していきたいと思います。(E.Y)

◆枝とか石とか (きく)

今日は園庭と室内遊びを行いました。
朝の集まりでは「雷どん」の手遊びをしました。(内容:雷さまから身を守る為に「おへそ!」「あたま!」等保育者が言った場所を手で覆い隠すというもの)
この手遊びをやっている子供達の表情と、リズム感の良さ、掛け声や隠す仕草がとても可愛く見えます。
そのあとに読んだ「コッケモーモー」も楽しそうに見ています。
子供達の朝の集まりは幼児グループに進級しても行う大切な時間です。
幼児グループになると分からないことだらけ・・・にならないように、2歳児クラスに適した環境の設定から幼児グループに向けた移行の環境設定を現段階でも少しずつ取り入れています。
園庭では、ホース(パイプ用の大きなもの)を出して遊びました。
朝のおやつの時間に子供達が保育者の足を掴んでうんとこしょどっこいしょと引っ張っていたので「ごめんね!あとでやろうね」と声をかけていたのもあり、園庭ではうんとこしょだらけでした!!
他にも砂場で遊んだり、枝を拾ったりしていました。
子供達はすぐに宝物を見つけます。
もしくは、何でも宝物にします。
子供達のそんな素直な気持ちはいつ見ても素敵だなと感じます。
大切そうに持つ石ころ、大切そうにもつ枝一つ一つを大切にできる保育者でありたいと感じます。
k★y

◆ドキドキ・・・? (たんぽぽ)

熱や風邪をひいている子がいてきょうは15人。
子どもたちはよく遊びながら歌を歌っているので、朝の会で「誰かみんなにお話したい人~?」の他に「歌を歌いたい人~?」と聞いてみると、3人ほど手があがりました。◎ちゃんと◇ちゃんと△ちゃん、3人で歌うのではなく一人ずつ歌いたいとのことでアナと雪の女王を歌ってくれました。恥ずかしいそぶりとか見せずになりきって歌い終わると・・・△ちゃんが「みんなでジングルベル歌いたい!」と。椅子に座って歌うのかと思ったら、「☆ちゃん!■ちゃん!〇くん・・・」と呼び出し、全員呼びました。△くんはちょっぴり恥ずかしいようですわってみんなのことを見ていました。ジングルベル歌うと思ったら「プリキュアがいい!」とみんなで全員一致!でもみんな知っているのかなぁ?と思いこちらも見ているのですが、プリキュアはいまいちだったのか歌詞が出てこない子どもたち・・・「みんなで歌える歌はなにがいいかな?」と聞いてみて「豆まきのうた」に決定。みんなで歌ってなんだか満足そうな子どもたち。笑い声と笑顔がこぼれていました。なんだか小さな合唱団のようで可愛らしかったです。「みんなの前で歌をうたうのってどんな気持ち?」〇ちゃん「なんかちょっと恥ずかしい。」△ちゃん「ドキドキする」と子どもたちの感想も聞いてみました。朝の集まりもお話ばっかりではなく、子どもたちと考えながらみんなが楽しめるようなことも工夫してやってみたいなぁと思います。
園庭では、■くんが「せんせい!ここ座って!」と保育士を座らせて何が始まるのかとおもったらニンニンジャーショーが始まりました。朝の会で〇ちゃんがニンニンジャーの歌を歌いながら踊っているのを見て自分もやってみたいとなったのでしょうか。そこにきた★くんに「モモニンニンジャーね!」と役をお願いしている姿もなんだか子ども同士の繋がりも広がって楽しそうでした。
普段は、固定遊具や砂場が大好きな■くん今日はウッドデッキの上でショーを楽しませてくれました。
ドキドキな体験も子どもたちにとって必要なことでそこから自信につながっていくことでまた新たな子どもたちの発見に繋がりました。
(Y.E)


◆続けること (うみグループ)

先週からしている発表会の準備や練習を朝のご挨拶と同時に「今日つくろう」「今日練習しよ」と元気よく教えてくれます。
そのため園庭に行く前は、衣装作りや練習をしました。
園庭に行くと、「泥だんごの様子を見に行こうよ」とみんなで見に行きます。
これも先週から泥だんごを作った子たちで光る泥だんご作りをしようとなり、始まりました。
泥だんご作りが発展したのは、ある場所の砂に興味を持ったからです。
その砂は粘土のようでだんごを作るのにいいんだと聞き、初めは2,3人での取り組みでした。
そして今日朝の集まりで泥だんごの絵本を読むと、他の子達も気になったのか見に来てくれました。
以前から作っていた子は「硬くなってるかなー?」とわくわくで保管場所に向かいます。
(光る泥だんごは直射日光を避け、風通しのいい場所に置き、乾燥させるのが条件です)
「うわぁ、かたい」と自然と笑顔になります。
でもすぐに困った顔になり、「つるつるじゃないね。」と不満顔。
他の子達も驚き触ります。それから「僕もやりたい」とたくさんの子たちが参加してくれました。
その様子を見ていた、きく組の子達も触ってもらうと、「すごい」と驚きます。
一緒にやろうと聞くと、「うん」とたくさんの子どもたちで泥だんご作りです。
しばらくすると、「あっ割れちゃったー」の声。ガッカリしていると「水で濡らせばいいんだよ」と絵本での話を思い出し教えて合います。
「水入れすぎるとぺちゃぺちゃになるよ」と注意点も一緒に教えてくれました。
すると、「はいどうぞー」と泥だんごアイスをコップに入れ、持って来てくれたり、「これは恐竜の化石です」と白い砂で泥だんごを隠して遊んだりと遊び方を変えて楽しむ子もいました。
光る泥だんごは表面を優しく指で撫でて、休ませての繰り返しで完成する為、一日ではできませんが、「この子に名前付けよ」と愛着を持って、諦めず行います。
みんなも硬いだんごが羨ましいからか必死に真似をしていました。
おやつ後の園庭が待ち遠しいです。
(A,Y)
◆それぞれの役、楽しみ(にじグループ)

今日は朝の集まりで久しぶりに誕生会で踊った、星野源のSUNを踊りました。
集まりの後も踊りたいと言った子たちが集まり、あまり踊ろうとする姿がなかった、男の子たちも嬉しそうに踊っていました。
集まりが終わると、ひまわり組はホールで「ながぐつをはいた猫」の劇遊びを行いました。
もも・ゆり組はお部屋で「おおかみと七ひきの子ヤギ」の劇遊びを行いました。
人気なのは、子ヤギの中でも、食べられない子ヤギです。もちろん、食べられる子ヤギを好んでやる子もいます。
もも組の女の子2人はお母さん役をやりました。前回はゆり組の女の子2人がやっていたのですが、その姿を見てやりたいと思ったのか、やる気満々でやってくれました。少し間違えても、その姿が素敵でした。
オオカミ役は、いつもやっているゆり組の◎くんが、やったことのなかったもも組の◇くんに教えてあげながらやっていました。すぐに覚えたようで、2人でノリノリでやっていました。
もも組の子どもたちは、演じるのが楽しいようで、「はやく、こやぎやろう」と集まります。
ゆり組の子どもたちは、演じるのも楽しみますが、作ることが好きな子が多いので、作っていくことを楽しみます。
◎くんと時計を作っていきました。本物の時計をよく見ながら、「ぼく、すうじかけるよ」と言って1から12までの数字も書いてくれました。
同じものを取り組む中でも、興味を持つものは違っています。
園庭では、ひまわり組の子どもたちがワニ鬼をしていました。
するとだんだん他のグループの子どもたちも入れてと集まってきて、気づくと、うみ・にじ・そら、とグループ関係なくひまわり組の子どもたちが集まって遊んでいました。
あまりやる姿を見ない女の子も一緒に遊んでいたりと、ひまわり組の横のつながりが見られました。
(H.K)

◆すくすくと。 (そらグループ)

以前、誕生会でにじグループの子どもたちが劇を披露してくれたのが印象に残ったようで、「私たちも劇をやりたい」と言っていたゆり組の女の子たち。自分たちなりに練習していたようですが、うみグループの年長が劇を披露してくれたのを見て、更にやる気に火がついたようで自分たちから保育者を巻き込んで本腰を入れて練習を始めました。
劇に必要な道具を作ったり、自分たちで考えたストーリーを紙に書きだしていったり、そんな様子はもも組やひまわり組も気になるようで、興味深そうに見ている姿もありました。
そして今日。朝の集まりで「10時から劇を披露してくれるそうです。ぜひお客さんになってきてください。」と伝えると、ほとんど全員の子どもたちが集まってくれました。
劇の披露が終わると、「先生、私たちもみんなに発表したい」とすぐに言いに来たのはひまわり組の女の子たち。やる気の火がこちらにもついたようです。
年長の劇に向けての話し合いでは、「何か作る物があったら、僕にまかせて」という声や「誰もいないなら僕やろうか?」という頼もしい声がたくさん聞こえてきます。
出来上がるまでの一つひとつの過程を大切に関わっていきたいなと思います。
園庭では氷鬼が今日も人気です。
ところが、最近また新たな遊びが人気になりつつあります。
『わに』です。
にじグループの年長児たちがはじめた遊びだったのですが、グループを越えて一緒に遊ぶ姿が見られるようになってきました。
遊びを通してつながる仲間。身体も心も大きくなっていることを実感した一日でした。(I.E)

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