◆2月5日(金)の子どもたち
2016年02月05日 金曜日
◆共鳴 (つぼみ)

今日も良い天気になり、いつもよりぽかぽか暖かい一日となりました。
最近子ども達はよく、周りを気にしているんだなと感じることが多くなりました。それは、友だち同士の関わりや遊びの中で子ども達がいろんなことに気付いているのでしょうか。
以前は一人遊びが主だった子ども達ですが、友だちの行動が気になったり、楽しいことが分かれば何でも真似するようになりました。
園庭で〇ちゃんがシャベルを持ち、地面にザクザクとやっていると、△くんも「なんだろう?たのしそう!」というように、一緒にザクザク。トランポリンで遊んでいると、つぼみのお友だちがいることが分かったようで、一人二人とつぼみの子たちが集まって来ました。そうやって他の子を意識しながら、気になったものなどを子ども達同士で分け合うことが出来るようになってきたようです。
たくさんのことがわかるようになってきたり、友だちとの関わりが盛んになってきたこの時期、たくさん子ども達と関わっていきたいですね。(K.E)


◆愉快なお散歩 (ふじ1)

今日はポカポカと暖かく、絶好のお散歩日和でした。
そこで、のんびりと園周辺の散策に行ってきました。
お散歩大好きなふじ1組は、保育士の声かけに「いこう いこう」とテンションが上がっています。
散歩カーと歩くチームに分かれ、交代しながら行きました。
何にでも好奇心旺盛な〇くんは、手をつないで歩いても真っ直ぐには進みません。
あっちを触り、こっちに向かいと、興味のおもむくままに突進します。
歩いていたかと思うと、突然電柱と壁の隙間に入っていき、「ばあ!」と顔を出してニコニコ笑顔。
段差がある場所は迷わず上がっていきジャンプします。
手をつないでいる大人も一緒に電柱と壁の隙間に入ったり、ジャンプする事になりますが、子どもの機敏さに中々付いていけず、振り回され思わず笑ってしまいます。
自分も子どもの頃、こうした場所を通るのが好きだった事を思い出し、きっと〇くんは今、脱線しながら歩く事で、散歩の楽しさを満喫しているのだなと感じました。
そして子どもたちは、散歩カーの中でも、手をつないでいる子ども同士でも、楽しげに会話を繰り広げており、笑い声が所々聞こえ、中には保育士同士の声かけを真似する子たちもいます。
保育士「後ろから車来ます」
子ども「くるまきましゅ」
保育士「自転車通ります」
子ども「じで、とーりゅましゅ」
聞こえてくる子どもたちの微笑ましい声に、笑みがこぼれます。
楽しそうな子どもたちに、その様子に笑い合う保育士たちに、その姿を見てまた一緒に笑い出す子どもたちにと、思いがけず笑いが溢れる楽しいお散歩となりました。
O・Y


◆出発しますよー (ふじ2)

今日はポカポカいい天気です。
お散歩に行くことにしました。
行き先は大聖堂周辺です。
柑橘の木に実が沢山なっているのを見つけました。
みかん発見。モグモグモグ、んー甘い。と食べたまねっこで盛り上がりました。
いつもの道を今日はどんどん行ってみるとバスのロータリーが見えてきました。
佼成病院です。
せっかくなので、素敵な壁画を見ていこうということになり、カフェテリアの横の壁画を見にいきました。
大きなクッキーやらロールケーキが描かれています。
両手でよいしょってつまむ真似してアムアムアムとまたまた食べるまねっこで大盛り上りでした。
何となくお腹が膨れた気がするから不思議です。
そこで、このまま波羅蜜橋で走ってこようということになりました。
散歩カーから降りると、ホースの水のような勢いでわーっと駆け出します。
ひとしきり走って走ってちょっと休憩とベンチに集まってきました。
そこで電車ごっこが始まりました。
ガタンゴトンガタンゴトン・・・自然と体が揺れてきます。
電車が出発しますよ。
動物園まで行く予定です。はじめは2人から始まったもののどんどんお客さんは増えてきました。
電車を降りた子が、ベンチからジャンプを始めました。
園庭のツリーデッキ位の高さです。
跳ぼうかな、どうしようかな、できるかな・・・とまよっていましたが、思い切って跳んでみました。
やったー大成功。すごいすごいって自分で自分を褒めていました。
スケボー禁止って書いてある斜めの道は、まるで綱渡りのようなスリルです。
体をくねらせながら、おとととと・・・・とバランスをキープします。
次々に楽しいことを見つけて、一杯遊んできました。
(N・S)

◆おおきなかぶ~ふじ3バージョン~

朝の集まりで大きなかぶの絵本を見ました。「うんとこしょ!どっこいしょ!」と身体を動かし「まだまだかぶはぬけません」とみんな顔を横にふります。
「わんわ~ん!」といぬさんを呼んだり物語の中に入っているようでした。
絵本を読みおわり実際にクッションを大きなかぶにみたてて「おおきなかぶ~ふじ3バージョン~」をやっていきました。
大きなかぶの種をまいて「おおきくなあれ!おおきくなあれ!おおきくな・あ・れ~!!」と魔法をかけると。。。大きなかぶが!!!
みんなでかぶをひっぱっていきました。
おじいさん(私)だけではむりなのでさっそくおばあさんを呼んできました。
「は~い!」と元気にクッションを持ちにきます。
「うんとこしょ!どっこいしょ!」
おおきなかぶをひっぱります。
「まだまだかぶはぬけません」
「ねこさ~ん」の時に洋服がねこの模様だった〇ちゃん。
「ねこさんだよ」と見せてくれて〇ちゃんも引っ張ります。
それを見た△ちゃんも「あ!△ちゃんもねこだよ!」とおんなじ『ねこ』にふたりともうれしそうに加わりおおきなかぶももうすぐぬけそうです。
最後にみんなの力をあわせて
「うんとこしょ!どっこいしょ!」
「やったー!ぬけたー!!」
とおおきなかぶはぬけました!!
おおきなかぶ(クッション)を表紙の絵のように運びながら「なんのかぶ料理にしようか?」
満場一致で「かぶスープ」になりました。ぱくっとすでに食べている〇くん。
みんなで抜いたかぶは一味違ったのかな?とてもおいしそうに食べていました。
今日はあたたかくなるということでお散歩へ。
聖堂周辺へ散歩カーと数人歩いていきました。
はじめて佼成病院の遊歩道へいってみました。そこのテラスの横の絵がステキということで見にいきました。
リアルな絵で犬の絵をいいこいいこしたり、「ピンクがいい!」とピンク色のグミやおかしの家を食べていました。
歩いて行った◇ちゃん緑のドアの絵を見つけて
トントン!トントン!
と◇ちゃんはたたきます。
「あれ?あかないね」
と不思議そうにしています。絵は木のドアの様ですが叩いた感触は実際は固いのでそこも不思議なひとつのようでした。
「あかないね!」「ふしぎだねぇ」と不思議なドアは不思議なままにお別れしていきました。
帰りに波羅蜜橋に行きみんなで遊びました。
「よーいどん!」と走る中☆ちゃんが転んでしまいました。心が折れてしまった☆ちゃん。
涙がとまりません。
泣いている☆ちゃんの姿に気づきみんな集まってきました。いち早く気付いた◎くん「助けなくては!」と急いで近かづき手を差しのべていました。
△くんは背中をさすってあげたり、◆ちゃんは「ちっしゅちょうだい」と言って☆ちゃんの涙を拭いてあげたり◎ちゃんも◆ちゃんの姿を見て拭いてあげたり◆くんは頭をなでてあげたり
と☆ちゃんのことをほんとに心配しているんだなと私まで心があたたかくなりました。
たくさんのやさしさをもらい☆ちゃんの涙もとまり。
心配で近くにいた△ちゃんがベンチの上でごろんと横になりこちらを見ていたのに気づき
「△ちゃんが寝てるね」と言うと△ちゃんがにっこり。
☆ちゃんも△ちゃんの寝てる姿を見て笑顔がこぼれました。
みんなの笑顔があふれ空気もかわり今まで心配そうに見ていた子たちも安心した様子で一緒に笑っていました。
みんなの優しい気持ちがあふれ一体感が生まれていました。
ふじ3くみさんの優しさがあちこちにあふれる日々。。。あったかいです。
いくじえんに帰ってきて、さあ給食。
たくさん遊んでおなかもぺこぺこ。
もぐもぐ食べてると「みてみておおきなかぶ」と△△くんが見つけてスプーンにのせて見せてくれました。
「ほんとだ大きなかぶだ!」とうれしそうに食べていました。
みんながぬいたおおきなかぶ!ではありませんがみんな「うんとこしょ・どっこいしょのかぶだよね」「かぶおいしいよ」と話していました。
「おいしいね」
「たべてみて」「ほんとだおいしいね」
「おおきなかぶだよね」
「だいこんだよ!にやり」
「うんとこしょ・どっこいしょ!」
楽しい給食になりました。
t*s


◆意欲の連鎖反応 (きく)

園庭に出ると早速ロッククライミングに挑戦し始める子どもたち。〇ちゃんはまだできない子に「ここに足をのせるんだよ」とアドバイスをしてくれていました。こんなに1つの事に挑戦し団結している姿を見て1年の成長は大きいな~と感じました。
◆ちゃんはトンネルすべり台を繰り返していました。「あはは~これ楽しい」と色々な滑り方に挑戦していました。その姿を見た▽君も一緒になって「あはは~楽しい」と2人笑い合っていました。
コンビネーションのジャンプ台に以前から挑戦していましたが、まだ怖くて保育士と手を繋いでジャンプする子の姿がありましたが、今日はなんと子どもたちの方から「ジャンプできたよ~」と報告がありました。手を引かれ行ってみると「こわい~」と言っていた☆ちゃんや◎ちゃんたちがどんどんジャンプしてマットに乗りてきているではありませんか。その光景に驚き感動しもっと見たいとリクエストしてしまう程でした。そのたびに「え~」と言いながらも飛ぶ姿を見せてくれる素敵な子どもたちでした。
どの遊びも子どもたちが子どもたち同士の遊び方を観察して広がっています。意欲の連鎖反応で面白い遊びを日々作り出しています。
(K☆H)


◆前も通ったよね? (たんぽぽ)

今日はまた児童館公園にお散歩に行きました。「この前も通ったよね」「おんなじ道だね」など子どもたちは覚えていたようで「ここ曲がるんだっけ?」など、ただ歩くだけではなく、目的地を意識して楽しみながら歩いている様子も見られました。
今日は「車が来てるかどうか、みんなも見てみてね」「曲がる時とか向こう側に渡りたいときはね、ピッと一回止まって、頭だけちょっと出してね、こっち見て(右)こっち見て(左)車とか自転車が来てなかったら歩いて大丈夫だよ。」など実際に歩きながら交通ルールも意識できるような関わりをしました。
横断歩道を渡るときに◎ちゃんは「ピッ!こっちもこっちも来てないからオッケーだよね?」と左右の確認をしてから聞いてくれました。少しずつ自分たちでも意識しながら楽しめたらいいなと思っています。
さて、先週は貸し切りだった公園も今日はたくさんの他園のお友達がいました(年長児でした)。公園に着いて、遊ぶ前に「今日は他の保育園のお友達もいるからこんにちはって挨拶をしたり、順番順番したり仲良く遊べたらいいね」と話をしてからそれぞれの場所へ。
ブランコは一つしかなく、しばらくは他園のお姉さんたちが使っていましたが△ちゃんと◇ちゃん★くんの3人はブランコのそばでじっと待っています。先週3人でブランコをして楽しかった印象があったのでしょう。「貸してって言ってみたら?」と言いましたが「ううん、いいの待ってるだけ」「見てるからいいの」との答え。そのあとお姉さんたちがどいてくれると「ありがとー」といいながら順番を変わったのです。この自然なありがとうはなかなか出るものではないなあと感心してしまいます。
またすべり台も大変な人気です。順番を守っていたたんぽぽ組の子どもたちでしたが、※くんが滑り終わらないうちに他園のお兄さんが滑ってきてぶつかってしまいました。すると※くんは「ねえ、ごめんなさいは?ちゃんとごめんなさい言うんだよ」といらだつ気持ちを抑え、手を出すのではなくしっかり口で年長児に言っていたのです。(結果、謝ってもらい「いいよ」と得意気に答えていました)
子どもたちは18人というたんぽぽ組で過ごしながら、育子園の園庭では0歳から6歳までの異年齢で過ごす機会が多くあります。そうした環境の中で自分の気持ちを伝えたり、またすこし我慢してみたり、そんな経験がたくさんできているんだなあと改めて気づきました。
育子園に帰る時は「まだ帰りたくない」とか「もう給食なんていらない」といろいろありましたが・・・子どもたちの心の育ちに沢山気づくことのできたお散歩となりました。
帰り道、いろんな人に会い、話しかけたり話しかけられたりしました。
あるおじいちゃんは「こんにちは」と声を掛けてくれ、子どもたちは「こんにちはータッチー」とタッチを求めました。すると「君たちはずいぶん社交的だねえーいいねー元気になる」と言って子どもたちとタッチをしてくれました。子どもたちは会う人みんなを笑顔にしていきます。
新しい環境になって1週間。週末ということもあり子どもたちもとっても疲れたことと思います。土日はゆっくり休んでまた月曜日、元気な姿を見せてください。(kh)


◆アイディアの交換 (うみグループ)

節分ではお兄さんお姉さんが黒いビニール袋をに角や大きな目、大きな口を作り、とても怖い鬼役をしてくれました。その様子を見て昨日から「僕もあれ作りたいな。おの”おばけ”」と
ゆり組の□□くんがお化け制作に取りかかりました。同じ黒いビニール袋に角と大きな目を作り張り付けました。□□くんの新しいアイディアは牛乳パックで歯作ったことです。より一層お化けらしくなりました。その様子を見ていたもも組のお友達も「私も、僕も」とお化け作りに参加してくれました。△くん「僕はべろを3つつける。真ん中のべろは青なんだよ」
〇〇ちゃん「私は黄色いおばけなんだよ」とかわいらしいお化けが沢山できました。
お化けを被ってお友達を驚かしてみんなが「キャー」と喜んでいます。
もも組の■くんが水色のビニールを腰に巻きハチマキもしています。おでこには段ボールを切った丸い飾りをつけています。それを見たひまわり組の△くん「うわーー、■くんのかっこいいね、僕も同じのが欲しい!」と興奮気味。
△くん「見て見て。僕海賊になっちゃったよ」と頭に巻かずに眼帯のようにしています。
もも組さんのアイディアがすてきだなと思って真似するひまわり組さん。ひまわり組さんの鬼を真似て、お化けに発展させているもも組さんやゆり組さん。工作を通して楽しい時間を共有している姿がすてきだなと思います。今日のようにのびのびと表現できるように、丁寧に関わっていきたいと思います。
K.S

◆お話の世界を感じる (にじ)

劇遊びが流行っています。昨日は、こやぎのおうちのドアを、ももゆりの数人で作りました。今朝は、そのドアを使って、みんなで、おおかみと7匹のこやぎで朝の会をしました。
オオカミ(私)がにじグループの朝の会にやってきました。35匹ほどのかわいいこやぎたち(子ども)がたくさん。これはうまそう!とドアから中をのぞくオオカミ。
ドンドンドン
「だれですか~?」
「おがあざんよー。ドアをあげで。」
「おかあさんはそんなガラガラ声じゃないよ。おまえはオオカミだ!」
こんな風にオオカミとこやぎのやりとりを楽しみます。食べられるシーンになると、みんなキャーと大喜び(?)しながら、一斉にテーブルの下に隠れました。オオカミに食べられたこやぎは押入れの中に(普段遊んでいるときに食べられたこやぎが隠れるところです)、食べられなかったこやぎは、即席で作った囲いの中を時計に見立てて隠れます。
いちおう朝の集まりだったので、座りながら・・・と思っていたのですが、自然に役になりきって、身体が動きだすのは当たり前のことですね。いつのまにか、テーブルとイスのほうはもぬけのから。全員で劇を楽しんだ朝の集まりでした。
集まりのあとは、ひまわりさんは「ながぐつをはいたねこ」の劇遊び。まだ、構成などきちんと決まってない中で、どたばたとしてしまったところもありましたが、一回通してやってみると、「もう一回やりたい」の声が沢山出て、お話の世界を感じ、演じることを楽しんでいました。
(T.M)


◆得意なこと (そら)

懇談会で披露する劇を少しずつ練習しています。
学年ごとに分かれて準備をしているのですが、お話はどんな内容かもう一度確認するためにももも組の子どもたちに紙芝居を読んでみました。
年長児が劇をしている姿を見て真似をしている児もいましたが、お話を読んで「〇〇やってみたい。」と挑戦してみたい役が出てくる児も増えてきました。
どんな役をやってみたいか一人ひとりの思いを聞いたり、登場人物が身に着けるものを考えたりしているうちにあっという間に園庭へ出る時間になりました。
張り切って支度をする子どもたち。全く別の遊びをするのだと思っていたら、妖精役を希望している数名の女児が園庭でも役になりきってセリフを言っていました。以前よりもごっこ遊びをお友だちとするようになった子どもたちは、自分ではない誰かになりきってセリフを言うということの楽しさを感じているようです。
これからも子どもたちの遊びの世界に少し入って言葉のやりとりをすることを積み重ねていけたらいいなと思います。子どもたちの良さを発揮できるように得意なことは何か一緒に過ごしていく中で改めてみていけたらと思います。(K.Y)
Posted in 園のこだわり