◆1月28日(木)の子どもたち
2016年01月28日 木曜日
◆鬼ってしってる? (つぼみ)

今日は、暖かい日でした。園庭でもしっかりと遊べた子ども達です。
保育室では、新聞紙を使って豆まきに使う豆作りをしました。両手で新聞紙をクシャッとするのですが、つぼみ組の子ども達にとってはとっても難しいことです。
新聞紙遊びを以前経験した時は、少し切り込みを入れても、ビリビリと破ることが出来る子は少なかったのですが、保育士がやって見せてみると一枚の新聞紙を両手を使ってクシャッとボールのように出来る姿がありました。そんな、作業をする前に♪おにはそと ふくはうち♪と歌を歌ったり、ちょっと豆まきの話をしていました。
”オニ”みんなにはどんなイメージがあるのでしょうか。初めて出会うお子さんもいるのかもしれません。〇ちゃんにとっては”オニ”は”怖い”だったようです。保育士が、指を一本立てて、頭に持って行くと”何だろう”表情の子のもたくさんいる中で〇ちゃんは後ずさりでした。
「おにだよ。おに。」と保育室に貼っている鬼の絵を見せると。表情がかたまりじっと絵を見つめていました。〇ちゃんの経験とイメージの豊かさを感じました。豆に見立てた新聞紙ボールを壁のオニに向かって、「おにはーそと」と投げました。何かに向かって投げるというのもすぐに出来るようになることではないのですが、☆くん・◇ちゃん・◎ちゃん・・・鬼の絵に向かって「えい」と投げていました。保育士と一緒にと投げる子もいたり、姿はそれぞれでしたが節分に向けて、気持ちを盛り上げていこうと思っています。
園庭では、つぼみぐみの子ども達はなんとなーくおんなじ様な場所で過ごしているような印章です。交わっているわけでもないのですが、あの広い園庭の中でもいつも一緒の友だちは視野に入るのでしょうかお互いに遊びも影響し合いながら楽しんでいます。一人が砂場をしているといつの間にか沢山に・・・かけっこして遊んでいたらこんなにいっぱいになっていたなんて事が、ちらほら出てきました。
園庭から、保育室に戻って来るこちのことです。一緒に保育室に戻ろうと思っていた子ども達とテラスの前にいました。保育士が※くんを探して「※くーん。」と何度か呼ぶと☆くんが保育士より先に※くんを見つけてくれました。あの広い園庭の中で※くんを見つけた☆くん。その後傍までかけていき、何やら声を掛けに行ってくれました。そして、二人でニコニコしながらこちらに向かってかけてきてくれました。なんて声を掛けたのでしょうか?子ども達同士のやり取りによって、気持ちをこっちに向かせてくれました。その二人の満足そうな表情は何とも可愛らしかったです。
段々と、保育者の投げかけや友達同士での刺激が行動に出てきたように感じます。大人も、子ども達の大事な環境のひとつとして素敵な影響のきっかけになるような関わりに心がけたいと思いました。U・A

◆もうすぐ節分 (ふじ1)

今日はニコニコ笑顔で登園した子もいれば、泣きながら登園する子、しばらくしてから大泣きする子など、朝から賑やかなふじ1組。
そんな子どもたちを見ていると、それぞれ色々な気持ちを抱えながら毎日来ているんだなと改めて感じ、気持ちをしっかり受け止めていかなければと思いました。
さて今日は、節分に向けて鬼の角を作ってみました。
「つのつの1本赤鬼どん♪つのつの2本青鬼どん♪」と鬼の歌をうたってみると、真似をして指で角を作って笑いながら身体を揺らします。
そして節分の話をし、「泣き虫オニや怒りんぼオニを追い出せるかな?」と聞くと「は~い」「だせる」と子どもたちは意欲満々。
まだ鬼のこわさを知らない姿が可愛らしく余裕を感じます。
好きな色の画用紙を選び、クレパスで自由に絵を描いていきますが、クレパスが大好きなふじ1組は、もっと描きたいとアピールする子が多く、新しい紙を出すのを待ちきれず、テーブルに描いてる子もいました。
クレパスが何か分からず、箱からの出し入れを楽しんでいた頃を思い出すと、すごい成長です。
ボンドが付いた部分に切った毛糸を付けていく作業は難しかったようですが、1本1本丁寧に付ける子、毛糸の束を握りドサっと乗せる子など様々で、こんな所にも個性は表れ面白いなと感じました。
節分当日はどんな姿が見られるか楽しみにしたいと思います。
園庭ではかけっこが人気で何往復もするなど元気な子どもたちでした。
O・Y


◆おにの角作り (ふじ2)

もうすぐ節分。今日はおにの角作りをしました。朝の体操のあと、今日はおにのパンツの手遊びを、立って踊って行いました。テレビでもやっているようで、歌を知っている子どもたちもいて、おに~と指一本出して頭にかざしたり、つよいぞ~と筋肉もりもりポーズをしたりして、みんなとっても上手に楽しく踊っていました。
いよいよ、角作り。「みんなにも、泣き虫おに、いやいやおに、いないかな」などとお話しをすると、みんな真剣な表情で聞いていて、「みんなもおにさんになって、おにやっつけるよ~」と、おにの絵を見せ角を確認。そしていすの方へ。好きな色の用紙をとって、まず、クレヨンでその用紙にお絵かきをしました。次は毛糸で飾りをしました。
3cmほどに切った毛糸をボンドが塗られたところに置いていきます。置き方にも個性が見られました。電車がつながるように毛糸を横につなげて置く子どもたち。毛糸をまとめてもって真ん中にバサっと置く子どもたち。それぞれ好きな色の毛糸を一色でも数色でも自由に並べて楽しんでいました。節分当日は、おにさんにどう反応するでしょうか。楽しみです。
その後は園庭であそびました。以前作った凧を持っていきました。小門から玄関までを、凧をもって、何度も行ったり来たりしてたくさん走りました。お正月遊びの締めを。まだまだ寒い時期ですが、凧あげと、角作りと季節の変わりを知る、(まではいきませんが)経験をしました。(T.Y)


◆「気の合う仲間」と「広がる輪」の繋がり (ふじ3)
今日の紙芝居の題名は「かみしばい おに」です。
節分も近づき製作をしようと思いこの紙芝居を選びました。
初めて見る紙芝居と怖そうな鬼に興味津々の子どもたち。
〇くんは紙芝居に鬼が登場すると分かると後ろの棚までじりじり下がりはじめました。
怖いけど、でも気になるお話し、そんなかわいい〇くんの姿も見られながら鬼の話は進んでいきます。
少し長い紙芝居でしたが最後まで見入っていました。
読み終わりみんなに「鬼のツノを作ってみる?」と聞くと〇くんは首をふります。他の子も鬼のツノを「つくるー」という反応ではなく(え?おに??)といった戸惑いの様子でした。
4色の紙を選びサンタさんからもらったクレヨンで描くことを伝えると「やるー」と言って椅子に座っていきました。嫌がっていた〇くんもお絵描きなら・・・と思ったようで椅子に座っていました。
描き終わった子から名前を書いていくと△ちゃんは「名前描いてあるよ」と画用紙を見せてきました。
そこにはちいさな〇のようなものがいくつも描いてありこれが△ちゃんが描いた文字だとわかりました。
得意顔で見せてくれた△ちゃん。
「ほんとだ名前描いたんだね。すごいね」と見ると△ちゃんも嬉しそうに自分の描いた文字を見つめてました。
絵を描いて髪の毛風に毛糸を付けて完成です。個性豊かな鬼のツノになりました。
完成した子から園庭へ。
昨日盛り上がっていたひみつきちにいってみるとそこには◇くん☆ちゃんたち5にんくらい集まっていました。昨日を思い出したように笑いながらそこを出たり入ったり。
顔を見合わせては笑い合っていました。
昨日の楽しかった遊びを今日も楽しむ姿が見られ確実に繋がっていました。
大爆笑で「きゃー」「あはははー」と聞こえる中◇ちゃんと〇ちゃんが手を繋いで出てきました。二人で楽しそうに山の方へ行く姿は一昨日の二人の姿よりしっくりきていて自然になっていました。
気の合う仲間との広がる輪が昨日から今日へ。そして今日から明日へ繋がっていってるんだと素敵な繋がりに心がほっこりあたたかくなりました。
t*s


◆ロッククライミングに挑戦中 (きく)

今日は園庭にで元気いっぱい遊びました。
最近ロッククライミングに挑戦しているきく組の子どもたち。以前から出来ている子もいましたが、その姿に触発されたようでドンドン挑戦する様子が見られるようになりました。全力で取り組む〇ちゃん。「できないよ~」と困り顔をしながらも何度も何度も挑戦していました。
出来る子がどこに手を置いているか、足は何処に置いておるかをよーく見ててご覧と声をかけると真剣に目で追っていました。真ん中くらいまでは登れるようになった〇ちゃん。「どこに手をすればいいの?」とお友達に聞きながら取り組む表情は真剣そのものでした。あともう少しで登れそうです。近くでこの様子を見ていた◇君。「僕もする」といざロッククライミングに挑戦。お友達のを傍で見ていたこともあり、手足の置き場が分かるようになったようで、どんどん登って行きます。
何度か挑戦するうちに、何ともスムーズに登れるようになりました。◇君も嬉しかったようで「できたよ~」と上から手を振っていました。挑戦中のお友達に「あとちょっとだよ~がんばって~」と声を掛け得意気になっていました。
心も体も大きく成長してきた子どもたち。あっという間にお兄さん、お姉さんになっていくのでしょうね。この時期に色々な経験を沢山してたくさんの感情や環境を知っていってもらいたいですね。
(K☆H)

◆「おはなさんかわいそうだね」 (たんぽぽ)

温かな日差しに包まれ子どもたちは元気いっぱい。
今日はいつもと違った朝の会、ミッキー体操終了後に椅子に座るのですが、今日は「帽子とジャンバーと靴下を着てから椅子に座ってね」と声を掛けると大慌てでお支度開始。
本当にできることがたくさん増えて、みんなの行動の速さにビックリしています。
朝の会であおむしの曜日確認後に保育者が「今日は1月のにじゅう・・・」と続きを答えようとすると「さん」「に」「いち」と思い思いに数字を答えてくれていました。
保育者が「おしいなー今日は1月の28日木曜日だよ、ではお天気は・・・」と尋ねると、一斉に「はれー」と元気よく答えてくれました。
保育者が再び「今日はお外に行くけど、どこに行きたい」と尋ねると〇ちゃんが「あそべるところがいい」という答えでした。
「遊べるところかーどこがあるかなー」と保育者が話していると、「〇こうえん」と思い思いの場所を答えていた子どもたち、再び〇ちゃんが「ぱんだのいるところがいい」と答えてくれました。
きっと和田公園のパンダの遊具の事を言っているのかなと思い保育者が、「パンダのいる公園は工事中だから、行けないんだ」と話すとちょっぴり寂しそうだったので、その代りといった形で「児童館公園に行こうと思ってるんだけどいいかなー」とはなすと〇ちゃんも「うん」と答え、みんなもワクワクで嬉しそうでした。
お散歩に行く際のお約束を再度確認して園庭へ、みんなが集まるのを待っている間に、誰と手を繋いで歩きたいか決めている子もいてびっくりしました。
ご挨拶をして手を繋ぎ出発、道の途中で1房の花が道路に落ちていました、それを見ていた◇ちゃんが「おはなさんかわいそう」と話すと手を繋いでいた△ちゃんも「おはなさんかわいそうだねー」と共感しあっていました。
すると、再び◇ちゃんが「いいこいいこしてあげたら、おはなさんよろこぶんじゃない」と話すと△ちゃんも「いいこいいこしてあげたらげんきになるよねー」と話していました、
時期が来て散って道路に落ちてしまった、花に対しての優しさやどうしたら元気になるかを想像して話している姿は驚きと感動が同時に現れ、嬉しさで涙が出そうなくらいでした。
公園では、遊具に助け合って応援し合って登ったり、数人のお友達で繋がって滑ったり、「よーいどん」の掛け声に合わせて走ったり、石が沢山あるところへ行き虫さん探しや、おみやげ探しをしてみたりと、たくさん楽しんで遊んでいました。
久し振りの散歩、ただ散歩に行くだけではなく、子どもたちと少しだけ話しながら場所決めをして、期待を持って行けたことは、幼児さんに向けての成長を感じられた時間でした。(M.Y)


◆準備は完璧 (うみグループ)

昨日に引き続き節分の豆をいれるマス作りをしました。完璧主義な◇くんと〇〇くん。
マスにつける鬼の顔をどうんな風にしようかな。と悩む◇くん、さっそく〇を描いて角を付けて牙を4本もつけてとても強そうです。最後に目を描いて完成。卓上遊びを沢山提供してくれる先生が「◇くん、すごく強い鬼になったね。上手だね」と褒められて、すごく照れていました。自分で納得できる程上手に描けて、先生にも褒められてとてもうれしかったんだなと◇くんは満面の笑顔でした。怖い鬼さんを追い払えるように準備は完璧です。
ひまわり組さんはスズランテープでハチマキをして、腰にも巻いて新聞紙を細長く丸めた剣をさして忍者になりきってそのまま、朝の会にも参加しています。劇ごっこの小物に剣が必要なので、剣が共通しているので、毎日いろいろなヒーローになっています。
園庭では太鼓橋を登り、横の出口から緑色のクッションに飛んで降りる遊びがあります。
お兄さんお姉さんが楽しそうに、ぴょんと飛んで降りる様子を見て、私もしてみたいと思う
もも組さんがいます。△ちゃん「先生、見て見てー。私ぴょん!て降りられるようになったよ」と大声で教えてくれます。△ちゃんは最近まで自分自身を「△ちゃんはね。」と名前で呼んでいましたが、今日は「私」を使ってお話してくれたことに、二重に感動と成長を教えてくれました。
言葉の使い方やできることが増えたなど、日常の中に隠れている小さな成長を見逃さないように、ひとりひとりと丁寧に関わっていきたいと思います。
K.S
◆オニはどこからやってくる?? (にじ)

年長さんは、「ながぐつをはいたねこ」の劇をしようと計画進行中。〇ちゃんと保育士で台本を考えました。今朝は、みんなの前でその台本を読んで聞かせました。絵はなくて、お話だけでしたが、みんなよく聞いてくれました。ねこの最後のセリフは、「やっぱりボクは役にたったでしょう。」です。先生はみんなの役に立ってるかしら?と冗談交じりに聞いてみると、「けっこう役に立ってるよ。」とのことでした。少しは褒めてくれているようです。
今朝の朝の集まりでは、もうひとつ、オニのお話をしました。「オニってどこからやってくる?」と聞くと、「やま」「じごく」との答え。
「なるほど~。でもね、じつはオニって別のところにもいるんだよ。」と言うと、「知ってる。心の中だよね。」と答えた子がいました。「そうなの。節分てみんなの心の中にいる悪いオニを追い出す行事でもあるんだよ。みんなの心の中には、どんなオニがいるかな?」と聞いてみると、「おこりんぼオニ」「なきむしオニ」「おともだちをペンて叩くオニ」・・・いろんなオニがいるようです。「じゃあ、節分にはみんなでオニをやっつけようね!」と、気合は十分です。
豆を入れる升つくりの他に、年長さんはもうひとつ秘密の任務。節分当日は、年長さんがオニになって、つぼみからゆりまで脅かしに行く予定です。オニのお面作りは、秘密に進めます。プチルーム(教材が置いてある部屋)にこもって、こっそり作ります。ちょっとかわいい顔のオニもいれば、なかなか迫力のあるオニまで。小さい子の反応を楽しみにしながら進めています。
(T.M)


◆出来るようになること (そらグループ)

今日も子どもたちは張り切って園庭へでます。ジャンパーを着ると少し暑いくらい日差しが強かったです。
昨日、保育士がロープを少し押さえて太鼓橋を登れるようになった〇くんは今日も挑戦していました。始めはうまく出来ず「疲れちゃったな。」と言いながらも繰り返す内にあっという間に一人で登れるようになりました。一人で出来るようになったことで自信がつくとまた何度も登っていました。
ウォールクライミングや吊り橋など挑戦している子どもたちの様子をみていると△くんが登り棒からするすると上手に降りているところを見かけました。いつできるようになったか尋ねると「このあいだ。」と言っていました。できなかったことがいつのまにか出来るようになっていることが一緒に過ごしている中でも沢山あるんだなと思いました。出来るようになった瞬間は見られないかもしれないけれど、出来るようになるまでの過程があったことを考えながら、また一緒に喜んでいけたらいいなと思います。
節分会に向けて年長児は鬼のお面を作っています。年長児は毎年「鬼役」となって低年齢のクラスから順番に回っていきます。始めにどんなお面にしたいかイメージ図を描いた後実際に作っていきます。怖くするために色や顔の表情など考えています。思うようにうまくいかなくても保育士と一緒に最後までやり遂げる児、形になってきたお友だちの作品をみると興味をもってやりたいと挑戦し始める児などさまざまな姿が見られます。当日に向けて行事にむけて楽しみだなと思う心を大切にしながら一緒につくっていけたらと思います。(K.Y)


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