◆1月25日(月)の子どもたち
2016年01月25日 月曜日
◆あたたかい (つぼみ)

今日はいい天気だったのですが風が冷たい日でした。日差しが当たる所でも風が吹くととても寒くなりました。子ども達も最初は大好きな砂場にあそびに行ったのですが砂の冷たさに気付いたかのように砂場であそぶ子どもは少なくなり積極的に日差しの当たる場所を求めておもちゃを大切に握りしめて歩いていました。
〇くんはこの前から気になって遊び始めている鉄棒にいました。暖かな日差しの中、ニコニコと低い方の鉄棒にぶら下がったり、高い方の鉄棒をくぐったりと楽しそうにあそんでいました。
道路側のすべり台のある築山の北側にはまだ日が当たらなかったためか霜柱がきれいに残っていて☆ちゃんと◇くんは保育者の呼びかけに近寄り、熊手のおもちゃで触ってみたり、踏みしめてみたりしてあそびました。◇くんは熊手で叩くと霜柱が崩れていくのが楽しかったようでバンバンと叩いていました。
最終的には園庭の中央のベンチ付テーブルに自然に集まって来てベンチに座ってテーブルの上の砂をシャベルで動かしたり、指でテーブルの隙間から砂を落としたりして暖かそうな日向ぼっこが始まりつぼみの仲間同士で楽しそうに過ごしていました。
寒いので少し早目にお部屋に戻りました。室内ではエプロンシアターを観ました。子ども達自身も参加できるお話だったので夢中で観ていました。そんな中△くんの観察力にびっくりしました。次から次へと出てくるお菓子のおもちゃ。どこから出てくるのかしっかりと見ていたようで自分で取り出したお菓子を「おかしのほしのくいしんぼうくん」の口の中へ入れてあげていました。楽しく興味を持って自分から参加することで新たな発見(お菓子を口に入れる)を楽しんだのだと思いました。Y.N


◆やり取りが楽しいです (ふじ1)
今日は7人の子どもたちが登園し、いつもより少ない人数の中、のんびりと過ごしました。
最近のふじ1組は、お友だちと一緒に過ごすのが嬉しくて仕方のない様子です。
誰かが登園すると声をあげて喜びます。
抱きついたり、お友だちの背中に顔をピタっとつけ、ニコニコしている姿もよく見かけるようになりました。
園庭では、お友だちの遊びに興味津々。近くに行き同じ事を始めますが、今までよりも会話が増えたように感じます。
固定車の所には2人の子どもたちが遊んでいました。
そこへ3人が笑顔で車に乗り込みます。
満員になった所で〇くんが「ちゅっぱつちんこう~」と手をあげました。
「おう~」と手をあげ答える仲間たち。みんな楽しそうな笑顔です。
しばらく様子を見ていると、運転手の△くんが後ろを振り向きお友だちに声をかけました。
△くん「~だ!」
〇くん「あ!~~だね」
△くん「ね~」
◎ちゃん「あち、あちよ」と、会話を繰り広げる子どもたち。この後も会話は続いていました。
何を話しているのかはっきりとは聞き取れませんでしたが、子どもたちは会話を十分に楽しんでおり、笑顔いっぱいです。そして言葉のやり取りの時間が長くなってきました。
このように、子ども同士の会話が日に日に増えてきており、同時に自分の気持ちを保育士に伝えようとする姿も以前よりはっきりしてきました。
言葉はまだ不十分でも、多くの事を子どもたちは感じています。
その思いを汲み取り、気持ちが通い合う喜びを感じられるよう、日々の関わりを大事にしていきたいと思います。
O・Y


◆つながって ~おおきなかぶ~ (ふじ2)

今日は、ミッキー体操のあとのお話の時間に、『おおきなかぶ』の絵本を読みました。「うんとこしょ、どっこいしょ」というフレーズには、かぶを抜く振りを一緒にしたり、「まだまだかぶはぬけません」というセリフでは、手を横に振ったり、「ねこさ~ん」と動物が出てくる時は呼ぶ振りをしたりして、いつも手振りをしてその気になって見ています。
今日は、クッションをかぶに見立て、更に実演もしてみました。種を植え水をかけ、大きくな~れとおまなじないもして、大きなかぶが出来ました。さあみんなでぬきますよ~。興味をもった子はすぐに近寄ってきて、クッションかぶをつかみました。その後ろに他の子どもたちもつながってきて「うんとこしょ」とかぶクッションをひっぱりました。
「ねこさ~ん」と呼ぶと、「はーい」と返事をしてくれたのが◎ちゃん。毎回返事をしてくれ、そのうちかぶから離れて呼ばれると歩いてきてくれたり、かなり実演してくれました。中には照れてしまった△くん。「ねずみの△くん、手伝っておくれ~」と声をかけると、ニタッと微笑んでつながってくれました。無事に抜けたかぶを運び、とんとんお料理。スープにして、飲みました。
その後は粘土をしました。粘土をいじって、「かぶ出来た」と○ちゃんがかぶを作ってくれました。白い粘土、かぶみたいですね。その後は園庭へ。今日は○ちゃんのお姉さんにたくさんのお友だちがくっついて、つながってあそんでいました。
そして給食のスープは、偶然にもかぶのお味噌汁。「うんとこしょのかぶだね~」とお話しして食べました。外でも体がつながって、給食にも実物のかぶがつながって、いろんなことがつながった一日でした。(T.Y)


◆寒さもふきとぶあったかい言葉 (ふじ3)

冬将軍の到来で一段と寒さを感じます。
園庭に出る時間も考えて、その前にお部屋で粘土遊びをしました。
あそびのつながりがあり以前粘土で作ったものやまるまるこねこねすることも覚えています。
〇ちゃんはまるい塊りをふたつくっつけて「アナ」もうひとつ作り「エルサ」最後のまるふたつは「オラフだよ」3つ作っていました。
◇くんは保育士体験でお母さんも一緒で粘土でアンパンマンを一緒に作っていました。大きなまるをママ先生が作り◇くんが作ったちいさなまるで目や頬を作っていました。
完成で見せてくれたのを見て△ちゃんも「アンパンマンつくる」とお願いしていました。
ママ先生に輪郭の大きなまるを作ってもらいちいさなまるを一緒に作りながら完成させました。
切ったりこねたりして色んな形になっていくのを楽しみました。
「もうおしまい」と言って粘土を片付けて手を洗いに行きます。
満足した子から片付けていき外へ行く準備をしていきました。
外ではママ先生にいろんなところを案内していきます。「救急車見る」と園庭端の山の上まで案内していきました。そこからは車やバス、タクシーやたまに通る救急車が見えます。
お次は門の近くのお山です。すべり台がありそこからすべって楽しみます。
鉄棒にぶらさがったりロフトでお店屋さんごっこのように雰囲気も楽しみました。
そして最後にお砂場へ。
ゴリラとヒツジのカップに砂を入れて、パカッと型抜きをして楽しんでいました。5つくらい並んだところで〇くんが足を上げたり下ろしたりとそわそわしていました。
型抜きしたのを壊したい気持ちと戦っています。
ママ先生とお友だちが作った型抜きだということも分かっていたので余計そわそわします。
壊してもいいか聞いてみようと提案すると〇くんは「いい?」と聞いてみました。
「いいよ」
の返事をもらうと〇くんは嬉しそうにさっそく壊していました。それを見た△ちゃんと作った◇くんも壊していきましたが、ぜんぶ壊してしまうとやっぱり残念そうに「あ~あ」と言っていました。
ママ先生が「いいよっていったから大丈夫だよ。またつくろう」と声を掛けてくれました。◇くんも安心したようにまた作ります。
ママ先生の気持ちのこもった言葉に作った子も壊せた子も楽しめた砂遊びでした。
t*s


◆小さな宝物たち。 (きく)

朝の会は「かばくん」の絵本を見ました。最近子どもたちはお話しセリフや文を覚えていることが増えて時々読むところを先回りして言われたりします。まだ言わないで。と心の中で思う反面、いつもよく聞いてくれているんだなとも思います。
今日は〇くんのママ先生が来てくれました。子どもたちも「今日は〇くんのママせんせい?」「〇くんママせんせい」とやはり大喜びで朝から引っ張りだこです。絵本を読んでもらったり、おままごとをしたり、園庭でもあっちこっちと手を引かれ、〇くんは時々ママがお友達に取られてしまうのではないかと思うのか、「ママァー」といつになく甘えた声でアピール。ママ先生になってもらうのは嬉しい反面に、お友達にママを取られないかと子どもたちは時々複雑な心境のようですが、いつもと違った一面も見られて私たちはそれも楽しい時間でもあります。
園庭に行くと今日も霜柱探しをしている子どもたち。「ねぇみて、ここにきらきらあった」と大はしゃぎ。スコップでコンコンとしてもカチカチでまったく崩れず「かたいねぇ」「すごいねぇ」と覗き込んでいました。土の合間から見えるキラキラはまるで宝物のように見え、子どもたちもお宝探しをしているかのような気分です。
ある子は別のところで綺麗な石を見つけてきました。「この石すごいの。つるつるの石なの」と見せてくれました。何だかつるっとした綺麗な石でした。子どもたちは毎日園庭に行くたびに、石やら枝やら葉っぱやらをよく見つけてきます。毎日同じような物を集めて一体どうするのか・・・と思う事もありますが、子どもたちからして見ればどれも違ってどれも魅力的な宝物なのでしょう。なんてことのない物が、うれしくて・たいせつに出来るその心はすてきだなと子ども心に感心してしまいます。今日も園庭から帰ってくると両手に何か握られていました。
今日は久しぶりに18人全員揃ったので集合写真を撮ろうと思っていたのですが、取り損なってしまいました。朝「今日はみんなで写真撮りたいね」と話していたことを聞いていた子が給食の途中で「今日写真撮るの忘れちゃったね」と急に思い出して話し始めてびっくりしました。本当によく聞いています。そして、記憶力も日々上昇中です。明日もみんな揃う事を願い、集合写真は明日のお楽しみにしたいと思います。
(K*S)


◆「たのしみだね」 (たんぽぽ)

今週一週間で1月も終わりを迎えようとしていますが、外は冬真っ盛りといった寒い気温が続いています。
子どもたちは寒さに負けず元気いっぱいで、少しの日差しも温かく感じて「せんせい、あつい」と上着を脱ぐ姿も見られるようになってきました。
今日は、前にもブログに書かせて頂きましたが、2月からきく組のお部屋でランチをすることと、たんぽぽ組のお部屋でみんなでお昼寝をすること、など来月からの変化を少しずつ伝えて行こうと思い、朝の会でみんなにお話しました。
「2月の1日になったら、きく組さんのお友達と一緒にご飯を食べたり、お昼寝したりするんだよ」とお話すると「たのしみー」と言いながら微笑んだ〇ちゃん、「ちょっとなみだでてきちゃった」と◇ちゃん。
◇ちゃんに「どうしたの、もしかして嬉しくてなみだがでちゃったの」と尋ねると「うん」と答えてくれました。
幼児さんへの進級に向けて、たくさん変化がありますが、一つひとつ子どもたちなりに、受け止め感じてくれているのだなと、嬉しく感じました。
進級が楽しみで、ワクワクドキドキの気持ちを大切に、残りの時間を過ごしていきたいと思いました。
今日は元気いっぱいの子どもたち、お部屋の中でも有り余る元気を発散したくて仕方ない様子だったので、お部屋の中で「わーお」と「ラーメン体操」をして、朝の会を少し短めにいつもより少し早めに園庭に出ました。
「わーまってー」と追いかけっこをしたり「いぇーい」と言いながらみんなでトランポリンをジャンプ。
「せんせーみてみてー」とトンネルすべり台の上から手を振ったりと、大人数で遊ぶ姿が見られてきています。
乳児さんすべり台から、お散歩に行く前のご挨拶の声が聞こえたので、よーく聞いてみると・・・
「たんぽぽぐみです、おさかなつりにいってきます、よろしくおねがいします」と話していた〇ちゃん
一緒にいた△ちゃんも◎君も一緒にご挨拶をして魚釣りに出発していました。
散歩の前のご挨拶や会などでホールに集まった時などを思い出し、遊びの中に取り入れている姿に可愛さと、成長を実感できた園庭遊びでした。
(M・Y)


◆あこがれ (うみグループ)

1月も最後の週となりました。うみグループの仲間と過ごすのも、残り少なくなっている事や、進級して一つ大きくなることを感じ初めているようです。
今日は年長児とこれから行われる年長だけの行事やお楽しみの話をしました。
昨年の出来事や、やりたいと思って待ちわびていたことなどを子どもたちからは沢山出てきました、
その中で、懇談会の劇を年長さんがやっていたことも思い出し、今年はどんなものをお父さんやお母さんに見てもらいたいか話しあいました。
最初は、昨年行なっていた妖怪ウォッチの劇やクリスマスで行なったウルトラマンの劇でした。
前回のウルトラマンの劇の時と同様に次々にいろんな意見が飛び交い、話がまとまっていかないようにも感じましたが、話しあって行くうちにどんどん同じ方向に向かって行きました。
一度劇を経験しているので、どのように作り上げていくのかもわかり分かり、リーダーシップを取ってみんなの意見をまとめる子もいれば、それに合わせて意見を出す子、じっと話を聞き、自分の出番を考える子など役割を一人一人が果たして成り立って行きました。
サッカーに夢中な子どもたちも、今日はその言葉は出ず、黙々と小道具を作ったり、「とりあえずセリフはあとで考えて、やってみよう」の一人の声に合わせ、練習も初めて行きました。
前回よりも更にやる気に満ち溢れており、驚きました。
内容をゆり組さんに話そうとすると、「まだ内緒だよ!」と口止めもしっかりされたので、内容はお楽しみです。
相手を喜ばせたいという思いや年長児の団結がさらに高まっている事を感じ、同時に頼もしさも感じました。
もも・ゆり組の子どもたちも、そんな年長児の姿にあこがれを感じ、進級する楽しみがまた一つ増えたことと思います。(B・K)

◆“演じる”のが楽しい (にじグループ)

にじグループの子たちは、どうにもこうにもおしゃべり好き。朝、夕の集まりは、いつもおしゃべりが絶えません。お友達と楽しくおしゃべりするのはとっても楽しいことだけど、そのおしゃべりをちょっとお休みして、先生やお友達のお話を聴いたりすることも大切です。朝夕の集まりはそんな時間。「集まりの時は、おしゃべりはしないで、みんなの発表やお当番決めに耳を傾けよう」と、何度もみんなで話て決めましたが、なかなか・・・・。今朝もちょっと間が空いたりすると途端におしゃべりが始まり、、、。すかさず始まるおしゃべりに、苦笑いをしながらも、最後はちょっと真剣に話をしました。朝夕の時間は、みんなで集まる時間、おしゃべりの時間ではないねとみんなで決めたことはやってみようと。もちろん、私たち保育士の進め方も大事にはなってきますが、子どもたち自身も意識を持ってくれたらいいなと思います。
朝の集まりのあとは、先週に引き続き、劇遊びをする子たちがいます。やっぱりオオカミが出てくるお話が好きということで、おおかみと7匹のこやぎごっこをします。
ももぐみの〇くんは、お話やぬいぐるみを使って、役になりきるごっこ遊びが大好き。劇遊びもとっても楽しそうに取り組みます。ヤギやオオカミのセリフもいつのまにかしっかり覚えていて、いろんな役にチャレンジします。
一番人気は、7番目の“食べられない子ヤギ”。オオカミの出てくるお話は好きだけど、やっぱり食べられるのはいやだな~という子どもの気持ちがうかがえます。お互いに役を変えたりしながら、5回も繰り返し演じました。
「園庭でもやってみようか。」と声をかけると、いいね!ということになり、園庭でも1回やりましたが、ログハウスの横には、霜柱の溶けた後のドロドロの土という魅力的なものがあり、子どもたちの目はキラキラ。。いつのまにか子ヤギごっこはおままごとに変わっていました。
(T.M)


◆焼き芋会のその後 (そらグループ)

数日前から、だいぶ冷え込むようになりましたが、子どもたちは元気に登園しました。
今日お誕生日のお友だちが風邪のためお休みでしたが、朝の集まりで、〇くんのお家に届くようにと「ハッピーバースディ」の歌をみんなで歌いました。
それから、先週の木曜日に焼き芋会をしましたが、そらグループでは最初、さつまいもを植えようと子どもたちから意見がでました。種イモがなくいろいろ調べてみたら、冬に植えても霜などで芋が育たない事を学び、買ったもので行うことになりました。
そして、その後種イモを子どもたちが探していたことを聞いていた保育者が、自宅にあった少し芽が出たさつまいもを持ってきてくれました。そのさつまいもを水につけておくと芽が成長してくるので、そうすると土に植えると芽が育つかもしれないそうです。
このことを子どもたちに話すと、「やろう!」と大喜びでした。
畑の土を耕し、種イモを育て、植物の成長を見守り収穫する。この一連のつながりを体験することで子どもたちと食物のありがたさを学び、何かを大切にする心を共に育んでいきたいとおもいます。H・T


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