◆1月19日(水)の子どもたち
2016年01月19日 火曜日
◆楽しいを見つけた! (つぼみ)

昨日はたくさん雪が降りましたが、外では遊べず、少しだけ雪に触れてみました。昨日雪に触れて、「冷たい」という事がわかったのか、園庭の雪(今日は氷に近い状態)には、なかなか触れようとしなかった子ども達でしたが、差し出すと「キャハ!」と「冷たいからさわらない!」と言っているように逃げてみたり、地面に落ちている雪のかたまりを足で潰してみたり、〇くんはたくさんのかたまりをバケツに入れ、たくさん入ってケーキみたいに完成すると、とても嬉しかったようでパチパチと拍手をして喜んでいました。昨日とは違った反応の子ども達。一つの経験でもいろんな感じ方・楽しみ方ができるんですね。
「楽しい」「いやだ」などの喜怒哀楽や「冷たい」「痛い」などの五感も感じ、日々成長しあっているんだなと感じました。お友だちとの関わりも増えてきて、「大丈夫?」や「一緒に!」と気になりあったりもするようになった子ども達。不思議なものやたくさんの人と触れ、また違った成長がみられるといいですね。
そして今日は△くんのお父さんが保育士体験をしてくれました。
一緒に遊んだり、おやつも一緒に食べました。みんなが知っている曲などを弾いてくれて、子ども達も手拍子したり、ノリノリでした。今日一日ありがとうございました。
(K、E)


◆やさしさ溢れる1日 (ふじ1)

昨日は室内に雪を運んで遊びましたが、今日は晴れ間が見えたので園庭で遊んでみました。雪に触れる事は子どもたちにとって貴重な経験です。
不思議そうに雪に触る子、興奮気味に雪を踏みしめる子、恐る恐る触る子、全く触れずこわがる子と色々でした。
雪は少し固くなっており、子どもたちの手では中々雪を掴めません。すると〇ちゃんが走り出し、シャベルを持って雪をすくい出しました。
知恵を働かせて遊ぶ姿に感心させられます。このように子どもたちが自分で考え行動する姿が増えてきました。
また、花壇では花に雪が被さっており、雪に埋もれていました。
そこで、「雪でお花が見えないね。お花つぶれちゃってるかな?」と声をかけると、
子どもたちは持っていたシャベルで次々と雪をすくい始めました。
「おはな」と言いながら雪かきをする子どもたち。
子ども心に、『お花を助けてあげなきゃ』と感じたのかも知れません。
子どもたちのやさしい気持ちに触れた瞬間でした。
その他にも、今日は至る所でやさしい触れ合いが見られました。
園庭に出る前、〇ちゃんが泣き出すと、〇ちゃんの頭を撫でて手をつなぎ始める△くんと◎ちゃん。〇ちゃんにやさしく寄り添います。◎くんは保育士に、〇ちゃんが泣いている事を指さしで伝えてきました。
また、園庭から戻り、眠くなってしまった☆くんが絵本ゾーンで横になっていると、◎くんが隣に寝ころび、絵本を両手に持って☆くんに見せてあげていました。☆くんもじっと絵本に見入っています。
手洗い場では、眠くなって泣き出した□くんを見た△ちゃんが、□くんの背中をやさしく撫でている場面も・・・
子どもたちはただ、お友だちが泣いてるから、悲しんでるから、寝転んでいるからと、その時々の自分の感情に従い、何かをしてあげたい気持ちから行動しているのだと思います。
そこに計算はなく、相手を思いやる気持ちだけが存在しています。
このように、純粋に人を思いやる事の出来る、やさしさ溢れる子どもたちの姿に、大切な事をまた1つ教えられました。
O・Y


◆雪遊びパート2 (ふじ2)

今朝は昨日よりも雪がなくなり、道も歩きやすくなりました。急に寒くなったと思ったら、雪まで降り。思いがけず、昨日から雪あそびが出来ました。昨日はお部屋に雪をもってきて雪に触れ、今日は園庭に出て、雪遊びをしてみました。
支度をして園庭へ出ると、いつものように砂場へ。なので、雪がある方へ声をかけてみました。するとみんな集まってきて、持っていたシャベルで、雪をザクザクさし始めました。ザクザクしたり雪の上を歩いたり。固まりができると、近くにあるウッドデッキの上に並べ、またシャベルでザクザクしたりして遊んでいました。
シャベルと一緒にコップやおわんも持っていたので、今日はそこに砂ではなく雪を入れて楽しんでいました。◎ちゃんは持っていた枝を雪の固まりにさして、ハッピーバースデーとケーキを作って見せてくれたり、また、△ちゃんは、雪に砂をかけて、デコレーションをしていて。わざわざ砂場まで行き、砂をすくって大事に持って来てかけていました。えーいと雪を投げてみると、それをまねし出し、ちょっとした雪合戦も始まりました。
「ゆきだね」「つめたいね」などとお話しして、昨日に引き続き、雪遊びを楽しむことが出来ました。(T.Y)

◆うれしいゆきあそび。 (ふじ3)

今日は風は冷たいですが、おひさまも出ていて、子どもたちもお外に行けると分かったのか、「ゆき、さわりたい」と言う子が何人もいました。
今日は園庭に行く前にお絵かきをしました。今日渡したのは白い紙。いろいろな色を使って「ニンニンジャー」や「アンパンマン」や「あおむしさん」を描いては見せてくれました。
そんな中トントントンと音が聞こえて見てみると、たくさんの点を描く〇くん。
『これな~に』と聞くと「ゆき」と教えてくれました。昨日お部屋でみんなで雪を触って、園からの帰り道も雪遊びをしてなかなかお家に着かなかった・・というほど雪が積もったことが嬉しかったようで、絵でも表現してくれた〇くん。そんな〇くんを見て、近くのお友だちも「これ、ゆき!」と描き始めたり、白いクレヨンを持って「これ、ゆきとおなじ」と雪の色を見せてくれました。
白い紙に白いクレヨンで描く子もいましたが、「みえない・・」と気付くと、どんな色の雪があるかなとお話しながら、子どもたちなりの雪を描いてみせてくれました。
一色ではない子どもたち色の雪、とっても素敵でした。
描き終わった子から園庭へ。早く外へ行きたくてウズウズしている様子で、テラスの扉を開けたと同時に「ゆきだー」と叫びながら走って行く子どもたち。
足で踏んで感触を楽しんだり、砂場に混じる雪を一緒にすくってかき氷を作ったり、カップを使って雪だるまや雪のお団子を作ると大喜びでカップに入れて大事そうに持ち運んだり、雪が降ったからこその遊びを楽しみました。
たくさん触って手も足もぬれると「つめたい・・」「さむい・・」という感覚にも襲われます。
「さむいからおへやにはいる」と自分から気持ちを伝えてくれた子もいたので、お部屋に戻って遊んだり、まだまだ外で遊びたい子は時間いっぱい遊んだりと冬の寒さ、雪の冷たさを充分に体感しながら楽しむことができました。
いろんな経験を一緒にしていけたらいいなと思います。
S.S


◆おやくそく・・・? (きく)

昨日の雪も溶け始め、青い空が広がって気持ちのよい朝。窓から見える雪を見つけて「ゆきあった」と教えてくれる姿がありました。少なくなるとより貴重に思えるものですね。
焼き芋会は2日後。朝の会でお芋掘りの絵本を読みました。昨日「おいもください」と鹿児島に手紙を書いたことを忘れないよう、振り返って話をしました。誰に書いたか覚えてる?と聞くと声をそろえて「おいも」と答えます。鹿児島という言葉は出ませんでしたが、焼き芋会の大事なキーワードであるお芋がちゃんと心にあることがわかり安心しました。このまま期待を持って当日を迎えられたらいいなと思います。
その後はそらグループ(幼児組)に遊びに行きました。お部屋に入るとおままごとコーナー(ロフト)へ一直線の子どもたち。どこに何があるのか、なんとなくわかってきたようです。今日は年中児が数名遊んでいました。みんなでぞろぞろ入って行ったので驚くお兄さん・お姉さん。ですが、縦割り保育の中で年下の子どもと触れあうことに慣れているので、きく組の子どもたちにも優しく接してくれました。「ふたりずつはいってね」と言われ、お姉さんに手を引かれて安心してついていく姿がありました。おままごとで好きなように遊ばせてもらいニコニコ嬉しそうにしていました。
また、トイレのスリッパを見よう見まねで揃えてみたり、食器の並べ方の写真をじーっと見入る姿もありました。お約束にも興味を持つ子どもたち。幼児組に遊びに行く中で、楽しみながらそういったことにも自分から関心が持てるようなかかわりをしていきたいです。
(N.M)


◆冬といえば・・・雪?足湯? (たんぽぽ)

今日はお休みもいなくて久しぶりの18人集合。△くんのお母さんが保育士体験で「ママ先生なの?」と嬉しそうにしています。ここ最近保育士体験が続いて入っていて毎日違うお母さんがママ先生で来てくれていて子どもたちも話しかけてみたり、一緒に遊んだりママ先生は保育士の私たちと違ってちょっぴり特別な存在のようです。
毎日朝の会でやっている△月◎日◇曜日・・・年が明けてから「今日は何月?」という質問に「いちがつ」と興味を持って理解していってくれるようになりました。前は「何月?」の質問に「火曜日」「なしをふたつ」と覚えていることを一生懸命話す姿がありましたが、しっかりと「◎月」ということを理解してきているように感じます。「1の次は、2だよね?」と数字が大好きな★くんは、野ねずみの手遊びの中で、1.2.3.4.5と数字が出てきて「次は2.次は3.最後は、5だね」と隣の◇くんと楽しんでいます。歌で覚える子もいれば、数字を数える子もいて子どもたち一人ひとり、受け取り方も様々です。
今日は外に行きました。お待ちかねの雪遊びです。カップにすくっておままごとする子や、雪だるまを作りたくて頑張って丸める子、足で踏んで感触を楽しむ子・・・今日それぞれが充分に満足してあそべたのではないでしょうか。触った後の冷たさにこどもたちも思わず「つめたい」そして足まで濡れてしまった子は、足湯も楽しみました。ぽかぽかの暖かいお湯は気持ちいいようで中々上がってきません。
上がってきた◎くんが「僕の足あったかいよ」と嬉しそうに言ってました。寒い日には、寒いばかりではなく、楽しいことやホッとあたたまる瞬間・・・子どもたちと過ごす最後の季節を感じていきたいなと思いました。
(Y.E)


◆木工ゾーン (うみグループ)
今日も昨日からの雪がまだ残り、早くに園庭に行きたい!という声が多く上がっていました。
少しお部屋で遊ぶ時間は電車やブロックと各々の遊びをします。
以前、年長の子たちとベランダの木工ゾーンで椅子づくりをやったことがありました。
それが今は年中・年少の子たちのお家や、お店屋さん作りと発展しました。
始まりはいつものようにベランダに出ると、気になって一緒に来たゆり組の女の子たちがきっかけでした。
いろんな形の小さい木がたくさんあり、積み木のように重ねて遊んでいる姿を見て、「お家みたいだね」「可愛いでしょ」との会話でした。
保育士がボンドを用意すると、くっつけていきます。
すると、「○ちゃんも誘っていい?」と楽しい遊びを好きなお友達と共有したいという気持ちが出てきてみんなでやることになりました。
初めは、お家を作る子がいましたが、「公園も作ろ」「おもちゃ屋さんも作る」「ママに買ってほしいからお洋服屋さんも作る」と様々なお店や遊ぶ公園など、自分たちが作りたいものを作り始めました。
今日もその続きをやろうというと「うん!」と笑顔で答えます。
寒いから上着着る、といい上着を取りに行くと、「どこ行くのー?」ともも組も気になって後をついてきました。
ゆり組のお姉さんたちの作品を紹介すると、「やりたいー」と一緒にやりました。
何作るの、と聞くと「お家!」「飛行機!あと、東京タワーと電車」と思い思いの作りたいものを言います。
お家と言ったもも組の△ちゃんは何を置こうか悩んでいました。
△ちゃんのお家には何があるの、と聞くと「机」といろんな形の木がある中から選びます。
「これ」と持ってきた丸い木は家の大きさと比べると、「大きかった!もっと小さいのにしよう」と工夫します。
別の程よい大きさの机を持ってくると、同じ机を使っていたゆり組の□ちゃんは「こっち来て、私と一緒の机だよ」と共有し合いました。
今日も共有し合う姿がありました。
仲良い友達を誘う姿や、異年齢での共有する姿を見ることができ、心温まる日になりました。
(A.Y)


◆子どもは風の子 (にじグループ)

冷たい風の吹く寒い一日ですね。
園庭に出て遊びました。あんなに寒い園庭でも、元気よく遊ぶ子どもたちの姿は、さすが「子どもは風の子」という言葉が思い出されます。
積もった雪で思い思いに遊ぶ子どもたち。
いつもより早い時間に園庭に出たひまわり組の男の子たちは、スコップを持って、みんなが来る前にウッドデッキや遊具の雪掻きをしてくれていました。早く外に出たからといって遊ぶのではなく、みんなのためにとやってくれたその姿が頼もしいかったです。
雪掻きが終わると、いろいろなところから雪をたくさん集めてきました。
かき氷屋さんをしているそうです。
それぞれ雪探しに出かけたかと思うと、「しごとばにもどるぞー!」と〇くんのかけ声で仕事場に戻り、また作業をしていきます。(固まっている雪を砕いて粉々にしています。)
しばらくして、かき氷は売っているのか聞いてみると、今日は仕事してるので売ってませんとのことでした。やっていること一つひとつに意味をもってやる姿はさすがひまわり組だなと思わせられます。
他にも、もも組の女の子たちは遊んでいてしばらくすると、靴を脱いでウッドデッキに座っていました。何しているのか聞いてみると、「きゅうけいしてるの」と手や足を温めているようでした。お部屋に入って温まることを進めても、誰も行こうとしないのは、やはり雪が魅力的だからでしょうか…。
いつもと違う景色、雪遊びを味わっていました。
登降園の際は、足元を十分にお気を付けください。
(H.K)


◆子どもと共に。 (そらグループ)

昨日は雨が降ってしまい園庭では遊べなかったので、今日は朝から「園庭で雪あそびしたいなー」と楽しみにしていた子どもたち。
予定していた音楽クラブもお休みになったので、思う存分園庭遊びを楽しむことができました。
小さな雪だるまを3つ作って見せにきてくれた〇ちゃんと△ちゃん。
お部屋に持って帰りたいと相談に来たので、「どうして持って帰りたいの?」と理由を聞いてみると「壊されちゃったら嫌だなと思ったから。」とのこと。「そうだったんだ。でも、お部屋は暖かいから溶けちゃうかもしれないね。」と答えると「あーそっか。じゃあどうしよっか」と二人で話しながら考え始めました。
しばらくすると園庭には二人の姿はありません。雪だるまはどうしたのかなと思っていると、副園長が「あっ、こんなところに。」と小さいすべり台の下を見ながらほほえんでいます。
そこには小さな雪だるまが3つ並んでいました。
壊されなくて、溶けない場所。よく考えました。
子どもたちと関わる時、大人としてこういう方法もいいんじゃないかと提案することがあります。その提案を無理強いしてしまうと大人都合になってしまうので、そこは気を付けなければいけませんが、提案を受け入れるか受け入れないかは子どもたち次第だということを心に置いて接していくと、子どもたちの一つのきっかけとして素敵な融合を見せてくれることがあるのです。
子どもの力は無限大です。けれど、子どもだけの力では発展せずに行き止ってしまうこともあります。子どもたちの力を引き出していくためには大人の関わりやきっかけづくりが大切だなと思っています。
『子どもと共に』を大切にこれからも関わっていきたいと思います。(I.E)


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