佼成育子園[こうせいいくじえん]-東京都杉並区

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◆1月14日(木)の子どもたち

2016年01月14日 木曜日

◆わらった! (つぼみ)

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全員集合!何枚かとった中のこっち目線の奇跡の1枚!

全員集合の今日は、天気も良かったので地下鉄車庫まで散歩にいきました。
手をつないで「あるこ~あるこ~♪」と歌いながら歩いたり、坂道を「よいしょよいしょ」と歩いていた〇ちゃんと△ちゃん。今日は奥まで行った電車の車体が良く見えることろまで行ったので、電車がくると目をパチパチとさせて驚いているようでしたが、「でんしゃだ」と大喜びで指をさしていました。

電車が来たことにホッとしてみていると、電車から「プシュー」と言う音が鳴り、さっきまで楽しそうだった子ども達の顔が一瞬、驚きと怖い表情になってしまいましたが、子ども達もそれが少し面白かったようで、「はははっ」と笑いに変えていました。

保育士やお友だちと一緒にいる安心感から、怖いという気持ちより面白いになったのかなと感じました。帰り道は驚いたことは一旦忘れて、また楽しく園まで帰り園庭でたくさんあそびました。

(K.E)

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電車どれどれ?
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◆凧揚げ&大切なマイバッグ (ふじ1)

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それ~!凧はあがるかな?

昨日ビニール袋に絵を描き、それにひもをつけて凧を作りました。
今日はみんなで凧揚げです。
お部屋で凧を持って風になびかせてみると、こどもたちは興味津々です。

支度を済ませ、凧を手にした途端、走り出す子供たち。
保育士も一緒に走って凧を揚げていると、風にゆられて凧がフワフワする様子を微笑んでみている子もいます。
「たーこーたーこーあーがれー♪」と歌いながら、気持ちいい天気の中、凧揚げを楽しむことが出来ました。

その後凧は…。
凧が気に入ってずっと離さず持っていた○君。

小石を拾うのが大好きなのですが、今日もひとつ、またひとつと見つけています。
それを凧の中にポトン。
お気に入りの凧。大事な小石。◯君は最後まで肌身離さず持っていました。
凧は大切なマイバッグになっていました。

今日は次第に気温があがり、心地よい天気。
活発に動いて遊んでいました。

スロープ付きの山は、滑りやすく子供たちにとってはちょっとした難所なのですが、今日は次々と登って行きました。
てっぺんに着くと、保育士に向かって満面の笑みをみせてくれます。
また、幼児組のお兄さんお姉さんの後をついて、遊びを真似ることもあります。
いつも違う楽しさもあるようです。

いっぱい遊んだ子供たち。
給食はほとんどおしゃべりをすることなく夢中で食べていました。
(I.Y)

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てっぺんまでいけるかな?

 

 

 

 

 

 

◆初めてのお散歩コース・桜の坂公園へ (ふじ2)

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すべるすべり台

 今日は初めてのお散歩場所へ行きました。いつも行く聖堂方面とは逆の方向にある、桜の坂公園へ行きました。いつもは通らない道でしたが、途中、建物を壊しているショベルカーを発見し、絵本に出てくる、ショベルカーのザックと重ねて、「ザック、ザック」と言いながら、じっと工事の様子を見たり、公園には何があるかなあなどととお話ししたりして、(電柱に気をつけながら)楽しく歩きました。

公園に着きました。園のすべり台よりよく滑るすべり台があり、まずみんなそこへまっしぐら。すべり方をコントロールすることが出来、勢い良くすべったり、ゆっくりすべったりと、楽しんでいました。隣には、ロッククライミングのような坂があり、階段かその坂どちらかを登っていくと、すべり台をすべることが出来ます。その坂も、みんな手足に力を入れ、意欲的に登ることが出来ていました。

広場には、船の形の砂場があり、そこへ入ったり出たり穴から顔を出したり。初めての場所でみんな夢中になって遊んでいました。しばらく遊んでお茶を飲んで、園に帰りました。帰り道、「給食何かなあ?」と聞いてみると、「お肉。」「いちご」「しらす」(よく知ってるなあ)と。また楽しくお話ししながら帰りました。お散歩の日は、お昼寝もスムーズ。今日は初めての場所とあってか、布団に入るとすぐ眠りに入っていました。(T.Y)

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ロッククライミングのような坂
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船のかたちの砂場

 

 

 

 

 

 

◆はじめての場所へ。 (ふじ3)

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今日はふじ2くみと一緒にさくらの坂公園までお散歩に行ってきました。
さくらの坂公園は初めての場所ともあって、大きなすべり台が見えてくると、大興奮の子どもたち。一目散にすべり台目がけて走り出しました。

ですが、いつもとは違って、すべり台に辿り着くまでが少し遠いのです。
のぼる方法は二つあります。ひとつは階段で。もう一つは、坂になっている所に大きな石がくっついていて、それを伝ってのぼっていくという方法です。
スイスイ階段を駆け上がる子もいれば、一歩ずつのぼって行く子も。
坂では滑り落ちないように石にしがみつきながらも諦めずにその道を通ろうとする子など、一人一人が自分で選んだ方法で頑張る姿、とても素敵でした。

この公園のすべり台は大きいだけでなく、斜面も急なすべり台。スピードが出る分その初めての感覚の面白さに夢中になり、何度も何度もすべってはのぼり・・すべってはのぼり・・を繰り返す子どもたち。
その中で、初めてすべった時より、2回・・3回・・とすべることで見られた変化がありました。

最初はスピードが出すぎてすべり台から飛び落ちてしまいそうな勢いだったのですが、スピードが出ることに気付いた子どもたちは自分たちでスピードの調整をし始めたのです。
少しの経験から得たことへの子どもたちの応用力は本当に凄いです。
疲れ知らずの子どもたちは、その後も時間いっぱい楽しみ、『ほいくえんにかえるよ』と声をかけても「かえりたくない」とまだまだ遊びたいと気持ちを伝えてくる子もたくさんいたほど、楽しかったようです。

はじめての場所ではじめての経験。とても楽しい時間になりました。
またみんなで遊びに行った時の子どもたちの反応や遊び方の変化などが見られるようになる日が楽しみです。
S.S

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◆凧揚げをしました。 (きく)

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初めての油性ペン・・・!

朝から元気いっぱいの子どもたち。
今日は少し遅れましたが、お正月遊びの凧揚げをしました。

まずは凧作りからです。テーブルに道具を準備すると「これなに?」「やりたい」とまだ始まっていない時から、興味津々で保育士の動きを観ていました。

透明のビニール袋に油性ペンでお絵描き。普段のお絵描きで使う画用紙よりも描きづらいのですが、初めて使う油性ペンを使いこなして夢中になって描いています。いろんな色を使ってカラフルに描く子、顔のようなものを描く子、線や点にこだわって描く子がいました。「もうおわりにする」と言って、自分で完成形を決めて、納得して描き終える姿も見られました。
少人数ずつ行ったのですが、みんな好奇心旺盛なので、はやくやりたい!という気持ちが強く、待っている子どもたちでおしくらまんじゅう状態になる場面も。そんな意欲を認めつつも、期待を持って順番を待つことが出来るような関わりをしていきたいと感じました。

作り終えた子から、いざ園庭へ。わくわくどきどき気持ちが高まっているので、身支度もいつもより早いです。園庭についた瞬間走り出し凧揚げを楽しんでいました。しばらくすると、いつもの追いかけっこのような遊びに。凧があると楽しさも倍増するようで、ジャンバーを脱ぎたくなるくらい暑くなるまで走っていました。

最後は「おおかみさんいまなんじ?」をしました。おおかみ役は保育士がすることが多かったのですが、〇ちゃんは「よるの12じ」になると逃げるというルールを覚えたようで、おおかみ役を率先してやっていました。その言葉を聞いて逃げる子どもたちも楽しそうです。みんなで遊ぶ楽しさを体全体で味わっていました。
(N.M)

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まてー!
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まてまてー!

 

 

 

 

 

 

◆マンゴー豆腐 (たんぽぽ)

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園長先生また来てねー

朝の集まりで給食当てクイズが楽しいこの頃です。今日も早速やってみました。子どもたちも考えながら手を挙げて参加してくれます。ひと通りメニューが出て(カレーライス、ラーメン、ハンバーグ、ふりかけご飯などなど)今日は麻婆豆腐でしたので保育者が「まーぼー?」と言うと「麻婆豆腐だ」と◎ちゃんが大正解。そのあとも響きが面白かったこともあり「まーぼーどーふ♪まーぼーどーふ♪」と楽しそうな子どもたち。

お野菜のヒントはみどり色で、みんなが大好きで・・・というとそのヒントをよく聞いていんげんやホウレンソウなどという子もいましたが、ラーメンやご飯という子もいます。そして「ブタ?」と真面目に言った△ちゃんに「えーブタ?」とみんなで大笑い。△ちゃんも大笑いして楽しいクイズタイムになりました。
クイズをすることで給食への関心へとつながり、園庭で遊んでいて「帰りたくない」といっても「今日の給食何だったっけ?」と聞くと「麻婆豆腐だ、帰らなきゃー」と言って子どもたち同士で「☆くん、麻婆豆腐だからお部屋に帰ろう」など言って切り替えられていました。すごいことです。

また今日は給食にスペシャルゲストの園長先生が来てくれて一緒に食べました。「好きなご飯はなんですか?」「好きな電車はなんですか?」など園長先生に質問する子どもたちもいました。先に園長先生が部屋を出ることになるとよほど嬉しかったのでしょう、みんな立ち上がってタッチの嵐。「また来てね」「また一緒に食べようね」とそんな言葉をかけていました。

布団に入ると「◇くんはね、※ちゃんと◎くんと△先生だーいすきなんだよ」「◎くんもね、◇くんと※ちゃんと△先生だいすき」「一緒だね」「うん一緒」「おやすみ」「おやすみ」と会話していた◇くんと◎くん。こころがほっこりあったかい気持ちになりました。子どもたちの絆が強くなっていることを本当に本当に嬉しく思います。(kh)

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むっくりくまさんやろうよー
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みんなでできるようになるともっと楽しいだろうね!

 

 

 

 

 

 

◆気持ちに寄り添って (うみグループ)

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今日は朝からお友達とケンカをしたり、自分の思い通りにいかずに泣くことが多かった〇くん。
保育士が話している最中、大きなダンボールを見つけました。
昨日、ひまわり組の保護者の方から寄付して頂いたものです。
自分も入れるくらいの大きさだと気づき、その中に入ってゴソゴソ動いていました。

何も知らない子が見ると、ダンボールが生きているように見えて面白がって寄っていきました。
しかし、〇くんはダンボールで機嫌が良くなったものの、1人で使いたいとお友達をシャットダウンしていました。
カメラを持って、小さな隙間から「はい、チーズ!」と言うと嬉しそうに笑ってくれました。

それをきっかけに女の子達は「入っちゃダメ」と言われるかもしれないと思いながらも、そっと覗いて優しく笑いかけてくれました。
すると、〇くんも自分の物と理解してくれたのだと安心して、自慢して見せるように出たり入ったりを繰り返していました。

何度か繰り返すと、お友達と2人で入っても楽しめるようになり、そのお友達が電車のダンボールを着て遊びだすと、今度は2人で少しサイズの小さいダンボールを使ってロボットになり切って遊びだしました。

ひとりの時よりも遊びが発展し、より充実して〇くんの心が満たされているように感じられました。
また、子ども同士が相手の気持ちを尊重しあうことによって、安心して遊びが魅力的なものへと変化しているのだなと思い、友達への思いやりを持つことも同時に成長しているのだなと感じられました。(B・K)

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◆そんな事も分からない (にじグループ)

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今日は天気も良いので室内遊びと園庭遊びをしました。
朝の集まりでは誕生日の子どもがいましたので、お祝いをしました。二人とも5歳になる男の子でした。誕生日の子どもは高い椅子の上に立つのですが、二人同時は危険でしたので一人ずつ行います。しかし、そこでもどっちが先に行うか二人で話し合いに・・・。
じゃんけんは?周りからの提案も受け入れられずに片方が「もういいよ。先にして」と少し気がおさまっていない様子でしたが譲っていました。

好きなケーキは?
ショートケーキ・チョコケーキ
好きな色は?
赤・黒
大きくなったら何になりたいですか?
ツタンカーメン・ゴースト
ツタンカーメン?エジプトの?と話ししていると周囲の子どもたちから「仮面ライダーの話だよ?」と教えてくれました。少し勉強が足りなかったと反省です。

また、焼き芋会をするにあたって話を進めていた「食材のピックアップ」についても話しました。

今回の共有事項は、二つです。
食べ物は温かい方が美味しいという事ではなく冷たくても美味しいもの、生ぬるくても(常温でも)美味しいものがあるという事〜その食材は何か?調べた事(話し合った事)が一つです。(年長児)
二つ目は、広告切り(食材・値段つきのもの)を行い、切り取りノートを作成した後、それからお買い得品を調べたという事です。(年中児)

その後、二つのピックアップ食材の選別を行いました。
1、温かくても冷たくても普通でも美味しい食材表
2、お買い得な食材(安い食材)と購入不可な食材(高い食材)表

※1、2の表を照らし合わせます。

・1(全ての条件で美味しい食材)であるが、高くて買えない食材には斜線を。
・1(全ての条件で美味しい食材)であり、なおかつ安い食材には丸で囲むを。
・そうでないものは印なし。

とうとう、大まかな食材が決まりだしました。
選ばれた食材たちを帰りの集まりで調べて子どもたちが発表し皆で共有していければと思います。

園庭では、砂場遊びがダイナミックに行われているのが印象的でした。(先日から大きな山づくりが流行っており)
砂場遊びをする子ども達の前に二歳児が遊んでいました。
二歳児にとっても幼児グループが作り上げた砂場の山は魅力的のようでした。
遊んでいる場所を占領するのは簡単ですが、その場所を譲る子ども達がいます。譲ることは、遊びを保証してあげていることです。しかし、その行動が一番正しいことではないような気がします。

その隣で山を作ればいいのではないか?と子どもたちに提案しました。

すると、「確かに」と火が付いたように遊びだします。機転を利かすことを学ぶ時期でもありますので、こうしなさいやああしなさい等の指示ではなくアプローチ(きっかけやアイディアの提供)を大人側は大切にしていかなければならないと感じます。
子供に対してそんな事も知らない・・・わからないの?という思いが出た時は大人都合であると自覚する瞬間です。
大人は答えを知っているからこそ、子供の行動に対して抱きがちなのかもしれないと感じました。

大人は沢山の事を知っているからこそ、子どもが自分で知る権利を奪わないように関わっていく難しさを楽しみながら保育をしていきたいと思います。

k★y

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◆共感しようとする力。 (そらグループ)

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園庭の太鼓橋のロープをぎゅっとにぎり、上を見上げるもも組の〇ちゃん。
その後ろでにじグループのもも組の△くんも〇ちゃんと同じ方を見ています。

何度も何度も力いっぱいロープを握りしめて、足を踏ん張って、見上げる先のてっぺんを目指し挑戦する〇ちゃん。
そんな様子を後ろで見ている△くんは急かしもせず、怒りもせず、かといって口を出すでもなくじっと待っています。
疲れてきた〇ちゃんは後ろを振り向き、「これ難しくてうまくできないんだよね。」と突然△くんに話しかけました。
すると、〇ちゃんの目を見てうんうんと頷く△くん。
『え?それだけ?話はしないの?』と私の心の声が思わず出てしまいそうになりましたが、意外にも〇ちゃんはそれだけで満足したようで、何も言わずに△くんに太鼓橋のロープを渡しました。場所を譲ったのです。

△くんはするすると太鼓橋を登っていきました。
『え?余裕で登れるの?』とまたもや心の声が出そうになった私。
「これ難しくてうまくできないんだよね」という〇ちゃんの声に、△くんは「ぼくは簡単にできるよ!」と言わず、うんうんと『共感』していてくれたのだなとその時に気づかされました。

寄り添うという言葉を思い浮かべた時、声を掛けることや手を差し伸べることだと思ってしまっていた私でしたが、言葉をかけるでもなく、手を差し伸べるでもない方法で寄り添っている子どもの姿になんだかとても感動してしまいました。そして学ばせてもらうことができました。

共感の仕方は発達によってさまざまです。けれど、共感しようとする力は生まれたときから皆持っている力なのではないかと言われています。
子どもたちのもともと持っている力を引き出していける存在でいられるよう、見守る距離を大切にこれからも関わっていきたいなと思います。(I.E)

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ゆり組さんも自分たちでルールを決めながら遊ぶのを楽しんでいます。
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