◆1月12日(火)の子どもたち
2016年01月12日 火曜日
◆つながり(つぼみ)

つぼみ組は、今年はじめて全員出席と嬉しいこともあり室内で元気にあそびました。
〇くんは登園してくると最近仲良しの◇くんの顔を見つけるなり満面の笑みで今日も会え喜んでいることを伝えているようでした。その笑顔を向けられた◇くんも嬉しそうにしていました。子ども同士の繋がりを感じる一場面でした。
繋がりを感じさせる場面は他にもありました。☆ちゃんが△くんが鼻水が出ているのに気付きティッシュを持て来て拭こうとしていました。最初は大人の真似をしているだけかと思いました。△くんが☆ちゃんの行動に気付かずに嫌がって避けていたのですが、保育者が鼻を拭く真似をすると気付いたようでピッタとその場に止まりました。
☆ちゃんが△くんの鼻を拭いてあげると△くんも嫌がらず静かにしていました。☆ちゃんは鼻を拭き終わると満足したように満面の笑顔になりました。拭いてあげた事と友だちの鼻をきれいに出来た事への喜びのようでした。その後☆ちゃんはすぐに近くのゴミ箱にティッシュを捨てていました。
繋がりは人だけでなくおもちゃにもありました。少し前までつぼみにあったおもちゃ。今日はふじ1組にあそびに行くことで久しぶりに出合うことが出来ました。
つぼみにあったころは引張ったり押したりしていたおもちゃが(ルーピング)いろいろな経験をし遊び方を理解したうえで楽しんで遊んでいるように見えてとても成長を感じる場面でした。Y.N


◆交流の中で (ふじ1)

連休明けの今日、朝から元気な子供たちの笑い声がお部屋に響いていました。
「おやつの準備、できましたよ」
以前ならすぐに手を洗いに向かっていましたが、最近はおもちゃで遊ぶのに夢中で、おやつそっちのけで遊びこんでいます。
今日の空は雨模様。
ふじ2組、ふじ3組、廊下を開放して、ふじ組皆で遊びました。
お部屋が変わるとおもちゃも違うので、子供たちは興味津々。
赤ちゃんのお人形を見つけた○君。
最近お兄ちゃんになった○君は、赤ちゃんをしばらくじーっと見つめていました。
むぎゅうっと抱っこしてあげたり、洋服を脱がせてみておしりを確認してみたり、寝かせてみたり…。赤ちゃんのお世話をしていました。
普段おうちの方がしているのを見ているのでしょうね。
○君の優しいお兄さんぶりを垣間見た一コマでした。
廊下には巧技台や鉄棒、平均台などを用意してみました。
鉄棒は二つあり、高さを変えてあります。
△君は、身体が小さいですが、3組さんが大きいほうの鉄棒にチャレンジしているのを見て、△君も高いほうにチャレンジしていました。
また、初めはあまり寄り付かなかった平均台も、他の組が挑戦しているのを見て、ひとり、また一人と集まってきました。
保育士と手をつないでもらう児、座りながらズルズル進むのを楽しむ児、ちょっと乗っては降りて…を繰り返す児など、それぞれに出来ることは違いましたが、挑戦してみようという気持ちが感じられて、とてもうれしく思った瞬間でした。
2.3組との交流を持つ中で、普段とは違った一面が見られた子供たち。
また交流を持ちつつ、いろんな成長をお伝えできればと思います。
(I.Y)


◆久しぶり~雨 (ふじ2)

朝早く、雪がちらついて寒さを感じました。
やった、雪で遊べる・・・と思ったのに、家を出る頃には雨になっていました。
でも、雨は久しぶりです。
今日は室内でじっくり遊ぼうか・・・と思い、久しぶりに体育遊びをしました。
今日の種目は、鉄棒・巧技台ジャンプ5段・そして平均台です。
平均台は、よこよこ歩きから前向き歩きになっていて、しかも一歩一歩交互にちゃんと進めるようになっていました。思わず、拍手です。
巧技台5段は50cmはあります。その高さをジャンプ出来る子が増えていました。
もう一度運動会をして、披露したいくらいです。
毎日の園庭遊びやお散歩で、運動能力もこんなに成長していることに喜びを感じました。
3組のお部屋でも遊びました。
いつもと同じレゴブロックも、ちょっとパーツが違うだけで全然違う遊び方になりました。
車に人を乗せて走らせたり、作った車に乗ってみたり、いつものカメラ作りは今日は一休みのようです。
ボタンをつなげるおもちゃに挑戦してみました。
何度も持ち直して、向きを変えて、ハアーとため息なんかもついちゃって、でもあきらめないで続けているうちに、「できたー」と凄い達成感です。
見ている方は手をギュッと握りしめていたものですから、何だかフーと息がもれました。
今日は3クラスの交流も意識して過ごしました。
そろそろ進級にむけて、他のクラスのお友だちとも遊んでみようと思います。
お名前を聞いたり一緒に走ったり、同じおもちゃを一緒に使ったりしながら少しづつ仲良くなっていこうと考えています。(N・S)


◆あ~なたのお名前は? (ふじ3)

週明けはすっきりしない雨模様でのスタートになり、廊下と保育室(ふじ2・ふじ3の)を開放しふじ1、2、3組で交流しながら遊びました。
廊下には平均台やジャンプ台・鉄棒を設定し体を動かして遊びました。
ジャンプ台に登ろうとした〇ちゃん。前にふじ1組の子がいて登ろうとしていました。まだスムーズに登れないため時間がかかっていましたが、〇ちゃんは待っていて「ジャンプってするんだよ。できる?」と聞いてあげていました。そんな〇ちゃんに「△くんって言うんだよ。のぼれたね」と声をかけると「△くん」と呼んでいました。
近くにいた◇ちゃんも聞いていて「△くん?」と確認していました。
お友だちの名前に興味をもったようです。
私がブロックでマイクを作り「あ~なたのお名前は?」と聞くと「◇です」と答えてくれました。隣にいた△くんと〇ちゃんにも聞きました。
すると、遊びにいったと思った◇ちゃんがブロックでマイクを作って戻ってきました。
◇ちゃんも「あ~なたのお名前は?」と聞いていました。「〇ちゃんです」と元気に答える〇ちゃん。◇ちゃんも「あなたのすてきなお名前ね~」(あらすてきなお名前ね~)と返していました。
次に◇ちゃんはふじ1くみの☆ちゃんにも「あ~なたのお名前は?」と聞いていました。
はずかしくて答えられませんでしたが私が「☆ちゃんって言うんだよ」と教えると「あなたのすてきなお名前ね~」と☆ちゃんは答えられませんでしたが、しっかり相手の名前を聞いて答えていました。
その後もふじ3くみの子だけではなくふじ1くみや2くみの子たちにも聞いていた◇ちゃん。
恥ずかしくなってしまう子や言えない子もいましたが「〇くんって言うんだよ」と答えてあげるとしっかり「あなたのすてきなお名前ね~」とひとりひとりに答えてあげていました。
◇ちゃんのようにこれから少しずつお名前を覚えていけるように関わりを大切にしていこうと思いました。
t*s


◆遊びの幅拡大中。 (きく)

連休も明けて、何だか冬らしい寒さの週の始まりとなりました。明け方に初雪が降ったみたいだよ。という話をしたら、「えー!みてないよー」と口をとがらせて言っていました。寒いのはつらいですが、子どもたちを思うと今シーズンも1度くらいは雪が降って欲しいなと思います。
まだ小雨が降っていたので、今日はお部屋でぬくぬくのんびりと・・。と思うのは大人だけかもしれませんが、きく・たんぽぽのお部屋を開放して遊びました。始めは「遊びに行ってもいいよー」と言っても、少し遠慮気味に自分のお部屋から出ずに遊んでいましたが、しばらくすると、きくとたんぽぽの子どもたちはお部屋を入れ替えて遊んでいました。
たんぽぽお部屋に行くと、きくにはないお医者さんセットがあります。これがやはり魅力的な様で、たんぽぽへいくと子どもたちはよく遊んでいます。お人形やお友達、保育士を患者さんにして遊びます。「痛くないですよー」「あーんして」「お熱です」など、お医者さんそのもの。しばらく具合の悪い設定になり、なかなか帰してくれません。子どもたち同士でも、お医者さんと患者さん役で分かれて遊べるようになり、順番に寝てる子どもたち。いつの間にかごっこ遊びも様になってきました。
おままごとコーナでは何だか常にパーティー状態。「ハッピーバースデー♪」の歌もよく聞こえてきます。みんなで遊んでいると、ある子がテーブルの上のごちそうを面白がって全部落としてしまいました。これは大変。ケンカになるかも。と思っていたら、「あーあ、落としちゃ悲しいよ」と一人の子が。すると他の子も「落としたら悲しいよ。こわれちゃうよ」と怒らずに壊されてしまった悲しさを言葉にして伝えていました。
ると周りの子どもたちもケンカをせずに落ちたおままごとを拾い始めました。最近一段と様しゃべるようになった子どもたちですが、うれしい・かなしい・たのしいをどんどん表現できるようになり、子どもたち同士でのやり取りも言葉で解決したり、通じ合ったりする様子も増えて来たなと感じます。
お部屋で遊ぶ子もいれば、元気に遊びたい子は廊下へ。かけっこをしたり、今日は手押し車に挑戦しました。足を持ち上げてあげると、初めは腕の力で体を起こせずぺたん。としていましたが、徐々にコツをつかんだ子は前に進めるようになり、「やってやって」と挑戦する子が続々。手足の力も日々成長していますね。たっぷり動くと、「汗かいちゃった」と、寒さなんて吹き飛んだような笑顔を浮かべていた子どもたちでした。
(K*S)


◆どっちで遊ぶ?? (たんぽぽ)

今日は今年一の冷え込みのようで朝はとっても寒かったですね。雪が降るかもしれないという天気予報もはずれ雨になり、朝は雪になる期待を込めて「ゆきってなーに」という紙芝居を読みました。読み終わった後「しゅるしゅるーってすべるやつやりたい」「雪だるまつくりたい」と盛り上がったものの、雪になりそうになかったのでとっても残念です。
そして、ようやく待ちに待っていた△ちゃんのお母さんが今日はママ先生でみんなも朝から笑顔で遊んでいました。ママ先生の周りにたくさんの子どもたちが集まって、にらめっこしましょうをしたり、自分のことを子どもたちなりに離してみたり膝の上に座ってみたり、お母さんとのやりとりを楽しみながら遊んでいました。
きくぐみでは、おままごとコーナーであそんでいた〇ちゃんと◇くん。沢山遊んだあとは、「せんせい、ぴんぽん押して」と◇くん。保育士がピンポンと押す真似をすると「は~い、なんでしょう?」と可愛い店員さんが現れました。「どうしました?」と色々尋ねてくれてお皿やコップを片付けてくれました。すると、片付けたお皿を流し台に入れて水を蛇口から出して洗う真似・・・。家族で外食した時のことをよく覚えていてそこからごっこ遊びに繋がり友達とのやり取りを楽しんでいました。
〇くんと◎くんはケーキにロウソクをたててお誕生日会。お休みの日に〇くんのお誕生日会をしたようで、もう一度やるのかな?と見ていると、ぼくではなく・・・◎くんの誕生日だそうです。「◎くんのだよ!ぼくじゃないの。」と友だちの為にせっせと、ケーキを切って歌ってあげている姿には、優しさで溢れていました。
今日はきくぐみ、たんぽぽ組であそべるよ。どっちであそぶ?と朝の会で話しました。ほとんどの子がきく組に遊びに行きましたが、2人はたんぽぽ組でほぼずっと遊んでいました。「きく組いかないの?」と聞いてみると「うん、今日はこっちで遊ぶの」と力強い返事が返ってきました。
幼児クラスになると自分で決断し選んで一日を過ごすことが多くなっていきます。子どもの意志や気持ちを大切にしてあげることが次のスッテプに繋がっていくのではないかなと思います。
(Y.E)


◆ことばの成長 (もも)

今日は、久しぶりの小雨模様でお天気はどんよりでしたが、子どもたちはとてもハイテンションで元気に登園していました。
今日は、今年はじめての音楽クラブがありました。音符のリズムに合わせて手を叩きながら歩いたり、輪を使って音楽が止まったら輪に入ることを男女分かれてしました。
音楽講師が、やり方の説明をするのですが、以前は説明しても理解するのに時間がかかり何度も繰り返しやるうちに理解するといった様子でしたが、今日は、説明が終わり、すぐにできる子も半数以上いて、はじめわからなかった子も1回やっただけで理解できるようになっていました。
そして、音楽が止まったら輪に入るという時に、音楽講師が「輪に入れなかったらオオカミが食べにくるかも」と少し遊びを入れてやってみた時、一人の女の子が本当にオオカミが来るのかと思い怖くなって泣き出してしまいました。講師が「あら、どうしよう。こういう時は何て言ってあげたらいいのかな?」と他の子どもたちに言うと「大丈夫だから、泣き止んで。」とやさしく声をかけてくれました。すると、お友だちが言うことに安心してその女の子も泣きやみ、みんなと楽しくリズムを楽しんでいました。
ももぐみさんも、ことばを理解するだけではなく、相手にどういうことばを言ったらいいかなど、日々の中で成長した姿をみることができました。これからもどんな成長をみられるかとても楽しみになりました。 H・T


◆ド・ミ・ソ (ゆり)

今日もハレルヤの歌で始まりました。
次は、講師がタンバリンを持ち、叩いたら順番に座っていきます。叩いた数と同じ人数で座ります。
とても静かになり、集中して聞いていました。間違えることはほとんどなく、間違えそうになっても、しっかりと気づいてやり直す姿は真剣でした。
今まで習った音符の確認をしていきました。
四分音符、二分音符、八分音符、スキップ音符です。
音符のリズムを確認した後は、その音符のリズムの音楽が流れたら、「くろ音符(四分音符)なら3人で集まって歩く」「しろ音符(二分音符)なら4人」などと覚えて、音楽に合わせて集まってリズムで歩いていきます。
何音符なら何と覚えた子どもたちは、ホワイトボードに書かれたその数字が隠されても、覚えていました。
音楽を聴いて、「これはくろ音符だ!」とわかると、友だちを探して手をつないでいきます。
中にはわからなそうにしている子もいましたが、わかった子が手をつないでくれたり、教えてくれて、できるようになっていきました。
友だちと集まらなきゃという意識が強くなってくると、「ひとり」でいい音符のリズムのときでも、友だちを探している姿があり、可愛らしかったです。
その後は音当てクイズ。ド・ミ・ソの音をあてていきました。
初めは、ドは頭、ミはお腹、ソは膝と手で触りながらドミソを言っていきました。
それをいろんな風に何度も繰り返して言っていると、音を覚えてきているようでした。
音当てクイズになると正解が続きます。
すぐに覚えてしまう子どもたちの頭の柔軟さに驚きました。
最後はやきいもグーチーパーをしました。
楽しくにっこにこ笑顔な子どもたち。今日も楽しく音楽クラブを終えました。
帰るときには、一人ずつ音当てクイズをしてから帰りました。
正解率の高さに講師も驚いていました。
次回もまた楽しみです。
(H.K)


◆音楽クラブ (ひまわり)

今日は年明け初めての音楽クラブです。早く始まらないかとウキウキワクワクしている元気なひまわりさんがホールに集合しました。
講師の弾くピアノでご挨拶をしてから始まります。
全音符、2分音符、4分音符、8分音符、スキップ音符を歩きながら、手拍子も加えてリズムの練習をします。だんだんと慣れてくると、少し難しい課題に移りました。
講師の弾くピアノは何音符なのか聞き分け、そして時間内にその音符に指定された人数になるとう課題でした。〇〇くん「8分音符て何人だっけ?」講師「すごいね、〇〇くんきちんとわからない事を聞いて確かめてるね」と褒められて嬉しそうです。
ピアノのリズムに合わせて体を動かします。2分音符はぞうのようにゆっくりずっしりと歩きます。8分音符はありのようにちょこちょこと小走りしています。
リズム体操や音当てゲームなどゆり組と共通している部分がありますが、取り組む姿勢がゆり組の時よりも真剣なまなざしなので、その姿に成長を感じます。
ひまわり組全員で歌詞や音も選び、完成させた曲「ひまわり2015」を一人で歌いたい、
と頼もしい□くんが挑戦をしてくれました。□くんの一生懸命な姿を他の子も一生懸命に応援してくれます。□くんが途中音が分からなくなっても聞いている友達は真剣に聴きあっています。□くんの歌が終わると大きな拍手を送ってくれました。
それから△ちゃん、〇ちゃんと2人のお友達が挑戦してくれました。3人の気持ちの中には、歌が大好き、みんなで作った歌を大きな声で歌いたいというさわやかな気持ちが見えました。成長するにつれて失敗を恐れて挑戦しないで諦めたりする事も時にはあると思います。ですが子どもたちのはつらつとした姿から、1歩踏み出す事の大切さを学ばせて頂きました。
遊びや工作、音楽など幅広い体験を元にのびのびと成長できるように
丁寧に関わっていきたいと思いました。
K.S

Posted in 園のこだわり