◆1月5日(火)の子どもたち
2016年01月05日 火曜日
◆ともだちっていいね (つぼみ)

子ども達が、年末の姿からまたひとまわり大きくなったように感じます。♪あたま・かた・ひざ ポンあたま・かた・ひざ・ポン て~は~○○♪とっても簡単な手遊びなのですが、子ども達は一生懸命大人の動きを見てくれていました。
頭・肩・膝。それぞれそを触れながら歌うのですが、子ども達にとって言葉とそのものが繋がる事は、ひとつの大発見だと感じた瞬間がありました。先ほどの、手遊びをしていた時のことです。♪て~は~○○♪で”みみ”と言ってみました。〇〇くんは、保育士の姿を見ながら耳の上あたりの髪の毛を引っ張っていました。「ここよ~」と私の耳を引っ張って見せてみました。キョトンっと見つめていた〇くんの手はずるずる~と下の方にずれていき耳に到着した〇くん。ハッとした表情をして耳を引っ張りにっこり。”これか~”とばかりに耳を引っ張りながら顔を左右に揺らしてみたり・・なんだか嬉しそうでした。
大人が何気なく発している言葉の一つ一つは、子ども達にとっては好奇心でいっぱいなんだと感じました。たくさんの、素敵な言葉を伝えていけたらと思います。
クリスマスにサンタさんから粘土と、クレヨンが届きました。今日は粘土を誘ってみました。一つひとつの遊びとの出会いも、大切にしていきたいと思って精一杯関わっています、本当に一人一人遊び方、遊び始め方が違って味わい深いと思います。
◇ちゃんは、粘土の箱の中に入っていた丸い粘土がとても気に入ったようです。片手に持ちながら、他の粘土をいじっていました。
△ちゃんは興味はあるけれど、手で直接触るのはちょっと抵抗がありそうでした。それでも、△ちゃんなりに粘土べらを使って触れてみたりちょっと持ってみたりと研究していました。
粘土をしている姿をみて、わくわくと楽しみに待っていた◎ちゃんが順番を待っていました。
△ちゃんは、私が粘土でヘビを作って見せたらすごくこわかったようで、もうやらない・・と
自分で粘土を箱にしまって席を立って行きました。「またやろ~」と声を掛けると頷いて園庭に出かけていきました。
席が空いたので、◎ちゃんがやってきました。ちゃんと順番を待っていた◎ちゃん。席に着くなりニコニコです。私が、丸を作って見せたりすると出来るたび「あははっ」とかわいい笑い声をあげてくれます。そんな、◎ちゃんの姿は、周りのみんなに「やってみたい」の気持ちを引き出して行ってくれました。丸い粘土を手に持ってるので十分満足していた◇ちゃんも、なんだかもっとやってみたくなって手に持ったままだった粘土を置いてコネコネ・・・すぐに席を離れた△ちゃんもちょっと覗いてみたりしていました。
窓の外を見つめていた、☆くんも覗きにやってきました。
子ども達同士の”楽しい~”の声やオーラはどんなに大人が頑張ってもかなわないんだと感じました。
今日は、穏やかな天気で園庭でもゆっくり楽しんできました。U・A

◆歩くのって楽しい (ふじ1)

朝から暖かな日差しが降り注ぎ、上着もいらないくらい気持ちのいい日です。
今日はバスを見にお散歩に行くことにしました。
まずはお部屋で靴下をはいて、でかける準備をします。
○君は、いつもは履かせてもらうことが多いのですが、今日の○君ははりきっていて、自分からチャレンジしています。がんばって一つ目が履けました。「◯君、すごいね、履けたね」と声をかけると、もう片方にもチャレンジし始めました。時間はかかっても、その○君の頑張りがとてもうれしく感じました。両方はけて、「やったねーグッジョブ。」(1組さんの合言葉です)と声をかけると○君も「ぐっじょぶー」と答えてくれました。
日々一人一人の頑張りを見逃さないように心掛けていこうと改めて思いました。
支度を済ませ、お散歩カーと歩く子に分かれて出発です。
心地いい天気の中、子供たちも気持ちよさを感じているようです。
おしゃべりもはずんで、「あーるーこー♪」と歌う児や、「あ、ばすだ。ごみしゅーしゅーしゃ」と行きかう車を見つけたり…。それぞれに楽しんでいます。
バスの車庫につき、洗車をしている様子を見て、△君は「バス、ぴかか(ピカピカ)」と目をキラキラさせて見つめています。
次々バスが出たり入ったりするので大喜びです。
帰りは、選手交代。
お散歩カーに乗っていた児が歩いて、歩いていた児がお散歩カーに乗り込みました。
歩く子たちはとっても嬉しそうです。
保育士と手をつなぐと早く歩きたくてうずうずしています。
ちょっとの段差をスリル満点な表情でのぼったり下りたり、自動販売機に触ってみたり、電信柱の間の狭いところをそ~っと通ってみたり…。
一つ一つが探検するようなワクワクした気持ちで歩く楽しさを味わっていました。
これからも歩く楽しさを味わってもらえるよう機会を作っていきたいと思います。
(I.Y)


◆粘土あそび (ふじ2)

今日は朝の体操後、園庭へ出る前に、部屋で粘土遊びをしました。サンタさんから頂いた粘土、何回か出して遊びましたが、だんだん子どもたちも粘土に慣れてきたのか、今日の粘土遊びでは、子どもたちがただ粘土をちぎったりヘラで切ったりして遊ぶだけではなく、いじった粘土の形を考えながら遊ぶ様子がたくさん見られました。
粘土を出すと、それぞれに小さくちぎったり、手の中に入れて、コロコロ転がし、細長く伸ばす子もいたり。平たくつぶすのにも、手でパンパン、ひじでトントンする子も。そしてそれぞれが作った粘土。「何作ったの?」と尋ねてみると、「ライオン」「りんご」など。偶然出来た形から想像して、見た目で答えているかもしれませんが。
そんな中、◎くんは、粘土板に大小いろいろな形に散らばってあった粘土を、かなり集中して高く積み重ねていきました。同じように「何作ったの?」と聞いてみると、「サンタさん」と答えました。何回聞いてもサンタさんと。サンタさんからもらったからかはわかりませんが、その答えに驚かされました。◎くんも照れながらも、じっくり出来たサンタさんを見ていました。
周りでは、ちぎったり、コロコロするのに飽きてくる頃、粘土を入れ物(タッパー)に入れ、「おべんとう」と言って、ヘラで粘土をつついていたり。また遊びが進化していました。(T.Y)

◆たくさんの繋がり。 (ふじ3)

今日は12人の出席で、昨日会えなかったお友だちにも会えてとても嬉しそうな表情を浮かべていました。
みんなで園庭に行くと、きく・たんぽぽのお姉さんたちがロッククライミングを頑張っているところで、その様子を見て近付いていった子どもたち。
お姉さんに場所を譲ってもらって登ろうとするのですが、足が届かなかったり手に力が入らなかったりとなかなか難しく苦戦する〇くん。
その様子をうしろで見ていたたんぽぽ組の◎ちゃんは、すでに一人で登ることができるので、「足をね、ここにのせるの」「手はこっちね。」と優しくアドバイスをしてくれました。
ですがそう簡単にアドバイス通りにはいきません・・・。
他にもお姉さんたちがたくさん見ていてくれたので、たくさん助けてくれたのですが、うまくいかず・・「むずかしい・・」とやめてしまいましたが、そのあとにスルスルと登るかっこいい姿はきちんと目に焼き付けていました。
そのあとはトンネルすべり台や砂場で遊んでいた子どもたち。
するとどこからか音楽が聞こえてきて振り向くと、幼児組さんがファミリースポーツデイのお遊戯の踊りなどを踊って楽しんでいるところでした。
近くに見に行くと、真似をしながら手を叩いたりリズムに乗ったり。黄色いポンポンを貸してもらうと更にノリノリになって手と足を上手に動かして楽しむ子もいれば、□くんと◇くんと☆くんは音楽が聞こえてくるCDコンポを不思議そうに食い入るように見つめていたりとそれぞれが面白い反応も見られ、いろんな場所からお姉さん達の素敵な踊りを見つめていました。
一緒に踊ったり、一緒に遊んだりととても満足したのか、自分から「ごはんたべる」とテラスに戻ってきた子もいれば、お姉さんと達に手をつないで戻ってくる子も。
いつもは「もっとあそびたい」と言う子も、お姉さんと『一緒』というだけで、嬉しさの方が勝っていたようです。
テラスで「ばいばい」と手を振ると、お姉さんの方から『また明日もあそぼうね』と嬉しいお誘いをしてくれました。言ってもらえた▲ちゃんも嬉しそうに「うん、いいよ」と元気よくお返事していました。
クラス・学年の輪を超えてお兄さんお姉さんとの繋がりもいろんな場面で増えていき、いつの間にか一緒に混ざって遊んでいる姿も見られます。
たくさんの優しさをもらい、いろんなことを教えてもらいながらお互いに成長している姿に心あたたまりました。
S.S


◆悔しさだったり、憧れだったり。 (きく)

今日もまだお休みの子もいましたが、いつもより人数が少なくても元気いっぱいなのは変わらずなきく組です。
朝の集まりで今日は「何日だっけー?」の確認をしようとしたら、カレンダーがまだ12月のままでした。みんなで毎日数えたサンタさんの来る日のしるしを観て思い出し、そんな12月とはお別れし一枚ぺらりとめくり新しいカレンダーのページに。子どもたちも声を揃えて「い・ち・が・つ」と言っていました。
園庭に行く時に、昨日コンビネーションの高いところから一人でジャンプして飛び降りられるようになった〇ちゃんが「ねーせんせい、ジャンプできるようになったからみてね」っと手を引いてアピール。一人で出来るようになって誇らし気でした。
△ちゃんは一人でウォールクライミングが登れるようになり、「せんせーみてー」とやっぱり嬉しそうに知らせてくれます。ロープの吊り橋も一人で渡れて、それを見ていた別の子たちはぼくもわたしもと、ウォールクライミングに挑戦。なかなか登れなかったり、順番で揉めてみたりと、やりたい気持ちと悔しさで涙する子も。やっとの思いで上まで登れて、ロープの吊り橋に挑戦した□ちゃんは渡ってみると思いの外高くて怖くなったのか途中で「こわい。おりる」と涙声。けれども、「大丈夫。ちゃんとみてるから落ちないよ」と声を掛けると、涙をこらえて再び進み出し、一人で渡りきることが出来ました。少しずつ、身も心も強くなってきていることを感じました。
一方では、園庭の真ん中で幼児組のお兄さんお姉さんが羽子板で遊んでいるのを興味深そうにじっと見つめる〇くん。持っていたスコップでちょこっと真似するようなしぐさも。
そして、園庭の片隅では、お兄さんお姉さんたちが音楽を掛けてダンスをしていました。音楽が流れて「なんだなんだ?」という感じで近付いて行き、ポンポンをもって楽しそうにダンスする姿に、思わずきく組の子どもたちも一緒に混ざり込んでいました。
始めは見ているだけでしたが、気付けば手にはポンポンをもって一緒に踊っていました。小さいながらも、ふりを見て真似をしようと手足を動かしている姿は可愛かったです。
だんだんと、お兄さんお姉さんの姿に興味を持って、真似しようとする姿が見られるようになってきました。だんだん進級に向けて、少しづつ幼児組のお部屋へ遊びに行ったり、交流したりしてお兄さん・お姉さんの世界を覗いて行けるようにしたいです。
(K*S)


◆幼児との関わり (たんぽぽ)

今日は園庭で遊ぶ子と幼児グループで遊ぶ子と別れて遊びました。すると・・・お兄さんお姉さんグループで遊びたい子はみんな男の子、外へ行きたい子はみんな女の子と面白いことに別れそのままそらグループへ。
「おじゃましまーす」とにじグループのドアを開けるとさっそく幼児さんがダンスを踊っている姿に夢中です。そらグループはその奥の部屋なのですが、中々行くまでにもみんなの興味をそそるものが沢山あって沢山寄り道・・・お兄さんお姉さんもたんぽぽ組の子がきて「可愛いね」と頭を撫でられてなんだか緊張とちょっぴり恥ずかしい気持ちでいっぱい。
そしてようやく、そらグループへ着くと、ロフトに行ったり、ジュース屋さんでお店屋さんごっこしたりみんなの目がキラキラ。どれで遊ぼうかなぁ?ときょろきょろ周りを見渡して楽しいもの探し。ロフトがとっても人気でロフトの中で料理を作ってお皿にのせてご馳走したり、みんなだけじゃなくお兄さんお姉さんとの関わりも沢山ありました。約束事を教えてくれたり、使い方を教えてくれたり・・・いつもとは違った環境で遊ぶのでどうだろうなぁ・・と感じていましたが子どもたちは思った以上に適応性があって集中して遊んでいて驚きました。
ビー玉を使った遊びがあるのですが、ビー玉専用の線路をつなげて穴に落としていく玩具で、◎くんは保育士と一緒にやっていたのですがもも組の△くんがきて見本を見せてやってくれました。教えてもらいながらビー玉を転がして遊だり、壊れちゃったら組み立てなおしたり・・・お兄さんが優しく声を掛けてくれる姿に子どもたちも安心したようです。
電車であそんでいた◇くんは、お兄さんとの電車が連結してしまいました。どうしよう・・・すると一回は怒ったものの言葉で「前に進んで」と伝えていました。お兄さんも「あーごめんね。」とやり取り。まるで今日初めて遊んだ感じとは思えないくらいとても自然なやり取りでした。
楽しく遊んでいた中で、お兄さんお姉さんとのトラブルも沢山あってどうなるかとも思いましたが、こうしたトラブルの際に思ったことや気持ちをぶつけあえる関係性も大事です。今日は、そらグループへ行きましたが、次はにじグループやうみグループも時間を作って遊びに行ってみたいと思います。
(Y.E)


◆グループを越えてのダンス(うみぐるーぷ)

今日も寒さに負けず元気なうみぐるーぷです。
〇〇ちゃん「お休みの時はねおばあちゃんの家で沢山あそんだよ!」
□□くん「あのね、お年玉で何を買ったと思う?好きなゲーム買っちゃったんだよ僕」と
とても楽しかった時の様子を「聞いて、聞いて」と話してくれる嬉しそうな姿にとても心が和みます。
鬼ごっこ、かくれんぼ、縄跳び、そして羽子板でも遊びました。最初に保育者がどんな風に羽子板を扱うのか、見本を見てもらってから、子ども達に挑戦してもらいました。初めて見る子は興味津々です。僕も私もしたいととても大人気でした。日本の伝統遊びをぜひ体験できる機会を沢山提供できたらいいなと思います。
園庭のウッドデッキの上ではにじグループのお友だちが音楽に合わせて楽しく踊っています。ダンスが好きな子が振付を考え、踊っている姿がとてもかわいらしいです。ポンポンを両手に持って踊るお友だちの中にうみグループの子も参加しており、笑顔で踊っています。グループの枠を超えて楽しい事や好きな事に夢中になっている姿がとても輝いています。
グループの枠を超えて夢中になれる事を共有できる自由な心が伸びていけるように丁寧に関わっていきたいと思いました。
K.S


◆野外ライブ (にじ)

昨日はお休みを頂いて、今日新年初出勤の私。ちょっと長いお休み明けにはいつも、ちょっと緊張します。
大人の私でもこんな風に緊張するのだから、子どもたちの中にはもっと緊張感があるのかなとか、子どもはもっと純粋に楽しい気持ちだけなのかなと色々なことを考えながら、お部屋に入っていくと、飛び付いてくる子、まるでお休みなんかなかったかのように自然に話しかけてくる子、「あけましておめでとう」と声をかけるとちょっとはずかしそうに「あけましておめでとう。」と返してくれる子など、その姿はいつも通りに様々で、緊張も一気に吹き飛びます。
朝の集まりのあと、ダンスをしました。来週の1月のお誕生会で、ダンスを披露する予定です。お休みの間もおうちで練習したよという年長さんを中心に、やりたい!という子たちが数人集まりました。○くんも参加。間奏の部分の振りが決まっていなかったので、どうしようかと話していると、スキップをしたらいいんじゃない?とアイデアを出します。ちょっとやってみると、なかなかいい感じ。いいねえとますます盛り上がります。
一緒に盛り上がって楽しんでいた△ちゃんが、「ねえせんせい、園庭で踊りたいな」と言いました。いいねえやってみよう、と、他の子達も誘って園庭に出ました。ウッドデッキを2台、ホールの前辺りに移動し、ステージを用意。ステージの上でスタンバイし、ミュージックスタート♪ノリのよい音楽に引かれて、あっという間に子どもたちが集まってきました。
帽子の色は、オレンジから紫まで様々。ステージの上に一緒に乗って、見よう見まねで踊る子もいれば、ステージの下でポンポンを持って、降りながら、「こう?」とニコニコしている子もいます。年齢もグループも越えて関わる姿が温かく、今日の日差しをさらにぽかぽかと暖かくしてくれた今日の園庭でした。
(T.M)


◆次々に園庭へ (そらグループ)

昨日より子どもたちの人数が増え更に元気いっぱいでした。
朝、子どもたちに会うと「あけましておめでとうございます。」としっかり挨拶しに来てくれました。
久しぶりのお友だちとの再会にも「久しぶり。会いたかったよ。」と喜びあっていました。
昨日に引き続き凧づくりや、サンタさんからのプレゼントの動物フィギュアやパズル、カードゲームなどお友だちと黙々と取り組んでいました。
凧作りが完成するとワクワクしながら、園庭へ行きました。〇くんは凧糸を握って一直線に走るとひらひらと舞いあがりました。少しでも高くとばしたいと思った〇くんは、園庭内を一周思い切り走ったり築山から駆け下りたり試行錯誤していました。
凧作りが完成した子どもたちが次々に園庭へ出て挑戦していました。
一緒に飛ばしたり高く飛ぶ児のを見て違いを考えたりしながらお正月遊びを楽しめました。
長い休みが明けてからのスタート。楽しいことを見つけながら余裕を持ってゆっくりと子どもたちと過ごしていけたらと思います。(K.Y)

Posted in 園のこだわり