◆12月28日(月)の子どもたち
2016年01月04日 月曜日
◆共鳴しあう(つぼみ)

今日は2015年最後の登園日となりました。つぼみの子ども達もみんなひとつ年を取り1歳になった今年はいろんな変化・成長が見られあっという間の一年だったのではないでしょうか。
今日が最後だということをなんとなく感じていたのか、おやつを食べ終えると跳びはねたり、手をたたいたりとハイテンションの子ども達。おやつ後にミッキー体操が流れる事も把握しており、「ミッキーさーん!」と両手を口の横に当てて呼び始める〇ちゃん。それから□くんが真似をして、△ちゃんも真似をして、周りにいた子がみんなが一斉に「ミッキーさーん!」とミッキーコール。子ども達が同じ「楽しい」を共有しあった瞬間はとても良い表情をしていました。
そして今日は今年一年のお礼参りに、園前の発祥の地へ行き、園庭でもたくさん遊びました。砂場で遊んだり、お兄さんやお姉さんとも一緒にあそんだり、葉っぱとお話してみたり、今日も元気にあそびました。
年が明けたらまた子ども達の成長した姿が見れるのを楽しみにしています。そしてのこり少ないつぼみぐみでの生活を楽しんでほしいなと思います。
残りの2015年も良いお年をお過ごしください。
(K.E)


◆今年最後の1日は・・・(ふじ1)

今日は今年最後の登園日となりました。
そして今日は〇くんママが保育士体験に来て下さり、子どもたちは嬉しそうに甘えていました。
前回の保育士体験でも感じましたが、有り難い事にいつも保護者の方々はお迎え時に子どもたちが駆け寄ると、みんなに声をかけたり頭を撫でるなど、スキンシップをはかって下さっています。その為子どもたちは自然と保育士体験の保護者を受け入れており、今日も戸惑う事なくママ先生の膝に座り、楽しそうに触れ合う姿に嬉しくなりました。
そして今日は、4月に進級・入園し、今まで無事に過ごせた事を感謝しに発祥の地へお参りに行きました。
歩くのも上手になり、笑顔で合掌しお辞儀をするふじ1組。来年も元気に過ごせるよう手を合わせてきました。
園庭ではテーブルとイスに座り、何やら楽しげなパーティをしたり、ログハウスの中で葉っぱ投げをしたりと、子ども同士言葉をかわし、笑い合って遊ぶ姿が・・・
言葉が少しずつ出てきたふじ1組ですが、聞き取れない言葉も、子どもたちの楽しい触れ合いには何も不便はなく、笑い合い、頷くなどやり取りを楽しんでいます。
もちろん、気持ちのぶつかり合いでは、言葉で伝えられないもどかしさを感じている場面もよく見られます。
楽しさを共有したり、ぶつかり合ったりしながら、子どもたちの絆は深まりを見せてきました。
どんな場面にしろ、子どもたちの気持ちと向き合い、受け止めていき、自分の気持ちを伝え、相手の気持ちに気付いていけるような関わりを今後もしていけたらと思います。
出来るようになった事や、友だちとの触れ合いなど、目に見える成長から心の成長まで、様々な成長を遂げている子どもたち。
そんな子どもたちの姿を大切に丁寧に見守り、残り数ヶ月間もじっくりと向き合っていきたいと思います。
また来年どんな姿を見せてくれるか楽しみにしています。
良いお年をお迎え下さい。
O・Y


◆年末 (ふじ2)

今年最後の一日をどう過ごそうかと考えて、サンタさんからもらった粘土でひとまず遊びました。
ちぎって小さくして粘土ベラでチョキチョキチョキと切れ目を入れて、形がどんどん変わっていく粘土って不思議だなーとコネコネしました。
まだ何か形を作る事は出来ませんが、指先を器用に使って、つまんだり押したり手のひらを使ったりする遊びが楽しめるようになってきました。
『一年元気に過ごせました。』の感謝の気持ちで、向かいの発祥の地までお参りに行きました。
お友だちと手をつないで出発です。
横断歩道を気をつけて渡ったり、ご挨拶が上手に言えたり、本当に立派な姿に感動しました。
園庭に戻ってからはそれぞれが好きな事を見つけました。
いつも女子会をしているテーブルは、今日は男子があつまりました。
目当ての砂場のおもちゃを手に入れると、早速ご飯づくりです。
カップに砂を入れるだけの遊び方から上に葉っぱや石、枝を刺したりしてデコレーションするようになりました。
「炊きたてご飯ですよー」と粒つぶの石を集めて見せてくれました。
炊きたてのご飯なんて、いいですねーと思いました。
次に会えるまで一週間あります。
きっと大きくなってくるでしょう・・・
びっくりすることも言ってくれるでしょう・・・
とても楽しみにしています。(N・S)

◆手と手を合わせてご挨拶。 (ふじ3)

今年最後の登園日となり、今日は発祥の地へご挨拶に行ってきました。
〇くんのお母さんが保育士体験で入ってくださったため、今日は8人が歩きました。お友だちの手をギュッと握って歩くのもとても上手になりました。
到着すると、中にいるみ仏様をジーッと見つめる子どもたち。『合掌』という言葉に小さな手を胸の前できちんと合わせ、一年間みんなで仲良く楽しく過ごせたことに『ありがとうございました。』とご挨拶すると、見よう見まねでも、お礼の言葉と共にお辞儀をするその姿はとても頼もしく見えました。
『来年はふじ組さんじゃなくて、きく・たんぽぽ組のお兄さん、お姉さんになるんだよ』と話すと頭に『???(ハテナ)』が浮かんでいる子もいれば、なんだか嬉しそうな表情を浮かべる子も。それぞれが抱いた思いと共に残りの数か月も楽しく過ごしていきたいなと思います。
園庭に戻ったあとは、それぞれが好きな遊びを見つけ、長い時間遊び込む姿が目立ちました。
同じ遊びをずっとしていても、その遊びの中でのイメージが広がってきたことで、様々な面白さを子どもたち自身が発見しているからだろうなと感じます。
そして、子ども同士でのやりとりにも繋がりや広がりが増え、楽しいことをお友だちと共有し、「せんせい、見て見て!」とそのことを教えてくれるようにもなりました。そんなことからも本当に成長を感じるばかりです。
今年一年本当にありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。
良いお年をお過ごし下さい。
S.S


◆保育士体験 (きく)
今日は〇ちゃんのお父さんが保育士体験でお父さん先生をしてくれました。子どもたちはお父さんお母さん先生が来てくれることがとても嬉しく大人気です。お友だちがお父さんを連れて行ってしまうそぶりを見せると、〇ちゃんはお友達にお父さんを取られるのではないかと園庭に出て遊んでいるうちに普段は見せないような大泣きをする姿が見られました。いつもは黙々と好きな事をし続ける〇ちゃんの普段園では見せない新しい一面を見ることが出来ました。
今日は園庭でフラフープを出してみました。久しぶりのフラフープ。コロコロ転がし追いかけたり取ったり取られたり。電車にしてお友達と走り回る△君。特急電車のようにびゅんびゅん走り回っていました。途中保育士を後ろに乗せ行きついた先は築山の頂上。そこからフラフープを転がす遊びを始めました。◇ちゃんと2人で盛りあがっていました。△君と◇ちゃんはそこから行動を共にして、ロッククライミングに挑戦しました。◇ちゃんは以前から出来るようになっていたのでスルスル登ろうとします。△君はまだ登れたことが無く、果敢に挑もうとしています。◇ちゃんが△君のおしりを持ち上げようとしたり、「ここに手をするんだよ」と教えてあげていました。「今日はできないや」~と残念そうに諦めた△君。交代で◇ちゃんが挑戦する姿を見て「ここにするんだよ~」とアドバイス。◇ちゃんの真似をしながらお互いに励まし合い、切磋琢磨していました。素敵ですね~。
明日から育子園はお休みに入ります。子どもたちと今度会えるのは来年1月4日月曜日。
今年もたくさんご協力いただきありがとうございました。子どもたちの成長を共に共有できたこととても嬉しく思っています。来年も宜しくお願い致します。よいお年をお迎えください。
(K☆H)


◆今年一年 (たんぽぽ)

早いもので今年も最後の登園日となりました。そんな今日は8人お休みの10人のたんぽぽ組。発祥の地・地下鉄車庫・バスの車庫へとお散歩に行きました。久しぶりのお散歩ということもあり子どもたちも嬉しそうです。いつもはバランスを見ながら手を繋ぐ友だちをこちらで選ぶのですが今日は好きなお友達と繋いでいいよと伝えました。
お散歩をしているときはなぜか歌を歌う子どもたち。「ガンバリマンの歌」や「あわてんぼうのサンタクロース」など今年度みんなで練習した曲を歌っていた子どもたち。なんだかじーんとしました。また、保育者間で「車きまーす」など声をかけ合うのですが子どもたちも「くるまきまーす、きをつけてくださーい」などなど真似ではありますが声をかけ合う姿も見られました。
4月から、たんぽぽ組として月齢をシャッフルした18人で過ごしてきました。その中でこんなにも言葉が出てこんなにも友だちと一緒に遊べるようになってきて、子どもたちは子ども社会のなかですくすく学び成長していたようです。毎日一緒に過ごしているからこそわかること、また毎日一緒だからこそ気付きにくくなっていることもあるのかもしれません。しかし子どもたち同士の絆、また子どもたちと担任の絆はとても深いものが築けているんだなあと嬉しく思います。2016年も子どもたちの想いや気づきに寄り添って一緒に共感していけるよう整えていきたいと思います。
今年もたくさんのご協力ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。(kh)

◆お正月遊び (うみグループ)

朝の集まりでの話です。
クリスマス終わったからクリスマスツリーなくなった?
と聞くと、「まだあるよ!」「あっなくなったよ!」と答えます。
片付けた家は何飾ってるの?と聞くと、「なんかね、葉っぱみたいなのある!」「お餅あるよ!」「家の扉に飾ってる!」と新しく飾っているものを教えてくれました。
お正月を迎えることで飾りも変わっていくことを子ども達と知りました。
お部屋では凧揚げの制作をしました。
先週から凧揚げ製作をコツコツとやっていた○くん、今日はその仕上げ作業で穴を開け、紐を通しました。
やっていると、「何作ってるの?」「タコだよ!」「えっ?あの赤いの?」「違う違う凧揚げだよ!」「あっ作りたい!」と周りの子達も増えてきました。
じゃあ○くんの凧がどんな風に飛ぶかまず見てみよう、と提案すると「うん!やってみて!」とベランダへ。
寒いため走ってないと我慢できず「うわぁー」と言いながら凧の具合を見ます。
「なかなか飛ばないね」と不満顔。
どうしてだろうと聞くと、「わからない」と困ります。
凧づくりの本を見返すと、骨組みをしっかりと。とかいてあることを話すと「あっこれ曲がってるね」と原因を見つけました。
それを踏まえ、やりたい子たちは一生懸命作りました。
広告は色々あり、「ケンタッキーだ!」「これ面白い顔ー」と楽しみながら作りました。
作り終え園庭に行くと、とにかく走ります。
少し飛び、止まると落ちる、という繰り返しで思いっきり飛ばないことに少し落ち込みます。
しかし、走るとくるくる回ったり、くねくね曲がったりと面白い動きをするのが楽しいのか笑顔で走りました。
凧揚げを上げる理由は色々あります。
子どもが無事に大きく育つようにと願いを込めて凧を揚げたとの訳もあります。
そのことを話すとより作りたい!という声が聞こえました。
大きくなることが嬉しい子どもたちは高く上げられるように頑張って作っていました。
今年もありがとうございました。
また来年元気に会えることを楽しみにしています。
(A,Y)


◆大掃除・・・そして、2016年へ (にじ)

週の始まりではありますが、今年の育子園は今日で終わり。カレンダーを一緒に見ながら、一年の終わり、新しい一年の始まりについて、話をしてみました。ももぐみ、ゆりぐみにはまだちょっと難しいでしょうか。それでも、2016年になると、こんなことがあるよ、4月になると、ももぐみさんはゆりぐみさん、ゆりぐみさんはひまわりさんだよと話すと、「えー!」と目をキラキラさせています。新しい年が一人ひとりにとって、期待とワクワクに満ちたものであるといいなあと思います。
2015年はあと3日あるけれど、育子園は今日で終わり、長いお休みの間には、育子園はおばけの保育園になるかもしれないね~と言うと、おばけ大好きな子どもたちは、またまた目をキラキラさせて、「えー!」と大喜び。「せっかく大掃除しても、おばけが汚しちゃうかも」と〇くん。「おばけはボロボロが好きで、きれいなのは苦手だから、掃除したらいいよ。」と△ちゃん。そのあと、今日やりたいことを発表してもらうと、「おばけが来ないくらい、ピッカピカにする!」と張り切っている子がたくさんいました。
朝の集まりが終わると、早速掃除を始める子どもたち。自分のロッカーから丁寧に拭いていきます。今日お休みの子の分も拭いてあげます。10月に退園してしまった友達の分も「◇くんの分も拭いてあげよう。」と、優しい心が見えます。早々にロッカーを拭き終わった子たちと他にピカピカにするところはないかな~と探していると、ベランダの窓が汚れていることに気づきました。「窓を拭こう!」と拭いてみると、ぞうきんがあっというまに真っ黒になり、「おお~!」と思わず歓声があがります。ひどい汚れを見ると、掃除魂に火がつくのは、大人も子どもも一緒のようで、さらに掃除に熱が入ります。
「あ、三輪車もたくさん乗ったから、きれいにしてあげよう。」(転がって、タイヤを磨きます)、「発表のイス(いつも、友達に披露したいものがあったときに、展示しておく長椅子)もきれいにしたよ。」子どもたちの中に育っている様々な感謝の気持ちを感じられた時間でした。
ベランダの掃除はどんどん進み、大きな窓もピカピカに。。曇りガラスは、濡れたぞうきんで拭くと、絵が描けることに気づき、いろんな絵を描いてみます。掃除用のバケツにはお湯を用意したので、手をいれては「あったか~い!」「手湯のおんせんだ!」と温泉ごっこになります。何をしていても、様々な気づきから何でも楽しいことにしてしまう子どもたち。2015年、たくさんの笑い、感動、元気、、数えきれないくらいもらいました。また、年明けに、みんなに会えることを楽しみにしたいと思います!よいお年を。。。
(T.M)


◆そばにいることの意味。(そらグループ)

今日は今年最後になる育子園の登園日。
朝の集まりでは『おおみそか』の紙芝居を見ました。
おおみそかってどういう意味?という問いかけに、「大きい味噌ってことじゃない?」と真剣に答えてくれる年長さん。まだまだ可愛らしいなと思ったのは私だけの秘密です。
『みそか』というのが月の最後の日のことをいうそうで、一年間の一番最後の日なので『おおみそか』というのだそう。そんな説明をしていると、
「おおそうじも『おお』がつくよ。」とナイスアシストをしてくれた年長さん。
みんなでありがとうの気持ちを込めてロッカーやお道具箱をおおそうじしました。
終わったよ、と声をかけてくれる子のロッカーを一人ひとり一緒に確認していきます。
「すごいね。ぴかぴかだ。これはロッカーも喜んでるね。」と、声をかけていくと子どもたちがにこーっといい顔になります。
日頃から物を大切にしようねと伝えていましたが、物を大切にしようとする気持ちは伝えたからといって育まれるものではないのだなと感じました。
物を大切にしている大人を見て、一緒に大切にしてくれる大人がいて、大切にしてくれてありがとうと代弁していく大人がいてこそ子どもたちの体と心に染みついていくのではないかなと思います。
子どもたちのすぐそばにいる大人の一人として、お手本でいられるような存在でありたいと思います。そして、私自身も子どもたちから学ぶ姿勢を忘れずに子どもたちと共に過ごしていきたいです。(I.E)

Posted in 園のこだわり