避難訓練
2015年12月17日 木曜日
毎月、地震や火災の避難訓練が行われます。その都度状況を変え、咄嗟の判断が冷静に正しくできるるよう保育者側の訓練でもあります。
今月も、地震を知らせる放送が流れました。避難通路を確保するため、玄関扉などを開けながら避難の様子を見ていました。
2歳児クラスの子どもたちが、事務室前で集まって上手に避難体制をとっていました。その中に、4歳児のY君とK君もいます。同じクラスの友だちはみんな保育室にいる時間です。
訓練開始の2~3分前、確か二人は、水分補給用のカップを給食室からもらい、お部屋に向かって階段を上がって行きました。
保育室に戻っているはずの二人が何故ここにいるのか不思議でした。そこで、二人に聴いてみると・・・
「3階まで行ったんだけど、ドアが閉まっていてお部屋に入れなかったんだ。でも、地震が起きたから誰か大人がいるところに行こうと思って、降りてきたの」
とのこと・・・。自分で身を守ろう考え行動した二人に驚きと感動を抱きました。
実際は大きな地震の場合、動き回るのは危険で、揺れが収まるまでその場で待機する事や、大きな声を出して助けを呼ぶなどの判断も必要かもしれません。毎月の避難訓練で、いろいろな場面を想定し、子どもたちと共に考えていくことの大切さを感じました。
いつもと違う状況が起きると、どうしてもあせってしまい、判断力が鈍くなってしまう自分を振り返り、今日も子ども達に大切なことを学ばせてもらった一日でした。
保育主任
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