鮭の稚魚
2015年12月02日 水曜日
今年も隅田川鮭の会からお手紙が届きました。『今年もそろそろ鮭卵飼育の準備をはじめる季節となりました。少し早いのですが飼育をする鮭卵の数を把握するため今回、飼育は如何ですか』
子ども達が毎年、稚魚が育っていくのをとても楽しみにしています。
今年も職員の飼育係りにお願いをして、皆で飼育することになりました。予定では12月2・3日ごろになります。すでに1週間前から水槽の準備をしています。水を入れて循環させカルキをとばします。
子ども達はお魚が大好きです。毎日水槽を見て、変化があると子ども同士で話題になり、時には、事務室まで教えにきてくれます。水槽中は、海の魚、川の魚の2種類が泳いでいます。
そして今、更にもう一つ水槽が準備されていて、子どもたちの中で『この水槽には何が入るの?と話題になっています。今日は4歳児のKくん、Aちゃんに聞かれ、「何が入ると思う?」と聞いてみました。すると・・・
「いわし?」
「おしい!」
「鮭」
「そう!あたり~」
それでは、「鮭の何かな?」と聞くと『塩じゃけ?鮭の皮?鮭の串?』といろいろ出てきて会話が弾みました。そのうち次のヒントを伝えようとしたときに『鮭の卵!!』となりました。
『早く来ないかな~』と嬉しそうな顔が可愛くあどけなく「明日来るといいね」と子ども達の楽しみがまた一つ増えました。そして温度計を指さして『どうしてここにあるの?』と聞き鮭の赤ちゃんの水温におついての話も聞いていました。
今年も皆で卵の赤ちゃんから小さな可愛いお魚になるまでに、大きく育ちますように、そして、隅田川の放流の2月27日までに子ども達と共に成長を見守りたいと思います。
園長
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