子どもを信じて!!
2015年12月04日 金曜日
先日研修を受けた中に、子どもの発達段階にあわせた【しつけ】の話を学びました。しつけとは一言でいうと、自分をコントロールする術を身につけること。しかし、具体的には基本的生活習慣と対人関係でのルールを守ること。しかしそれを教えるときには、子どもの発達段階に合わせた対応が大切です。
①0~1歳
赤ちゃんは、自分の気分や欲求を感じることはできますが、相手の気持ちを理解することはできません。
ですから、この時期の子どもに、ルールを作つて守らせるとしても、無理なようです。この時期はむしろ保護者が環境を整える(危ないものはそばに置かない)ことが大切です。
②1~2歳
子どもは保護者のことばや指示をかなり理解できるようになりますが、まだそれに従うことはできません。何かにつけ「いや!」をを繰り返します。この自己主張を認め、つきあっていくことで、保護者に従っても反抗しても、ちゃんと自分のことを見てくれているんだ、ありのままのの自分でいいんだという自己肯定感が育まれると学びました。
③2~3歳
子どもは相手の言葉を理解できるだけでなく、自分の意思をかなり上手に伝えられるようになります。しかしまだ、保護者の指示に従うことは十分できません。また他の子どもと一緒に遊んだり、協力したりするには、保護者の手助けが必要です。いばったり、わがままや気まぐれな行動をとったりすることが多く、集団遊びがうまくできないこともあります。自己主張のぶつかりあいになります。その中で、子どもは、対人関係のルール、言っていいこと、いけないことやっていいこと行けないことの区別を学んでいくのです。
③3~5歳
子どもは簡単なルールを守れるようになります。又他人の気持ちを理解できるようになります。ただその時の気分に左右されることも多く日によって大きく差があります。
そこで
★保護者は何が正しいことなのかきちんと教える必要があります。
★何か間違っことをしたときは、どこが間違えなのかを話して、次からどうしたらよいか、子どもに考えさせます。
★保護者が、子どもにどういう子になってほしいか、きちんと言葉にして伝えることが大切です。
とにかく結果をあせらずに、根気強く繰り返し伝える、という心がけが大切です。という素晴らしい研修を聞かせてい
ただきました。
子育ては、ほんとうに繰り返し繰り返し根気強く伝えていくことを身にしみて感じてます。くじけずに乗り越えていきましょう。
園長
Posted in 三感ブログ