佼成育子園[こうせいいくじえん]-東京都杉並区

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園のこだわり

今年を振り返って

2015年12月28日 月曜日

今年ももう終わろうとしています。育子園は今日が27年の保育納めです。

 

先日、職場の忘年会があり、楽しい仲間たちと楽しい時間を過ごしました。その帰り道、父がずっと入院していた頃に通っていた道に差し掛かりました。昨年の今頃は毎日のようにこの道を通り、何度も「今日で父に会えるのは最後かもしれない」と涙を流しながら帰途についていたことを思い出しました。

 

今年一年を振り返ってみると、大好きだった父が亡くなり、大きな悲しみのある年でした。しかし、それをに乗り超えられたのは、家族は勿論、育子園の子どもたちの笑顔、その子どもたちを温かく包み込む保護者の皆さま、そして職場の仲間の支えがあったからと、改めて感謝の気持ちが湧いてきました。

 

生活が流れていくと、忘れてしまいがちな当たり前への感謝を教えてもらえた一年でした。

 

子ども達にとっては、どんな一年だったのか、保護者の皆さまにとっては・・・、同僚のみんなは・・・・・・

私と同じように、楽しいこと嬉しいこと、そして辛いこと、悲しいこと、いろいろなできごとを経験した一年だったのでしょうか。その大きさはそれぞれですが、一年を共に過ごせたことを心から嬉しく思います。ありがとうございました。

 

子ども達とは一週間会えませんが、また、元気な笑顔に会える日を楽しみに、お正月を迎えたいと思います。

 

保育主任

 

 

 

 

 

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今日はクリスマス・・・こころ温まること

2015年12月25日 金曜日

11月中旬に旭川のM病院の医師から「お母さん骨折、しました。ご高齢ですが元気なので手術したほうがいいでしょう」との連絡が入りました。88歳の母ですが、骨も元気で大腿骨の手術を受けました。 お蔭様で手術も無事に終わり、周りのかたのお陰様で今はリハビリにも順調に進んでいます。

 

 

週末に数回お見舞いに行っていますが、先日、私が風邪をひき久しぶりの高熱、病院通いになりました。入院中の母に気遣かわれ、心配をかけ、どちらが病人なのかと、情けなくてしまいました。

母のいない家は冷え切っていて、近所のKさんの温かい心遣いで朝ストーブに火をつけてくれていますが、12月の北国は、それでも温まるまでには時間がかかります。今までは外は寒くても家に帰ると暖かく、それが当たり前のように思っていましたが、今思うと、暖かいことがどんなにありがたく心も体も幸せであったことを感じます。

 

 

そしてこの度のお見舞いも、再度病院のお世話になりました。そのH病院は子どもの頃のかかりつけで、時代は替わり人が代わっても、懐かしく、子どもの頃を思い出しました。小児喘息で通院し・・・H病院の先生にも大変お世話になり、あれから数十年、現在の健康がありがたく、待合室で順番を待ちながら感謝の気持ちに変わりました。

 

その時病院で手にした雑紙「カルナの豆知識2015年10・11月号」を見て驚きました。高齢者医療、在宅医療専門のたかせクリニック理事長高瀬先生が載っていました。以前に和田の近隣の病院でお世話になり、お若いころ、とても明るく周りをも楽しくして下さる先生でした。今もそのままの穏やかで優しさあふれるお顔でした。

そのご活躍を拝見し私も元気をいただけました。お蔭様で薬をいただき、元気に帰ることが出来ました。

 

 

今日はクリスマスです。仏教園にもサンタさんはきてくれるでしょうか・・・もちろん・・・来てくれます。

先日お釈迦様がお悟りを開かれた「成道会」が終わると、クリスマスツリーが飾られ宗教協力です。子ども達が楽しみにしている「クリスマスお楽しみ会」に向けて担当者を中心にが準備が始まります。

本日、和田地域担当で日ごろお世話になっている方をサンタさんとしてお迎えし、子供たちと共にサンタさんと楽しい時間を過ごしたいたと思います。子ども達を夢の世界へと連れていってくれることでしょう。  

お楽しみに。  園長

 

 

 

 

 

 

 

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学びへの芽生え

2015年12月24日 木曜日

空気が乾燥する季節と共に、感染症が流行が心配です。

集団生活ですので、感染は最低限でくい止めることが大切です。

 

先日も、嘔吐した場合の処理の仕方を、看護師や保健係を中心に確認する時間がりました。まだ、処理の仕方を知らない新入職員や、少々自信のない職員など、参加は自由ですが、メモをとったり、質問したりしながらみんな積極的に参加していました。

 

 

 

 

 

乾燥と言えば、園庭の落ち葉も、日に日に降り積もり園庭を埋めつくし、すっかり乾燥しています。そして子どもたちにとっては楽しい遊具の主役になっています。たくさん集めて山にしたり、雪を降らすように天に舞い上げ楽しんだり、キリを付けるのが難しいくらい夢中になっています。

 

ある職員から「明日から雨の予報で、たくさんの落ち葉が雨に濡れ、集めるのが大変になってしまう。その前に一度片づけて、また、新しい落ち葉で楽しんだ方が良いのではないか」と提案がありました。

なるほどと思い、園庭にいた職員に事情を伝えながら「子どもたちと一緒に落ち葉集めをしませんか」と声をかけました。

その職員は、「そうですね。でしたらせっかくですから、その集めた落ち葉をとっておいて、また、焼き芋会しませんか」という話がありました。

 

普段、プロジェクト保育に取り組んでいるからこそ、ひとつひとつの出来事が、網目模様に広がり、繋がり、発展していくのだと思いました。ただ、落ち葉を集めるだけでは子どもたちも、「やらされている」という感覚になってしまうかもしれません。しかし、落ち葉集めが面白いことにつながっていくと、子どもは意欲も芽生えていきます。やりたいという気持ちが学びにもつながっていきます。

 

小学校に入学するまでに子どもたちが経験しなければならないことは、「楽しむこと」「味わうこと」「感じること」「関心を持つこと」「気づくこと」など探究心、好奇心、意欲を育て学びへの芽生えへとつなげていくことです。

 

子どもたちが毎日の生活の中で、このような経験をたくさん通し、創造力、想像力、探究心を深めている姿を見て、とてもうれしく感じます。

 

保育主任

 

 

 

 

 

 

 

 

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本当の感謝

2015年12月22日 火曜日

先日、1週間ほど給食室で洗い物のお手伝いをさせていただきました。

給食を食べ終わり、給食室に入っていくと給食職員全員がカラフルなエプロンと帽子をつけ黙々と動いています。

食器洗い担当・乾燥担当・お盆担当・おやつ担当と分かれ私は鍋等大物洗い担当でした。

何もわからない私は、洗ったものをどこに置くのか?から始まり色々聴きながら行いました。

教えて下さった職員は、聴いたこと以外にも私がわからないだろうなと思うことまで的確に教えてくださいました。

一人ひとりが黙々と作業に取り組んでいたので、決まった担当があるんだと思い込んでいましたが、ローテーションで作業の担当が変わることを知り、皆で担当出来るチーム給食の素晴らしさを感じました。

皆がわかっているからフォローし合えるチームの力を感じました。

 

『おいしい給食を有難うございます。』と作って頂くことばかり感謝していた自分は本当の感謝ではなかったことに気づきました。

調理のあとは片付け。

当たり前のことですが、203人+職員分の食器・お盆、鍋・ボウル・お釜・・・・

ほとんど集中して給食室に下げられてきて一気に洗います。

立ちっぱなしの水仕事は体への負担も大きいです。

私も、2日めに腕が筋肉痛になりました。腰も・・・

 

 

洗い物を手伝って初めて本当の感謝の意味を知りました。

給食室の先生方、毎日ありがとうございます。

 

 

 

副園長

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『木育ひろば 』

2015年12月21日 月曜日

先日、先輩職員に誘われ、大宮八幡宮で開催される第25回 「杉並花笠祭り」に参加しました。もう何十年も杉並に住んでいながら、こんなお祭りがあったことを恥ずかしながら全く知りませんでした。花笠踊りパレードやチャリティープレゼント、飲食・物品販売、いろいろなイベントなど盛りだくさんで、大勢の方々が大宮八幡宮の表参道を埋めつくしていました。

 
私が参加したのは、大宮幼稚園の体育館で行われた『木育ひろば 』です。木でつくられた、玩具や積み木を思う存分使って遊びます。私たちは、小さな子と一緒に遊んだり、お母さまとお話したりするお手伝いをさせて頂きました。不思議なことに、ぬくもりのある木の玩具に触れると、なぜか心も穏やかになるような気がしました。
 
そして夢中になって遊んでいるのはお子さんだけではありませんでした。お父さまお母さまもひとつひとつ手に取り、お子さんと一緒に楽しまれていました。お父さまの中には、積み木を高く積み上げたり、立体の幾何学的な造形を時間を忘れて作り込む姿がありました。そんな姿を子ども達は、憧れるような瞳で見つめています。私も、少し遊ば せて頂きました。時間があったらもっともっと遊びたい気分でした。

終了時間が近づいてきたころ、この『木育ひろば』のスタッフの方が会場に向かってお話を始めました。

  「この木のおもちゃや積み木のお話です。山で大きく成長し、木と木の間を開けるために、切らなくてはならない木があります。でも、その木を捨てずに生かすため、職人さんが丁寧に作り、磨いてくださったおもちゃなんです。とっても大切なおもちゃです。片付ける時は、赤ちゃんを抱っこするときのように、優しく包み込み『ありがとう』と言って仕舞いましょうね」
 
 とても優しい気持ちになりました。会場の皆さんも、同じ気持ちになったと思います。会場中に積み木や玩具が散らかっていましたが、その後の片づけはとても順調でした。
 
普段の保育の中でも、大切な物を大切する心を子どもたちに伝えていきたいと改めて感じることができました。
 
保育主任
 

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研修~それぞれの役割

2015年12月18日 金曜日

全社協の研修での話です。

 

ある非行少年が言いました。「一度でいいから、父親にガツンと叱ってほしかった」と。どんどん悪の道にはまり、エスカレートしていった。それはもしかしたら「お父さん僕はもう壊れかけているよ。だれか僕をとめて」というSOSであったかもしれません。ところが父親は叱りもしない、もちろんほめもしない。要するに無関心なのです。そのためにとうとう警察に逮捕されるとこまでいってしまったということです。

 

そういうときに、きちんと叱ることは「あなたは大切な存在だ」と伝えることになります。そのように叱られた子どもは表面的には反発するかもしれませんが、心の底で、ちゃんと保護者は自分を見てくれていると、安心するのです。また父親がしかるべきときにきちんと叱ることは、母親と子どもの関係のためにも、とても大切です。お母さんのイライラの一つに「お父さんが子どもを叱ってくれない」ということが挙げられます。お母さんがイライラしてしまうのは、母親の性格とうよりも父親が子どもをしからないために、叱る役まで、母親に回ってきてしまっていることも一因なのです。

 

逆に父親が子どもをきちんと叱ってくれると、母親はフォローに回ることもできますし、母子関係がぎくしゃくすることもなくなります。

母親は「包む」役割、優しく子どもを受け入れる役目を持つのに対して、父親は「切る」役割厳しくルールを教える役割を持つともいわれています。そのように役割分担をするというよりその二つの要素が必要と学びました。もちろん父親の役割と母親の役割をおきかえてもいいというこです。二人の要素はお爺ちゃんであったり、おばあちゃんであり、いろいろなご家庭によって違うと思います。

 

数人に「どういうふうに叱ってもらったときにこたえたか」と聞くとたいていは、「自分の気持ちもじゅうぶんに聞いてもらってその上で心配なことを真剣な眼差しで、こんこんと諭されたときに、ほんとうに悪かったと思った」という意見が多く返るってくるようです。「叱る」時に気に留める大切な一つと学びました。

 

子どもはどんなに大きく成長しても何か起きた時には平常心で、まず相手の気持ちをじゅうぶんに聞くことから、その後に心配していることを伝えることが大切であることを確認しました。

 

社会人になった娘にも平常心で、実践してみょうと思います。園長

 

 

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避難訓練

2015年12月17日 木曜日

毎月、地震や火災の避難訓練が行われます。その都度状況を変え、咄嗟の判断が冷静に正しくできるるよう保育者側の訓練でもあります。

 

今月も、地震を知らせる放送が流れました。避難通路を確保するため、玄関扉などを開けながら避難の様子を見ていました。

2歳児クラスの子どもたちが、事務室前で集まって上手に避難体制をとっていました。その中に、4歳児のY君とK君もいます。同じクラスの友だちはみんな保育室にいる時間です。

 

訓練開始の2~3分前、確か二人は、水分補給用のカップを給食室からもらい、お部屋に向かって階段を上がって行きました。

保育室に戻っているはずの二人が何故ここにいるのか不思議でした。そこで、二人に聴いてみると・・・

 

「3階まで行ったんだけど、ドアが閉まっていてお部屋に入れなかったんだ。でも、地震が起きたから誰か大人がいるところに行こうと思って、降りてきたの」

 

とのこと・・・。自分で身を守ろう考え行動した二人に驚きと感動を抱きました。

 

実際は大きな地震の場合、動き回るのは危険で、揺れが収まるまでその場で待機する事や、大きな声を出して助けを呼ぶなどの判断も必要かもしれません。毎月の避難訓練で、いろいろな場面を想定し、子どもたちと共に考えていくことの大切さを感じました。

 

いつもと違う状況が起きると、どうしてもあせってしまい、判断力が鈍くなってしまう自分を振り返り、今日も子ども達に大切なことを学ばせてもらった一日でした。

 

 保育主任

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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シクラメンの花

2015年12月16日 水曜日

先日園庭の様子を眺め見守つていたT職員の、「可愛い~」の言葉に誘われ思わずその場に行くと、0歳児のRちゃん、Sちゃんが、テーブルで向かいあって4人掛け椅子にちょこんと座り遊んでいる姿がありました。

そして翌日も同じ場所に同じ光景がみられました。おままごとをしています。葉っぱをちぎりお茶碗に入れています。その向かいで言葉はないけれど、様子を眺めるR君も絵になるような光景でした。

 

園庭の花壇にきれいに咲いているシクラメンのそばに近寄り、お花を摘んだMちゃんがいました。摘んだその花を戻そうとしています。その姿がまた可愛く、思わず近づきMちゃんに摘んだお花を渡そうとすると、又花壇へ戻そうとしましす。何度もお花を元へ戻そうとするMちゃんの心を、私は見守れなかったことを振り返りました。

そのあと他の可愛いいパンジーのところへ。近くの職員が『可愛い~可愛い~ね』と言うと触りながら見ていました。

 

園庭にはいろいろな年齢の子ども達がそれぞれに、夢中で遊んでいます。そんな中で、0歳児のつぼに組さんもお花を愛する心、お兄さんお姉さん、周りを見ながらままごと遊び、いろいろ心身共に、育っていることを改めて感じさせてくれる、のどかな中での学びの時間でした。  園長

 


 

 

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会話

2015年12月15日 火曜日

日ごとに寒くなり、街はクリスマスの飾りやイルミネーションで華やかになってきています。

テレビでも、クリスマスに向け、おもちゃやケーキのコマーシャルが増えてきています。

この季節になると、子どもたちはサンタさんに何をもらうか考え始めます。

 

我が家でも、娘が色々と考え始めました。

そんな娘に、「どうしてプレゼントは子どもしかもらえないんだろう?」とつぶやいてみました。

すると、『大人は、サンタさんにお手紙書かないからもらえないんじゃない。ママもお手紙書けばいいんだよ。』と言われました。

(娘はサンタさんへの手紙を毎年書いています。)

「でも、ママはダイヤモンドのネックレスが欲しいからな~」

『大丈夫だよ。サンタクロースの工場で大勢のサンタさんが作っているから。』

「ダイヤモンドはどうするの?」

『きっと、どこかから掘ってきて、削って作るんじゃない?』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この後も楽しい会話が続きました。

 子どもの夢は大きく、大人との会話によってどんどん膨らみ想像が広がります。

 

今年は、育子園でもサンタさんに向けてポストを設置しました。

先日、サンタさんに届けるために、ポストをのぞいてみました。可愛らしいお願いがたくさんありました。

そして、各クラスで子どもたちが一生懸命に書いている様子が目に浮かびました。書きながらどんな会話をしていたのか・・・・。

 

 

 育子園でも、大人との関わりに限らず、同年齢や異年齢の友達と過ごす中で、様々なゾーン、様々な場面で子どもたちの会話があり、どんどん話を展開させています。時々、大人が考え付かない内容のものがあったりして、驚かされることもあります。

もちろん、会話しながら意見が合わなくてぶつかり合うこともあります。そして、こんな難しいことどうして知ってるの・・・?なんてことや、ままごとを通してお父さんお母さんの会話がなんとなくわかってしまう・・・なんてことも・・・・・

 

保育園は、そんな楽しい子ども同士の関わりがみられる小さな社会です。

そんな社会の中で、子どもたちが色々な経験や体験をしながら言葉を吸収し、楽しい会話を展開していけるように環境を設定していきたいと思います。

また、子どもたちが想像を膨らませていけるような遊び心も必要だなと思いました。

 

 

副園長

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僕の気持ちをわかって欲しい

2015年12月14日 月曜日

年長児のS君とT君が大きな声で口喧嘩をしていました。そばで年少児のH君が泣いています。その場面の様子は、S君とT君の話の内容からよくわかりました。喧嘩にはそれぞれの言い分がありました。そして同時にふたりの素晴らしさも伝わってきました。

 

年長S君は、時々H君の戦いごっこの的になり、キックされたり、髪の毛をひっぱられていましたが、年上のお兄さんとして我慢していたのです。しかし、今日は、「痛いからやめて」と強く言ったところ、H君が泣いてしまいました。それを見たT君が、小さい子には優しくしなければならないと言い続けます。それを受けてS君は「僕は今まで、ずっと我慢してたんだ。やられても、やり返すことはしなかったんだ。でも、嫌なことをされている僕の気持を考えてよ。ずっとずっと我慢してたんだよ」とこらえていた涙を流しながら訴えていました。

 

年下の子を、年長児として守ろうとするT君の正義感、優しさが感じられ感動しました。

一方、S君の気持ちにも大きく共感でき、S君の素晴らしさを感じられました。

 

今、社会問題でもある『いじめ』に対しても、「こんなに辛いんだ」という自分の気持ちを、こうやってしっかりと周囲に伝えていく事はとても大切なことだと思います。素直に、一生懸命自分の心の中を訴えることができるS君の姿が、本当に輝いて見えました。

 

この喧嘩は、折り合いがつけられず平行線のままその場は解散になりました。その後、年少のH君には、「お兄ちゃんたちはすごいね。ふたりともちゃんとH君のことを考えて、大切にしてくれているね。S君に嫌なことをしてしまったことは、どうしらいいかな」と声をかけました。

 

T君には、その正義感、優しさを讃えました。

S君には、H君を大切に思い我慢してきてくれたこと、そして自分の気持ちをしっかりと伝えられたことを大いに褒めました。

 

子どもたちの喧嘩は、大きな学びも与えてくれます。S君もT君も、そしてH君も、きっと心に大きな成長があったのではないかと思いました。しばらくする、三人はいつもの笑顔が戻っていました。

 

今回は自分たちで解決・・・とまではいきませんでしたが、徐々に自分の気持ちとは違う存在と折り合いをつけていくすべを学んでいくことと思います。

 

保育主任

 

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