◆12月22日(火)の子どもたち
2015年12月24日 木曜日
◆知ってるよ(つぼみ)

今日は『まきばの合唱団』というエプロンシアターを観ました。
まきばにアヒル・うし・ぶた・ひよこ・かたつむりがおり、自慢の鳴き声で次々と連なって合唱していくというお話です。メロディーに合わせて得意な拍手をし、一緒に盛り上げていく子ども達はどうぶつが出てくると指差してその登場を喜んだり、ハッとした表情をして何が始まるのかとワクワクした表情を浮かべてたりしています。
アヒルは「ガーガー」うしは「モーモー」ぶたは「ブーブー」ひよこは「ぴよぴよ」・・・保育士がお手本になってやると、観て楽しんでいた子も時間が経つにつれ一緒になってちょっと得意気に振りも付けてどうぶつになりきっていました。
ひよこが登場すると〇ちゃんは本棚からどうぶつの布絵本を持ってきて何やら保育士に訴えています。開いているページを見るとひよこの姿がありました。ひよこの存在を知っていたのもそうですし、ここ(絵本の中)にひよこがいることも〇ちゃんは知っていたようです。
ぶたの登場では保育士が「ブーブー」とやる前にブタなら知ってると言わんばかりに△ちゃんは人差し指を鼻に押し当ててブーブーポーズをしたり、うしの登場で両手でツノを作り頭の上に当てていると□くんはすぐ覚えて『ぼくがやる!知ってるから』とばかりに保育士以上に張りきってくれたりと色々なことに積極的な姿が見られました。
最後に子ども達に一番馴染みのあるぶたさんと一人一人タッチ。誰かがタッチを始めると我も我もと手を伸ばしてタッチ。今何をしているのか、みんながどんな事をしているのかと周りの状況も理解している子ども達の姿がなんとも頼もしいと感じた瞬間です。
まだまだどうぶつさん達と遊びたかったようですが、次への期待を残しつつお別れ。
子ども達は『バイバーイ』と元気に手を振り、園庭へと遊びに行きました。
K・E


◆いつもと違う道(ふじ1)

今日は日差しの暖かさを感じるいい天気。
ふじ2組と一緒にお散歩に出かけることにしました。
こどもたちも張り切って靴下を履いたり帽子をかぶったり…。
早くお出かけがしたくてたまらない様子です。
支度が終わり、お散歩カーに乗る児、歩いていく児に分かれて出発です。
今日も可愛らしいふじ1組さんが通ると、通りがかった方が「かわいいね」「いってらっしゃい」と優しく声をかけてくださいました。
中野車庫に着くと、洗車の様子が見られました。
水をバシャバシャかけている様子をじーっと見つめています。
そのバスが車庫から出ていくと、「ばいばーい」と手を振って見送る子どもたち。
車庫に帰ってくるバスもいたり、バス停に続々到着したり…あっちもこっちもめまぐるしい様子ですが、目をキラキラさせながら子供たちはよく見ていました。
今日はいつもと帰りのコースを変えて帰ってみました。
途中、カフェがあり、ちょっと立ち寄らせてもらいました。
パンを作っている様子をウィンドー越しに見せてもらって興味津々。
お店の方が呼んでくださり、お店の中にもちょっとお邪魔させてもらい、一人前のお客さんのように心なしかいつもより静かにお店の様子をうかがっている姿がとても可愛らしかったです。
隣のSHOPにも寄らせてもらい、並んでいる品物がいろいろあり興味津々のふじ2組がいるなか1組はあっちこっちへ散策中です。興味の持ち方は人それぞれです。
帰りみち、「♪~」と歌を歌っている○君。
「いないいないばぁー」とお散歩カーから交互に顔を出して、お散歩カーが揺れてしまうほど盛り上がってる△君と□君。
なんだかとってもご機嫌で、笑い声の絶えないお散歩になりました。
お散歩カーに乗っている児の中でも、歩きたいとアピールする児も少なくありませんでした。
これからちょっとずつ歩く練習ができたらいいなと思います。
(I.Y)


◆地域に溶け込んで (ふじ2)

今日も京王バスの中野車庫目掛けて出発です。
ポカポカ陽気が足取りを軽くします。
散歩カーに乗る人、歩きたい人、それぞれ自分で決めて出発しました。
実は、今日はバスを見た後にもう一つお楽しみを考えていたので、少々早めに歩いて行きました。
中野車庫ではちょうど洗車の真っ最中で、大きなブラシが回転している様子や水が上から出てくる様子を見ることができました。
ナイスタイミングでした。
バスにバイバイと手を振り次の目的地に向かいます。
そこは【ふらっとカフェ】という所です。
パンや自家製豆腐が売っています。
ガラス越しにパンの生地をこねるところが見れました。
店先のテラスは日当たりがよくて、花壇には可愛いお花もいっぱい咲いています。
入口の所には、見たこともないような大きなすり鉢に、おもちゃの金魚が2匹いました。
そのすり鉢を覗き込んでいると、中からお店の人が出てきて、「どうぞ」とお店の中へ入れてました。
中に入ると大きなクリスマスツリーがあって、青い素敵なライトがピカピカ光っていました。
ツリーの奥からは、焼きたてのパンの匂いがしてきました。
ツリーの横には売り物のパンがカゴに入って並んでいます。
ヒヤッとしましたが、お店の人はいいタイミングで少しずつかごを上に引き上げてくれて、手がパンに届かないようにしてくれたので、子供たちは美味しそうなパンも見ることができました。
今度はお買い物に来たいね・・・と思いながらお店を出てきました。
さあ、そろそろ帰ろうかと育子園へと帰り道。
せっかくだからもう一つ、お肉屋さんへ寄り道しました。
店先にはまたまた見たこともないような凄い大きくて太い大根が一本あったのです。
「誰かさんの脚みたいかな・・・?」とお肉屋さんのおじさんが話掛けてきました。
子ども達には???のお話しですが、地域の方々と触れ合うお散歩は、大きな見守られ感を感じ、安心した楽しいものでした。
又行きます。 (N・S)


◆どんぐりのお友だち (ふじ3)

大聖堂までお散歩に行ってきました。
1階の敷地で元気に走り回る子どもたち。
そんな中、何人かの子どもたちが先日読んだ紙芝居のことを思い出しました。
【木がたくさんあった昔、子どもにしか見えないおばけのザワザワが出てきて、楽しく遊んだけれど、だんだん木が減りビルが増えていくと、ザワザワは悲しくなって、どんぐりの涙を流し、いつの間にか消えてしまった】というお話。
風が吹くと「ザワザワかな?」
木の実を見つけると「どんぐりのお友だち。埋めたらどんぐりなるかな・・・」
と子どもたちのほうから内容を話してくれた時には、びっくりしました。
そこで、見つけたどんぐりのお友だちを木の枝で穴を掘った土の中に埋めることにしました。
今度来たときにどんぐりなってるかな・・・と期待をふくらませていた子どもたち。
確かにお話では、ページを進めれば大きな木になっていたので、このどんぐりのお友だちもすぐに大きくなるかもしれないと、期待が高まりますよね。
また、子どもたちの記憶が冷めないうちに、この場所にお散歩に行きたいと思います。
どんぐりのお友だちを持ち帰った子も多く、お家に埋めると言っていました。
いつか、どんぐりの木だらけになったら凄いです。
たくさん走って、どんぐりのお友だちを埋めた後は、「休憩しまーす」とゴロン。
ひとりがゴロンとすると、そのままみんな後に続いてみんなゴロンとなり、そのまま休憩をして、パワーをためてから、園まで帰ってきました。(E.Y)


◆葉っぱの妖精たち (きく)

園庭に出ると落ち葉が沢山でした。保育士が竹ぼうきで集めるときく・たんぽぽ組の子どもたちが袋の中に入れてくれました。単純作業ですが〇ちゃんは真剣そのもの。淡々と葉を袋の中に入れていってくれました。その横で◇君は袋を担ぎ運び始めました。その姿はまるでサンタクロースの様でした。落ち葉を集めても上に舞上げても子どもたちは真剣に遊び込んでいます。
太鼓橋が登れるようになった子が増える中で△君はあと少しと言うところまでは行くのですがそこからが難しい様で諦めてしまいます。上からお友だちが応援しますが、「できないよ~
手伝ってよ~」とあきらめモードに。◆ちゃんがすべり台で降りておしりを押してくれようとしますが登れず残念。出来たときの喜びはきっとひ人一倍かもしれません。
たき火の時に使ったブロックで原始時代にスリップしていた子どもたちの姿がありました。大きいブロックと小さなブロックで葉をつぶして遊んでいました。途中お水を飲み休憩しながら遊ぶ姿に驚きながらも夢中になりながらも周りの事が見えるようになってきているのだなと成長を感じました。
ロッククライミングをするお友だちの姿を見て☆君も挑戦しました。しかし、何度も挑戦してみるものの登れず、スルスル登って行くお友だちの姿をみて悔し泣きをする☆君。心の成長。素敵です。
(K☆H)


◆虫と共に・・・ (たんぽぽ)

園庭で虫探しに夢中になる子どもたち。花壇を覗き込んで木の棒で枯れ葉の下を探しています。何もいる気配がない中、△くんが大きな声で「せんせい!せんせい!」と何か発見した見たいです。発見した場所を見て見ると・・・とっても小さい白い幼虫がいました。うねうね動いていてその様子をじっくり観察していました。他のところにもいるんじゃないかと、プランターの中を懸命に探していました。
すると・・・「みてみて!たべちゃったのかなぁ」と細かく食べられた葉っぱを発見。「誰が食べたの?」「ありさんじゃない?」「え?ありさん?どこ?」「さがしてみよう」と一つの葉っぱからアリ探しが始まりました。中々土のところを見ていても動いている気配がなく、色々探りながら探しているのですが見つかりません。するとまた△くんが「みてみて!ちっちゃいよ!」ととっても小さい赤ちゃんのアリを見つけました。枯れ葉の下に隠れていたようです。どこを見ても動いている気配がないのに、こんなにも小さいアリを見つけられたなんてびっくりしました。本当に子どもたちの観察力はすごいです。捕まえようとはせずに、ただただじっくり観察して、アリさんが行くところに視線を集めていました。
春や夏に虫を探している時は、すぐに捕まえようとして力の加減がわからずにつぶしてしまうことや、面白半分に足で踏みつぶしてしまうこともありました。今では、絵本コーナにある虫の絵本からや、育てていたあおむしがさなぎから蝶々になれなかったこと・・・子どもたちなりに考えて感じることもきっとあるのでしょうか・・・。
命の大切さにも気づいて・・・捕まえようとすると、「やさしくだよね」「まだ遊びたいっていってるんじゃない?」と虫の気持ちや虫の思いを代弁して子どもたちが話していました。じっくり観察した後は、それぞれ好きな遊びに向かっていきました。姿だけではなく、毎日いろんなことを感じて吸収している子どもたち・・・気持ちの成長も大きくこんな風に相手を思いやって自然と共に生きていくことができる環境が子どもたちの感じる力を高めまたひとつ、大きくなることができるのだなと感じました。
(Y.E)


◆素敵な雰囲気の中で (もも組)

今日は音楽クラブの日。
元気に集まってきたもも組さんは、はじめにサンタさんから何をもらいたいかを聞かれて一人づつ答えていきました。
「でんしゃ」「かっこいいもの」「まほうのすな」などそれぞれに話していました。サンタさんを心待ちにしているようです。
そんなクリスマス間近の今日は、クリスマスソングを歌っていきました。
鈴、タンバリン、トライアングルを使って、音楽に合わせて音色を響かせていきます。
音楽に合わせて奏でるのは気持ち良さそうでした。
グループごとに楽器を交換しながら行っていきました。
自分の楽器の音楽が流れると、「ぼくだ」「わたしだ」とわかってすぐに立ち上がったり、他のお友だちに「やるよ」と声をかける姿、自分たちの番が終わると、「すわって」「おわったよ」と声をかける姿がありました。
もも組の子どもたちの中で、そんな関わりもしっかりできている姿が、とても頼もしく見られました。
最後にはホールの電気を消し、端のライトだけをつけて、カーテンも閉めた暗い夜のような中、「きよしこの夜」「きらきら星」などの音楽に合わせて奏でていきました。
クリスマスらしい素敵な雰囲気を、子どもたちも楽しそうに味わっているようでした。
次の音楽クラブは、クリスマスもお正月も終わった後にやるよと講師から話がありました。
一つひとつの行事を子どもたちと一緒に味わいながら、楽しんでいきたいと感じました。
(H.K)


◆少し早めのクリスマス (ゆり組)

今日の音楽クラブではクリスマスも近いこともあり、最初はサンタさんから何をもらいたいかと聞かれ、一人一人答えました。
「犬」「図鑑」「電車」と欲しいものを講師のカスタネットのリズムに合わせて答えます。
楽器もクリスマスに合う[鈴・タンバリン・トライアングル]です。
鈴は8部音符、タンバリンは2部音符、トライアングルは全音符と分けて一つ一つ説明しました。
トライアングルの全音符はしろまると名前をつけ、何回おやすみがあるかと数えます。
そのあとどの楽器にするか選択してもらいました。
たくさん鳴らせる鈴が人気かと思うと、タンバリンやトライアングルの方が人気がありました。
一回目は好きなお友達とという子が多くいましたが、二回目から自分のやりたい楽器を選ぶ姿もありました。
ピアノのリズムに合わせて鈴・タンバリン・トライアングルと音を鳴らします。
音に合わせて体も動かすとより上手にでき、笑顔で楽しみました。
最後にはみんなでクリスマスの曲に合わせ、楽器を鳴らしました。
踊りもつけた方が楽しいよとの声で、踊りもつけたりと早めのクリスマス会を過ごすことができました。
(A,Y)


◆ひまわりぐみの歌完成!(ひまわり)

ひまわりぐみの歌が完成しました。
子どもたちのリクエスト通り、元気で優しいメロディを講師が付けてきてくださりみんなに聞かせてくれました。
「うん。いいと思う」と反応もばっちり。
曲に合わせてみんなで考えた歌詞もつけながら歌っていきます。
みんなの前で一人で歌ってくれる子もいました。
勇気を出して手を挙げ、最後まで歌っている姿がどんどん周りの子たちにも伝染していって、たくさんの子どもたちがみんなの前で歌いたいと手を挙げてくれました。
集団の持つ力はすごいと感じます。
お互いの良さや持っている力を引きだし合える関係になってきているひまわり組。
これからの成長もとても楽しみです。
ひまわり組の歌を歌ったあとは、音符のリズムに合わせて集まる人数が変わっていくゲームをしました。頭をフル回転させ、自分の動きだけでなく友だちの動きをよく見ながら声を掛けあう姿も見られました。
そして、トライアングル、タンバリン、すずを使って音符に合わせてリズムを奏でます。
いろいろなクリスマスソングに合わせて奏でました。
元気な歌、やさしい歌・・・それぞれの曲調に合わせて鳴らし方も工夫している姿もあります。
同じ楽器を奏でていても、同じ曲を演奏していても、一人ひとり表現はさまざま。
子どもたちの表情や仕草などを見るのはとても面白く、とても楽しい時間です。
一人ひとりの豊かな表現方法を観察していきながら、これからも成長も感じていきたいと思います。(I.E)


Posted in 園のこだわり