◆12月21日(月)の子どもたち
2015年12月22日 火曜日
◆怖くない!楽しいを発見しました!(つぼみ)
12月も半分を通り越し、今週とあと一日しか登園しないことになります。2015年もあっという間に終わりを迎えようとしていて、なんだか少しさみしいです。でもそんなのは関係ありません!子ども達はいつでも子ども達なのです。
今日は25日のクリスマス会でのアトラクションの雰囲気を少しでも味わう為、ふじ組と一緒にホールへ行きました。ホールへ行くと中は真っ暗になっていて、子ども達の表情は何か不思議そう。いつもと違う雰囲気に少しワクワクが増したようで、「なんだろう?」とホールの中を歩き回ってみたり、何が起こるか分からない状況に保育士のそばでじっとしていたり、これから起こることをそれぞれの方法で待っていました。
音楽が流れ始め、始まったのはブラックシアターという、ブラックライトを使ったパネルシアターのお話。暗い中子ども達は怖がったり泣いたりするだろうと思っていましたが、光っているものに興味を示し、見入っていたり指をさして反応したり、座って見ていたのにいつの間にか立って見ていたり、子ども達は「怖い」というより、「楽しい」「楽しみ」といった期待感が多かったように感じました。
大人が想像している事を経験からいろいろな気付きに変えてくれる子ども達。当日はまた違った反応が見られるかもしれませんが、それも一つの経験なんですね。
当日も楽しみです。
(K.E)


◆初めてのブラックシアターは・・・(ふじ1)

週末にリフレッシュしたのか、子どもたちはとても落ち着き、ご機嫌で過ごしていました。
今日はホールで、初めてのブラックシアターを観ました。
パネルシアターは今まで何度か観た事がありますが、暗い中で光るブラックシアターは初めてです。
怖がるか、泣いてしまうか、楽しめるか、どんな反応が見られるかこちらもドキドキでした。
怖がり過ぎないよう、ブラックシアターについて伝えていきます。
「真っ暗まっくらの所にいくよ。何が出てくるかな?」と伝えると、何故か「おう~!」と言いながらガッツポーズを見せる〇ちゃん。頼もしいです。
他の子どもたちも笑顔いっぱいでホールへ向かいました。
ふじ組とつぼみ組が勢揃いします。
薄暗い中に入っても、明かりを全て消しても泣き声は聞こえません。
クリスマスソングが流れる中、舞台の幕が開くと、子どもたちは意識を舞台に向けていました。
『ほしのクリスマス』というお話で、ウサギやリスなど動物が出てきます。
子どもたちの反応は、じっと見入っている子、舞台近くに来て見ようとする子、「うさぎ」「りんご」など登場するものの名前を言う子、幕が閉まった途端、保育士に抱き着き泣き出す子などがいました。
中には「あっ!~だ。~だね」と、はっきりとは聞き取れませんが、何やら見ながら感想を言っている◎ちゃんの姿も・・・
泣き出す子がもっと大勢いるかと思っていましたが、こちらが思っていた以上に子どもたちはブラックシアターを楽しめたようでした。
クリスマス会でもこのブラックシアターを行う為、次はどんな反応が見られるか楽しみです。
これまで絵本や紙芝居、エプロンシアター、パネルシアターなどを通し、沢山の物語に触れてきました。
特に絵本が大好きで、絵本を見ながら、笑ったり、ドキドキしたり、じっと見入ったり、真似っこしたりと、様々な表情を見せてくれる子どもたち。
日に日に感受性が豊かになっていくのが見て取れます。
もちろん、そこには人との密な触れ合いがあってこそ、感性は刺激されます。
楽しいもの、きれいなものに触れて心が動いた時、その気持ちを共有する相手がいる事で、より楽しく嬉しい感情が湧き上がると思います。
その気持ちに丁寧に寄り添っていきたいと、子どもたちを見て改めて感じました。
今後も色々なものに触れたり、温かみのある密な触れ合いを更に心がけ、子どもたちの感性に響くような関わりをしていきたいと思います。
O・Y


◆やりとり(ふじ2)

今日は園庭に行く前にホールでブラックシアターを見ました。ホールに着き、中に入ると真っ暗だったので「怖い…」という子がいましたが保育士の側に来て一緒にいることで安心したのかブラックシアターを静かに見始めました。
初めて見る事もあり、最初はキョトンをしていた子ども達でしたが、静かに見入って終わると「楽しかった!」と言って笑顔を見せてくれました。
園庭に出ると変わらず砂場は大人気!
砂場道具を持ってベンチの所へ向かう◎ちゃん。それを見ていた子どもたちがどんどん集まって来て気づいたらベンチには沢山の子どもたちが座っていました。
そこでお料理を始める◎ちゃん。「何作ったの?」と聞くと「ケーキ!」と教えてくれました。そして、すぐさま「△ちゃんは、辛いの!」と得意気に教えてくれる△ちゃん。
自分の作った物をお友だちにあーん!とあげたり、見せたりして楽しんでいました。
ベンチの側に紙が落ちているのを見つけた◇ちゃん。
それをメニューに見立ててまた遊びが展開されていきました。
「どれにしますか?」「ハンバーガーセット下さい」「はい、わかりました!」「一つ?」と子ども達同士でやり取りをしていました。
日々の会話の中でのやり取りを覚えているようで、言う方も答える方も様になっています。
そんなやり取りをしていくなかで更に遊びを発展させていきながらこれからも一緒に過ごしていきたいと感じる今日でした。
(K.H)

◆まるくなったね (ふじ3)

ミッキー体操が始まるとみんなのテンションも高まり、ノリノリで体を動かします。
それと同時にこんな声も聞こえてきます。
「手つなごー」
以前も何度か載せましたが手を繋ぐ姿もかわってきています。
以前は手を差し伸べて手を繋いでいたりましたが、最近は「手をつなご」と誘います。
時には断られることもあります。何度か誘っても振り向いてもらえない時は他の子に声を掛けたり、違う子から「手つなぐ?」と逆に誘われたりします。
今日もそんな姿が見られていました。
今までは2,3人が手を繋いでいることが多かったですが今日は5人で繋いでいました。
もう1人増え6人になったところで手と手が繋がり丸くなりました。
「あー!丸くなったよ」と〇くんが気付き嬉しそうに言葉にしていました。
ほんの少しでしたが丸くなりみんなと顔を見合わせている、それを言葉にして喜ぶ姿がみられました。
その隣で〇ちゃんと△ちゃんも繋いでいました。その2人は金曜日もつないでいた2人です。体操の後の朝の集まりでも一緒にいました。
休み明けの今日も続いている2人の関係に驚きました。その時だけではない関係、まさしく絆ですね。
いろんなお友だちと遊んでいきますが、その中でもこんな姿も見られることに成長を感じました。
今日は園庭に出る前にホールで0、1歳だけでブラックシアターをみました。
クリスマス会で見る予定のブラックシアター。
まっくらになるから怖がる子もいるかもしれない。
みんながいる中より0、1歳で様子を見てみよう。
クリスマスの楽しい雰囲気を味わえたらいいね。
ということで見る機会をつくりました。
わくわくしながらホールへ。暗くなったと同時に楽しいクリスマスソングが流れて物語のはじまりです。
暗くなり後ずさりして保育者のひざに座った◇くんも楽しそうな音楽と暗闇にきらきら浮かぶクリスマスツリーやお星さまや動物たちに見入っていました。
いつも見ていたパネルシアターと違いきらきら浮かび上がるブラックシアターを見てこどもたちも目をきらきらしてみたり「きれいだね~」と感動していました。
その後は防犯訓練でお部屋へ逃げて待機したりと盛りだくさんでしたが園庭へ出てあそびました。園庭でも金曜日のつながりがたくさん子どもたちの中にありました。
その経験が絆となっていくんだと子どもたちから教えてもらいました。
t*s


◆おおかみさん、いまなんじ?(きく)

園庭では今日も「おおかみさんいまなんじ?」をしました。「夜の12時!」と言われたら逃げるというルールはもう完璧で、オオカミ役の保育士をワクワクした表情で見る姿がかわいらしいです。
何回か繰り返していると、コンビネーションの下へ逃げる子ども。その後に続いて、他の子どもたちも隠れ家に逃げるようにして入っていきます。無事みんな身を隠すと、今度はそこで「おおかみさんいまなんじ?」が始まりました。「夜の12時!」と聞こえると、次はその隠れ家からわーっと逃げ出す子どもたち。なんだか劇遊びをしているような感覚で、集団での遊びが自然と発展していく様子に驚きました。
その後は避難訓練。園庭での突然の放送でしたが、瞬時に保育士の所まで集まりお部屋まで避難することができました。安全確認の放送が聞こえるまでの待機に少し時間がありましたが、その間も「おまわりさんがつかまえてくれるんだよね」「こわいひといなくなったかな」と、避難訓練に意識が向いているような話をしている姿があり、なぜ今逃げているのか理解して行動している姿に感心しました。
その後は、お部屋と園庭、好きな方を選んで遊びました。ほとんどの子どもが園庭を選びましたが、粘土遊びをやりたい!と言ってお部屋で集中して遊ぶ姿もありました。
みんなでドキドキやワクワクを味わったり、一緒に笑ったり、いろんな感情を共有できることは幸せなことだと感じました。
(N.M)


◆友だちっていいな(たんぽぽ)

今日は、少し寒かったので、すぐに園庭に出ずにお部屋で好きな遊びをたくさんしました。ままごとや電車で遊ぶ子から「ラーメン体操やりたい!」というリクエストが出たので音楽をかけると♪ラーメン大好き~♪と歌いながら体操を始める子どもたち。たんぽぽでは、このラーメン体操が大流行中で三、四人から始まったのが気付くとかなり増えており、友だちの楽しそうな姿から刺激があったようで「次は、♪エビカニビクス♪」「次は、アンパンマン」「ようかいウォッチ」と男の子たちは、かなり盛り上がっていました。
女の子たちは、「園庭に行ってきます」と出て行っても体操三昧は、なかなか止みませんでした。すると…不審者がきたという訓練が始まりお部屋の子も園庭で遊んでいた子も「はやく逃げなきゃ」と声をかけ合いしっかり行動していました。「(お部屋の)カーテン閉めて」「いなくなったかな」「やっつけたかな。大丈夫だよ。」などなど子どもたち同士で話す姿が…。
子どもたちだけの世界を感じる一コマでした。
トラブルがあると他の子が仲裁に入ってみたり、戸外に出る時に友達がジャンパーを着れなくて困っていると手伝ってくれたりと子どもたちのやり取りに驚かされることがあります。
今後もこの姿を大切に見守っていきたいと思います。
(N.Y)


◆防犯訓練(うみグループ)

今日は朝の会の後に防犯訓練がありました。お部屋待機の指示が放送で入ります。ランチスペースで子どもたちが集まり、全員いるのかお名前を呼びました。みんな大きな声でお返事してくれます。放送「安全が確認されたので、避難を解除します」の声でお部屋の子どもたちも大人もホッと一安心。遊びに行く前に訓練の確認をしました。保育者「みんな今日もとても上手に避難できたね。もっと上手に避難できるようにお話しが一つだけあります。訓練の時になんで静かにしなくてはいけないのかな?」◆くん「怖い人がきてるから!」保育者「そうだね。それからみんなの声が大きいと、お名前呼ばれたお友達の返事が聞えないからなんだよ」と大切なお話しを聞いて訓練は無事に終わりました。
園庭にでるといつものように氷鬼や、かくれんぼ、久しぶりに赤ずきんの劇ごっこをしました。先週園庭に出ているお友達を中心にシャボン玉遊びをしました。その楽しかったことを思い出して、今日もシャボン玉遊びしたいとリクエストをもらいました。うみグループではおやつ後にベランダでシャボン玉遊びをしました。
△くん「あ!ビー玉みたいだ。」〇〇ちゃん「大きいシャボン玉作れるようになったよ!」と沢山作って見せてくれます。
□くん「シャボン玉を沢山割ったほうが勝ちだよ」と男の子達はさっそく
競って楽しそうに遊んでいました。
強い風が吹くとより一層高く舞い上がると、子ども達「わーーー。もっと高く上がれ!!」と笑顔が輝いています。
寒さも友達の子ども達と師走を楽しみたいと思います。
K.S


◆「いくじえんのさんたさん、どこにいるの?」 (にじ)

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ももぐみ△ちゃんのサンタさんへのお手紙です。
休み明けの朝から、おしゃべりの絶えないにじグループ。お休み中にもうサンタさんがやってきた子どもたちもいるようです。今週は、いよいよクリスマス。おうちや育子園に、サンタさんは来るかな??と期待を膨らませながら、一日一日を楽しんで過ごしていきたいと思います。
自由画をまだ描いていない子たちは、今日描きました。何を描いてもよいのですが、自然とサンタさんの絵を描く子たちがいます。ゆりぐみの〇くん、サンタさんとトナカイを描き、周りにたくさんのフルーツとお菓子を描きました。サンタさんのプレゼントだそうです。みかん、バナナ、イチゴ、スイカ、プリン、メロン・・・「あっ、チョコレートも描かなきゃ!」と思い出して、付け加えました。こんなにフルーツたくさんもらえたらうれしいね~、最高のプレゼントだね~と、楽しい夢が広がります。
広いスペースでは、ダンスタイム。ファミリースポーツデイでおなじみ、星野源の「SUN」に合わせて、踊っています。振付を考えてみようかと声をかけると、ダンス好きの3人女子が集まり、音楽を聴きながら、リズムをとり、こうしたらいいんじゃない?、いいねいいね!と、振付を考えました。1月の誕生会を目指して練習し、アトラクションとして披露できたら?!・・・なんて、密かに考えています。
クリスマス会に帽子を被っていきたいと、帽子を作った子もいました。布の端切れを貼ったり、毛糸をつけたり。帰りの集まりで、発表して、他の友達にも広がっていくとよいなーと思います。
10時半以降はベランダに出たいという意見があり、園庭かベランダ、どちらにするかを子どもたちで話して決めました。結局、午前中はベランダ、午後は園庭ということに決まり、ベランダに飛び出していきました。どーんじゃんけんぽい、プリキュアなどのごっこ遊び、いつもの子どもたちの好きな遊びを楽しみ、ももぐみさんも一緒に加わる中でも、じゃんけんをするときには、ももぐみさんのペースに合わせてゆっくりじゃんけんをする姿、転んで泣いてしまったら優しく抱っこしてあげる姿、、、4月から9か月余りたった今、より一層子どもたちの関わりが深まってきたなあと感じます。
(T.M)


◆ちょっとした豆知識 (そらグループ)

今日は、不審者を設定した防災訓練がありました。
日頃から訓練しているので、不審者を知らせる音楽が鳴ると、遊んでいる手をやめ、すぐに集まってきます。避難解除の放送が入るまで少し時間があったので、子どもたちに「不審者を見かけたらこんにちは、って声を掛けた方がいいんだって」とか「もし不審者に何かされそうになったときは、助けて~ではなく火事だ!と叫んだほうが周りの人が出てきてくれるそうよ」などテレビで覚えた豆知識を話すと、みんな真剣に聞いていました。
そして、解除の放送が流れ、お部屋で思い思いに遊んだり園庭で遊んだりしました。
園庭で遊んでいたももぐみの女の子たちが、何かを拾い集めているので、「何を集めているの?」と聞いてみたところ「石を集めてるの」ということでした。
女の子にも化石集めが広がったかな?と思いきや、「怖い人が来たら、この石を投げながら逃げるの」でした。それから小枝と木のめくれた皮を持っていた子もいて、「これでエイ!ヤッ!てするんだ」と言っていました。
訓練時にしたちょっとした話が、自分の身を守るにはどうするかと意識するきっかけになったのだとしたら、大人がわかっていればいいではなく、子どもたちに話すことも大事だなと思いました。
そして、その石を拾っていたうちの一人、〇ちゃんは昨年まで訓練の放送が鳴るたび怖くて泣いていた児でした。一年でたくましく成長したなと心が熱くなりました。H・T


Posted in 園のこだわり