◆12月19日(土)の子どもたち
2015年12月19日 土曜日

園庭に出ると、砂場の玩具を手に取り、出掛けていきます。お気に入りの道具を持ち歩き、気に入った場所に行くとお料理が始まります。砂を入れたり、落ち葉を入れたりとお料理上手です。
そのうちお店屋さんが出来、「いらっしゃい、いらっしゃい。ちょっとですか、いっぱいですか」と聞いています。いらっしゃいの後に量まで聞いてしまう姿にびっくりするやら、おかしいやら、どこで覚えたのでしょうか。小さな石を拾っていたり、かき混ぜていたり、砂を持っていたりとそれぞれに作っています。「何作っているの」の質問に「枝豆」「キュウリと春雨サラダ」という答えに感心するやら笑ってしまうやら、カップに砂を入れて固めていたのでプリンかなあと期待して「何作っての?」と聞くと「豆腐」と返ってきた時には、一瞬立ち止まりました。お店屋さんもお弁当屋だったりします。
ふじぐみの可愛い子どもたちが楽しそうに遊んでいるから何作っているんだろうとプリンやケーキを思い浮かべながら聞いてみたのが、思いもよらない答えに戸惑うばかりでした。 大人の固定観念の思い込みなのか、子どもの成長のすごさなのか、計り知れません。それだけでは言い切れない、今年のふじぐみさんの個性豊かな成長をこれからも期待したいと思います。
そしてそれを見て一緒に砂場でカップとシャベルを手にして遊んでいたつぼみさんも、座り込んで夢中になっている姿に、先輩たちに負けないぐらいの成長ぶりを期待したいと思いました。 M.K


◆ありがとう (土曜 二歳・幼児)

今日は、二歳、幼児、合同で過ごしました。
土曜日は、うみグループのお部屋で過ごすことが多いのですが、本日、保育室の環境チェックのため三階にじグループで過ごしました。子どもたちにとっても新鮮な体験です。
環境の変化もありますが臨機応変に対応、新たな環境に自ら働きかけ集中して遊び混んでいました。
時々、「お絵描きの紙はどこにあるんだろう?」「トランプはあるのかな?」などと迷う子もいましたが、にじグループの子が「ここにあるんだよ」と優しく声をかけてあげるといった温かい場面、そして、このような関わり合いがきっかけとなったのか遊びの中でもグループや年齢を越えた関わりが見られました。
年長の子がブロックで遊んでいると、そこへ、たんぽぽぐみの◯◯くんがやってきました。
◯◯くんは、横に置いてあるブロックを拾うと何も言わず年長の子に差し出しました。お手伝いしたかったのでしょうか、一個、また一個とブロックを渡していきます。
ブロックの作品が完成すると一人の年長の子が「もういいよ」と◯◯くんに教えました。そして、もう一人の子は「手伝ってくれてありがとうね」と◯◯くんの気持を認める、寄り添うよう声をかけていました。
どんなときでも子どもの気持を受けとめ、認めてあげる…何気ない関わりでしたがとても大切なことを教えていただきました。
今日も、子どもたちの笑顔がたくさん広がる素敵な一日となりました。これからも温かく見守っていきたいです。
T.N

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