◆12月17日(木)の子どもたち
2015年12月18日 金曜日
◆いろいろな表現(つぼみ)

クリスマスが近づいている中、日差しが当たり風も無ければ暖かいくらいです。そんな中お部屋の中でのんびりと過ごし「にらめっこしましょ」と保育者が歌い出すと子ども達が周りに集まり始め、歌をよく聞いていました。振り返った☆ちゃんの顔を見てみると頬っぺたをふくらましていました。「あっぷっぷ」と一緒に歌い保育者も真似して頬っぺたをふくらませると小さく閉じた口元から息をす~っと吐く音がもれてきました。吐き切るとこちらを見てニッコと笑ってとても楽しかったおもしろっかたと言いっているような表情をしてくれました。
〇くんの場合はカメラを保育者が構えていると何かな何を撮っているのかなと覗き込んできました。そこで、顔のアップの写真を撮ってあげると見たそうな表情をしていたのでカメラの画面を見せてあげるとカメラの画面に写った自分の顔を指差してその指を自分の顔の鼻の頭に乗せていました。自分の顔だと分かったようでその時の〇くんの表情は何とも言えないカワイイ微笑みでした。
先ほども書きましたがクリスマスが近いという事でクリスマスの制作をする子たちと先に園庭に出る子に別れて遊びました。園庭に出たグループさんはまだ誰もいない園庭を3人で占有しました。砂場におもちゃを出して置いたので自分の気に入ったおもちゃを手に砂場で遊んでいました。が、段々と慣れてくると思い思いの場所に行き自分の選んだ車を走らせたりショベルで穴を掘ってみたりして楽しんでいました。
お部屋で制作を楽しんでいた子も次々と園庭に出てきました。その頃にはたくさんの子どもたちが園庭に出てきて遊んでいましたが、◇ちゃんはお砂場にあったカップを持ち上げるとその下に砂の山がプリンのようになっていました偶然の発見にとても嬉しそうな表情をしていました。お部屋で
ケーキの絵本を読んだばかりっだったので保育者が一緒に「ケーキみたいだね」「かざりをしてあげようか」と落ち葉などを載せ始めると一緒に飾りつけに参加してくれました。とても真剣な表情で葉っぱを乗せてくれました。様々なステキな表情を見せてくれてありがとうの気持ちになり見ている保育者も自然と笑顔になる一日でした。Y.N


◆ワンワン?イヌ?(ふじ1)

今日はふじ2組と一緒にバス車庫にお散歩に行きました。
朝のおやつを食べている時にバスを見に行く事を伝えると、何度か見に行っている為か、「バスいこう」「バス、バス!」と言ってそのまま帽子をかぶろうとするなど、興奮気味の子どもたちでした。
「靴下履こうか」と言うと身を乗り出して顔を近づけ、「うん、うん」と頷いたり、立ち上がって「いこう~」と声をあげる〇くんの姿があるなど、行く前から盛り上がりを見せるふじ1組。今後、バス車庫は定番のお散歩コースになりそうです。
順番で何人かは歩きましたが、歩き方も上手になりました。
4月当初はまだ歩けなかった子もいた事を考えると、歩いてる姿を見ているだけで涙が出そうになります。
こうした成長を目の当たりに出来る事は本当に幸せで、これからも大切に見守りたいと思います。
バス車庫に行くまでの間に、小さな子犬とすれ違いました。子どもたちは「あっワンワン」と笑顔を見せます。すると「ワンワン」という声に混じり「イヌ イヌ」という声が・・・
今まで犬を見ると「ワンワン」と言っていた◎くんが「イヌ」という言葉を発していました。「すごい。イヌって言えるようになったの?」と保育士が言うと、嬉しそうに「イヌ」を連発する◎くん。
その言葉を聞いた子どもたちは、その後様々なものを見て指さす度に「イヌ!」と言い出しました。
子ども同士の影響力は凄いなと感じます。
しかしドラッグストアの前を通りかかった時、子犬の絵がプリントされている商品を見た◎くんは、すかさず絵を指さし「ワンワン!」と笑顔で一言。
保育士「これはワンワンなの?」
◎くん「ワンワン」
保育士「さっき会ったのはイヌ?」
◎くん「イヌ」
「ワンワン」と「イヌ」の違いはどこにあるのか分かりませんが、◎くんの中では何か違いがあるのかも知れません。
言葉が出てきた事で、子どもたちとのやり取りが更に楽しくなりました。
子どもから発せられる言葉は聞いていて微笑ましく、いつも私たちを笑顔にしてくれます。
今後、大人の口調を真似る姿も出てくると思われます。
言葉が出てきた今だからこそ、子どもたちとの言葉のやり取りに対する意識を更に強く持ち、心地よいと感じられる声かけや会話を心掛けていきたいと思いました。
O・Y


◆楽しいお散歩 (ふじ2)

これなーんだ?とクイズをしながらお散歩に出かけました。
今日の行き先は中野車庫です
第一問、正解はセブンイレブンでしたー。という具合に通りにあるお店、歯医者さん、うどんやさんとクイズは続き、楽しい会話が弾みました。
バスの名前はトマリー・・・と馴染みの本のフレーズがでてきます。
出発するバスには、「いってらっしゃーい」と手を振り、戻ってきたバスには「おつかれさまー」と手を振り、何台ものバスに手を振ってきました。
帰り道は、一本中の道です。
ラーメンやさんの前では、ふーふーと冷まして食べる真似をします。
床屋さんの前では、「ママに髪チョキしてもらったー。」と前髪を指差して教えてくれます。
居酒屋さんの前で、お酒を飲む所と言うと、「ビールとか?」と返ってきました。
「ママ飲んでるよ」って内緒の話も出てきました。
素敵な壁面の建物の前では思わず立ち止まって見上げてしまいました。
近所をぐるっと一周のお散歩ですが、とっても楽しい時間でした。
園庭に戻ると、退園したお友だちが遊びにきていました。
やったー!と近寄って、一緒に遊び始めました。
年長さんが竹ぼうきで落ち葉を集めてくれていました。
両手に落ち葉を抱え込んで・・・お友だち目掛けてぱーっとふらせています。
逃げろ~と駆け出すと、待て~と追いかけます。
何度も何度もくり返し抱え込んでは追いかけ、逃げ込みゲラゲラと笑い声が上がりました。
保育者が間に入らなくても、こんなに子ども同士で遊べるようになったんだなと嬉しくなりました。(N・S)


◆サンタさんへ (ふじ3)

育子園の中にも大きなクリスマスツリーが飾られて、クリスマスモードになってきました。
そこで、今日はサンタさんが育子園に遊びに来てくれるように、みんなでお手紙を書くことにしました。
朝保育中の時に、サンタさんは大きいのか小さいのか、優しいのか怖いのか…といった話をすると、「サンタさんは大きいよ」「大きいサンタさんは怖いな」「サンタさんはこわくない。やさしいよ」と、子どもたちの意見は様々。
クラスに飾ってあるサンタの人形が大きくなって、当日遊びに来てくれると話すふじ3組の子どもたち。
手紙を書く準備をすると、自然と「遊びに来てねって書いたの」「サンタさん描いたよ」と子どもたちが話しながら書いていて、表情は真剣です。
書き上がった手紙は、園の入口に設置してあるサンタポストへ投函すると、サンタさんに届くと知った子どもたちは、園庭に出るための支度を早々に済ませ、早速ロビーに向かいました。
毎朝気になっていたのか、「ここだよ」と子どもたちの方が教えてくれて、いざ投函・・・と思ったら、子どもたちが持っているサイズでは投函できないことが判明。
そこで、ポスト前で手紙を折ることにしたのですが、とっても上手に折って無事投函することが出来ました。
「サンタさん、来るかな」とウキウキした気持ちで、そのまま園庭に繰り出したふじ3組の子どもたち。
子どもたちの感性を大切にしながら、当日が迎えられるように、今後の保育をしていきたいと思いました。(E.Y)


◆刺激的な毎日 (きく)

絵本コーナーで紙芝居が始まりました。保育士の真似を始めた◎ちゃんと◆ちゃん。しっかり「お~はなし~」と始まりの歌をうたい、絵本を友だちの方に見せていました。ストーリーは持っている本とはまったく異なるオリジナルストーリーで、自分の好きなキャラクターが登場したり、何度も「そして~」を繰り返す展開でしたが、友達に自分の作ったオリジナルストーリーを話せるようになったのだなと創造性の成長と自信がついてきて自己肯定感につながっているのだなと感動しました。その姿をみて周りにいた子たちも絵本を取り出し、真似をはじめました。小さな保育士が沢山誕生していました。
昨日の午後からはさみを出してみました。保育士が側につきはさみの持ち方を伝え「ぐーぱー」で切る事を伝えています。お家で経験したことのある子もいて、すいすい折り紙を切る姿をみて、未経験の子どもたちも「やりたい」と意欲が出て、はさみの順番待ちが出来ていました。今日は、昨日さみで切った折り紙を使い、部屋の廊下前に飾ってあるモミの木に糊で貼り付け、素敵なツリー作りをしました。金と銀がやはり目につくようで、キラキラのモミの木が完成しました。
たんぽぽ組と合作なので、残りはお任せして最終仕上げをしてもらいたいと思います。「サンタさんもツリーをみにきてくれるかな?」と折り紙を糊で貼っているときに〇ちゃんがお友達に話していました。◇君は「きっとくるかもよ~」と返事していました。「サンタさんもうすぐくるんだよ~」「え~」と毎日サンタさんの話で盛り上がっています。
白の手形スタンプもしました。クリスマス会に向け着々と準備が進められています。みんな新しいことに興味津々。はさみ、白手形スタンプ、糊とどれも順番待ちの列ができていました。子どもたちにとって日々刺激的な事が沢山。お友達と一緒に遊ぶことも、色々な素材に触れることも一つ一つが当たり前ではなく新しい何かとの出会いだったりします。その瞬間を大切に丁寧に関わっていきたいです。
(K☆H)


◆「てれちゃうね」(たんぽぽ)

冬将軍が到来したようで、空が雲に覆われ風の冷たさも身に染みるような日になってきました。
朝の会で、みんなの名前を呼ぶと「はい」と手を挙げてかっこよく返事します。「わ~みんなかっこよくお返事してくれて、お兄さんお姉さんみたいで素敵だね」と伝えると、〇ちゃんが頬に両手をあてて「てれちゃうね」とニコニコ照れ笑いしてる仕草も成長を感じ、お兄さんお姉さんになってきているのだなと、実感しました。
もう一つ、みんなが心待ちにしているサンタさんについてのお話をしました。
「サンタさん来てくれるかな、楽しみだね」と話してサンタさんが来るまであと何回寝たら会えてプレゼントがもらえるか数えてみました。
保育者が数えている様子を子どもたち興味津々で見つめていました。
「保育者が、あと7回寝たらサンタさんにあえて、プレゼントがもらえるね」と話すと目を輝かせて聞いてくれていました。
「サンタさんに育子園にも遊びに来てくださいって皆でお手紙出したから、来てくれると思うよ」と伝えると「ホッホッホーって言ってくるんじゃない」と△ちゃんが△ちゃんのイメージの中に居るサンタさんの真似っこをしながら答えてくれました。保育者も「ホッホッホー、メリークリスマス」と言うと大笑いでした。
そこで「サンタさんは色んなところから、みんながちゃんとお友達と仲良くしてるかなーとか、お友達に意地悪しないで優しく出来てるかなーって見ていてくれているからね。サンタさんは、優しいお友達には素敵なプレゼントをくれると思うよ、お友達に優しく仲良くできるかな」と尋ねると「うん、できるー」と答えてくれました。
クリスマスの日は子どもたちにとっての素敵な思い出になってくれたらいいなと改めて感じました。
朝の会が終わりお支度をして園庭に出るとそれぞれ思い思いの場所へ、保育者と何やら木の下で何かを探し中です。
保育者と◇ちゃんの会話を聞いてみると、◇ちゃん「ないねー」保育者「ないねーみどりの落ち葉はまだ落ちてないのかもよ」と伝えると◎君が「おちてないのかー」とちょっぴり残念そう、どうやら赤や黄色や茶色の落ち葉の中から、緑色のきれいな落ち葉を探しているようでした。
ウッドデッキの上では落ち葉と枝を拾ってきて何やら忙しそうです。「何作ってるの」と保育者が尋ねると◎君と▲ちゃんが揃って「らーめんつくってるのー」と嬉しそうに教えてくれました。
すると◎君が立ち上がり園庭のお友達に向かって「みんなーらーめんもーすぐできるよー」とお客さんの呼び込みをしているようでした。
園庭の真ん中では、落ち葉に埋もれて大笑い。保育者が「落ち葉のベッドを作ったから寝ていいよー」と伝えると、大喜びでその上へ寝転んだ■君と●君その横で◆君が■君に落ち葉で布団をかけてあげていました。
普段の生活の中で、やっていたり見て覚えていることを遊びの中に取り入れて楽しんだり、疑問から探し物をしたりと、工夫して遊びの展開を広げている姿に楽しそうだなと感じ、微笑ましくなりました。
(M・Y)


◆クリスマスと言えば〇〇 (うみグループ)

今日は朝の集まりで「クリスマスと言えばなんだろうね?」と子ども達に聞いてみると、「キラキラの星」「サンタさん」「リボン」「キラキラの飾り」「ブーツ(靴下)」と沢山出てきました。
昨日部屋に飾りつけした輪っかの飾りや年長さんが飾り付してくれた大きなツリーを思いだしながら、今日は松ぼっくりに色を付けたりスパンコールを付けてキラキラの小さなツリーを作りました。
女の子が中心で、様々な素材を用意すると目をキラキラさせて「やりたい」とやってきました。
アトリエのゾーンで順番に少人数で行うと、その空間でゆったりとした雰囲気で一つ一つとても丁寧に飾りつけしていました。
キラキラと青を混ぜて「海の色みたいになったよ」と見せてくれたり、ピンクや黄色、白を混ぜて春を感じさせてくれるような色など、個性豊かな小さなクリスマスツリーができました。
給食の時の話題はクリスマスは飛んで、もうお正月や冬休みの話でした。
これから年末に向けて楽しみが沢山あるようで、毎日楽しそうな話を聞いているだけでも楽しくなります。
今年もあとわずかですが、子ども達と一緒に冬のイベントを楽しみたいなと思いました。(B・K)


◆いつもあったものたちだけど。(にじグループ)

今日は朝の集まりで、昨日作ったクリスマスツリーに朝また装飾をして変わったところを発表し、今日はまたもう一つ、作っていきました。
飾っていくので、見てみてください。
自由画も今日描くと決めた子は書いていきました。それぞれの個性が出ています。
お部屋で遊んでいて、保育士がカメラで写真を撮っていたのを見て、ぼくも撮りたいと言ってきた〇くん。何枚か撮り、今度はそばにいた◇くんが撮ってみたいと言って撮っていきました。
子どもの目線から映す写真は、子どもたちの目に映る姿を見せてくれます。
指が入っていたり、ピントが合っていないものもありますが、こんな風に見えるのかと、とてもおもしろいものです。
園庭に行ってからも、◇くんは撮っていきました。
落ち葉や紅葉している葉、いろいろな木、おもしろそうな遊びをしているお友達、先生、など、きれいだと思うものや発見したものを次々と撮っていて、止まりませんでした。
少し経つと、「これ、レストランにかざるからとってるの。」「(かざったら)きれいじゃない?」と言っていました。目的も見つかり、更に楽しく撮っています。
最後に撮った写真を見返していきましたが、すごい数の量を撮っていました。これから厳選して、飾っていきたいと考えています。
写真を撮ることで、いろいろなことを発見していくのが、そばにいてよくわかりました。私自身も、この木にこんな実が付いていたんだと気づいたり、きれいな葉を見つけたり、撮られた子どもたちが笑顔になる姿を見つけました。
写真を撮るということで得られた発見。カメラがなくたって、いつもあったものたち。それに気づいていけるかは、とても大切なことだなと感じさせていただきました。
(H.K)


◆メリークリスマスって? (そらグループ)

今朝は、「メリークリスマスってなんのこと?」という紙芝居を読みました。
読む前に「みんなはメリークリスマスって何のことだと思う?」と聞いてみました。「クリスマスおめでとうってことじゃない」とか「サンタさんのことだと思う」とか「クリスマスツリーに飾る事だよ」とか「紙芝居を読めばわかるよ」など思い思いのことを言っていました。
そして、紙芝居を読むと、「メリークリスマスって、クリスマスおめでとうってことなの。イエスさまのお誕生日おめでとうございますってお祝いする日なのよ」とありました。
「俺、当たった!」と喜ぶ〇くん。
ちょっとしたことでも、日頃からなんだろう?どうしてだろう?と疑問に思ったり、考えたりしているので、すぐに自分の考えや思いを話せる子どもたちはすごいなと思いました。
そして、こんなことも聞いてみました。「大人になったら、良い子にしているのにサンタさんのプレゼントがもらえなくなったんだけどどうしてかな?」と。すると、数人の児が同時に
「大人は、子どもの頃にたくさんもらっているからもういいの」と言っていました。
クリスマスという一つのテーマで、たくさんの広がりある話を子どもたちと出来た楽しい時間でした。H・T

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