◆12月11日(金)の子どもたち
2015年12月11日 金曜日
◆やり取りするって・・楽しいね つぼみ
はっくしょ~ん
朝の大雨から青空・・元気な天気でしたね。
今日は、健康診断がありました。お医者さんのイメージってどんな感じなのかなと思ってお医者さんの出てくる絵本を持ってきてみました。健康診断の後に、読んだのですが「はっくしょん」と言う絵本です。はくっしょ~んのフレーズがたくさん出てくるので、子ども達も思い思いの表現の仕方で、はくしょーんとします。途中、お医者さんが出てきて、お腹をポンポンと診察しているページを見ると、〇ちゃんが「あっ」自分のお腹を手ですりすり、口をあ~んとしました。ほんの少し前、健康診断でおんなじことをしました。その記憶をちゃんと表現した〇ちゃんでした。
廊下で、楽しむ時間も持ちました。ソフトマットを使ってあそぶ姿も随分としっかりしてきて、手を貸す事よりも見守る事が増えてきているように感じます。
恐いな・・と思った時にはしゃがんで見たり手をついてみたり・・自分で考える力が芽ばえてきています。
そんな中の、☆ちゃん。朝は、健康診断があったりで気持ちが落ち着かない様子が見受けられてちょっと気にかけていたのですが、廊下に出てみると積極的な印象。どんな風に遊ぶのかな・・と様子を伺っていると保育士に誘われなくても自らマットに向かって行き楽しんでいました。後ろから「だれだ~」と追いかけてみました。☆ちゃんからキャ~とたのしそうな声。その声に誘われて◇ちゃんもやってきました。
少しずつ、少人数の子ども同士と大人を交えながら一緒遊ぶ姿が見られていましたが今日はとても生き生きしながら◇ちゃんと一緒に目をあわせて笑い合ったりしていました。
普段は抱っこの時でも一人独占するのが安心な☆ちゃんですが、そんな姿から☆ちゃんの視野の広がりを感じました。今後も楽しみです。
クリスマスも近くなり、保育室の中も少し雰囲気を作っていきたいと製作を始めました。画用紙にシールを貼るのですが◎ちゃんは、シールを貼るより剥がしたいようです。貼っては剥がす、◎ちゃん。とても楽しそうなので、ちょっと見守ってみました。そのうちにシールの粘着力が無くなり、画用紙のシールは無くなってしまいました。シールちょうだいとばかりに両手を前に出してアピールする◎ちゃん。今度は、ペタッと貼れた時に「わっすごいね~」「じょうず~」などたくさん声を掛けてみました。
一言添えるたびに、にこっとしたり『わっ』っと驚いた表情をしたり・・やり取りが生まれました。そして◎ちゃんは、シールを手ですりすりして大事そうにしていました。
◎ちゃんとの製作の時間は彼女の笑顔と、目と目を合わせたやり取りで出来上がったかわいい作品。すごく貴重な時間でした。
ゆっくり少しずつ、子ども達それぞれの味わいを感じながら仕上げていきたいと思います。
どんな作品が作りたいかではなく、制作をとおして、何を経験していきたいか。そんなことを、感じさせて頂けました。 U・A


◆今日のふじ1組は・・・(ふじ1)
お誕生日会が繰り広げられていました♪
今日は午前中強い雨が降っていましたが、〇君が「ぼうし、ぼうし」と自分の頭を触りながら伝えてきました。どうやら園庭に行きたいようです。
雨が降っている事を伝え、一緒に窓から園庭を眺めてみました。すると、地面を叩きつけるような大雨に、〇くんも驚きの表情を浮かべます。「雨いっぱい降ってるね。お外行けるかな?」と聞くと、〇くんは「おそとないね~」と言い、そのまま玩具を出して遊び始めました。自分の目で見て確かめた事で、外遊びは出来そうにないと納得したようです。
子どもたちから発せられた言葉や思いを、丁寧に受け止めて関わっていきたいと改めて感じました。
今日は健康診断がありました。前回は大泣きする子が多かったふじ1組。少しでも安心して受けられるよう、朝の集まりで健康診断についてジェスチャーを交えて説明をしました。
なぜか笑い声をあげ余裕の表情の子どもたち。洋服を脱いでもこわがる事なく落ち着いています。
ふじ1組の順番になりました。子どもたちの反応は・・・
トップバッターの△ちゃんがまずは大泣きしました。でも待機している子たちは動じる事なく、キョトンとした顔で見つめています。
かと思えば、座った途端に泣き出す子、待ってる間に泣き声をあげる子、泣く事なく受け、終了後は笑顔を見せる子などがいました。
今回は10人中、5人が元気よく泣き声をあげ、泣いた子も泣かなかった子もみんな頑張りました。
これからも様々な経験を積んでいく子どもたちですが、今回子どもたちの姿を見て感じた事は、落ち着いた安心できる環境を作り出す事の大切さと、大人が安心出来る環境の一部になる事の重要性です。その事を今後もしっかりと考えていきたいと思いました。
その後はクリスマスツリー作りの絵の具スタンプをしました。
輪切りに切ったオクラを絵の具に付けて緑や黄緑色の画用紙にポンポンします。
絵の具に対し、まだ抵抗がある子もふじ1組には数人いますが、絵の具でポンポンと色づけするのは楽しいようで、夢中で取り組んでいました。
「あか」「あお」と絵の具を指さし声を発する子もいるなど、感触だけではなく、色に対する興味が出てきた事が分かります。
オクラの握り方を伝えると、自分でポンポン出来るようになり、そんな所にも成長が感じられました。
今後も無理なく様々な素材に触れ、子どもたちの世界が広がるお手伝いをしたいと思います。
最後に廊下に出て遊び、マットに登ったり、かけっこをしたりと身体をいっぱい動かして楽しみました。
O・Y


◆健康診断 ・ オクラのスタンピング (ふじ2)
久しぶりの朝の大雨。髪の毛や服を濡らしながら、大雨の中、みんな登園してきました。今日は保育士体験のお母さんもいらっしゃり、お部屋に入ってくると、みんなお母さんを囲むように集まってきました。一人一人、持っているおもちゃを見せたり、絵本読んで~など、アピールタイムが始まりました。それぞれ気持ちを伝え、満足してもらい、その後もまたたくさん触れ合い遊んでもらっていました。
今日は健康診断の日です。1歳児クラスの部屋の真ん中で受診。ふじ2くみの番になり、服を脱ぎました。お医者さんの前まで来てお友だちが受けている様子をじっと見たりして、いざ番になると泣く子もいましたが、みんな落ち着いて受診することが出来ました。
その後は、クリスマス製作、オクラのスタンピングをしました。好きな色を選び、用紙の上にスタンプしていきました。みんな興味を持ってスタンピングしていました。オクラを優しく持ち、一つ一つゆっくりとスタンプしたり、オクラをえんぴつのようにして持ち、グルグルと絵を描くようにオクラを動かしていたり。△ちゃんは、用紙いっぱいにグルグル描き、勢い良く、腕の方まで絵の具を塗ったり。◎くんたちは、手型スタンピングを思い出してか、絵の具を手につけ、紙の上にその手を置いて、手型スタンプしているつもりになって行っていました。
好きな色で、いろんなやり方で、個性の見られる作品が出来ました。(T.Y)


◆はらぺこかいじゅうと練習 ふじ3
はらぺこかいじゅうさん
今日は健康診断がありました。
つぼみ組からふじ1、2、3組の順番で行うので一番最後です。
はらぺこかいじゅうのエプロンシアターを見て待っていました。
くいしんぼうなかいじゅうさん。りんごをムシャムシャ食べます。あめ、アイス、ケーキをペロリ。
そこへブーンと飛んできた飛行機が。
ことの成り行きを知っている子どもたちは「たべないよー」と教えてくれます。
そうです。かいじゅうさんは飛んできた飛行機をゴリゴリ食べてしまいました。
「あー!!たべないよー」とリアクションする子どもたち。
その後のかいじゅうさんがどうなるか知ってるから心配してくれたのです。
やさしい子どもたちの心配をよそにかいじゅうさんはお腹が痛くなってしまいます。
そこでお医者さんの登場です。聴診器をあててかいじゅうさんを診察します。
それを見た子どもたちもお腹をだして「やって」とアピールします。
ぽんぽん。
聴診器をした後はお口を「あ~ん」とあけて診てもらいます。
みんなかいじゅうさんに負けないくらい大きいおくちをあけていました。
そんな中〇ちゃんは口をしっかりとじて「やらない」と言っています。
みんながあ~んとあけてるのを見て少し考えた様子で見てから、、、〇ちゃんも「あ~ん」とあけていました。
練習もばっちりなところでふじ3組の番が近づきます。
洋服を脱いでオムツを替えて準備ができました。
練習の成果もありみんな泣かずに診てもらいました。〇ちゃんはと言いますと、少し緊張した様子で見てもらいましたが「はい、あ~んしてね」と言われると少し泣いてしまいました。
それでもおくちはしっかりとあけて診てもらうことができ、終わると涙の跡もないほどでした。
医師も「みんな泣かないですごいね」と感心していました。
健康診断が終わり着替えも自分で出来るところは着ています。やろうとする気持ちを大切にしながら出来ないところは手助けし、自分で出来た喜びを共感します。
その後はクリスマス製作をしてふじ2組とお部屋を交代して遊びました。
大雨の天気もいつのまにか青空になり12月とは思えないほどのあたたかさに。。。
いつもと違う天気に子どもたちもいつもと違う1日を過ごしました。
t*s


◆「ちっくんしない?」(きく)
サンタさんの帽子づくり♪
今日は健康診断がありました。朝の会でその話をすると「いたくないよ」「おなかぽんぽんする」と、昨日の帰りの会で話したことを覚えている子もいました。
ホールまで行く時は、忍者ポーズで移動することも定番になってきました。真剣な表情で人差し指を立て、ぬき足さし足でそーっと歩く姿がとても可愛らしいです。
ホールにつくと洋服を脱ぎます。脱いだ服を小さくまとめたり、たたんだりして、バラバラにならないように考えている姿も見られました。
〇くんはドキドキしていたようでなかなか洋服を脱ごうとしません。インフルエンザの予防接種を受けたときの雰囲気に似ていたからか泣きながら「ちっくんやだ」と言っていました。自分の経験と結び付け、何が嫌なのか理由を伝えていました。「今日はちっくんしないよ」と伝えると、何度も「ちっくんしない?」と確かめて、緊張しながら頑張ってお医者さんの前へ行きます。涙の診察になりましたが、自分の番が終わるととっても安心したようで、次に診察を受ける友だちに「(次は)あーんだよ!」と言って、お医者さんの隣に立ち、張り切って教えてあげていました。
お部屋に帰ってきて、サンタさんの帽子づくりをしました。赤と緑どちらかの画用紙を選び、クレヨンで好きなように描きます。クリスマスの話をしたり、「これママ、これパパ」と家族を思い出しながら描いたりして、それぞれに素敵な帽子を作っていました。帽子が完成したらお部屋に飾りますので、楽しみにしていてください♪
(N.M)


◆彩り(たんぽぽ)
どんなケーキにするー?
今日は健康診断がありました。ホールへ行って服を脱いでたたんで・・・という作業がだいぶスムーズになったなあと感じましした。日々の積み重ねってすごいです。
さて今日はママ先生が来てくれました。そして「クリスマスケーキのカードをみんなでつくるのはどうか」と何日も前から用意してくださっていたのです。
まず『フルーツケーキいただきます』という絵本を読みました。バナナやいちご、キウイを切ってスポンジにクリームを塗って、フルーツケーキができるというお話です。子どもたちは真剣に見ていました。絵本のあとに「今日はみんなもケーキを作ってみようかと思うんだ。◎くんママがみんなのためにケーキの絵を描いてくれたからみんなで色を塗ろう」と言うと「わたしも作る―」「やりたーい」「いちごのケーキにするー」ととても喜んでいました。
事前に、いちごの部分を紫で塗ったものをブルーベリーにしたり、スポンジ部分を茶色にしてチョコレートケーキにしたりといろんな色を使ってほしかったので奇抜な見本を用意してみました。
さっそく子どもたちに塗り絵を配ると、ほとんどの子どもたちが塗り絵の線を意識していることに気が付きました。いつもやっている塗り絵よりもだいぶ細かい塗り絵でしたので少し難しいかなと思っていたのですが、その予想に反してほとんどの子どもたちは15分座りっぱなしで「こっちはいちごで隣はブルーベリーにするの」「中はバナナにするから黄色にする」「みどりは抹茶の色だよ」などなどイメージしながら塗り絵を楽しんでいました。
12月に入ってから保育室にもケーキのカタログやクリスマスのごちそうメニューを用意していました。そこで触れていたことや事前に読んだ絵本からもインスピレーションを受けて表現しようとした子どもたち。塗り絵の絵や形で表すことのできない部分を、色のイメージ(抹茶の緑やバナナの黄色、また丸ノ内線の赤でいちごを描くと関連つける子どももいました)で表現しようとする子どもたちの発想に脱帽でした。「自分のケーキを作れる」といった期待をもって取り組むことで、たくさん考えてそれを思った色で飾り付けて・・・
言葉や体で「表現したい」という意欲が高まっている今の子どもたちには「自分のクリスマスケーキをつくる」ということはとてもピッタリなタイミングだったと感じました。
給食はカレーライス。今日からおかわりも全部のお皿がピカピカになったらそれぞれにおかわりをもらいにいくというスタイルをとってみました。あまり混乱なく対応できた子どもたち。師走・・・あっという間です。子どもたちの適応能力、見習っていきたいです。(kh)


◆みんなで遊ぼう (うみグループ)
今日も、塗り絵やお絵描き、おままごと、電車など思い思いの遊びを見つけ集中して遊び込む子どもたち。
様々な遊びが繰り広げられている中、見ていてとても印象的だったのがブロックで作った車を使ってのレース遊びです。
中心になって遊びを行っていたのは年長ですが、年少・年中の子どもたちも徐々に加わっていき、いつの間にかとても大きな遊びに発展していきました。
遊びが広がっていく理由…それは「優しさ、思いやり」です。
年長の◯◯くん。遊んでいるときは、友だちと会話したりその場を盛り上げたりと、もちろん全力で楽しみますが「やりたいなー」と声をかけてくる子や周りで見ている子に「一緒にやる?車貸してあげるよ」と積極的に声をかけていたのでした。
◯◯くんの優しさは、遊びとともに他の子どもたちにも広がっていきます。
いつしか、◯◯くんだけではなく他の子もそういった関わりを見せてくれるようになりました。
子どもたちの温かさに触れ成長を感じることができたとともに、このような自然と見られる子どもたちの姿、子ども同士の関わりを大切にしていきたいと感じさせていただきました。
T.N
◆良い事、悪い事(にじぐるーぷ)
今日は大雨でしたので子供達は園庭行きたかったと嘆いていました。
すると晴れ間が見え始め気温がグンと上がってきたので「園庭行ける?」「園庭行こう?」と喜んでおりました。
しかし、ベランダから外の景色を眺めると園庭は濡れた落ち葉だらけで木は大きく揺れており、ベランダはびしょびしょでした。
「やっぱダメみたいだね」と言いながら諦める子供達。自分の目で見て確認することは大切な事です。
外を見て「海みたいだよ。海になってる。」と女の子。
以前、雲の動きについて話し合っていた子供が「見て。晴れたから雲が動いてる。」
保育士体験の保護者の方もいらっしゃいました。
室内ではワークショップ(習字)を開いていただき、意味も知らない読みも知らない書いたことの無いけどもピンときた文字を選び書いていく。自由な表現を通して子供達の創造性が高まっているようにも感じられました。
おままごと遊びではスカーフを腰や首に巻きつけて「このケーキどうですか?」と食べさせてくれました。
「おいしいです」と答えると
「それではお店に来てください」と手を引っ張っれました。(新手の勧誘のようです)
お店に入ると先客がおり「ピンポーンピンポーン」と店員を呼んでいます。(ボタンを押したのでしょう)
「オレンジジュース一丁お願いします」と言いました。(聞き慣れているのか慣れた口調で言いますが一丁という掛け声はファミレスではないことが見受けられます)
混沌としたレストランでは注文が飛び交います。
「はいどうぞ」とアイスが置かれましたが頼んでいません。
「これは・・・。違いますよ?」
「あぁ・・・。もう黙って食べて」
黙って食べていると、子供が犬の人形を持ってきて「この犬は怖くないですよ〜ガブり。あははは」と男の子。
その隣では「何がいいですか?」と子供に聞いています。
「あのね・・・。こっそり言うからね。こっち来て」と耳に寄りながら「う○ちとお○っこお願いします。あはははは」
子供達の遊び方はいつも大人の理想とはかけ離れていることを忘れずに見守っていきたいと思います。
k★y


◆新たな発見(そらグループ)
最近文字を書くことにはまっているもも組の〇ちゃん。毎日白い紙に文字を書いている〇ちゃんにお願いをしてもらいました。
ロビーの所で育てている鮭の卵。「卵の時は電気をつけないでね。」と皆に分かるようにカードを書いてもらいました。保育室で書いた後、一緒に鮭を見てみたいというゆり組の△ちゃんも一緒に飾りに行きました。
じっくりと卵を観察する二人。水温計にも関心を示します。早速、画用紙に絵を描いてみることにしました。今日は雨が上がった後で気温も上がったこともあり、水槽が曇って見えづらくなっていました。二人は結露を手で拭きとろうとした時ある事に気が付きました。
「うわー、この水槽なんでこんなに冷たいの?」と。
水槽には氷を入れて冷たい水にしないと鮭は死んでしまうことを伝えました。そうなのか、と納得した△ちゃんは次に奥の熱帯魚の水槽の所へ行き、「これは曇ってないね。」と水槽を触ると「こっちはあったかい。こっちのお魚は冷たいと死んじゃうのかな?」と新たな発見と疑問が沸き起こりました。
「人間は寒すぎても暑すぎても苦しくなっちゃうもんね。お魚さんもちょうど良く住めるお家を用意してあげてるんだね。」と言うと、「私は少しあったかいくらいの所が好きだな。」と言っていました。
観察している児の前を通りすがりに◇くんが「鮭の卵42個なんだよ。」と言ってその場を去っていきました。保育者が見ていないところでよく観察しているのだなと感心しました。
引き続き生き物をいたわる気持ちを大切にしながら観察をしていきたいと思います。
(K.Y)


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