◆12月9日(水)の子どもたち
2015年12月10日 木曜日
◆いっしょにあるこう(つぼみ)

今日は天気も子ども達の体調も良かったので、久しぶりに散歩に行くことにしました。
地下鉄の車庫まで散歩カーと歩きで行きましたが、「散歩カーを押したい」という〇ちゃんや道端の石を見つけ拾う◇くん。散歩カーではなく、歩きたいと思うようになった子もいて、表現している子も増えました。
散歩の中でも子ども達の「こだわり」のようなものが見えてきて、日々成長してるのだなと感じる瞬間でもありました。歩いているといろんなものを発見し、しゃがんで覗き込んでみたり、少しゆっくり歩いている子を「〇〇ちゃーん」と呼んでみたり、いろんな世界が見えているようでした。
帰り道は行とは反対に「歩きたくなーい」「抱っこ~」と行き頑張った分甘えたくなったり、自分の影に気付いて足を上げて不思議そうにしてみたりの子ども達。いろんなことが分かるようになって、楽しさが倍増しているように感じました。
(K.E)

今日は暖かくお散歩日和でした。そこで地下鉄車庫にお散歩に行き、その後園庭や室内で遊びました。
電車を見に行く事を伝えると、子どもたちは「でんしゃ、いく」と大張り切り。
靴を履くまで「でんしゃ」と口々に言っており、今までよりも何処に行くかを理解できていると感じます。
何人かは保育士と手を繋ぎ、散歩カーチームと歩く子とに分かれて出発しました。
地下鉄車庫に行く途中に神田川を通りますが、川を覗き込んだ〇くんが「うみ、うみ」と突然声を発しました。川を見て海を連想したようです。
以前もブログでもお伝えしたように、緑色のミニトマトを見て「ぶどう!」と言うなど、実物とは違っても、目にして思いついた物を言葉にする場面が増えてきました。
と同時に、清掃車を見て「せいそうしゃ」と言えたり、咲いている赤いお花を見て「あかいおはな」と言うなど、言葉の発達面においても驚かされます。
今後、どんな言葉が聞かれるか益々楽しみになります。
地下鉄車庫では、電車が4回通り、子どもたちは興奮気味に手を振ったり指をさして喜びを表現していました。
その後、給食中や午睡時にも「でんしゃ」と声を発する子が数人いるなど楽しいお散歩となりました。遊び疲れたのか、みんな布団に入るとすぐに眠りました。
O・Y


◆あんなことやこんなこと (ふじ2)

いつの間にか・・・と思うことがたくさんある毎日です。
ほっこりしたこと、そんなことまで知っているの?、上手に出来たね、を紹介します。
①ほっこりしました。
門を入ってすぐのところに姫りんごの鉢植えがあります。
その鉢の中にシクラメンがきれいに咲いています。
○ちゃんがそのシクラメンを何かしていました。まさかお花を摘んでいないかしら・・・
と近づいてみると、落ち葉をちぎってシクラメンの花に掛けていました。
「何しているの?」と聞いてみると、「お花寒いから、葉っぱ掛けてるの」と返事が
きました。
そっかー・・寒いからね。 なんて優しい心遣いでしょう。
心の底からほっこりしました。
②そんなことまで知っているの?
「先生、見てー」と近づいて来て、丸い形に手を合わせています。
「これなあに?」と聞くと、答えは「まる」
ん?と考えて、そっかー!と閃きました。
「五郎丸?」と聞くと、大当たりだったようで、急にもじもじ照れてしまいました。
そんなことも知っているの?ニュースも見ているのねー・・・と感心しました。
③上手に出来たね
手洗いが上手になりました。
長袖にも慣れて、腕まくりも上手です。
蛇口の開閉も上手になりました。
そして、並んで順番を待つ事もとっても上手になったんです。
とても立派なふじ2組です。
今日はいい天気です。
聖堂の蓮の周りで遊んできました。
もみじが紅葉して、とても綺麗です。いちょうの黄色も可愛いです。
赤いのと黄色いのをみつけようとたくさん拾って袋に入れて、園長先生におみやげです。
園庭のいちょうの葉に日差しが差込み、透けた黄色がとても素敵な晴れの日です。(N・S)


◆わたし ここにいるよ~ (ふじ3)

「お~い!」
園庭のトンネルすべり台の山の上から手を振る〇くん。
「お~い」と手を振り返すと嬉しそうに両手で手を振り返してくれました。
側にいた△くんに気付いた〇くん。△くんにも「お~い」手を振り△くんも振り返します。
お互い手を振っていた〇くんと△くん。
その直後。
「ポー!」と〇くん。
「ピー」と△くん。
2人の謎の掛け合いに思わず笑ってしまいましたが、その掛け合いには確実に通じ合っている雰囲気を感じました。
その後、特に会話はありませんでしたが通じ合っている2人の表情は晴れやかでした。
今日はトンネルすべり台でみんなですべっていました。すべり終えると出口のところで次のお友だちがすべってくるのを待ち、すべってくるとお互い大爆笑。それが次の子にも続いていきます。
その側のウットデッキの所ではすべり台からすべってくるお友だちを見ながら砂場から持ってきたお皿に砂を入れシャベルで混ぜながらお料理です。
「なに作ってるの?〇ちゃんにもちょうだい」「いいよ。おかわりもあげるね。」
そんな会話を楽しみながら一緒に作っていました。
楽しい雰囲気の中に一緒にいたい。そんな感じが子どもたちから見られました。
それもお友だちが大好きなふじ3くみさんだからだと思いました。
しばらくすべり台で一緒にあそんでいた◇ちゃんは砂場まで行き大きいシャベルを持ち遊びはじめました。「◇ちゃんはこっちにいますよ~工事中でーす」と言って工事をはじめた◇ちゃん。
わたしはここにいるよ
そう言って、離れていても気持ちはおんなじだよと言ってくれたようで、子どもたちの姿に心がほっこりしました。
お友だち想いの子どもたち。
一緒に遊び、たまにケンカもしながらお互いの気持ち、存在を確かめ絆の深まりを感じていってるのがわかりました。
t*s


◆キラキラお姉さんはまた来年(きく)

今日は、誕生会の日。きく・たんぽぽ組は12月生まれの子がいないので誕生会はせず、園庭で遊びました。園庭に出ると落ち葉シャワーで遊びがスタート。〇ちゃんはブロックとブロックをカンカン打ち合わせてブロックが砕けるのを楽しんでいました。その横で◇君はブロックとブロックの間に落ち葉をはさみ潰していました。その光景はまるで原始時代の様でした。
◎君はホールを外から眺めていました。「きらきらお姉さんいないね~」と幼児組の誕生会にいつも誕生会には来てくれるきらきらお姉さんがいない事を不思議に思っていました。「そうだね。いないね~みんなもお兄さんクラスになるときらきらお姉さんは新しいきく・たんぽぽさんの所に行くんだよ」と話をすると「鬼さんは?」と次の疑問が出てきました。「鬼さんは節分の時だね~」「へ~そうなんだ~」と納得してすべり台へ向かって行きました。素敵な疑問です。◎君の中でキラキラお姉さんと鬼は同じくらい重要な存在の様です。
ロッククライミングを自分で登れ吊り橋までもクリアした△ちゃん。その姿を見て☆君もやってみると意欲的にとってに手を掛けます。そのおしりを持ち上げるようにお手伝いする△ちゃん。「ここに手をするんだよ」とアドバイスを送っていました。『切磋琢磨』しています。
(K☆H)


◆みんなで食べるとおいしいね!(たんぽぽ)

今日は、朝の会で「ねずみくんのクリスマス」を読みました。子どもたちの中でも徐々にクリスマスが浸透し始めています。クリスマスと言うより、お楽しみはプレゼントを持ってくるサンタクロースのほうです。「おうちにツリーあるよ」「まだない。」「お店でみたよ」「いちばん上はお星さま~」と色々教えてくれました。
そして今日は保育園でやるクリスマス会の日に被っていくサンタ帽子を作りました。色も2色用意して、好きな色で自由にお絵描き。△ちゃんは「これは、海の中なんだよ」◇ちゃんは「〇先生と★先生と△先生かいたの」と私たち保育士を描いてくれたり、「コップとアンパンマンだよ」「中央線」とそれぞれ自分の大好きなものイメージして描いていました。一人ひとりのできあがった帽子が部屋に飾ってあるので是非見てください。
その後は部屋でまったり過ごしました。飾り付けの輪繋ぎも挑戦。輪繋ぎがどんなものなのか・・・ぴよぴよメリークリスマスという絵本に輪っかの飾り付けがのっていたのでみせたら、「かわいいやつ」と・・・。折り紙に糊を塗るところまではなんとか自分たちでできますが、輪っかにするところがとっても難しかったようです。どんどん繋がって長くなるのも不思議。お部屋も少しずつクリスマスの雰囲気が出てきました。
クリスマス会まであと約二週間・・・ドキドキ!ワクワク!サンタさん!気持ちが高まる中、プレゼントも決まっている子も・・・楽しい雰囲気を大切にしていきたいなと思います。
今日からみんなでごはん一緒に食べました。みんなで顔を見合わせて食べるのは、初めてですね。誰のお隣で食べたのか聞いてみてください。
(Y.E)

◆ウルトラマン (うみグループ)

今日のうみグループではいつも通り元気よく登園してくる子の他にドキドキで緊張している子と2パターンありました。
その訳は誕生日会です。ひまわり組による、ウルトラマンショーをやることになりました。
毎日、朝の集まり後に練習をしました。
話し合い・練習と今日まで一生懸命頑張りました。
もも・ゆり組も練習しているところを見たり、ショーで使う小道具作りを手伝ったりしていたため、楽しみにしていました。
誕生日会ではしっかり発表している子のお話を聞き、拍手をしてお祝いをしました。
お友達が舞台の上にいることが嬉しいのか、みんな自然と笑顔になり「〇ちゃーん!」、「□くーん!」と手を振る姿はかわいいです。
幕が閉まり、誕生会が終わるとひまわり組の出番です。
司会もひまわり組がやるためマイクを渡し、ウルトラマンショーの始まりです。
ハキハキと自分のセリフをいい、笑顔でとても楽しそうでした。
やられるシーンなど細かな場面にも工夫している姿もあり、さすがひまわり組だと思わせる出来前でした。
観客は笑ったり、見入ったりと集中して見ていました。
園庭ではかくれんぼをしました。
何回もかくれんぼをしているうちに中々見つからない△くん。
「△くんはかくれんぼじょうずだな」と感心する姿もありました。
隠れる場所を変えない子や変える子と様々で一人一人の個性が見られたかくれんぼでした。
今日のウルトラマンショーは発表した子はもちろん、見ている子たちも憧れなどのたくさんの刺激を感じたと思います。
今日だけでなく発表の機会をまた設けて、また楽しめたらなと思いました。
(A,Y)


◆出来事(にじグループ)

今日は誕生会でした。
朝の集まりでは誕生会の参加の仕方について確認をしました。
確認をしたからと言って、参加する姿勢の変化があるということでもありません。
繰り返し繰り返しというのはこの事かもしれないと感じることもあります。
日々の関わり、振る舞いは子供達ではなく大人である自分達が気をつけなければならないと感じました。
アトラクションではうみグループの子供達のオリジナルの劇が披露されました。
子供達が出てくるたびに大笑いでした。何にでも笑う姿。どんなことに対しても笑えてたあの頃を思い出す瞬間です。
1
園庭では、おままごと遊びをやっている子供達や、氷鬼をやる子供達がおりました。
氷鬼をやる子供達の中にはリーダー的存在の子供が一人います。
二人いる氷鬼は大体喧嘩をしだします。
2
おままごと遊びでは、様々な料理が次から次へと出てきます。
「今日はパーティーです」
大体設定はパーティーです。
お皿に盛られた土を掘る子供達。
「見て、チョコの塊」
お皿に盛られた土の上に葉っぱを一つのせる子供が一言。
「これはサービスです。誰にも言わないでください」
3
風が吹き、園庭の木から葉っぱがたくさん落ちていました。
子供達が一生懸命掴もうとします。
一人の男の子はシャベルを投げていました。
危なかったのですがしばらく危険のないよう注意しながら見てみました。
4
年長児がシャベルを使っていると、年少児が「それは僕の」と奪いかかりました。
年長児は優しく話しかけ「後で貸してね」とシャベルを渡します。
しばらく隣で遊んでいるのを見て「もういい?貸してくれる?」と優しく聞きました。
すると年少児は走って逃げました。年長児は追いかけましたが諦めました。
5
サンタさんの話もしました。
サンタさんを見たことがあるという男の子がいました。
男のサンタと女のサンタどっちがいいという話もしました。
圧倒的人気は男のサンタです。
「大きくて何でも知ってそうだから」
「強そうだから」
「オモチャたくさん持てるから」
帰りの集まりでもまた聞いてみたいと思います。
今日も出来事が盛りだくさんです。
園生活でも、大人の自分の目に見えた真正面の出来事以上に目に見えない真後ろの部分でも沢山の出来事が起きています。良い事もそうで無い事も良いことかそうで無いことかを子供達は今常に学んでいます。考えています。
たった一つのことに囚われずにたった一つのことを大切にしていく難しさを楽しみながら保育に携わっていきたいと感じます。
k★y
◆どうしてピカピカするんでしょう?(そらグループ)

今日は誕生会。
朝の集まりで、誕生カードの手形をおしました。みんなに誕生日の子たちが何色を選ぶかのクイズをすると大盛り上がり。
手形をおす子によって子どもたちの選ぶ色が変わるのは、面白いなと思います。
ちゃんとその子を見て選んでいるのがわかります。
その後は絵本を読みました。新しい絵本です。
クリスマスツリーのお話が描いてある絵本でした。
絵本が終わった後は、子どもたちとクリスマスツリーの話をしました。
おうちに飾ってある子、まだ飾ってない子、街で見た子、ディズニーランドで見た子・・・などそれぞれです。
保育者が見た、夜ピカピカと光っているツリーの話をすると、「見たことある」と子どもたちも反応してくれます。
どうして光ってるんだろうね?
という保育者の問いかけに、
「サンタさんが、ここにいるんだなってわかるからじゃない」
「サンタのそりのみちしるべだと思う」
「LEDライトだからさ・・・」という答えもありました。
そらグループにはまだ大きなツリーがなかったので、子どもたちと作ろうかということになったのですが、ここまでさんざんピカピカのツリーの話をしていたものですからやっぱり作りたくなってしまうようです。
するとここでまた「でも、育子園にはLEDライトはないよ・・・」と先ほどの子が言ってくれたのですが、「金・銀・銅の折り紙とかで作ればキラキラになるんじゃない」と違う子がナイスアシスト。(誕生日のお祝いの時、好きな色は?の質問で、金・銀・銅と即座に答えた子でした。)
すると、「LEDライトが・・・」と言っていた子も、「セロファンとかは?」とそのアイディアを受けてまた発想を膨らませていったようです。
形にしていくことの喜びはもちろんですが、色々な話を子どもたちとしていく中で、面白くて驚くような応えが返ってくることは保育者としての仕事の面白さだなと感じます。
そんな胸がわくわくするようなやりとりを大切にできていただろうかと自分を振り返るとともに、その楽しさを楽しいと素直に思える自分でありたいなと思いました。
さて、午後はどんなツリーを作りたいかの設計図を作る予定です。
子どもたちから出てきた合いでアイディアをもとに、私の知識も一つの素材として提供しながら取り組んでいきたいと思います。(I.E)

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