◆12月7日(月)の子どもたち
2015年12月08日 火曜日
◆あそぶ中で (つぼみ)

今日もとても良い天気でした。風も無く日差しは12月だというのに暖かく気持ちの良い日差しの中、園庭でたくさんあそんできました。
その前に、しばらく室内であそんにるとミッキー体操の曲が流れてきました。子ども達はさっそく立ち上がり踊り始めました。保育者も一緒に踊りますが子ども達も部分的にはよく覚えていて〇くんはジャンプするところが好きでニコニコしながらジャンプします。
まだまだ両足の付いた膝を上下に動かすジャンプですが〇くんは大満足で体操をしています。両手を広げるのはとても上手です。周りのお友だちも〇くんのうれしい楽しい気持ちが伝わるのか自然に輪が出来楽しいミッキー体操になりました。
園庭では砂場に集まってみんなで楽しくあそんでいました。まだ一人遊びが中心ですが、近くに仲間がいることが安心に繋がるようで、同じ方向を見て同じようにショベルを使ってカップやおもちゃの容器に砂を入れて遊ぶ姿が見られました。
そんな中、☆ちゃんは何かを見つけたのか見つけるためか砂場を出て歩きはじめました。保育者の方に来たのかと思いましたが、そのまま園庭の門の方に向かいます。訪問者が来園して門のカギの「ギーガシャン」と言う音につられて門の方に門に近づくと、綺麗な花が咲いているのに気付き立ち止まり見て、また門に行きカギを見てから今度は落ち葉に気が向き落ち葉へ、次は切り株の道が気になり・・・と気になる物が園庭にはたくさん。自然に☆ちゃんは大冒険しているだなと思いました。
色々な所で色々な年齢のお友だちや保育者に声をかけられ最後はつぼみの仲間のところにベンチに座って仲間の存在を感じながら安心して落ち着き自分のあそびに夢中になっている姿を見、安心してあそべる環境を作り出してあげる大切さを感じました。Y.N


◆色々な人と自然な触れ合い(ふじ1)

先週末、少々体調を崩していた子どもたちも、少しずつ回復し登園してきました。
週末の家庭でのリズムと、園でのリズムの多少の変化に、ゴロゴロしながら自分の体をコントロールしようとする子どもたち。
ミッキー体操の音楽が流れるころには、すっかりリズムにのって体を動かすことを楽しんでいました。「片付けしようね」と言いながら、保育士と1名の子どもとが片付け、他の子どもたちは楽しそうに体操します。片付ける場所が違っていても、片付けよう!という気持ちを大切に受け止めて、楽しそうな子どもたちの姿を見ると、大人だけが片付けていてもこれでいいんだという気持ちになりました。
あえて、子どもに求めすぎてはいけない。子どもの気持ちを大切に、少しでもやってみよう、という気持ちに気付いていくこと、それで十分であることを関わっていく大人は大切にしていかなければならないなと思います。
園庭に出ると、両手に葉っぱを持って「はっぱ、はっぱ」と見せに来てくれる子ども。よく見ると、目玉のシールが貼ってあり、可愛らしくなっていました。その後も、その子どもの様子を見ていると、2歳児担当の保育士がシールを持っていたようで、その保育士の後について行っては、「シールを貼って」というように葉っぱを差し出していました。
普段関わることの少ない、ふじ組の担当でない保育士であっても、自然と子どもたちが求めていく姿、とても自然でいいなと思いました。それだけ、子ども自身が安心している証拠なのかなとも見ることができました。
一人ひとりそれぞれに、落ち葉に興味を持つ子どももいれば、トンネル滑り台を繰り返し滑ることに夢中になったり、先週の日誌にもあったように、黄緑色のミニトマトを見て「ぶどう!ぶどう!」と嬉しそうに伝えに来る子どももいたり・・・。
木の枝を持って「大きい」とか「小さい」とか長さの比較を言葉で伝えてくれる子どもも見られるようになり、すごいと思うこともありました。
明日は成道会という仏教行事もありホールで参加予定です。そして今週末には健康診断もあり、なにかと忙しくなりそうな1週間ですが、一人ひとりの気持ちを大切に受け止めていきたいと思います。(M・T)


◆お手伝いする?&一緒に(ふじ2)

今日は園庭にでる前に靴下を履いていると、○ちゃんが自分で履こうとしますがうまく履けずに困っていました。すると△ちゃんと□ちゃんが○ちゃんが履けないことに気付き、○ちゃんの靴下を持って履かせてあげようとしていました。友達の物を履かせてあげるのはとても難しいようで結局履かせてあげることはできませんでしたが、素敵な光景でした。
そして、園庭に出て保育士が砂場の道具を砂場に持って行こうとすると☆ちゃんが代わりに持ってあげると言わんばかりに手を差し出してくれました。たくさんおもちゃが入っていて重いのですが両手で持ち、よいしょ!よいしょ!と聞こえてくるぐらいゆっくりと慎重に歩いて運んでくれました。
少しずつお友だちや保育士が困っているとお手伝いしようという気持ちが芽生えてきたようでまた一つ成長を感じました。
園庭では友だちと一緒に行動することが多く。友だちが何かをしていると直ぐに一緒に同じ事を始る姿が増えてきました。
●ちゃんが枝を使って地面に絵を描いていると◇ちゃんも枝を持って来て、隣りで同じように絵を描き始めたりしてお互いが描いたものをチラチラと見合ったりしていました。
★ちゃんが砂場近くのベンチに座ってお料理をしていると次から次に友だちがやって来てあっという間にベンチは満員に。友だちと仲良くおしゃべりをしながらお料理を楽しんでいました。
友だちと過ごすことが更に楽しくなってきたふじ2組の子どもたちでした。
(K.H)


◆友だちと一緒(ふじ3)

最近の遊びを見ていると、個々に遊ぶことも楽しんでいますが、ふじ3組の子どもたちが固まって遊んでいる所を良く見かけます。
今日は、園庭のコンビネーションに集まっていました。
トランポリンをしていた〇ちゃんは、トランポリンをしながら「△くん、おいで!」と呼んでいました。
△くんが上ってくると、「見てて。葉っぱもジャンプするよ」と実際にジャンプをして見せ、今度は2人で嬉しそうにジャンプをしていました。
トランポリンの裏側のトンネルには、数人の子どもたちが何やらおもちゃを持ち込み、楽しそうに遊んでいました。
覗いているのに気付くと、「きゃー!!」と一斉に出ていき、しばらくすると戻ってきて、また遊び始める姿を見ると、なんだか秘密基地にいるようで、こちらもワクワクしてきました。
子どもの遊びは、色々と変化してきています。
言葉でのやり取りも増えてきて、楽しい反面でトラブルも多くなってきています。
そんなトラブルを乗り越えて、友だちと一緒に遊ぶ楽しさを存分に味わっていけたらいいなと思っています。
(E.Y)


◆日々成長中。(きく)

今日はきく組に保育士体験のお母さんが来てくれました。子どもたちは毎度のことながら朝から「ねーこっちきてー!」「今日ママ先生なの?」「これ読んで―」っと早速遊んでのアピール合戦です。〇ちゃんは「◇くんと、△くんのママ先生も来たよね!」と以前に来て下さったママ先生たちの事もしっかり覚えていました。
朝の集まりをして、お天気がいいので園庭へ行きました。空気がだいぶひんやりとしているので子どもたちも「さむいねー」と言いながら靴を履いていました。週末の間に落ち葉も更に増えて、園庭のあちらこちらに落ち葉のじゅうたんが。
集めた落ち葉をふわーっとなげて落ち葉シャワーをたのしんだり、築山の上からゴロゴロと転がり身体も帽子も全身葉っぱだらけ!みんな葉をつけながら遊んでいました。築山から水路にかけてたくさんの落ち葉で溢れていて、水路を座りながら進む子たちがいました。子どもたちが進めば進むほど落ち葉がどんどん前に積もって行き最終的には前に進まない状態に!こんなに落ち葉に埋もれて遊べるのはこどもならではの遊びだなぁと思いました。季節を思い切り感じられますね。
一方では、お兄さんたちが鉄棒で遊んでいて興味を持った〇くんは「ねぇせんせいやってみて」と私に鉄棒を進めてきました。「えー。もうできないよ」と言ってみましたが、「やってよー」とお願いされ前まわりを一回。久しぶりの鉄棒は、世界が180度回転する様子に驚きました。子どもの頃は全然平気だったのに。。。けれども、挑戦することで子どもたちの目線を実感することが出来ました。きく組の子どもたちにはまだ難しそうですが、ちょっと真似してみようとぶら下がってみたり、体を上げようと真似している姿がありました。
今日から給食でのバイキング練習におかずも追加されました。ご飯とお魚と、おいもとお野菜。今日は4つ「いっぱい・ちょっと」を考えるメニューでした。おぼんとスプーンを持って目の前の給食とにらめっこして「いっぱい」「これはちょっと」と少しづつ自分で量を伝えられるようになってきています。おぼんで運ぶ様子は時々危なっかしくてちょっとドキドキしてしまいますが慎重に運ぶ様子は真剣そのものです。少しづつ、お兄さん・お姉さんに近付いていけるように日々成長中です。
(K*S)



ラディッシュのプランターに大量発生していて飼うか迷っていたあおむしですが、いよいよ飼うことにになり子どもたちも「待ってました」と言わんばかりに張り切って「葉っぱ入れる?」「水もシュッシュしたほうがいいんじゃない?」「あんまり動かしたらあおむしさんびっくりしちゃうからそーっと見てよ」などなど以前育てた経験を覚えていて子どもたちから主体的な声が良く聞かれます。
そんなあおむしたちもいよいよさなぎになっていました。(今のところ8匹中3匹)ここからが勝負です。前回はここで上手くいかなかったためにちょうちょにしてあげられませんでした・・・
朝の会でさなぎになっていることを伝えみんなで順番に観察をしました。「さなぎになっている間は眠りながら、なにいろのちょうちょになろうかなーどんなちょうちょになろうかなーって考えているんだって。だからそんなときにカゴを揺らしたりカゴの前で大きな声で喧嘩をしたりしたらあおむしさんは「うるさーい、もうちょうちょになるのやーめた」って言っちゃうかもしれないんだって。」と伝えてみました。すると「それはかわいそうだね」「ぜったい触っちゃだめだよね」「優しく順番で見る―」など子どもたちなりに分かってくれたようでした。様子を見守っていきたいと思います。
先週に続き、園庭では虫探しがブームとなっているたんぽぽ組。事の発端はやはりあおむしです。「園庭にもいるんじゃない?探してみようよ」とのことでそれぞれに枝を手にプランターの裏や落ち葉の溜まっているところなどを探し「きゃーここにもなんかいたー」と騒いで観察し、枝でつついて「逃げろー」と少し離れた場所に避難して「さっきの怖かったね、2匹いたね」「今度はあっちも探しに行こう」と友だち同士で会話をしています。
●ちゃんは先週虫探しをしたのがよほど楽しかったのでしょう。その時の枝をロッカーに持ち帰り「またやりたいから」ととってありました。そして今日、園庭に出る時に「これでまた虫を探しに行こうよ」とのこと。他の場所でも△くんが「この前虫がいたところ見に行こうよ」とのことで自然に子どもたちも先日虫を探していた場所に集まります。
「この前やって楽しかったことがまたやりたい」「この間の続きがしたい」そんな姿が見られるようになってきています。継続して同じ遊びをしていくと、子どもたち自らの経験からどんどん発展させてみたり、同じことでも「この前と同じ、違う」など過去と比べたりもできるようになっています。私たちはそんな子どもたちの想いをつぶすことのないようにしっかりと保障し、環境を整えていきたいと感じました。子どもの気づきを同じ目線で共感していく。そこからまたヒントがもらえるような気がします。(kh)


◆みんなで作り上げる劇(うみグループ)

朝の集まりでは、今週の予定を伝え、明日が成道会なので準備する時間はあまりない事が分かると、劇の小道具準備をし始めました。
ケーキ作りと、ケーキ屋さんの帽子、パーティー用の帽子、ゼットン(怪獣)の衣装を作りました。
ケーキ作りは、もも・ゆり組の女の子も興味を示し、一緒に作ってくれました。
自分の物ではなく、劇に使うためということも理解して、作り終わると「これもショー(劇)で使う?」と聞いてきて、「ショーのどの辺で出てくるの?」と自分が登場するかのような気持ちでワクワクしているのが伝わってきました。
帽子にシールを貼るのは、もも組の子にお願いしていて、自分にはない発想に、ひまわり組の女の子は「おもしろい!こんな貼り方あるんだね」と話していました。
ゼットンの衣装は男の子が中心となって、ダンボールを切ったり、絵具を塗ったりしました。
黒と黄色の絵具を使ったのですが、「黒を先に塗った方がいいね」「裏はオレが塗るから押さえててね」とお友達と話し合いながら子どもだけで進めていきました。
ひまわり組で劇をすると決めましたが、協力しようという気持ちや、自分の加わりたいという、もも・ゆり組の子へ優しく関わったり、一緒に楽しんで準備を行なっています。
そんな子ども同士の自然な関わりが普段からあるからこそ、ひまわり組だけでなく、うみグループのみんなで作り上げる劇となっていっているのだなと感じました。
誕生会まであと2日!楽しみです。(B・K)


◆関わり合い、通い合う(にじグループ)

今日は朝の集まりで、先週まで制作していた、ありがとうの感謝の気持ちを込めて作ったプレゼントをお家の人に渡すことを伝えると、「ありがとうっていう」と話す子や「いつもありがとうってつたえる」と言う子がいました。それぞれに心を込めて作りました。感謝の気持ち、伝わると嬉しいです。
ベランダで少し遊んでから園庭にいきました。
園庭では氷鬼や鬼ごっこなど友達と体を動かして遊ぶ子が多いです。
今日はもも組の〇ちゃんと◇ちゃんが「おにごっこしたい!」と言って保育士のところに来ました。仲間を集めようと話すといろんな友達に声をかけていったのですが、中々集まりません。
ひまわり組の友達に聞いてみると、「おにごっこよりも、むずかしいのやってるんだ。ごめんね」と断られました。逃走中というテレビでやっているものをやっていたようですが、少し難しいルールのものを楽しく遊んでいる姿に発達の違いも感じます。
でもあまりに集まらなかったので、ひまわり組の◎くんに相談してみると、「(ゆり組の)△くんたち、3にんだけであそんでたから、つまらなそうだったよ、さそってみたら?」と教えてくれました。3人だからつまらないかどうかはわかりませんが、誘いにいってみると、「いいよ」と言って鬼ごっこしてくれることになりました。
そしてその話をしていたひまわり組の◎くんも「おれもやるよ」と来てくれ、気づくと7人にまで増えて、鬼ごっこをすることができました。
自分たちの力で頑張ろうと声をかけて仲間をつくろうとしていたもも組の〇ちゃんに◇ちゃん。でも2人だけの力では上手くいかなかったところを助けてくれたひまわり組の◎くん。そして快く仲間に入ってくれたゆり組の子どもたち。
それぞれに好きな遊びを選んで過ごしているのですが、異年齢で関わり合うということはこういうことだなと感じました。
みんなの優しい心、素直な心が通い合い、こちらもあたたかい気持ちにさせてくれました。
これからも、そんな姿を見守っていきたいと思います。
(H.K)

◆つぶやき(そらグループ)

今日は室内で運動遊びをしました。
体を動かす遊びに子供達は大興奮です。
何かになりきって遊ぶ時間は、いつもの遊びの時間よりも早く過ぎるのでしょうか。
「もう○分なの?」
「なんで?もう?早いね」
たまに聞く子供達のつぶやきではありますが、それだけその遊びに夢中になっている証拠でもあります。
「もうこんな時間?」
と言えるような毎日を大切にしたい瞬間です。
さて、先日焼き芋の絵本を読んで製作してみた「さつまいも」の絵。
それを見て一人の女の子が保育者に尋ねました。
「先生。こんな大きなお芋食べられる?」
「そうだね〜。沢山食べなきゃいけないね。どうしたら食べられるかな?」
「でっかいレンジ!」
「他には?」
「でっかいホットプレート!」
「他には?」
「もうないよ・・・。あっ!世界一大きなフライパン!」
子供の発想は豊かです。
そして、とどめの一言。
「小さく切ればいいんだよ」
一気に焼こうとするのではなく、切って小さくすれば良いという発見。
これにも驚きです。
そして、今日は歌も沢山歌いました。
明日の成道会の歌・クリスマスの歌を歌いました。
「あわてんぼうのサンタクロース」
を様々な速さで歌いました。
慌てるってどんなスピード?など話しながら歌うと・・・。
しばらくすると子供が「ね〜。サンタさんくるかもね。」と言いました。
「どうして?」
「クリスマスの歌歌ったでしょ?ジングルベールって・・・。あっ、サンタさんの音聞こえてきた*あははは」
そう言って走って行きました。
「みんなの歌える歌何があるかな?得意なやつでもいいから」そう聞くと「妖怪ウォッチ!」「プリキュア!」そしてある子は「成道会の歌」と。
成道会の歌を得意な歌にセレクトする男の子の自信満々な表情は忘れられません。
明日は年長児の奉献の儀もあります。しっかり温かい気持ちで参加したいと感じます。
k★y
Posted in 園のこだわり