◆12月4日(金)の子どもたち
2015年12月05日 土曜日
◆いろんな発見 (つぼみ)

今日は陽ざしもあり気持ちのいい一日でしたが、風が吹いて冷たさも感じる日でした。
♪こ~いこい おおかぜこい うえからしたから おおかぜこい こいこいこい♪と歌って、びゅ~のフレーズで走るのですが、走り出した子ども達を後ろから追いかけてきゅっと優しく抱きしめて捕まえてみました。すごく喜んでくれていた子ども達。ふじ組の子も混ざったりして楽しめました。
そんな様子をしばらく見ていた〇くん。♪こ~いこい おおかぜこい うえからしたから おおかぜこい こいこいこい♪このフレーズまでは腕を上下させるのですが〇くんは私に背を向けて、歌に合わせて後ろ歩きで近ついてきます。そして びゅーのフレーズになると走って行きました。もちろん、私も後ろから走って行ききゅっと抱きしめて捕まえたのですが〇くんは声を上げて大笑いしてくれました。
〇くんは、この歌のここのフレーズが好き!って思ったのでしょうか・・びゅーのフレーズまでを「やってやって~」とばかりに傍までやって来て逃げていきました。そんな風に、先の見通しがあるんだな~と驚きました。
園庭あそびの魅力のひとつは異年歳児の関わりが見られるところなのですが、今日は園庭の水分補給用のコーナー辺りで☆ちゃんが他の子が水を飲んでいるのを見つめていました。「飲みたいのかな・・やってみたいのかな・・」とちょっと様子を見ていたのですが、少しすると2歳児の女の子が駆け寄ってきました。☆ちゃんの目の高さに視線を合わせて何やら話しかけてくれました。そして、コップに一杯水を汲んで手渡してくれていました。
そっと傍まで行って「ありがとうね」と伝えると、「飲みたそうだったよ」と「なんて言ってた?」「う~ん・・なんにも!でも、飲みたそうだったよ」
どうやら、何も答えなかったようですが☆ちゃんはぐびぐびと水を飲んでいました。その時、2歳の女の子が☆ちゃんになにかしてあげようと思った気持ちに優しさを感じました。こうして、いろんな年齢の子どもたちに関わっているつぼみ組の子ども達が春にひとつ大きくなって自分より小さい子に出会った時、どんな風になって行くのか楽しみだなとちょっと先の想像をしてしまいました。
友だちの様子が気になるようになってきている子ども達。△ちゃんが園庭の木のお家で遊んでいると何してるの~とばかりに顔を覗きこみにやってきました。顔を覗きこまれた◇くんはちょっとビックリ・・照れ笑いな表情も見せてくれました。そんな風に、人のことが気になったり人のすることに反応するような姿も出てきている子ども達です。また、楽しみがひろがってきました!! U・A

◆伝えたい思い(ふじ1)

寒さが増し、子どもたちは週末の疲れも出ているようでした。
早めに園庭から戻り、給食も少し早めに食べて身体を休めました。
言葉が増えてきた子どもたちですが、まだ自分の伝えたい思いを言葉にする事は難しいようです。
でも、飛行機の音が聞こえた時や、大きな葉っぱを見つけた時など、「こうき!」「はぱ!」と一生懸命伝えてきます。
プランターの小さく青いミニトマトを見て「ぶどう!」と伝えてきた子もいます。実物と言葉は合っていなくても、思い浮かべたままを言葉にする姿も多く見られるようになりました。
また、朝の集まりで「あ~なたのお名前は?」と歌いながら手をマイクにして向けてみると、「~~」と、言葉ははっきりしていませんが、手に口を近づけ声を発しようとするなど、子どもたちの伝えようとする思いが感じられます。
まだ自分の気持ちを言葉では表せない為、欲しいものは黙って取り上げてしまい、取られた方も言葉で伝えられないので、当然激しいやり取りに発展しますが、保育士がその都度子どもの気持ちに寄り添い代弁していき、少しずつ気持ちを伝える事や相手の気持ちに気づく事を覚えていってくれたらと思っています。
子どもたち自身も、中々思うように気持ちを伝えられず、もどかしい思いを抱いていると思います。そんな気持ちもしっかりと受け止めていきたいと思います。
言葉が出てきて自分の気持ちを表せるようになった時、どんな関わりが見られるか、新たな成長を楽しんでいきたいです。
O・Y

◆みんなで歩いてお散歩 (ふじ2)

今日は地下鉄を見にお散歩に行きました。今日出席の子どもたちの人数は8名。(風邪の子、お出かけの子といました)今日はお散歩カーには乗らずに、保育士やお友だちと手をつないでお散歩に出かけました。いつものようにお支度をし、園庭へ出るときも、こっちよ~と園庭に散らばらないように声を掛け、玄関前へ。仏様にも上手にご挨拶をして、いよいよお友だちと手をつないでしゅっぱーつ。お散歩が始まりました。
みんな一歩一歩、足取りよく上手に歩き始めました。途中、消防車が見えたり、川に近づき、水の流れる様子を見たりしながらも、無事に地下鉄の見える場所まで行くことができました。電車が出てくると、手を振ったり手をたたいたりして喜んだり、大きな声でバイバイをしたり。さて、電車を見てからは、また園に戻ります。電車が出てくる合間に、いつの間にか石や葉などを拾っていたようです。もちろん大事なもの。持っていては手をつなげないので、ポケットに入れたり。お散歩カーはなくてもみんなお友だちと手をつないでくれました。ちょっとだけ回り道をしながらの帰り道。道であう人に、大きな声で「ばいばーい」とご挨拶をしたり。最後までうれしそうに歩いて帰ることができました。(T.Y)


◆心も体もぽっかぽか (ふじ3)

最近、朝の集まりのお話しタイムのリクエストは「紙芝居」が多く今日も「かみしばいがいい~」「じゃんけんぽんがいい」とリクエストがありました。
中でも「かくれんぼ」のお話しと「おさじさん」「のりもの」など人気です。
今日は「かくれんぼ」と「さっちゃんのぼうし」を読みました。
「かくれんぼ」のお話しは,くだものたちがジャンケンをして鬼を決めます。
「じゃんけんぽん」「あいこでしょ」とみんなもかけ声を合わせます。
りんごちゃんの勝ちです。「も~い~かい」「ま~だだよ」「も~い~かい」「も~いいよ」とかけ声を合わせ他のくだものを探します。
ジャンケンの勝ち負けはまだわかりませんがかけ合いのリズムやグー・チョキ・パーの動きが子どもたちの興味をふくらませているようでした。
「さっちゃんの帽子」は風によって帽子が飛ばされてしまうお話しです。
外に行く準備で帽子をかぶっている時に〇ちゃんが「〇の帽子はゴムがついてるから飛ばされないよね」と言ってかぶっていました。
紙芝居のお話しと繋げて考え、ゴムがついてるから飛ばされないと話している〇ちゃん。
それを聞いて「△くんのもゴムついているから飛ばされないよね?!」と〇ちゃんに確認してる△くん。紙芝居からやりとりをしている姿がみられました。
また、帽子をかぶる時にゴムが後ろ側にいってしまい「ゴムない」と言ってくる◇くん。いつもはゴムが後ろでも「かぶれた」と言って嬉しそうな◇くんでしたが今日はゴムに意識がいっていたのもあり直そうとしていました。
紙芝居を楽しんで見ていくなかでも、友だち同士の関わりのひとつになったり意識の広がりや言葉の増えるきっかけにもなることが子どもたちの姿を通して改めて感じました。
外に出ると風が強めでしたがみんなの帽子はゴムがついてるのでとばされません。
風が吹くと寒さをより感じ「寒いね」と言って走ると「待って~~」と走り追いかけっこになりました。〇ちゃん、△くん、◇ちゃん、☆くんと〇くんたちが走っていると▽ちゃんも側に来て見ていました。
そんな▽ちゃんに気付いた☆くん。「一緒に走ろう」と声を掛けていました。
▽ちゃんも嬉しそうに走ります。ほほえましい姿と☆くんの優しさに心があたたかくなりました。「もう1回」と言ったり「もうい~かい」「ま~だだよ」とかくれんぼにもなったり追いかけっこはしばらく続き、ぽかぽかになりました。
心も体もあたたかくなった園庭遊び。
お昼寝前に「たくさんあそんでつかれたね」と一言つぶやいてぐっすり夢の中へ。。。
また、たくさんあそぼうね。 (T、S)


◆お世話大好き(きく)

小さい子に優しくすることがお兄さんお姉さんになった気分になるようです。今日も園庭でふじ組の子どもたちが靴下と靴を脱いで遊んでいました。遊び終わり靴下、靴が上手く履けず、困惑しています。そこへ〇君登場。少し難しそうにしていましたが、ふじ組のお友だちの靴下、靴を手伝ってくれました。ふじ組の子もニッコリ。〇君もニッコリ。私もニッコリ。素敵な光景です。
固定車に乗っていたつぼみ組の子どもたち。いつもその子に◇ちゃんは園庭で会うと声を掛けます。今日は、◇ちゃんだけでなく周りにいたお友達も一緒に声を掛けていました。「あ!△ちゃんだ。車のってるの?」と声を掛けるも反応がなく、あれ?と首をかしげています。周りの子どもたちが「今日は元気ないんじゃない?」と一言「そっかー、元気ないのか~」と◇ちゃんや周りの子どもたちも納得していました。「避難訓練です」と急に子どもたちの間で始まった避難訓練ごっこ。園庭のロッククライミングの下に避難したりと遊びの幅も広がって来ています。(k.h)


◆ひとつ、またひとつ(たんぽぽ)
今日は朝遊びに集中していたので体操もお休みしてゆっくり室内で遊んでから外に出ました。昨日に引き続き3人、自由画を行ないました。前回行った時には、「これなあに?」と聞くと集中していて無言だった△くん。左手で紙を押さえてぐるぐると大きく左回りに丸を書きました。二週目するときにクレパスが引きずってコツコツと音が鳴ると「ほら、おもしろい!おもしろい」と笑って楽しむ△くん。面白いと思ったことを「おもしろい!」と自分の気持ちを表せるようになりました。友だちと関わって遊ぶ中で思ったことや感じたことを自分なりの言葉で伝えたりする場面が多くなってきたなぁと△くんの成長を嬉しく思いました。
クレパスの色がまざったら「まざった!」色が出ないと「でない!」ちょっとまえまで泣きながら自分の気持ちを保育士に訴えてきたのですが、自分の言葉で伝える姿はとてもお兄さんのようにも感じました。10分程描いているとクレパスを片付けて「おしまい。」と紙を保育士に渡してきました。うでまくりをして手を洗いにいきました。声かけていたことが習慣になり、そばで何も言わなくてもことがおわると片付けて、遊びに行く。そんな習慣が身に付いて行動する子どもたち。一日一日の積み重ねが本当に大切なことに気がつかせてもらっています。
友達との関係もこれからどんどん広がっていくと思います。これからも一日一日を大切に過ごしていけたらなと思います。
(Y.E)


◆今日はサンダーバード2号作り!(うみ)

さわやかな天気です。
ひまわり組は朝から和田小学校に行きました。
ゆり・もも組はお部屋と園庭です。
以前からチビブロックを使い、車を作ることがうみグループで流行っています。
保育士が作った車を見て、もも組の〇くんは「それ緑だからサンダーバード2号みたい!」と教えてくれました。
そのことがきっかけで今日はサンダーバードをブロックではなく、ダンボールでつくりたいとなり、もも組の男の子で始めました。(新幹線をダンボールで作ることも流行っているため、ダンボールで作ることになりました)
まず、作るには設計図が必要だということを話しました。
「なにー?せっけいずって?」とみんなわかりません。
作るときに何も見ないで作ることはできないでしょ、2号の絵を描いてそれを見て作ろう、と話すと「いいね!」と大賛成でしたが、「絵描けない」と困り顔。
そしたらお兄さん、お姉さんに頼んでみようと、お絵かきの上手なゆり組の子たちに声を掛け、事情を話し、手伝ってもらいました。
設計図は絵具で描くと選択しました。
ここで最初の難関です。絵具は赤・青・黄色の三原色で行うため、「みどりないじゃん!」ともも組はまたまた困り顔。(2号は緑のロケットです)
ゆり組の△くんは「青と黄色を混ぜて作るんだよ!」とパレットで混ぜて緑を作ると、「おー!!」と驚きます。
すると、「えっ!なにしてんの!□ちゃん!!」と大きな声が響きます。
見ると、ゆり組の□ちゃんは黄色だけを紙に書いていました。
「みどりじゃないからだめだよ!」と焦るもも組でしたが、ちょっと見てようよ、と声を掛けるとじーっと見つめます。
黄色の絵具の後、次に青色を準備し始めました。そしてそれを黄色の上をなぞる様に描くと、「あっ!!!みどりになってる!?」ともも組はみんな驚きを隠せず、「魔法みたい」と唖然としました。
色を混ぜることが面白い!と感じたのか、「僕も青と黄色混ぜてみたい!」ともも組は色を混ぜ、いろんな色作りを始めました。
設計図が描きを終わると、「上手だね!」と絶賛です。
早速、絵を見ながら作り始めましたが、ここでも難関です。
ダンボールは硬く、ゆり組でも大変です。
そこで牛乳パックも用意しましたが、「これは難しい」と大苦戦。
そこで保育士が作り、もも組の子たちに色を塗ってもらいました。
ちびブロックの車作りから始まり、もも組の子たちのダンボールで作った新幹線も混ざり、今まで流行っていた絵の具遊びも加わり、今までの遊びがしっかりと結びついた今日の製作は子ども達も集中して行えました。
次はどのように発展するかとても楽しみです。
(A,Y)

◆わたしの、ぼくの気持ち(にじグループ)

今日、年長のひまわり組は学芸会を鑑賞しに和田小学校へ行きました。
つい先日もひまわり組が保育まつりのため、ゆり組ともも組だけの日があったので違和感なく送り出し、お部屋に残ったゆり組ともも組は朝の会が終わると各々好きなことを始めます。
〇ちゃんが「クリスマスの絵を絵の具で描きたい」と言って来たので一緒に準備しました。パレットに出した絵の具は赤、青、黄、白色。「クリスマスだから緑が欲しいかも」と〇ちゃん。何色と何色を混ぜたら緑色になるかな?と聞くと「ん~わからない」とちょっと難しかったようです。保育者が色の調合を始め、緑、紫、ピンク、オレンジを作ると「おお~」と驚いていました。
早速、絵を描き始めました。家を描いて、煙突描いて、雪を降らせ、人間を描いて・・・
「先生見て~」と見せてくれたのは薄いオレンジ色に塗ったブランコでした。
「薄いオレンジ作ったの?」と聞くと「白とオレンジ混ぜたら薄くなったよ~」と教えてくれました。『色が薄くなる』というちょっとした変化ですが、これがきっかけで色を作る楽しさを覚えてくれたらと思います。
楽しさを忘れないうちにまたいろんな色を作り、いつも描いてる絵がさらに色鮮やかになっていくのが楽しみです。
さて、ベランダではいつもひまわり組が使っててなかなか使えない乗り物を嬉しそうに乗るもも組の姿がありました。奥では『こおりおに』をしてるゆり組ともも組。
そこにもも組の△くんが泣きながら「◆くんが背中をバーンて叩いてきた~」と来ました。様子を聞かせてもらい、「それで△くんはどう思ったの?」聞くと「かなしかった」と△くん。
そんな気持ちを◆くんに伝えてなかったので「伝えてくる?」と言うと△くんは一生懸命気持ちを◆くんに伝えていました。◆くんも△くんの気持ちを聞いて自分はどうしてそうしてしまったのか伝えました。「自分がされたらどう思うかな?」と聞くと「イヤな気持ちになる。ゴメンネする」と謝り、△くんも叩かれた理由を聞くと◆くんにイヤな思いをさせてしまったと気付き「ごめんね」と二人は仲直りをし、仲良くお部屋に戻りました。
よくもも組は保育者に『〇〇くんにあんなことされた』『△△ちゃんにこんなことされた』となかなか自分の気持ちを相手にうまく伝えられない時、保育者の手を借りにきます。
まず何があったのか、それで自分はどう思ったのか、どうしたかったのか、それを相手に伝えられたのかをひとつずつ考え、『怒り』の感情で原因、理由、気持ちが見えなくなることがあるので落ち着いて明確にしてから思いを伝え、そして相手の気持ちを考えます。
もも組は保育者の手を借りながらも少しずつゆっくり出来るようになってきました。ケンカしてるお友達にも「そんなことしたら〇〇ちゃん悲しくなるよ?」と言ってあげられる子がいたりと相手の気持ちに寄り添ってあげる子もいます。そんな姿はまた成長を感じ、大人になるとなかなか素直に自分の気持ちを伝えることが難しくなり、相手の気持ちも分かるけど・・・といろんな思いがめぐるなか、素直に考え行動する子ども達の姿にハッとさせられます。
大人が代弁することもできますがこうして自分の口で思いを伝え、相手の口から思いを聞き、ゆっくり心を見ていくことを大事にしていきたいと改めて感じました。
心と心にたくさん色の気持ちの虹をかけていくお手伝いをできたらと思います。
K・Y


◆冒険に出発!(そら)

今日は、年長児が和田小学校へ学習発表会の劇を観に行ったので午前中は年少児と年中児が園で過ごしました。
朝の会が終わると、机に向かって黙々と何か絵を描いている〇ちゃんと△ちゃん。出来上がると「ねぇ見て、世界地図描いたの。」と保育士に見せにきてくれました。園庭へ遊びに行く時間になると、完成した世界地図を持って出かけていきました。地図を見ながら園庭内を世界と見立てて冒険します。冒険の途中につぼみ組のお友達にあったり、自然を発見したりといつも同じ場所で遊んでいるのに作ったもの一つで見える世界が違うようでとても楽しそうでした。
先日帰りの会で子どもたちにサンタさんにまつわる絵本を読みました。サンタさんはフィンランドと言って日本から遠く離れた寒い国に住んでいて、そこからそりに乗ってくるという話をしました。とても真剣なまなざしで聴いていました。保育室には世界地図が貼ってあるのですが、帰りの会が終わると何人もの子ども達が地図を見ながらフィンランドを探していました。一つのことに興味を持つと探究心をもってお友達同士で深めあえる、子ども達。
世界について知っていけたらまた面白くなるのではないかなと思いました。(K.Y)


◆期待の膨らむ1日(ひまわり組)

今日は和田小学校へ出かけました。
和田小学校の2年生の学芸会の発表を観させていただきました。
ひまわり組みんなで園を出発すると、だんだんと交通ルールも身について、自分たちで守っている姿があります。
男の子と女の子で手をつないで歩くと、男の子が外側を歩くのも、子どもたちで声をかけ合って行っていました。(普段もも組と手をつないで散歩に行くことの多い年長児には、大きい自分が外側を歩くということがしっかりと身についていたようです。)
和田小学校へ着き、トイレ等を済ませると、暗い体育館の中へ入っていきました。
少し大きなお姉さんたちのイスに座らせてもらい、劇を鑑賞しました。
暗い中、照明があたった舞台に上がって演技をする小学生のお兄さん、お姉さんの姿は、とても興味深く、かっこよく見えたのではないでしょうか。
「あ、〇くんのおねえちゃんだ!」「あのお兄さん、サッカーいっしょにやってる」など、顔見知りのお兄さんたちも多かったようで、ますますよく見ていました。
劇の途中に何度も歌が入り、その歌を真似して口ずさんだり、歌に合わせて体をゆする子の姿もありました。
終わった後に感想を聞いてみると、「たのしかった」と口をそろえて言っていました。
「わたしは〇〇役になりたいな」「ぼくはおねえちゃんといっしょの、◇◇役!」などと帰り道の会話も弾んでいました。
ひまわり組の子どもたちも、あと数か月で小学生。
育子園の卒園児も多かったので、その成長に感動したと共に、ひまわり組のみんなもこんな風に成長していくのかと思うと、楽しみでなりません。
期待の膨らむ1日になりました。
(H.K)

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