◆12月2日(水)の子どもたち
2015年12月03日 木曜日
◆園庭あそび(つぼみ)

今日は肌寒い天候でしたが風も無くのんびりと園庭あそびを楽しむことが出来ました。
ふじ組との接点の多いいつぼみ組ですが今日は園庭の中央の地面でいい刺激を受けていました。
ふじ組の〇ちゃんが地面に小枝で線を描いて遊んでいました。近くにいると「あんぱんまん」と〇ちゃんが言ってきたので描いて欲しいのかと思い、同じように落ちている小枝でアンパンマンを描いてあげるとふじ組の〇ちゃんはそこに線を何本も描き足していきました。
そこへつぼみぐみの登場です。◇くんは地面に描かれた絵を見て自分も描きたくなったようで〇ちゃんが描いている上に自分の指で描こうとしゃがみ込んで絵に近づいてきました。
すぐ消えてしまう地面の上の絵ですが〇ちゃんが 一生懸命描いていたので隣にアンパンマンの絵を描いて隣に誘いました。
近くに落ちていた小枝で地面に描くのを見せてあげると◇くんも真似をしてアンパンマンの上にいろいろな線を描き始めました。そこへ少し前から3人のやり取りを見ていて興味を持った☆くん◇くんが何をしているのだろうと横から覗き込んできました。面白そうと思ったようで☆くんも 一緒に描こうとしていたので、新たにアンパンマンを描いて同じように小枝を渡すと小枝を上手に持って地面に線を描き始めました。
お部屋で少しずつクレヨンを使ったあそびもしているので何かに描きたい、描いたら楽しいという気持ちはあると思いますが、ふじ組の〇ちゃんのおかげで自然に興味を持って自ら参加して楽しみながら地面に線を描くという体験が出来たと思いました。
◇くんも☆くんもしっかりと小枝が持て上手な線が描けていたのも最長を感じました。また楽しい経験がどんどん増えるようにしていきたいなと思いました。Y.N

◆やさしい触れ合い(ふじ1)

今日は9人が登園しました。
登園後、ニコニコですぐ遊びに入る子もいれば、少しゴロゴロしてるうちにエンジンがかかる子もいるなど、それぞれのペースで過ごしていました。
園庭に出て遊びましたが、行動範囲が広くなり遊びが活発になったと感じます。
昨日同様、丸太を見つけてよじ登ろうとする子もいれば、デッキの上に上る子、トンネル滑り台を何度も楽しむ子、築山を駆け足で降りようとする子など元気に遊んでいます。
遊びが活発になった分、転んだり滑り落ちたりする場面も増えました。
今日はあちこちでステンと転んでは泣く光景が見られましたが、気づいた事があります。
それは泣いている子がいると、近くにいたふじ1組の子が側によって来て、泣いている子の頭を撫でていくのです。
以前から、泣いている子の頭を撫でる子はいましたが、最近になり様々な子が本当によくお友だちを気にかけ、すぐに側に来て撫でるようになりました。
子どもたちの中にやさしい感情が益々育まれている事が分かり嬉しくなります。
と同時に、子どもは大人の姿を真似て行動するという事を強く意識しました。
私たち大人がどんな風に子どもと関わっているかの影響は大きく、自分自身の関わりはどうだったかと、子どもたちの姿からいつも考えさせられます。
子どもたちの中に人を思いやる気持ちが膨らんでいき、安心して自分らしく過ごせるよう、やさしく温かい触れ合いをしていきたいと強く思いました。
O・Y


◆(ふじ2)
朝のおやつの時間のときに保育士が「そろそろ、おやつの時間だからお片づけしようね」と声をかけると「はーい!」とみんなでお部屋のお片付けがはじまります。
自分が使った物、近くにあった物一つずつきれいにしていく中で◎ちゃんが自分で使ったブロックを片付けていました。積み上がった物を一つずつ外して片付けます。
自分のが終わりブロックのカゴを片付けようとするとかごの中に積み上がったブロックが入っているのに気付き、すぐさままた一つずつ外して片付けてくれていました。自分が使っていない物もきれいに片付けられるようになってきているのを見て成長を感じました。
さあ、今日は園庭で力いっぱい遊びました。
トランポリンではお友だちと一緒に跳ぶだけではなく、寝転んで振動を楽しんだり、枠に座って足を動かしたり、走りまわったりしてオリジナルの遊び方をして楽しんでいました。
大人気の砂場では型抜きに砂を上手に詰めて「せんせー!みてー!」と誇らしげな顔をしながら見せにいき、ゆっくりと型を外して上手に型が抜ける様になっていたりとさらに手先が器用になってきました。
今日も園庭で思い思いの遊びをたくさん楽しんで疲れたのかお昼寝の時にはぐっすりと夢の中の子ども達でした。
(K.H)


◆広がり~(ふじ3)

今日は園庭で遊びました。
準備も早く、靴下はみんな自分で履きます。帽子をかぶって上着を着ていくのも分かりやろうとしますがまだ上着は着れないので「やってください」と持ってきます。
「できない」だけでなくちゃんと持ってきてやろうとする子どもたちにすごいなと感じます。
準備ができたら園庭へ。
砂場では「工事中で~す」とシャベルで掘ったり車を走らせて砂を平らに道を作って遊んだり、「ハンバーグできました」「ピザでーす」とお料理したり、カップに砂を山盛り入れて棒を立ててケーキの出来上がり。「ハッピーバースディ~トゥユー」と誕生会のはじまりです。砂場の周りでいろんな遊びが広がっていました。
〇ちゃんの「せんせーこっちきてー」の声に「なになに?まって~」と近づくと「きゃ~」と嬉しそうに追いかけっこがスタート!
△ちゃんも◇くんも集まって来て追いかけっこが広がっていきました。
柱の影に隠れると「きゃ~」「ばぁ~」とさらに興奮の輪が広がります。
最終的にはほとんどの子どもたちが追いかけっこをしていました。
勢いあまって転んでしまった☆ちゃん。レンガ地のタタキのところでうつ伏せで号泣し起き上がれないでいました。それにすぐ気付いた〇くんは☆ちゃんに「だいじょうぶ?」と声をかけて手をさしのべていました。
☆ちゃんはくじけて立ち直れないでいましたがきっと嬉しかったとおもいます。
大丈夫?とてをさしだす優しさに私も嬉しくなり〇くんに声をかけました。
その後も追いかけっこは続き園庭を走りまわりました。
t*s


◆日々少しずつ。(きく)

今日は朝の集まりで「ぐりとぐらのおきゃくさま」をみました。雪道に大きな足跡をみつけてぐりとぐらが足跡をたどっていくと、おうちにサンタのおじさんがいたというお話しです。「このひとはだあれ?」と聞いてみると、「ひげのおじいさん」と言っていました。惜しい。けれどもサンタの格好をしたシーンを見ると「サンタさんだ!」と思い出したように話し始めた子どもたち。「この袋の中には何が入っているか知ってる?」と質問すると「ケーキ!」と答えていました。
去年よりサンタさんの存在を認識し始めていることを感じました。クリスマスが待ち遠しい季節になってきました。
今日は園庭に行く前に数人お部屋に残りお絵かきをしました。4月から3カ月に一度自由画を描いています。画用紙とクレパスを渡すと早速描き始め、「みてこれ!」と見せ合いながら描いていました。〇が描けるようになってくる子も増え、「アンパンマン」「〇ちゃんのお顔」などなど。以前まではか細かった線もしっかり力強く描けるようになり、足腰や握る力もついてきたんだなぁと描いている様子を見て感じました。◇ちゃんは大きな丸に、目と口と鼻。手足に髪の毛まで描けるようになっていてビックリ。「顔」というのが分かるようなものがかけるようになってきました。なぐり書きから段々と絵らしいものに変化してきて4月からの成長がよく分かります。今月も少しずつ自由画の時間をつくり、個々の成長を観ていきたいと思っています。
園庭では、寒さに負けず元気に走り回ったり落ち葉が沢山の築山の上からコロコロ転がって下りたりと落ち葉だらけになりながら元気いっぱいです。先日園庭で出会ったカメムシがこの前お部屋に帰る前にお別れした場所で再び発見!こんな事もあるんですね。葉っぱの上に乗せて観察を楽しんだり、虫を観たくて沢山の人だかりができていました。人だかりができてると集まるようになってきた最近は、遊びながらも周りの様子も見えてきている事を感じます。楽しいことセンサー今日も発動中な子どもたちです。
(K*S)


◆「あおむしさんいたね」(たんぽぽ)

暦の上ではもう冬に入りましたが、まだ寒暖差もあり園庭には落ち葉がたくさんあったり虫たちも冬眠に向けて活発に活動しています。
今日の朝の会でも恒例の曜日確認、子どもたちに「お天気は?」と聞くと「はれー」の答えてでした。
保育者が少し間を置いて話しだそうとした時に「ちがうよーあめがぽつぽつのおてんきだよー」と教えてくれた〇ちゃん、そこで保育者が「雨が降りそうなお天気の事をなんて言うか知ってる、分かるかな」と質問すると一生懸命頭の中で思い出してみたり考えていました。
すると△ちゃんが「おそらにもくもく」のお天気と言ったのを聞いていた◎くんが「くもりー」と答えました。
「〇くん大正解、すごいね。雲がモクモクのお天気はくもりって言うんだよ」と伝えると一斉に「くもりー」と答えてくれました。
その後園庭へ、風も少なく穏やかでしたが曇りで日差しが無く肌寒く感じましたが子どもたちは元気いっぱい。
テラスのラディッシュ観察も忘れません。
最近ラディッシュのプランターに遊びに来たあおむしさんの観察も、「あっいた、さわっちゃった」と●ちゃん「さわっちゃった、ぷにぷにでさわったらすこしうごいたよ」と興奮気味に教えてくれた▲ちゃん。
園庭へ続く階段を降りるとすぐに、落ち葉の山を発見。
「はっぴ-はろうぃんー」「くりすます」と最近覚えて気に入っている言葉を言いながら、空に向かって両手で持った葉をちらし降ってくる落ち葉に「きゃー」と大興奮で繰り返し楽しんでいました。
お友達でかけあって、葉っぱが洋服に付くのも楽しいようです。
園庭の花壇付近では虫探し隊を結成。
枝を片手に枯葉の山の中や土のなか、大木の下などに虫がかくれていないか、みんなでどかしてみながら探していました。
見つけると「きゃー」とニコニコで大興奮。
たくさんの自然物に囲まれて、探究心がたくさんの刺激をうけ集中して楽しむ姿を大切に過ごしていきたいと感じました。
(M・Y)


◆1秒1秒の成長(うみグループ)

今日はひまわりさんが保育祭りでお出掛けしています。どんなに楽しいお祭りなのかを聞くのが楽しみです。
室内ではお道具箱の整理をしました。整理をしていくと、一緒に笑いあって工作したり、この部分はどんな風にしたいのかな。と相談しながら完成させた事が思い出され、心があたたかくなりました。
子どもは風の子というように、園庭で風を切って氷鬼やかくれんぼをして遊びました。お誕生日ごっこをしていた2才の子どもたちの中に兄弟がいました。そこで一緒にお兄さんたちがごっこに加わって、落ち葉を使ってフラワーシャワーをしてあげていました。2才のお友達「きゃーー」と叫びながらも楽しんでいました。お兄さんたちのすてきな関わり合いを見ることができました。
もも組さん「先生もお化け屋敷入ろうよ!」と誘われるままについていくと、「ぴーん、ぽーん、ぱーん、ぽーん。あと10分したらお化け屋敷がはじまります。お客さんはお待ちください」と◇くんアナウンスがありました。いつ始まるのかな?とワクワクしていくと。横の△と□のくり抜きから落ち葉が入ってきました。その後に突然「おーばーけーだーぞー」と◇くんの低い声がしたかと思うと、〇〇ちゃんがキャーと耳元で脅かされました。驚いてドキドキしていると頭にはいつの間にか落ち葉がかかっており、大人を驚かす技術を磨いているなと思いながら、もも組さんのお化け屋敷から脱出する事ができました。次回はどんな風におどかしてくれるのか、楽しみです。
1秒1秒ごとに成長している子どもたちの姿を大切に見守り関わっていきたいと思います。
K.S
◆子供のパワー(にじぐるーぷ)

今日は、年長児がおらず(保育まつりに行っているため)静かなにじぐるーぷの子供達でした。
朝の集まりでは、お化けの紙芝居を読みました。
子供達のリクエストです。
お化けが怖いという話ではないのですが子供達は怖かったね〜と喜んでいます。
給食当番もゆり・もも組の子供達で結成しました。
年長児がいないと年中児は自分達が一番偉いという感情が出てくるのかなと思いきや、そのような姿はあまり見られず普段通り気ままに過ごしていました。
また、保育士体験の保護者の方もおり自己紹介をした後室内で子供達と塗り絵をしたりと、子供達と沢山遊んでいただきました。お疲れ様でした。
ベランダでは三輪車を選び放題・使い放題です。
少ない人数だった為か、ギューギューにシーソーに乗ったり、三輪車を並べて整列させたり面白い姿が見られました。
落ち着いた室内の雰囲気を感じるとともに子供達一人ひとりのパワーの凄さも実感できた1日でした。
最近、めっきり寒くなり体調の変化も見られますので、手洗い・うがいを園と家庭とで心がけていけたらと思います。
k★y
◆みんなで幸せに暮らすには…?(そら)
今日は年長児が保育祭りに参加に参加するため朝から杉並公会堂まで出かけてしまったので、年少児と年中児で過ごしました。
朝の会では先に席に着いた子どもたちが成道会の歌を歌って待っていました。12月8日に成道会(み仏さまが悟りを開いた日をお祝いする行事)があるのですが、その時に向けての歌を練習できるように集まりの場所に歌詞カードが掲示してあります。掲示している歌詞を見ながらあっという間に覚えてしまったようです。
み仏さまは、みんなが良い子に幸せに暮らせるようにということを悟ったのですが、『みんなが良い子に幸せに』とはどういうことだろうと保育者が尋ねると「けんかをしない」「人にやさしくする」「人を大切にする」「弱い人を守る」など子どもたちが手を挙げて発言してくれました。子どもたちなりに皆が仲良く過ごしていくことはどういうことなのか、何が大切なのかということをしっかりと持っているということが素晴らしいと思いました。
最近文字に興味を持ち始めている子どもたち。自分の名前を書くことから始まり、お友だちの名前や、家族の名前など書いています。年少児は年中児や年長児に教えてもらって真似して書いたり、ひらがな表を見て書いたりしています。
文字を描くことの面白さを自然と感じていて感心しています。文字を使うことで遊びが今まで以上に広がっていくと思うとこれからが楽しみです。
(K.Y)


◆保育まつり (ひまわり)

杉並区の私立保育園が集う保育まつりに行ってきました。会場は荻窪にある杉並公会堂です。
昨日、事前に年長児のみがホールに集まり、保育まつりに参加するにあたっての約束事の確認をしました。交通ルール、公共の乗り物でのマナー、また、会場でのマナーなど、年長児として自覚と責任を持った行動が出来るよう話をしました。そして、出発前にももう一度、再確認しました。
夏に同じ杉並公会堂で行われたファミリーコンサートに参加した際は、まだ、ルールやマナーを守れない場面が多々見られました。しかし、あれから3ヶ月、子どもたちは確かに成長していました。
オープニングは保育士たちの手遊びや歌で、杉並保育士会の会長を務める園長先生や杉並副区長さんの話のあと、劇団かかし座による影絵『長靴をはいた猫』が開園されました。光と影の幻想的で不思議な映像、素敵な音楽、そして面白い言葉の掛け合いに、子どもたちの集中して見入る姿がありました。
ふとした時に、マナーを忘れる場面がありました。しかし「お約束はどうだったかな?」と声をかけると「そうだった」「わかってるよ」と即座に答えがかえってきて、改めることができる子どもたちでした。
これから、年長児は就学に向かい、ますます、園外に出る機会も増えて行きます。日々の生活を過ごす中で、善悪の判断を持ち、考えながら社会のルールを守り行動出来る子どもたちになってもらえるよう、子ども同士の学び合いや、保育士の関わりを大切にしていきたいと思います。
(F.K)

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