◆11月27日(金)の子どもたち
2015年11月27日 金曜日
◆た~のし~いね!(つぼみ)

数日ぶりに天気は晴れ、太陽が顔を出してくれました。朝保育の時間から子ども達と「おーい、たいようさーん」と外に向かって呼んでいました。
週末という事もあってか、子ども達の機嫌もそれぞれでしたが、「今日はお外行こうね!」と声を掛けると、「お!」と言うように反応する子ども達。帽子を持って子ども達の前に出ると「!」というような表情で、「ぼくの(わたしの)は?」と保育士を追いかけます。みんなで靴下を取りに行く姿はまるでバーゲンセールの様でしたが、自分のものをしっかりと取っていて驚きです。くつもしっかりと自分のものを取って、座ってスタンバイ。気持ちの良さそうな園庭にいざ出発すると、少し強めの風がピューっと吹いていたので、「わーっ」と両手を広げて走り出すと、何人かの子もマネをして保育士の後を追って行きます。子ども達も久しぶりの園庭に日が差しているのが気持ちよさそうで、トンネルのすべり台の所まで行って見たり、奥まで保育士と探検隊のようにいろんなルートを通ってみました。あまり通ったことの無かったコンビネーション下のトンネルも通ってみせると、「通れるんだ」という認識が出来たようで何度も入ってみようとする、〇ちゃんと△ちゃん。なかなか一歩がでませんでしたが、そんな2人に見せてくれるかのように、すたすた進んで通ってきた□くん。「これはいいきっかけだ」と思いましたが、やっぱり2人は通れず、、、でもそれも一つの経験なのかなと感じました。
全部できなくてもいいんです。これから少しずつ分かるようになり、きっといつの間にか出来るようになっていくんですから。いろんな事を経験・挑戦して欲しい気持ちはたくさんありますが、今、子ども達が何をどんな風に経験し、楽しいという気持ちを味わうことが大切なのかなと思いました。
嫌な思いから始まったものより、楽しいで始まった方がきっと子ども達もいろんな期待を持てるのではないかと感じ、子ども達と楽しいをもっと感じられるようにしていきたいですね。
(K,E)

◆分かってくると(ふじ1)

今日は久しぶりの園庭。
風にも負けず、思い思いに体を動かして楽しみました。
空には、いつも以上に飛行機が飛んでいたようで、子どもたちも目に留まるたびに「あっ!あっ!」と指をさしていました。
プール付近では、かくれんぼを楽しむ子ども。園庭用のトイレのドアを開け閉めするのが楽しくて何度も何度も力いっぱいドアの開閉をします。その時の表情ときたら、頑張っている姿に変わりはなく、一瞬立ち止まって様子を見てしまいました。
子どもたちが楽しいと思うことは、子どもたち目線でしか気付けないことで、こんなところでも!と思うことばかりですが、こんなところにも気付けるんだなと見方を変えると面白くなってきます。
今日は寒さもあったので、少し早目に室内に入ろうと、子どもに声をかけようとすると、目が合った瞬間、逃げ出す子ども。「部屋に入って給食だよ」と声を掛けられることを分かっているかのように、ニヤリ!としている表情を見ると分かってきているんだなと思いました。
色々なことが分かってくるからこそ、楽しくなり、知恵もついて考えて行動していくようになっていく子どもたち。
どこでそんなこと覚えてきたの?ということも多々あるでしょうけれど、大人が気付かないところで耳で聞いて目で見て覚えていく、何でも素直に吸収していく力の凄さにこれからも圧倒されそうです。
動きも活発になってきていますが、気温の変化に体調を崩さぬよう、一人ひとりの体調変化に十分配慮していきたいと思いますが、ご家庭でも週末ゆっくり休んでまた来週元気に登園できるといいなと思います。
寒さに負けず、子どもとの今ある時間を大切にして、日々共楽しんでいきましょう。(M・T)


◆みつけた!(ふじ2)

今日は、天気がよかったので大聖堂にお散歩に行ってきました。
園を出発する時には、「だいせいこう(大聖堂)いく!」「行ってきまーす!」と園庭にいる保育士に向かって嬉しそうにお話しをして出発!
大聖堂に着くまでの道に何があるのかを覚えているようで、○ちゃんが「フォークリフト!」と、フォークリフトがあるところに近づくたびに大きな声で言っていてフォークリフトに会えることが凄く楽しみな様子が伝わってきました。
車が大好きなふじ2組さんは「あ!消防車だ!」「バス!」「くるま~」と言って沢山の働く車を見つけていました。
大聖堂に着くと紅葉が赤く色づいていて「綺麗だね~」と言って紅葉を見たり、池や大きな鉢の中にメダカがいるのをみつけると「やっほー!」と言ってめだかさんにご挨拶。
大きな鉢を囲みながら子ども達同士で「あ!お魚さんいたよ」「どこ!?」「ここ!」と言葉のやりとりをしながらメダカを追いかけていました。
そして、紅葉の木の下に紅葉が落ちているのを見つけてみんなで紅葉狩りもしました。「あったよ~」と遠くにいる保育士に見せにいったり、お友だちに見せたり、時には紅葉だけではなくどんぐりや木ノ実を見つけている子もいて、帰る頃には両手いっぱいになっていました。
この季節ならではの自然と触れ合い楽しんだ子ども達でした。
(K.H)

◆寒さを感じて。。。 ふじ3

今日は久しぶりの青空で朝の集まりの時も「あめふってないよ」「はれー」と教えてくれて、「外行く?」と聞いていました。「園庭であそぶ?」と聞くと「あそぶー」とジャンプしたり喜びを身体で表現していました。
そんな中ジャンプして喜んでいた〇くん。体調のすぐれない〇くんはお部屋で過ごすことになっていたので伝えていたのですがやはり行きたい様子で思わず喜んでいました。自分はお部屋で遊ぶと思いだすとジャンプしていて嬉しそうだった表情が曇っていき顔が強張ってしまいました。
お絵描きに誘うとなんとか表情はもどり「お絵描きする」と切り替えていました。
外に行きたいね。その気持ちも受け止めながらむりなくすすめて行けたらと思います。
外は日差しはあるものの風が冷たく寒かったので上着を着ていきました。
△くんは上着を持って窓まで行くと風が吹いてきて一言。。。
「さむい」
と言って引き返してきました。
「どんぐり探しに行く?それとも砂場行く?」と誘うと「行く」と言ってドアまで進むもののやっぱり「さむい~」と言ってなかなか行こうとしません。
「上着着たら寒くないよ」と言うと△くんは。。。
「これ△の!」と保育者が着ていたもこもこ上着を指差して言いました。
いやいやこれは大人用の上着です。
「これは先生のだよ」と言うと「△の!!」とゆずりません。「大きいから△くんは着れないよ」と言うと「△の!!!」と負けずに言ってきました。思わず笑ってしまいながら「じゃあお母さんにもっとあったかいのお願いしようね」ということでおさまりました。
△くんのなかで寒いと感じ、この上着よりこっちがいいとあったかそうな保育者の上着を着たいと感じたことにそこまで考える力があるんだとおどろきました。
その後△くんは〇くんがお絵描きをはじめるのを見て「△もやる」とお絵描きをはじめました。
〇くんもひとりではなく△くんがいるので嬉しそうです。
「しんかんせん」だったり「わにさんのたまご」と朝の集まりで見た大型絵本に出てきたものを描いたり、なぐり描きだったのが少しずつ形になってきて、描いたものに名前をつけたり思ったものを描いたりと成長もみられました。
園庭にでた子たちは元気いっぱい遊びはじめました。
園庭でも砂にお絵描きをしていました。
大きな丸〇の中にちいさな丸○が3つ。
目と口を描いてできあがり!
あんぱんまん
とっても上手でした。
「あしもあるよ」とちゃんと足を描いていました。
寒さに負けず「上から下からおおかぜ来い、こい、こい、こい~びゅ~ん」とわらべうたで風にのって走りました。
寒さが身にしみる季節になってきましたが、元気に寒さを感じながらも負けずに遊びたいとおもいます。
t*s


◆おひさまピカピカ(きく)

「お日さまがニコニコしているから園庭行けるよね!?」ととても嬉しそうに聞きに来た〇君。「早く行きたくなっちゃった。」と今か今かと待ち構えていました。園庭に出るとさっそく落ち葉のシャワーで盛りあがりました。お友だちの頭にかけようとしたり、ふわ~と落ちる様子を目を輝かせて見つめていました。
今日は風が冷たく、「さむい~」との声が聞こえたので、「走ったら暑くなるかな?」と話してみると「やってみよう」と◇ちゃん。「よーいどん」で走り出し、息を切らしながら往復していました。子どもたち同士でかけっこが始まり、▽ちゃんがかけ声をかけ、他の子が走る。自然と子どもたちの中でルールが決められ遊び始めていました。▽ちゃんは、復路の子どもたちに声を掛けその子たちが自分の待っている所に走り始めるのを確認すると両手を広げ待ち構えていました。走っていた子たちがゴールする時はギューと抱きしめ受けとめています。その姿はまるでファミリースポーツディの時かけっこで自分たちがお母さんやお父さんの元に走り抜けた時の姿そっくりでした。子どもたちの中ではあの時のギューとしてもらい嬉しかった記憶が蘇ったのでしょう。ゴールする子が次々に▽ちゃんの腕の中にゴールしようとしていました。そして自然にゴール地点の受けとめ役が増えていき、時々走る子、受け止め役
が交代しながらかけっこしていました。身体を暖めるために始めたかけっこでしたが、いつの間にか、体だけでなく心もポカポカになっていた子どもたちでした。
(K☆H)


◆給食の楽しいひと時(たんぽぽ)

今日は風が一段と強いですね。園庭に出ても風が強くて子どもたちも「さむいー。」と震えていました。そんな風も気にせずすぐに遊びだし、寒くなってきても本当に子どもたちは元気いっぱいです。かけっこ遊びをしている△ちゃんと◇くんと〇くん。長いもみじの葉っぱをマイク代わりに「お名前呼びまーす。〇くん。◇くん」と〇ちゃんが先生役です。「いちについてヨーイドン」と手を伸ばしてこれまた線の代わり。そして走ってくる子どもたちに「いいね!いいね!あとちょっとだよ~。」と応援していました。そしてその後はギュ~っと抱きしめてあげていました。「がんばったね」と言わんばかりの顔で抱きしめ・・・まるで本当にお母さんのようでした。寒くなっても、走って遊んだり体を使って遊ぶことが楽しいのですね。
帰ってくると、がらがらうがいしなくっちゃ!っと・・・。寒くなってきて、寒さに負けない元気な体でいられるようにちょっとだけお話してみました。さっそく、ぶくぶくうがいをしている子も・・・ぶくぶくうがいと、がらがらうがい似ているのでそんな姿も微笑ましいですね。ファミリースポーツデーが終わってもまだまだ楽しいかけっこ遊びはこれからも続きそうです。
給食では、「ごはんピカピカになったよ」「じぶんであつまれできたよ」っと自分でやってみようとする子どもたち。
一人ができるとその子をみて周りのお友達も「わたしもあつまれできるの」っと刺激し合って楽しく食べていました。なによりお皿がピカピカになることがとっても嬉しいようで・・・「ママにいうの!」って笑顔でした。友だちとのコミニュケーションも取りながら楽しく食べていてとてもリラックスしているようにも感じます。ゆっくりとした時間だからこそ、お家のことや家族のこと、お家でのご飯の様子なども子どもたちがお話してくれて私たちも楽しいひと時です。さっそくクリスマスの話題で持ちきりでした。プレゼントと言う言葉にも反応して自分がほしいものを言っていてそんなやり取りが面白かった給食でした。
(Y.E)


◆車掌さんになりました(うみグループ)

秋も深まり肌寒い日が続きますが、今日は晴れて園庭や、2階のベランダでサッカーをしたりと、沢山身体を動かして遊びました。
絵具遊びも引き続いており、◇ちゃんはダンボール製の三角屋根の秘密基地を気に入った色で塗ります。
△ちゃんは小さい長方形を大小様々にいくつも切り出していました。
そこには口紅やマスカラ、ファンデーションコンパクトやつけまつげセットもありました。
以前ダンボールで作った、もも組の〇くんの新幹線のはやぶさがやっと完成しました。浮き輪のようにお腹周りが入る構造にしました。
〇くんが嬉しそうに新幹線に乗り遊ぶ姿を見て、「私は丸の内線がいい!」「僕はドクターイエローがいい!」とお友達も作り始めます。いつも使っている電車や、親しんで見ている新幹線が多く、知っている事を教えてくれます。
子どもたちの電車が大好きという気持ちはすごいなと思いました。
はやぶさ、ドクターイエロー、こまちが今日で完成しました。
作りたい気持ちを大切にし、子どもたちの気持ちに寄り添って関わっていきたいと思います。
K.S
◆声かけ(にじグループ)

今日は久しぶりの晴天でしたので朝からベランダと園庭に分かれて体を動かしながら活発な姿を見せてくれました。
ベランダでは、三輪車遊びとゴッコ遊びの2パターンに分かれて遊んでいるのが主です。
年長児は奥まった広いスペースでごっこ遊びです(妖怪ウォッチ・プリキュアなどになり戦う)
年少児、年中児は三輪車にまたがり勢い良くレースをしたりします。
その中でもトラブルはつきもので、奥まったスペースでは「俺たちが妖怪ウォッチやるから」「私たちがプリキュアやるから」と場所の取り合いをします。三輪車では「遅すぎる」「何もしてないのに押した」などの声が上がります。
どの場面でも自分の思い通りにいかないことで揉めています。それが集団になっていくのも面白いものです。敵味方のような意識もありますが、仲間同士の揉め事は見ていて面白い反面、収集はつきにくいので介入が必要です。
介入は必要だと大人は感じるのですが、果たしてそれが本当に子供のためになっているのかと自問自答しながら保育をします。介入が余計なお世話となりうることもあります。
園庭では風が強かったため、綱引きや凧遊びをしました。
園庭に出る子供達は薄着でした。それはそれまでベランダで暖かい日差しの中体を動かしていたからです。園庭の寒さに身を震わせ上着を着る姿が見られます。「ジャンパー着て行こう」の声かけの必要性とは何か?と考える瞬間です。
子供達は、自分で気付きます。
それは、暖かい寒いだけではありません。
子供への声かけの内容と表現の仕方に気をつけていきたいと思います。
k★y
◆パンダのレストラン開店準備中 (そらグループ)

昨日の夕方のことです。
ひまわりぐみの男の子が「先生レストランに来て~」と誘ってくれました。
ロフトの上に行こうと思い向かうと、ロフトに上がる階段には、日頃ジュースとよんでいる色とりどりのペットボトルが並べられていました。「きれいだね。これは何のために並べてあるの?」と尋ねると、「LEDライトだよ。雰囲気いいでしょ。」と。
そして、部屋に上るとテーブルには、いつもはマントになっているスカーフがテーブルクロスとして敷かれていました。
本格的なレストランに驚きながらも、こちらも本格的なお客さんにならないと、と思いました。
保育士「メニューありますか?」
子ども「はい、こちらです。」と木の板を渡される。
保育士「これがメニューですか?料理が何も書いていませんが」
子ども「こちらで決めたものを出すのでお待ちください。」
そして、{やさいいため}{なめこスープ}{ワイン}{フルーツ}など次々に出してくれました。そこで、提案してみました。「せっかくすてきな料理ができているから、これを写真に撮ってメニューにしたらどうかな?」「いいねー!」ということでメニューづくりがはじまりました。写真を撮っていると次々に新メニューが出てきて、9品できました。
すると、〇くんが「クーポンがあったら安く出来るんだけど」といったので、クーポンもつくることに。お店の名前も決め、「パンダのレストラン」が誕生しました。
まだ、今は開店準備中で、子どもたちとまず開店日をいつにしよう?からはじまり、準備するものは何かなど話合いながら進めています。
さすが、ひまわりぐみさんでそれぞれの意見をしっかり主張しながら、相手の意見も取り入れながら、「じゃあこうすればいいんじゃない」「そうだねそうしよう」と話がまとまるんです。開店したレストランにお客さんが食べにきているところを想像しながら、「もしお客さんがこう言ったらどうする?」などと相談しあっていて、とてもすてきなレストランになりそうです。本日午後4時開店です。 H・T


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