◆11月26日(木)の子どもたち
2015年11月26日 木曜日

今日は朝から冷たい雨が降っていたので室内であそびました。時たま雨が降り続いているのに雲の切れ目から日差しが園庭にさしてきて園庭の鉄棒のあたりが明るくなりました。子ども達にそのことを伝えると窓の外の景色を見て喜んでいました。
コイン落としやチェーン落としやお手玉落としなどの手先を良く使ったあそびをよくしていました。〇くんは最初の頃は、チェーンが穴からずれてしまい思うようにいかないことで泣いてしまったりすぐに諦めてしまう姿がありましたが、最近はコツもつかんだのと手先の器用さも増したようでとても上手にチェーンがプラスチックの容器に吸い込まれ落ちていく音が気持ち良く聞こえていました。
まだ容器の蓋が開けられないので全部チェーンを落としてしまうと容器ごと保育者に渡して「あけて」と言うように訴えてきます。開けてあげるとまたチェーン落としのスタートです。すぐに終わってしますので集中して出来た方がいいのではと思い、近くにあるチェーンを補ました。すると、今度は量が多すぎて逆に集中できなかったようです。
何でも適量があるのだと思い、次は安易に量を増やさないように子どもの様子に気を付けて少しずつ増やしてあげるこが大切だと改めて気付かせてもらえました。
△くんはそんなチェーンが落ちる楽しい音に誘われてか一緒にやろうとチェーンを握って一生懸命に容器の中に落とそうとしていました。そんな中、☆ちゃんも◎ちゃんがしているお手玉落としに興味を持って一緒にやろうとお手玉を握って穴に落とそうとがんばっていました。お友だちにも興味を持ち始め、友だちがしているあそびにも最近は興味を持ち始めたようです。
火災訓練にも参加しました。みんな泣かずに上手にホールまで避難できました。Y.N


◆新たな姿(ふじ1)

最近の子どもたちは、様々な面で意欲が大きく育ってきています。
園庭では、築山のトンネルに入ったり、トンネル滑り台にチャレンジしたり・・・
室内でも、巧技台に意欲を見せたり、パズルに集中して取り組んだり、自分から片づけをするなど、確実に変化が見られるようになっています。
集中して遊べるようになっている今、様々な遊びのゾーンを提供する事で、また新たな面が見られるかも知れないと思い、1階を開放し、ふじ1組を新聞紙ビリビリゾーン、ふじ2組を机上遊びや絵本、ふじ3組をままごと、間の空間はクレパスを楽しむゾーンにし、廊下では身体を動せるゾーン、つぼみ組への行き来は自由にして遊んでみました。
新聞紙ビリビリでは、破くのが大好きな子どもたちは目をキラキラさせています。
でもその中にも個性が見られました。大きい新聞紙をひたすら破こうとする子もいれば、破けた新聞紙を探してちぎる子、細かく破けた新聞紙を集める子と様々です。
最後に新聞紙をカゴの中に入れて集めましたが、〇くんが保育士の真似をしてカゴを持ちたがりました。そのまま〇くんにカゴを持ってもらうようお願いすると、〇くんはカゴを持つ手を離す事なく、一生懸命お手伝いをしてくれました。
また、周りにいた子どもたちも、そのカゴを取り上げる事なく、ひたすら新聞紙を〇くんが持つカゴの中に入れており、こんな所にも成長を感じる事が出来ました。
途中、火災の避難訓練がありましたが、そこでも子どもたちは落ち着いて参加し、戻った後は好きな場所を目指して遊びます。
机上ゾーンではドーナツ型の積み木を棒の中に入れていく玩具に集中して取り組む子がいます。
廊下で笑い声をあげて身体を目いっぱい動かす子もいれば廊下のマットの上でのんびり寝ころぶ子もいるなどそれぞれ自由に楽しみ、1つひとつの遊びでの集中時間が長くなってきました。
机上遊びでは思うように出来ず、泣き出す子もいましたが、それも今までと違い、意識を持って遊びに取り組めるようになったからこそ、出来ない事に気づいて泣いてるのだと思います。
自分でやりたい、でも思うように出来ない。
そんな気持ちが更なる発達に繋がっていくと大事に受け止め、子どもたちの成長をこれからも応援していきたいと思います。
O・Y


◆再び遊びに戻ります。(ふじ2)

ふじ1、2、3組みんなで保育室、廊下を使って遊びました。ふじ2組では机を運び入れてパズルや棒に玉を指して遊ぶことを椅子に座って楽しみました。机や椅子が出てくると自然に直ぐに座って待っている子どもたちには、びっくりします。
パズルを出すと夢中でやりだしました。廊下にスポンジで出来た山やテントがあるのに気づくまでには時間がかかりました。やっと楽しいものがあると分かって遊び始めたところで、避難訓練になりました。夢中で遊んでいた子どもたちも保育者の話を聞いて直ぐに保育室に集まり、防災頭巾をかぶっている姿は、今まで避難訓練の成果ではありましたが、子どもたちの凄さに驚かされました。
避難訓練後、戻ってくると元いた場所で遊びだしたのにも驚かされました。覚えていて、楽しかった遊びを継続して遊べることに感心するばかりでした。
段々、廊下での遊びが激しくなり、テントの中に入って大暴れする姿も見られ中断した分、思いっきり遊んでいました。楽しいひと時を過ごしました。 M,k


◆環境の変化(ふじ3)

今日は、1階を全部開放して、遊びたいところで自由に遊びました。
ふじ1組は新聞紙遊び、ふじ2組はパズルや絵本、ふじ3組はままごと・ブロック、廊下は体育あそびと、軽くゾーンを分けてあることを朝の会で話しました。
まだまだ選択することに慣れていない子どもたちなので、まずはみんなで廊下へ移動。
そこから少しずつ分かれていくことにしました。
もちろん、初めから各部屋を見て、「何してるの?」「入っていい?」と聞いてくる子もいて、中の様子を伝えると、「一緒に行こう」と誘ってくれました。
普段使っていないおもちゃを見つけ、「これやるね」と子どもたちは大興奮。
友だちと一緒に積み木を高く積み上げたり、一人黙々と積み木を重ねていく子、他のクラスの友だちと名前を呼び合って遊んだりと、いつもと少し環境を変えるだけで、子どもたちのイキイキの度合いがこんなにも違うんだと、改めて感じました。
また、簡単なルールをちゃんと理解し、自分で「何をしようか」「誰と遊ぼうか」などを見つけようとしている姿がたくさん見られ、子どもたち一人一人の成長の大きさを感じました。
今日のように、大掛かりの変化はなかなか付けてあげられないのが現実ですが、日々の保育の中で子どもたちにプラスになる環境の変化を考え、子どもたちのイキイキとした笑顔に出会えるような関わりをしていきたいと思いました。
今日は、避難訓練もありました。
防災頭巾を被り、靴のままホールへ避難すると、みんなが靴を脱ぎ始めました。
きっと、普段ホールは裸足で来るので、脱ごうと思ったようで、「今日は危ないから脱がなくていいんだよ」と伝えると、不思議そうにしていました。
これも、園でのルールを理解せてきたからの行動だと思うので、大事に関わっていきたいと思います。
(E.Y)

◆選ぶ・見つける。(きく)

今日は一段と寒く冷たい雨の降る朝でした。一気に冬の到来を感じてしまいますが外は寒くても子どもたちの熱気でお部屋はなんだかポカポカしている気がします。
朝の集まりの時に今日は絵本を二つ持って来て「どっちがいい?」と多数決で決めてみました。黄色い表紙の方・緑の表紙の方そんな見分け方を子どもたちはして「きいろがいいー」「みどりがいいー」と言っていました。今日は前者の黄色い表紙の絵本に決まりました。「こっちがよかったー(涙)」となる子がいるかなと思っていましたが、今日はそんな事もなくみんな納得したようで決まりました。
外にはいけないので、お部屋に今日は模造紙のお絵描き・シールコーナー。と体を動かせるように今日もはしごをセットしました。
お絵描きはここの所みんな急に上手になって来て、丸を描いたり、時々顔のようなものを描いたり、描いたものに「これは〇〇」「これはこうでねー」っと意味づけしたりお話ししてくれたりとなぐり描きから段々変化していることが分かります。おしゃべりの上達さも感じます。
一方のはしごのコーナーでは、順番に並ぶのに一騒動。抜かされ抜かして、「もう」と怒っていたりとなんだか忙しそうでした。けれども、気付くとまた何だか上手に並んで楽しそうな声が聞こえてきたりと、そんなやり取りをしながら順番や待つことを覚えていって欲しいと思いました。
お絵描きや、はしごが賑わっている中そういう時にこそ普段の玩具が空いているという穴場に気付く子たちは、いつもはいっぱい使えない電車をここぞとばかりに並べて繋げて遊んでいました。流行に流されず、好きな物を全うする・・・そんな言い方は大げさかもしれませんが、小さいながらに賢い選択だなと感心です。お部屋をぱっと見渡しただけでも遊び方、過ごし方、選び方がそれぞれなので面白さを感じます。
今日は遊んでいる途中に避難訓練もありました。「火災」の訓練だったので、口を押えて逃げてね。と話したら、数人の子はちゃんと聞いていたようで口を手で覆いながらホールへ避難してしました。ホールに着いて〇くんが「ねぇプールは?プールはどこ?」といます。「ちがうよ、今日はプールじゃなくてホールだよ」とそんなやり取りがまだまだ可愛い年頃です。
(K*S)


◆「なかよしー」(たんぽぽ)

今日も肌寒くあいにくのお天気、子どもたちは体力もついてきたため、お部屋の中で有り余る元気を発散したい様子です。
最近は友達同士の関わりが増え、今まで関わって遊ぶ姿が少なかった子も、いろいろな友だちと遊びを発展させて楽しんでいます。
部屋で遊んでいる姿を見ていると、赤ちゃんとママになりきっておままごとをしていた●ちゃんと▲ちゃんがいました。赤ちゃん役の●ちゃんが「うぇーん」と泣き出すと、「だいじゃうぶだよ、ミルクどうぞ」と▲ちゃんが●ちゃんのお口へ飲ませてあげていました。
その横では患者さんとお医者さんになりきって交替で病院ごっこを楽しんだり、大笑いしている2人が居たので見ていると◇ちゃんと〇君が抱き合ってクルクルと回っていました。保育者が「こっち向いてー」と声を掛けると、抱き合い頬を寄せたままカメラ目線で見せてくれました。
△君と※君が「わーいっちゃった」「えい」とボールをたがいに向けて転がし合っています。絵本コーナーでは、2人掛けのソファーに3人でぎゅうぎゅうに座っていたので保育者が「3人で座ってきつくないの」と尋ねると3人で顔を見合わせてから「うん」と3人でお返事、本当に仲良しだなと実感しました。
その後お部屋で「わーお」・「ミッキー体操」に最近流行りの「ラーメン体操」と身体を動かしていると放送が・・・・・
避難訓練がはじまりました。みんなはすぐに防災頭巾を取りに行き、自分で被って保育者の元へ集まりました。
みんなお話をよく聞いて覚えててくれている様で、避難する際はとても早くみんなに助けてもらっているなと強く感じました。
部屋へ戻って来てからは、床に模造紙を敷いてクーピーと色鉛筆でお絵かきしたり、おままごとや病院ごっこを再開して楽しんでいました。
今日も子どもたちのたくさんの笑顔に出会えた一日でした。
(M・Y)

◆サッカー前進 (うみグループ)

今日は、お部屋と園庭で遊びました。
黙々とブロックや電車、塗り絵を楽しむ子。昨日に引き続きおままごとやごっこ遊びを行う子。12月の誕生会に向け準備を進める子など様々…。(12月の誕生会のお楽しみは、うみグループの子どもたちが担当です)
思い思いの遊びを見つけ楽しみました。
今日は、そのような中、クラス関係なく皆で心を一つにし行った活動があります。
それは、サッカーのユニフォーム投票です。
数日前から年長の子どもたち中心に始まったサッカープロジェクト。ユニフォームのデザインがいくつか完成したので、朝の共有の時間に発表し、皆に投票してもらうことになりました。これは「うみグループのユニフォームだから皆んなで決めたい」という子どもたちの思いが含まれています。
年長の子が投票用のシールとデザインを持ち「どれが良い?」と聞いてまわりました。
もも・ゆりぐみの子も「これが良い!」とニコニコでシールを貼っていました。
最終的な結果は、お休みの子が来てから投票してもらって決めるという形になりましたが、子どもたちの主体的な姿を見ていると本当に心温まります。
皆が一つの家族…そう感じさせられるような瞬間でした。
たくさんの力が一つになり、また一つプロジェクトの前進です。今後が楽しみです。
T.N


◆十人十色(にじ)

昨日、今日とスッキリしない天気が続いています。そんな中で子どもたちが見つけた遊びが相撲です。昨日は保育者がトーナメント表を作って楽しみましたが、今日は子どもが自分でトーナメント表を作り、「今日はこれでおすもうがしたい」と朝の会で発表していました。
朝の会では〇くんが自分で書いたお手紙の発表もしていました。というのも、先月で退園したお友達から、手紙が届いたのです。そのお返事を〇くんは書いていました。
保育者に「〇くんが書いた手紙、発表しよう。持ってきてくれる?」と言われると、手紙をぴったりと胸にくっつけて、ゆっくり恥ずかしそうに、でも確かに嬉しそうに登場して、手紙を発表してくれました。それを見た他の児も、「ぼくもかくー」「わたしもー」と次々に自分もお返事を書きたい想いを発表してくれました。
そして、月曜日は勤労感謝の日でした。”勤労感謝の日”とはどうゆう日なのか、みんなでいっぱい意見を出して、たどり着いた答えは「はたらいている人にありがとうをいう日」でした。次に考えたのは、働いてる人とは・・・いろんな答えが出ました。おまわりさん、運転手さん、お花屋さん。でも、一番多かった答えは「お父さん、お母さん」でした。子どもたちは毎日がんばっている姿を感じ、口には出さないけれども感謝の気持ちを持っています。
その話をしたあとで、もも組さんは「ありがとう」の製作をしてみました。十人十色とはこのことだな。と思いましたが、おんなじ説明をしていてもできあがる作品は様々でひとつとして同じものはありません。クレヨンも一色で仕上げる児もいれば、カラフルにする児もいます。画用紙を切るにしても、大きく切ったり細かく切ったり。その画用紙を貼るのも、隙間なく綺麗に貼りつめたり、貼る台紙からダイナミックに出ていたり。個性が出ていておもしろいです。
作業の中で、◇くんは意外と几帳面なんだなと気づけたり、△ちゃんは色にこだわりがあるのかな、とか、その児の新たな性格が見えてきました。
完成品は、もも組さんがいつも感謝していて、ありがとうを伝えたい・・・あの人へ。
ぜひ、楽しみにしていてください。
e*y


◆寒さにまけず…。(そら)

今日はもも組の子どもたちがハサミとノリを使う経験をしました。
この間のぬりえの時と同じように今日か明日、どちらか選べるというようにしたのですが子どもたちは皆「今日やりたい!」とのことで皆で一緒に挑戦することにしました。
二歳児の頃からハサミの経験をしてきたのですが、三歳児と違うところは、ハサミをちょきんちょきんと数回動かすことによって切ることができるようになるというところです。
子どもたちの姿を見ると、大人が思っている以上にハサミを上手に使っていて驚きました。
ノリはテーブルの真ん中に置き皆で使えるようにしました。始めはお友だちと取り合ったりもめたりする姿もありましたが、気がつくと「〇〇ちゃん(△△くん)貸して。」とお友だちに言ったり、順番を待ったりすることができていました。
また、長時間座って集中して取り組むこともできるようになり、子どもたちの成長を感じました。
午前中雨が止んでいたので少しの時間でしたが、園庭へ遊びにいきました。今日は◇◇ちゃんのお母さんが保育士体験にいらしていました。始めは◇◇ちゃんとお母さんと子どもたち数人
で「だるまさんがころんだ」をして遊んでいたのですが、楽しそうな姿を見て子どもたちがどんどん加わっていき、大人数になりました。ものすごく寒かったのにたくさん体を動かしたので汗をかいて帰ってくる子どもたちもいました。皆で楽しんでいる姿がとても微笑ましかったです。(K.Y)


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