◆11月20日(金)の子どもたち
2015年11月21日 土曜日
◆目に見えること(つぼみ)

最近子ども達の成長が著しく感じるようになりました。
言葉もたくさん出てくるようになり、そして出来るようになったこともたくさんあります。
担任以外の保育士に自分から近づいてみたり、つぼみ以外の学年の子と遊ぶ姿も見られるようになり、そのことによって遊びが発展しているように感じます。子ども達はよくいろいろな物事を見ています。「こうすれば、ああなる」など理解できることも増えました。
園庭遊びもお兄さんお姉さんの動きや遊びを見て動く姿も見られ、いろんなことに興味を持てて、子ども達の学びは計り知れないものなんだと感じました。
明日はお楽しみお餅つき会なので、朝お餅つきの歌を手拍子をしながら歌うと、子ども達もノリノリでした。明日も楽しみな一日です。
(K.E)

◆興味のおもむくままに(ふじ1)

今日は少し肌寒い天気でした。体調を崩しやすい時期でもあり、子どもたちの体調管理に更に気を付けていきたいと思います。
園庭に出ると、砂場や車の遊具、小道に上がったりと好きな場所を目指して向かっていきます。
そんな中、〇くんが不思議そうに一点を見つめてしゃがんでいました。〇くんの視線の先を見てみると、落ち葉と大きめの木の枝がありました。〇くんが見つめていた落ち葉は赤茶色の色をした葉で、薄い黄色系の葉が多く落ちている中、目立っていました。
その落ち葉を手に持ち見せてくれる〇くん。その濃い色をした葉っぱは、〇くんには特別に見えたのかも知れません。大人が見落としがちな事にも子どもはアンテナをしっかりと張り、豊かな感性で見つめている事に改めて気づかされます。
園庭に何か所か落ち葉が大量に集めてある場所がありました。
子どもたちに声かけし、その落ち葉がひしめく中に入っていきました。子どもたちの反応は
、恐るおそる近づいたかと思うと、葉を踏みつけたり触った感触に笑顔を見せ、弾かれたように遊び始めました。
「きゃ~」と笑い声をあげながら、両手いっぱいに掴んだ葉っぱを宙に舞い上げたり、そんなお友だちをじっと観察したり(その後真似していました)、保育士が高く舞い上げた葉っぱに歓声をあげたり、葉っぱの上に寝転んだり、その中で1人冷静におたまで葉っぱを集めていたりと、それぞれの楽しみ方が見られました。
葉っぱのシャワーやプールに喜びを爆発させる子どもたち。
自然物に触れる楽しさを、いつも子どもたちに伝えたいと思いながらも、子どもたちの方が私に、伝えたい事以上の楽しさを教えてくれます。
興味のおもむくまま、満足するまで思う存分に好きな事を楽しんで欲しい。そんな気持ちを改めて感じた1日でした。
O・Y


◆お友だちと一緒に(ふじ2)

今日は雨が降り出すまで園庭に出てあそびました。
砂場では型抜きに砂を詰めて型抜きをしたり、手に砂を乗せてぎゅっぎゅっぎゅ!とおにぎりを作ったりしていました。おにぎりはうまく丸の形にはなりませんが、上手に砂を少しだけ固めることが出来る様になってきました。手先の力がついてきたようです。
その砂場の隣にあるベンチに座ってみんなでお料理をはじめた△ちゃんと☆ちゃんと□ちゃんと○ちゃん。今日はふじ2組にお誕生日の子がいたからか「何作ってるの?」と聞くと「ケーキ」と大きな声で答えて、真剣な表情で黙々とケーキを作り続けていました。
つぎに落ち葉がたくさん集まっているところを見つけた◎ちゃんと◇ちゃん。どうするのかな?と様子を見ているとスコップに落ち葉を乗せて上に投げて葉っぱが落ちてくるのを「きゃー」と言い合いながら楽しんでいました。◇ちゃんの帽子に葉っぱがついているのを見て、すかさず葉っぱを取ってあげる◎ちゃん。取ってもらって嬉しかったのか笑う◇ちゃんでした。
そんな2人のやり取りを見て気持ちがほっこりしました。
自分で出来ることが増え、お友だちと一緒に遊ぶ事も更に楽しくなってきたふじ2組の子ども達。
そんな子ども達の変化をこれからも見届けていきたいと思いました。
(K.H)


◆落ち葉で何する??(ふじ3)

園庭に出てみると、色んな所に落ち葉の山が出来ていました。
子どもたちは大喜びで落ち葉の山に近づいて、思い思いに遊び始めました。
「何して遊ぶ?」と提案しますが、なかなか発展していかないので、保育士がたくさん集めた落ち葉を上に投げて落ち葉のシャワーをやったところ、子どもたちにも火がついたのか、みんなでやり始めました。
子ども同士のことなので、葉っぱが上手く舞い上がらず、直接かかってしまうこともありましたが、トラブルになることもなく大喜びで続け、終わりの頃には、「頭についちゃったの」「〇くん、かくれちゃったね」と状況を近くにいる保育士に話してくるほど楽しんでいるようでした。
そんな中、落ち葉シャワーに参加していた◇くんが、車のおもちゃを持ってきました。
そして、落ち葉の中を走らせ始めました。
途中、落ち葉を車の上に乗せて、近くの砂場まで運んでいたので、様子を見ていると、砂場で遊んでいたふじ3組のお友達に落ち葉のおすそ分けをしていたのです。
もしかすると、落ち葉あそびに誘ってくれていたのかもしれません。
最近の遊びを見ていると、個々での遊びよりも何人かで関わって遊ぶことが多くなったふじ3組の子どもたち。
「何する?」「どうやるの?」「かして」と言葉でのやり取りも増えて、大きな成長を感じます。
おもちゃだけでなく、色々な素材や自然のものを生かして、友だち同士での遊びをどんどん膨らませられるような関わりをしていきたいと思いました。(E.Y)


◆甘え上手なきく組さん。(きく)

今日は保育士体験のお母さんが来てくださいました。朝から「〇くんのママせんせい?」と子どもたちは少々興奮気味です。
朝の会ではそんな〇くんのお誕生日をみんなでお祝いし、そんな姿を見てこれからお誕生日のくる子たちは「◇ちゃんは?」「まだ?」「いつおたんじょうび?」とみんなにお祝いしてもらえる日を首を長くして心待ちにしています。年に一度の特別の日ですね。
園庭に行くと、ママ先生はすでに引っ張りだこで「こっちおいでー」「いっしょに遊ぼう」「これしようよー」と大忙しです。
落ち葉が増えてきているので、落ち葉遊びも楽しい時期です。ふわっと放ってあそんだり、トランポリンに敷いてジャンプして弾ませてみたりと秋の音と感触を触ったり踏みしめて楽しんでいます。園庭で遊んでいるとポツポツと小雨が降ってきました。「せんせいあめだよ」と知らせてくれました。まだ小雨なので大丈夫かな?と様子を見ていたら、子どもたちは「ここにいこう」といってログハウスの中へ駆け込みました。
木の枝をカギに見立ててガチャガチャ。とかける真似。すっかりみんなのお家になったようです。近くにあるウッドデッキや切り株をみて、「ここがベットでー、ねるところ」「ここでごはんたべる?」なんだか見立て遊びが始まりました。ちょっと寝転がってみたり、なりきって遊んでみたり。と遊びが広がってきたのですが、残念ながら雨が強くなってきて今日のところはおしまいに。会話と想像力が広がってきていることが感じられる遊びでした。
お部屋に戻ってからは廊下で玉入れゲームをしました。たくさんのボールに大興奮でボールをカゴに投げ入れ有り余る体力を発散「もういっかい」と何度もボールを集めては投げ入れうっすっら汗をかく子もいました。
給食の時間ではやっぱりまた「〇くんのママせんせいここきてー」「いっしょにたべよう」と子どもたちのアピール合戦。お昼寝の時も「いっしょにー」「とんとんして~」っと、人懐こいきく組の子どもたちは本当に甘え上手だなぁ~と思いつつ、日々こうして甘え上手な子どもたちに私達もつい「しょうがないな~」と手助けしまうこともしばしば(笑)本当にアピール上手です。
そんな子どもたちの嬉しそうな姿に、喜びを感じます。まだまだ保育士体験出来ますので、いつもとは違ったお子さんの姿やいつもとはまた一味違った目線を是非体験してみてくださいね。お待ちしております。
(K*S)


◆子どもたちの発想(たんぽぽ)

園庭に出ると●くんが泣いていました。その周りに3人が集まり「どうしたの?」とわけを聞いています。どうやら通りがかりの友だちの玩具がぶつかったとのこと。「痛かったね」と気持ちに寄り添ってから、気持ちを変えようと「じゃみんなでヨーイドンする?」と言ってみました。が泣いていた●くんは動こうとしません。「どうしようか」と3人に聞くと「●くんのところまでヨーイドン(する)」と提案してくれました。「ヨーイドン」3人とも●くんを元気付けようと笑顔や変顔で●くんの所まで。おかげで●くんも元気になってくれました。子どもたちは友だちのことをよくわかっていますね。
雨が降ってきたので保育室に戻って室内で過ごしました。最近たんぽぽ組で流行っているのは積み木を使ってのドミノ倒し。日に日に工夫して間隔や並べ方も考えられてきています。今日は3人が同じ場所でそれぞれのドミノを並べていました。「3人のドミノをつなげてみるのはどうかな?」と言うと「いいねえ、やってみる」とのこと、巨大なドミノです。途中何度か友だちの足が当たりパタパタ倒れ「もー」と言いながらでしたがめげずに協力して作ることが出来ました。成功した時の嬉しそうな顔といったら、私も一緒になって『嬉しい』を共有することが出来ました。これは発展していきそうなのでまた一緒に取り組んでいきたいと思います。
さて粘土を楽しんでいた子どもたちも、頭の中はどうなっているのだろうかと思うほど面白い発想で様々な物を作って楽しんでいました。☆くんは粘土べラを粘土にさして「飛行機」を作って飛んでいる様子を真似していました。
金曜日で疲れもあり、今日は早めにぐっすり夢の中の子どもたちでした。明日の親子お楽しみおもちつき会も楽しみにしています。よろしくお願いいたします。(kh)

◆温かい一言(うみグループ)

今日は雨が降ってしまい、部屋で遊びました。
ひまわり、ゆり、もも組と異年齢で6~7人でイス取りゲームとフルーツバスケットをしました。BGMが鳴り止まむのを今か、今かとワクワクしてイスの周りを回る子ども達の笑顔がキラキラ輝いています。
「なんでもバスケット!!」「りんごバスケット!」とお友達の注目を集めて
言えることが嬉しいのかとてもフルーツバスケットが好きです。〇〇ちゃん「りんごバスケット!じゃなくて◇◇くんバスケット!」と
代わってほしい子の名前を付けくわえてアレンジしました。◇◇くんは素早くイスを取り逃す事がないので、「〇〇バスケット」と言える番が来ない事を〇〇ちゃんは気づいたようです。きっと◇◇くんも言いたいんじゃないかな?と思う優しい気持ちでアレンジしたのでした。
遊びの中でも見られる優しいやりとりにこちらも温かい気持ちになりました。
子ども達のやさしい関わりを大切にしていきたいと思いました。
K.S
◆雨の日もじっくりと・・・(にじグループ)

三日間続いたぬりえも今日が最終日。
「今日ぬりえをする子は?」との保育士の問いかけに、「はい。」と答える数名の児。初めに自分で決めた予定をちゃんと覚えていることに、意識の高さが伺えます。
朝の会を終えた後、じっくり取り組んでいました。
〇君は、一つのリンゴの中に数色使って塗っていました。
リンゴにいろんな味があることを表現したかったようです。
それも個性です。
今日は時々小雨が降っていたので、降っていない少しの合間を外で過ごしたり、じっくりとお部屋でいろんな遊びが展開されていたりしました。
素敵なお家を作っている◇ちゃん。煙突やはしごなどがついていてカラフルで、それだけで素敵な家なのですが、家の外側も飾りつけようとしていました。
細かく紙を切り、一つずつ場所を考えながらのりをつけて貼っています。
根気のいる作業ですが、丁寧に作っている姿勢が素晴らしいなと思いました。
ホールでは、しっぽ取りゲームが盛り上がっています。
いつもにじグループはお部屋で楽しんでいますが、今回はパパ先生も交えて、3グループ合同で白熱していました。
汗びっしょりの児もいるくらいでした。
他にもすごろくやおままごと、ピアノや電車・・・。
異年齢同士で遊ぶ姿がたくさん見られるようになったと感じました。
時に教え合ったり、支え合ったり、遊びをみつけてみたり・・・(たまにぶつかり合いもありますが)。
にじグループの子どもたちの笑顔や思いやりをかけあう姿もたくさん見られた一日でした。
(I.Y)


◆遊びからつながる。(そらグループ)

おととい、昨日、今日の3日間で3か月に1度行っているぬりえを行いました。
今回は自分でどこの日にちに行うか選択をしてもらうことにしました。
初めての取り組みだったので、選択した日にちを忘れてしまう子もいるかなと思っていたのですが、予想を反してほとんどの子どもたちが自分で選択した日にちをしっかりと覚えているのにはとても驚きました。
それに加え、意欲も高く「先生、今日ぼくぬり絵の日なんだけど、まだ?」と子どもたちの方から声を掛けてくれる子がたくさんいました。
選択する幅は決まっていても、自分で選択するということがこんなにも子どもたちに影響を与えるのだなと改めて大切さを感じたのでした。
園庭に行ける時間になると、待ってましたと言わんばかりに外へ飛び出して行く子どもたち。
ところが、すぐに雨が降ってきてしまい泣く泣くお部屋に戻ることに・・・。
そこへ、ホールでしっぽとり鬼をやりに来るにじグループさんに出会いました。
「一緒にやる?」と誘ってくれ、ホールで一緒にしっぽとり鬼をすることになりました。
ルールを教えてくれたり、ゲームを先導してくれるにじグループさんの話をよく聞きながら、気が付けば夢中になって遊んでいた子どもたち。
同じ遊びをする中で、グループを越えていく様子はとても自然な光景でした。
その後、雨が上がり少しの時間だけですが園庭に行けることになりました。
園庭に出ても、自然とにじグループとそらグループの子どもたちで集まり、みんなで氷鬼。
保育士体験で来てくださったお父さんに大活躍していただき、体も心もぽかぽかになりました。明日はおもちつき会。お天気もぽかぽかになることを子どもたちと空に向かってお願いしようと思います。(I.E)
Posted in 園のこだわり