◆11月13日(金)の子どもたち
2015年11月13日 金曜日
◆スタンピング(つぼみ)

今日は、スタンピングをしました。スタンピングは何度か行っています。椅子に座ってスタンピングを順番にしていきました。子ども達それぞれのスタンプの押し方がいろいろありスタンピングをしている中でも子どもなりにいろいろと考える姿が見られ見ているも楽しいです。
〇くんは席に着くとさつまいも色に染めた障子紙にスタンピングしていくのですが、その紙よりも下に敷いた新聞紙(汚れないように)の方に興味を示しちぎって指につまんでまたちぎってをして新聞に載っている写真を指さしたりしていました。スタンピングの絵の具の付いたスタンプを渡すとトントンしたりとスースーと左右に振ったりしていました。
その中で紙が動いてしまうのでやりづらそうにしていましたが、左手にスタンプ、あいている右手で紙を押さえる事に気付いたようで押さえてスタンピングを続けていました。偶然なのか今までの経験で身に付けたのかとてもすごいなと思いました。
☆ちゃんの場合は保育士が声をかけると気付いたように紙を押さえて元気にドンドンと押していました。☆ちゃんはスタンピングをする前からお友だちが何をしているのだろうと気になったて作業台の方を見ていました。
保育者が近づくと自分の番とばかりに手を出してきました。席に座るとやる気満々ドンドンと押しては紙がずれていきます。保育者の一言や動作で紙を手で押さえることに気付きドンドンと押して最後は大満足だったようで、ニコッと障子紙のりょう端を持って保育者に「はいおわり」と言っているかの様に渡していました。
いろいろな子ども達の様子が見れて今後の展開が楽しみになりました。今日したスタンピングの障子紙、どう変化するか子ども達の反応もまた楽しみです。Y.N


◆解放感いっぱい♪(ふじ1)

今日は朝からちょっぴり荒れ模様のふじ1組。パワーが有り余っているようです。そこで、前回初めて遊びに行き、大喜びで走り回っていた大聖堂屋上へお散歩に行く事にしました。
散歩カーに乗り出発すると、子どもたちは木々や落ちていたドングリ、通り過ぎる車や犬の置物、すれ違う犬等に関心を示し言葉を発します。
「あ、はっぱ!はっぱ!」「ワンワン! ワンワン!」「ニャンニャン」「トト!トト!」「ワンワンいないね~」と、様々な方向を指さしながら子どもたちの声は止みません。
目にしたものや思いつくものを口々に声にする子どもたち。その表情は笑顔いっぱいです。
それだけ外の景色に関心を示すようになり、子どもたちの好奇心は益々磨きがかかっていました。
実際、散歩中の犬にも何度かすれ違い、刺激に満ち溢れた道中となりました。
この姿を見ただけでも、散歩にきて良かったと感じます。子どもたちの中に、何かを吸収しようとする力が大きく育っている事を感じる事が出来ました。
屋上に到着すると、笑い声を上げて広いテラスを元気に走り回ります。
中には、前回この場所を訪れた時に、抱っこして8階からの景色を眺めた事を覚えているのか、保育者に抱っこを求めて景色を眺めたがる子の姿も・・・
本当に子どもたちはそれぞれのペースで確実に成長し続けています。
たっぷり遊び、すっきりとした顔で屋上を後にしました。
遊び疲れた子どもたちは給食後、布団に入ると早めに眠りにつきました。
子どもたちの楽しそうな声が響き渡ったお散歩でした。
O・Y


◆完成! (ふじ2)

少しずつ進めてきた《お芋製作》も、いよいよ終盤を迎えました。
昨日作ったお芋の皮(染紙)で、この前作った新聞のお芋を包むという作業です。
今日もまた、実演しながら説明していきました。
この包むという作業は皆んな大得意です。
なぜなら、普段おやつと給食のあとに口拭きタオルをエプロンで、くるくる包んでいますから。
スナップのきいた手首の返し、絶妙にかける力加減、場数を踏んでいるだけあります。
何よりびっくりしたことは[昨日]とか、[この前]という過去の時間の経験を理解出来たことです。
[昨日]を知っている。そして、[この前]を知っている。
何をやったのかを覚えている。時間の流れを理解している。ということです。
そういえば焼き芋の前日園庭で小枝を集めていた時、「明日焼き芋するよ」と言った事を思い出しました。
[明日]を知っていました。
そのうち「昨日ね〜・・・」とか、「あしたさー・・・」という言葉が聞こえてくるかもしれません。
今日は保育士体験の保護者の方が1日一緒です。
○○ちゃんのママ ということは分かっています。
一緒に遊べる日だから、一杯遊ぼうと手加減なしで、○○ちゃんのママに殺到しました。
いつもなら、可愛いふじ組さんあつまってーと呼びかけるのですが、そんなことは不要です。
毎日の生活が、安心の積み重ねであることを実感します。
製作芋は、近々お披露目します。 (N・S)


◆続・おいもうんとこしょ(ふじ3)

先日行った焼きいも大会から、おいもの話が話が大好きになったふじ3組。
1階フロアーでおいも畑を作ろう!となり、ふじ3組のみんなも大張り切りです。
今日は、新聞紙を使って、おいもの形を作ることにしました。
見本で新聞紙をクシュクシュしてみせると、子どもたちは「わー」と目を丸くして見てくれ、自分たちもやりたいとアピールしてくれました。
子どもたちにとって、新聞紙の片面1ページはとても大きい大きさで、丸めるのも一苦労。
細長くなったり、ボールみたいに丸くなったりと、形も様々ですが、まだ、おいもにはみえません。
そこで、昨日染めた障子紙の登場です。
紫の障子紙を机に置いて、エプロンを丸める感じでクルクルと丸めていきます。
最後に端をぎゅっと握れば、みんなの大好きなおいものなりました。
本当に食べたくなってしまった子がいるほど、リアルな13本のおいもたち。
これから、どんなおいも畑が出来るのか、楽しみです。
おいもを作った後は、園庭で元気に遊びました。
今日は〇くんのお母さんが保育士体験で来ていた、いつも以上に張り切っていた子どもたち。
普段、砂場でじっくり遊んでいる子が築山にいたり、兄姉を見つけて遊ぶ子はお母さんの隣にべったりだったりと、いつもと違う一面が見ることが出来ました。
落ち葉に足を取られて転んでしまった◇くん。
普段はどちらかというと控えめなタイプなのですが、今日は「こっちおいで」と手を引いたり、築山を駆け登ったりと元気いっぱい。
そんな中での転倒だったので、〇くんのお母さんに助けて欲しかったようですが、周りにいた友達に手を差し伸べられて、立たせてもらっていました。
泣いている子や困っている子に気付けるようになり、手を差し伸べてあげられる、そんな子どもたちの姿に感動しましたし、いつもと違う一面を見せてくれた子どもたちの成長に嬉しくなりました。
ふじ組生活も後半戦に入ってきています。
子どもたちの大きな成長、小さな成長をたくさん発見し、喜びを感じていけるような保育をしていきたいと思います。(E.Y)


◆悔し涙は大きな一歩。(きく)

今日は園庭に行くと、一目散にお砂場へ行く子とコンビネーションの方へ行く子と分かれました。最近、体力もついてきて手足も丈夫になってきたきく組の子どもたち。夏前までは殆ど登れる子がいなかった太鼓橋登りも気付けばたくさんの子が出来るようになってきました。
そんな太鼓橋は今日も人気で、ロープをギュッと握りしめて登ることに挑戦していました。以前は苦戦していていつも下で「できない~涙」と涙を浮かべていた〇君はすっかり登れるようになり、上から「しゃしんとってー」とアピール。△くんはいつの間にか登れるようになったようで、上に登って行き満面の笑顔♡知らずと登れる子が増えています。
そんな中、今まであまり太鼓橋に近付くことすらなかった◇ちゃんが初めて指さして「これ・これ」とやりたいアピール。珍しいなぁと思い、様子を見守りました。「ぎゅっててでもつんだよ」と伝ええるものの登れず。すぐに諦めるかなぁ?と思っていたらもう一度挑戦。けれどもできずにお友だちが登って行く姿を見てえーんと悔し涙。◇ちゃんのそんな姿は初めて見たので驚きました。
そんな姿を見たためか、周りにいた子どもたちが◇ちゃんのお手伝いをし始めました。お友だちの手助けがあって登ることが出来た◇ちゃんはコンビネーションの上でピョンピョン跳ねて大喜び!「できたよー」ととびきりの笑顔でした。
登れなくて悔しくて涙する姿。登れてうれしくて大喜びする姿。登れて自信いっぱいで上からなかなか降りてこない姿。そして、登れないお友達も一緒に登れるようにと手伝おうとする子どもたちの姿にすべての成長を感じました。
日々少しずつ変化と成長を遂げている子どもたちの心情に、うれしさともっともっと様々な経験をしてほしいと思う今日この頃です。
(K*S)


◆自分の気持ちを伝える。(たんぽぽ)

今日は身体測定をしました。以前は看護師にきてもらって部屋で測定してましたが、今月の測定から看護士の所まで行きます。自分で脱いだ洋服もたたみ、早々測定も終わってすぐに園庭へ行きました。
ベランダではプランターの周りに集合。「大きくなってるよ!」とラディッシュの成長に驚いていました。「葉っぱがいっぱいだから、何も見えない」と△ちゃん。一緒に根の方まで見て見ました。「赤くなってた」「ぴんく」といつの間に大きくなっていることにみんなもびっくりしていました。「おおきくなったら、どうやってぬこうか?」と話をしていると「うんとこしょ、どっこいしょ!で、引っ張ってぬこう!」と〇ちゃん。そんなほっこりする一言も可愛らしいです。
今日は、給食のお話・・・。今週から、進級に向けておぼんを使って給食をとりにいってます。バランスも上手に保てていて、あんまりこぼしたりすることは今のところないです。給食をもらう時に「いっぱい?ちょっと?」も聞いているのですがそこで・・・「いっぱい!」「うーん、ちょっとにする」「いっこだけたべる!」「へらさない」と自分の食べたい量をお話してくれます。
席に着いた時に・・・「やっぱり、ちょっとにする。」という子も時々います。自分の気持ちを相手に伝えることは簡単そうに見えて、難しいことですよね。遊びでも、その時、思った気持ちを伝えられずに、手が出てしまったりすることや自分の思いがうまくいえずに泣いてしまったり、その時々で気持ちを伝えられずに胸の中にしまっていくとやっぱりモヤモヤすることもあります。そんな気持ちや思いは子どもたちが、友達を通して経験してしっていきます。そして、気持ちが言葉になる・・・そんな瞬間を今日はたくさん見つけられました。
悔しい思いや悲しい思い、ケンカして嫌だったという思いをすると・・・優しい気持ちがたくさんまた生まれて相手に優しくできるようになりますよ。
またひとつ、子どもたちから教えてもらったなぁと思う一日でした。
(Y.E)


◆まだまだ絵具ブーム (うみグループ)

朝の集まりで以前、絵具で描いた絵をみんなに見せてクイズをしました。
クイズを出す人はその絵を描いたゆり組の〇ちゃんです。
「クーイズ、クイズ!」というと、「なーんのクイズ?」とみんなからの元気な声が響きます。
「この絵は何している絵だー?」と質問してもらい、たくさんの答えが出てきます。
ヒントも出して答えてもらいました。
○ちゃんは集まりの時に「みんなにクイズをしたい!」といい絵具を始めました。
絵を描くことも得意ということもあり、絵具も積極的にやってくれるようになりました。
今日は集まり後に「絵具をやりたい!」といいに来てくれた子たちはみんな男の子たちでした。
なんの絵を描く?と聞くと、「はやぶさ!」、「京葉線!」、「自動カメラ!」と男の子らしい発想で描き始めました。
はやぶさを描く□くん、△くんは黙々と書き始めました。
同じ絵を描くと決めた二人でしたが、色や形も違いお互いの個性が出ていました。
自動カメラを描く☆くんは「水上バスについている自動カメラなんだよ!」と少し興奮気味に教えてくれました。
その訳は、「久しぶりの絵の具なんだ!」と教えてくれました。
絵具が終わると園庭に行きました。
「さむーい」といい「じゃ氷鬼やろー!最初はグー・・・」とすぐに走って身体を温めたいといった感じでした。
もも・ゆり・ひまわりそして他グループの友だちも参加して大人数での氷鬼でした。
11月に入り、上着を来て園庭に出る子が多くなりました。
「チャックが閉められない」と困っているもも組に「やってあげるよ」と寄り添うお姉さんの姿が見られ、心はホッと暖かくなりました。
(A,Y)


◆私達が笑顔で居られる理由(にじ)

今日は室内と園庭遊びに加え、年長児は卒園制作のクラフトがありました。
朝の集まりではドラキュラ伯爵の紙芝居を見ていました。
子供達は紙芝居に真剣でした。
最近では、子供達の好む絵本や紙芝居の内容も変化しているようです。
ご家庭での絵本読み聞かせの際でも変化はおありでしょうか?
怖い話が好きになったり、怖いけど見たかったり・・・どれも成長です。
以前、大縄遊びの最中にお迎えが来てしまい自分の番が回ってくる前に帰る事になった子供がおりました。
その子供は泣く泣く明日、朝一番に大縄をやるという約束で帰りました。
次の日、その子供は朝一番に別の遊びをしました。
そして、二日後の今日「そういえば僕忘れてたよ。今からやろうかな?」とニコニコで言うのでした。
癇癪を起こした時などにいかにどう対応するか、子供が納得いく判断を提供できるか?ということが大切だと感じました。いつも納得いくことばかりを提供できるわけではありませんが、その時のその瞬間を大切にしていく事を忘れずに、子供の目線に立った対応を心がけたいと感じます。
給食時には、子供達のテンションもピークに達します。
しかし、今日は少し違うざわつきが・・・。
ある保育者がピアノを弾きだしました。
その素晴らしい演奏技術と音色で子供達は皆と顔を見合わせました。
「うまい!」「すごい!」「・・・・(驚)」
そして、今度はピアノが苦手な保育者がピアノを弾きました。(それはもうお世辞にもうまいとは言えないレベル)
すると子供達から下手くそと言われました。
「得意な事と苦手な事もあるんだよ」と良い経験です。
その後に子供が一人やってきて「私は、先生上手だったと思ってるよ」と一言。
だから、私は今日も笑顔でいられます。
k★y
◆あそびながら (そらグループ)

最近、ひらがなに興味を持つ子どもが増えてきました。お絵かきの紙に自分の名前を書いたり、壁に貼ってある「あいうえお」のポスターを見ながら「これは〇くんの[ま]だ」など、ももぐみさんも、自然に遊びのなかで覚えているようです。
今日は、ひらがなのカードをつかって遊んでみました。
カードを並べていくつのことばができるか。「あき」「そら」「あさひ」あとは自分の名前を並べている児もいました。
それから、本の「あいうえお」の文字をうつしながらなぞっている児もいました。
子どもたちは、わかった、できた、がうれしくてまた次のものに挑戦していきます。
わたしたち保育者も、今まで「名前書いてください」とつづきのぬりえなどを持ってきていた児が知らないうちに、書けるようになっていて、その児の書いた名前を見た時はうれしくて、元気をもらいます。
そして、昨日のつづきで、おおきなおいもが完成しました。
紙の端を丸く切り、なおかつ絵本を見た児が「先生、いもにひげがあるよ。」とひげも描きました。これからこのおおきなおいもがどう調理されるのかとてもたのしみです。H・T


Posted in 園のこだわり