佼成育子園[こうせいいくじえん]-東京都杉並区

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◆11月12日(木)の子どもたち

2015年11月13日 金曜日

◆やってみたいが大事!(つぼみ)

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よいしょ  降りられるかな

落ち葉も沢山落ちてきて園庭の風景も変化してきました。そんな園庭で今日はたくさんあそんできました。保育室から園庭に出るつぼみぐみは、園舎の近くで遊んでいる姿をよく見かけます。今日は、散歩車で園庭の奥まで行ってきました。築山辺りで散歩車をとめて散歩車の扉を開けて手を添えたりしながら自分で降りられるように誘ってみました。散歩車の降り方も様々で、扉が開いてすぐにこっと笑って、散歩車の柵を支えにして立って自分で降りて行った〇〇くん。
自分では降りてみたいけど、立ったままでは降りられず自分で考えて座って降りた☆くん。
散歩車からの段差が怖くて、保育士に助けを求めた△ちゃん。
みんなの様子を最後まで見ていて最後に降りてきた◇ちゃん。
皆、それぞれ自分の身体をコントロールして「降りよう」という気持ちを持って行動していました。そんなみんなの顔はとっても満足そうでした。

園庭ではみんな思い思いの場所を楽しんでいます。〇〇くんは、少し前に築山のすべり台を保育士と一緒に楽しみました。その時は、ちょっとびっくりした顔ですべり台から降りてきていたのですが今日は自信を持って階段を上って行き滑る体勢を自分で決めて、寝そべって挑戦し笑顔で滑り下りて来ました。
初めての経験から、経験を積み重ねて楽しいに変化して行った〇〇くん。自分がやりたいと思った気持ち(やる気)が、楽しいに変えてくれたんだなと見ていて感じました。

こんな事が芽ばえてきたからこんな風に繋げていきたいな・・とかこんなことにも気づいて欲しいな・・等、色々な思いをもって日々関わっているのですが、どんな場面においてもやっぱり『やる気』が『できた』にも繋がり子ども達自身が『楽しい』に繋げていってくれるんだな~と感じました。

保育室に戻って廊下で、コンビカーをして遊びました。今まで手押し車の様にして遊んでいる姿がほとんどだった☆ちゃん。
最近は歩行が少しずつ積極的になって来ています。コンビカーでは、ちゃんと車にまたがり足の裏を床につけ、蹴り上げて車を動かしていました。少し動くたびにニコニコ・・だんだんとコツをつかんできてスイスイと動かしていました。

大人の喜ぶ姿もまた嬉しいようで、「すごいね」「やったね」と言葉を掛けられ『やる気』になってやってみようとまた挑戦しに行っていました。
人に認められたり喜んでもらったりするのは、やっぱり大人も子どもも嬉しいものです!
自分の気持ちで、行動できるような関わりを心がけて子ども達の心の変化に出合えるような毎日にしていきたいと感じました。U・A

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上手に進むようになりました

 

 

 

 

 

 

◆興味をもつ(ふじ1)

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園庭での子どもたちの姿を見ていると、幼児組の子どもたちが園庭に出てくるまでの時間はそれぞれに遊んでいますが、幼児組の子どもたちが出てくると、知っているお兄さんの後をついていく子どもたちがいます。

お兄さん達は、自分たちの遊び(例えば、氷鬼など)をしているのですが、気になって近づいてみたり、でも走って行ってしまうのでその後を追うだけになったりすることもあります。

今日は、お兄さんたちが何かを作っているところにふじ1組の子どもが加わりました。焼き芋会で使用したコンクリート製のブロックを、3歳児が2人がかりで運び、重さにすると結構な重さですが、真剣に運び、組み立てている姿をじっと見つめるふじ組の子ども。何かするわけではないのですが、隣で何をしているのか、とても興味があったようでした。

遊んでいた場所も、ウッドデッキの上で、少々高さもあったのですが、見たい一心で、必死に足を上げバランスをとりながら上に上がろうとしている姿を見ると、やりたい!と思ったことは、何が何でもやるぞ!という力が湧いてくるのだろうなと思います。

子どもの意欲が出たときに、子どもの気持ちに気が付いて見ていくことが大切です。

お兄さんの後をついていきながら、観察して何かを試したりして、自分の遊びにしていく子どもたち。自然と異年齢とのかかわりの中で、言葉を聞いて習得したり、思いやりの心を持って相手に接することを知ったりしていきながら成長していくのかなと思うと、すべては興味をもつことから始まるのかもしれません。

大人もそうですが、子どもも興味を持つのは人それぞれです。

何か気になる!という興味、大人も忘れてはいけないですし、子ども同様に大切にしていきたいなと思いました。(M・T)

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◆走って、走って(ふじ2)

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ドン!

今日は大聖堂に行ってきました。
朝の集まりのときに「今日は大聖堂にお散歩に行こう!」と保育士が言うと「はーい!」と元気な声でお返事をしたふじ2組さん。
さっそくお外に行く準備をして、お散歩カーに乗ってレッツゴー!
「今日はどこに行くんだっけ?」と保育士が◎ちゃん、△ちゃんに聞くと「お散歩!」「大聖堂」とちゃんとお返事が出来る様になっていて日々の成長を感じます。

大聖堂に着くとすぐさま展望スペースに通じる階段を登り始め、下にいる保育士に向かって「おーい!」「◇センセー!」「こっちだよー」と元気におしゃべり。
展望スペースに着くと何故か笑顔で走り出します。
保育士が「上から下から大風こい、こい、こい、こい、ビュー!」と言って走り出すともちろん真似をして一緒になって走り出します。時には線を前に「いちについて、よーい、ドン!」と保育士が掛け声をかけると上手に線の前に立ち、クラウチングスタートを決めて走り出しました。
お友だちや保育士を追いかけたり、お友だちと手をつないで走ったり、遠くにある壁に向かって走ったりと様々でしたが、満面の笑みを浮かべて走っていました。
力のある限り何度も走り、給食を食べて、布団に寝そべると直ぐに寝てしまう子がたくさん出てしまう程楽しみました。

(K.H)

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位置について
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よーい…(クラウチングスタートです)

 

 

 

 

 

 

◆染め紙 (ふじ3)

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先週行われた焼きいも大会からやきいもジャンケンをしているふじ3組の子どもたち。
今日も朝の集まりでやりました!グー・チョキ・パーと歌に合わせてやってきます。
なかなか難しいチョキ。反対の手でおさえながらピースを作る子もいます。
「できたよ」と嬉しそうにチョキを見せてくれる子もいます。
手の動きも感じながら「もう1回」と何度も手遊びを楽しみました。
〇ちゃんが「さつまいもうんとこしょしたね」と思いだし話をしていました。
いつも食べているさつまいもがもっと身近に感じる機会になったのかなと感じました。


昨日園庭でやった染め紙をやってない子もいたので今日は園庭に出る前にテラスでやってみることにしました。
色は、さつまいもいろにしました。赤と青を混ぜた紫よりは赤紫といった色に近いです。
昨日やった子はイメージがついていて「やるー」と興味をもっています。
やらなかった子、まだ遊んでるーと言った子も今日は「やるー」と言う子たちに誘われるようにテラスへ出てきました。
『やりたい』『やってみようかな』と言う気持ちをふくらませながら障子紙をもらいます。

まっしろな障子紙にさつまいも色をつけていきました。

はじめはおそるおそる色を付けていく子どもたち。昨日やって慣れてる子は色がついてないところを付けていったりジャブジャブゆらしながら付けていました。
△ちゃんがゆらしながら付けていくうちに「あかとあおだよ」とおけの底に着いていた赤と青の絵の具を発見。「赤と青をまぜたんだよ」と話しながら染物を楽しみました。
手が汚れるのが苦手な子もみんなと一緒にやっていくうちに楽しくなり染物を満喫していました。
「やらない」と言っていた◇くんはみんなが園庭に行った後もお試しの紙をもらって最後まで楽しむほどでした。

絵の具の感触、色の変化、染まっていく感覚を楽しみながら
何よりみんなと一緒に行う楽しさを感じているようでした。

染物を終わった子から、、、というよりは満足した子からと言った方があっている雰囲気かな、園庭へ遊びに行きました。

t*s

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あおぞらのしたで

 

 

 

 

 

 

◆身体測定(きく)

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ヨーイドン!!

今日は月1回の身体測定をしました。今までは、クラスの前の廊下に身長計、体重計を準備し、そこで計測していたのですが、今日は幼児組さんと同じスタイルで看護師の所へ行き、そこで計測してもらいました。初めて先生たちの部屋に入る子もいてみんなキョロキョロ。物珍しそうにしていました。そこの部屋に入りたくないという子もいずに、計測することができました。◇君に「服が分からなくなってしまうので、畳んでみよう」と声を掛けてみました。◇君は、お家でお母さんと洗濯ものを畳むという経験をしているようで「できるよ~」とゆくっりとですがとても綺麗に服を畳んでいました。周りの子どもたちも◇君の様子を見ながらやってみようとする姿がありました。子ども同士で、学び合う姿に感動しました。

園庭に出るとヨーイドンでかけっこが始まります。1人が走り始めるとその様子を見て段々と子どもたちが集まってきます。今までは走る側の〇ちゃんは、保育士の真似をして、「よーいどん」を言う側になり「よーいどん」と言いながら手をたたいて合図するというアレンジもきかせていました。トンネルすべり台や固定車の所にきく組の子どもたちが沢山集まっていました。みんなで遊ぶことの楽しさが少しずつ伝わってきている気がします。
子どもの観察力や模倣力、実行力に沢山教えてもらう毎日です。
                               (K☆H)

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自然と1つの場所に集まっています。
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一緒は面白いね

 

 

 

 

 

 

◆秋を感じる(たんぽぽ)

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ほしのかたちー

最近子どもたちの中で大人気の『ラーメン体操』。子どもたちからリクエストがあって体操をしたのですが、いつの間にか見本の先生役になっている子どもたちもいて「ここはもっとこうやってするの」「〇くんやらないのー?」など言う姿があり、子どもたちからこんな風に見られているのかとおもしろい一面も見ることが出来ました。
さて、朝の会では「先生のとっても嬉しかったこと、お話してもいいですか?」と言うと「なにがあったの?」と身体の向きを直してくれた子どもたち。「昨日、靴下をきれいに入れてほしいなって先生が言ったのをみんながちゃんと聞いていてくれて靴下入れにきれいに入っていたことがとっても嬉しかったんだ。」と言うと「だって先生言ってたもんね」「できなかったから◎ちゃんにやってもらったの」「ぼくはちょっと難しかったんだ」など返してくれました。そこでさらにやる気になってくれたのか今日も園庭から戻るときれいに入っていました。

園庭では「むっくりくまさんやろー」と昨日のことを覚えている子もいました。☆くんは「見てキラキラ光るの葉っぱあったよ」とのこと、キラキラ星の歌でした。確かに星の様な形の葉っぱで、周りにいた子どもたちも「ほんとだーお星さまみたい!」「これでお星さまのケーキを作ろうよ」と発展。落ちている星のような葉(トランポリン前のもみじばふうという木です)を集めて「よし行こうよ」と砂場へ走る子どもたち。おいしそうな星ケーキができました。

星の形を発見してそれを友達も共感して一緒に集め、集めただけでなくケーキという形に残せた、という経験がよほど嬉しかったのでしょう。「これおみやげにしてもいい?」とのことでした。子どもたちはこうして園庭で見つけた葉や枝を「ママへのお土産」として持ち帰ることを楽しんでいます。大人から見たらただの落ち葉や枝かもしれませんが、こうして子どもたちの手に渡り大切に思われる落ち葉や枝は幸せだなあと感じました。(kh)

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いらっしゃいませー。この場所は「ぼくのおうち」だったり「アイス屋さん」だったり同じ場所でも設定は違います。
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ケーキ作りに夢中です。

 

 

 

 

 

 

◆一緒に楽しむ(うみグループ)

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今日はひまわり組の〇くんのお父さんが保育士体験をしてくれました。
園庭の時間は10時半からですが、最近は朝の集まりが終わるとすぐにベランダにサッカーをしにいきます。
今日はパパ先生もいたので、更に盛り上がったようです。

園庭にでると、ゆり・もも組の子どもを中心に氷鬼や手つなぎ鬼が行われました。
最近はゆり組の子ども達が集団遊びに発展してたくさんのお友達と一緒に楽しんでいます。

昨日やった手つなぎ鬼が楽しかった〇くんは、みんなが「氷鬼しよ」という中「手つなぎ鬼したい」と提案しました。
昨日やってみて、手を繋いでいると走りにくいことがわかった子は「速く走れないから嫌だ」と言います。
すると、また別のお友達が「じゃあ、鬼がタッチしたらその人も鬼になって、どんどん鬼が増えるゲームにすればいいじゃん」と提案。
何度か試してみるけれども、ルールを理解できていない子もいて、なかなかうまくいかず、「やっぱり氷鬼」とみんなの意見が一致し、氷鬼をしました。

他のグループの子どもたちもたくさん加わり、保育士が入ると更に盛り上がりました。
鬼を増やして作戦を立て、挟み撃ちにしたり、目で合図しながらそっと近づいてタッチしたり、お友達や保育士と協力して取り組んだゲームは面白く、長い時間続きました。

沢山遊び込んだので十分に満足したからか、園庭から帰るときには音楽が流れるとすぐにお部屋に戻ることができました。
子ども達と一緒に取り組みながら保育士も一緒に楽しむと「給食たのしみ」「午後はなにしようか」と次の活動への意欲がいつも以上に増してくることを感じました。
子ども達が「次はなにかな?楽しみだな」と感じられるような毎日を過ごしていく為に、子ども達と一緒に楽しみながら取り組んでいきたいなと感じました。(B・K)

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◆挑戦する気持ち(にじグループ)

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ポーズ!

ファミリースポーツディが終わってから三週間ですが空気も徐々に冷たくなり11月らしい寒さになってきました。
朝の会では聞き覚えのある音楽が聞こえてきました。見るとファミリースポーツディのダンスを全力で踊る姿が。ももぐみはももぐみのダンスはもちろん、ゆりぐみのダンスもマスターし、ゆりぐみはひまわりぐみに『難しいから見てて?』と言われつつも、ひまわりぐみのダンスを見よう見まねで挑戦し、朝から気持ちのいい汗をかきました。ファミリースポーツディに向けて練習してきたダンスですがたくさん練習したものは本番が終わった今もしっかり覚えているんですね。

最近クラスの中では来年度の話がちらほらと聞こえてきます。ひまわりぐみは『私は〇〇小学校行くんだぁ』や『あと4か月経ったらぼくはここにいないよ?』という声が。小学生になる期待と来年度は育子園には行けない寂しい気持ちを少しずつ感じ始めているのでしょうか。そんなひまわりぐみを何気なく見てるゆりぐみは最年長になることを薄々感じているのか、ちゃんと座っていないお友達に『そんなんじゃひまわりぐみさんになれないよ?』と注意し合う様子もありました。

朝の会が終わると『鉄棒やりたーい』と言う〇ちゃんに周りのお友達も賛同しホールから3階のお部屋にみんなで協力してマットを運びました。ファミリースポーツディで鉄棒をするひまわりぐみを見て、鉄棒に興味を持つようになったゆりぐみとももぐみ。
キレイに一列に並んで自分の番が回ってくるのを待っていました。
「ブタの丸焼きポーズ」をして何秒キープしていられるかに挑戦したり、それが簡単に出来るようになった子は前回りに挑戦したり、待ってる間は応援したりする姿が見られました。


そんな中、いつもはブロックや絵本を見ることが好きなももぐみの△くんが列に並んでました。順番がまわって△くんの番です。鉄棒を握りしめた途端『できない~』と保育者へ寄っていきました。『やってみよう?まずはブタの丸焼きポーズやってみる?』と声掛けすると恐る恐るやってみる△くん。一回で成功しました。次の順番が回ってきた時も一瞬戸惑い諦めようとしましたが、そこにひまわりぐみの◇くんが『ぼくが見本をやるから見ててよ』ときれいな前回りを見せてくれました。それを見た△くんはブタの丸焼きポーズどころか前回りに挑戦しました。『まずは鉄棒をしっかり握って?』『ぐっと肘を伸ばすんだよ』といろんなアドバイスをしてくれたり、それを応援する他のお友達がいました。△くんはそれに応えようと何回も挑戦しましたが失敗し、泣いてしまいました。
『今日はもう休憩してまた今度やってみる?どうだった?』と聞くと『くやしい・・・』と小さな声で答え、涙が止まるとまた鉄棒の列に並んでました。

その姿を見て、この悔しさやできるようになりたい気持ちが成長に繋がっていくんだなと改めて感じました。でも一人だけではできません。教えてくれお友達がいて、応援してくれるお友達がいて見ててくれるお友達がいる。それが勇気になり、やる気になり、挑戦する気持ちになっていくんですね。

お部屋の机の方では、今もまだレストランの製作に励んでいる子がいます。
お店の名前が『カラフル』に決まりました。にじグループだからカラフルだそうです。発想の転換に大人たちはびっくりでした。今日はその看板作り。いろんな色で水玉を塗り鮮やかになってきましたがまだ何かが足りない様子。
みんなで考えていましたが保育者が『何か貼ってみる?』『本を見てみようか?』『英字新聞あるよ?』といろんなヒントを渡し、考えながら英字新聞のカラフルな部分を切って看板に貼りお洒落になってきました。
なるべく子どもたちの発想のままに創っていくために大人がどう関わり、ヒントを出していけるかはいつも悩むところです。
さぁこれからレストラン『カラフル』はどんなレストランになっていくでしょうか、楽しみです。

K・Y

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これがブタの丸焼きポーズ
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製作途中

 

 

 

 

 

 

◆ハッとさせてくれた一言。(そらグループ)

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大きなおいもの中は小さなおいもがたくさんつまってる。

先日行った焼き芋会の前の日に、『おおきなおおきな おいも』という絵本を読みました。
絵本の中に出てくるとーっても大きなおいもを、絵本の中に登場してくる子どもたちが楽しいひらめきと想像で描いたり、掘ったり、遊んだり、食べたりしていくとてもわくわくするお話です。
そんなわくわくで迎えた焼き芋会を終えた後、もう一度その絵本を子どもたちに読んでみました。一度見たことのある絵本ですが、実際に芋ほりをしたり、焼いて食べたりした経験をふまえて見ているので「育子園のおいもはもっと小さかったよ。」とまた違った視点で楽しんでいるのが伝わってきました。

絵本を見終わったあと、実際に掘ったおいもの大きさを両手で表現してもらいました。
そして、その後「本当は、どれくらいの大きさのおいもが食べたかった?」と聞いてみると、両手をいっぱいに広げて「これくらい!」という子、「一人じゃ足りないから二人でくっつけてみた!」という子が出てきて、それじゃあみんなの手をくっつけて大きなおいもを作ってみようかと提案すると、賛成してくれ、みんなの手をつないで大きなおいもを作りました。

そして、今日。実際に大きな紙を用意しておいもを描いてみることにしました。
紙を繋げるところも、絵本を見ながら真似っこです。
描き始めると、小さなお芋をいくつも描く子がいました。どうするのかなと思ってみていると、次第に他のお友だちのお芋と「合体だー!」とくっつけ合い模造紙3枚があっという間に紫色に染まっていきました。ただ、塗りつぶすのではなく、小さなお芋が合体しあって大きなおいもになったという発想がとても素敵だなと感じました。
ところが、少し問題も出てきました。
おいもの形をかたどらずにはじめたので、形をイメージしにくく、おいもを描くというよりは模造紙いっぱいに紫色を塗ったものになったのです。
子どもたちに一度手を止めてもらい、みんなで全体を見ながら「おいもってどんな形だっけ?四角くなっていたかな?それともまあるくなっていたかな?」と声を掛けると「おいもは端っこがちょっとまるくなってるんだよ。」と発言してくれるものの、一向に絵は丸みを帯びず。
どうしようかな・・・と思っていると、〇ちゃんが一言。

「大丈夫だよ。あとでおいもの形に切ればいいんだよ。」

ハッとさせられました。絵本のように絵で表現しなければ・・・と無意識に思っていた自分。そして、思い通りにいかないことにとらわれていた自分。とても小さい視野だったなと反省するとともに、子どもたちの豊かで柔軟な想像力は本当にすごいなと尊敬しました。
そんな子どもたちの声を大切に、大人主導すぎず、子ども任せすぎず、相互の関係を大切にしながら取り組んでいきたいなと思います。(I.E)

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おいもの色づくり。絵本の色を見ながら真似っこです。
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絵具楽しみだね。

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