◆11月6日(金)の子どもたち
2015年11月06日 金曜日

今日はとてもいい天気になったので、ふじ1くみと大聖堂の屋上までお散歩に行きました。
聖堂に着くまで、たくさんの人たちに「可愛いね」「ばいばい」と声を掛けてもらったり、飛行機を見つけたり、救急車の音に反応したり、行きの道のりも楽しい時間です。
先日屋上に行った事を覚えていたのか、到着すると「早くおろして~」というようにアピールしていました。前は行ったことがない場所に躊躇してなかなか奥まで行けず、保育士と一緒にゆっくりゆっくりと確かめながら進んでいましたが、今日は自分から保育士を追い抜かしてどんどん進んで行っていました。不安な気持ちから楽しい場所への期待に変わって行ったようです。
保育士とハイハイを楽しんだり、今日はこの前いかなかった展望デッキまでも行ってみましたが、やはり初めは少し緊張気味。でも、保育士やふじ1の子達がいるのを見ると安心したのか前進し始め、高い所から周りの風景を見たり「もっとみせて!」と大興奮の子ども達でした。気分も乗ってきて、段差の所でがんばりマンのうたをノリノリで歌っていました。
お友だちや保育士と「いっしょ」なことで安心でき、保育士を求めたり「これして」とアピールしたり、いろんな事を分け合ったり、教え合ったりしています。
最近は言葉も出てきたり理解できることが多くなってきて子ども達同士で笑い合っている姿も多く見られるようになってきて、楽しい時間がもっと増えそうなつぼみ組です。
(K.E)


◆お散歩で聖堂の屋上に行ってきました(ふじ1)

聖堂の屋上に初めてお散歩に行ってきました。行く間も、お散歩カーから飛行機が飛んでるのを見つけ、じーっと見上げる姿もあり、楽しく出かけました。
屋上に着くと、すぐに走り出し元気いっぱいでした。こんなに広いところでのびのびと遊べばいいのに、狭いところを見つけて入り込んで行きそうになり、よく見つけるなあと感心するやら目が離せないひと時でもありました。
さらに上に上がっていく階段を見つけ、張り切って上りだす子どもたちに保育者たちの方がアタフタです。あっちに散らばり、こっちに散らばりで集めるのに大変です。やっとみんなで階段を上り、高い所に着くと子どもたちは大喜びです。飛行機を見つけて手を振り、走り回り、階段を上ったり下りたり、上ってはいけない階段まで上って行きそうになり、保育者たちはまたアタフタです。高いところから遠くを見下ろし、気分爽快になって帰ってきました。
初めての場所を思う存分満喫してきました。色々な冒険も出来、子どもたちは、大満足です。保育者たちも子どもたちの思わぬ行動にアタフタしたものの、それも楽し出来事でした。またお散歩に出かけて行きたいと思います。 M.K


◆どんぐり大好き (ふじ2)

今日は和田公園へお散歩に行きました。朝の体操後のお集まりの時間に、どんぐりころころ~と歌を歌い、「どんぐりを拾いにお散歩へ行こう」と、みんなも腕をあげ、お散歩の支度も張り切って行い、出かけました。
和田公園まで歩いて行ける子もいます。お散歩カーに乗っている子も気持ちよさそうな表情をして、公園まで向かいました。公園へ着くと、みんな丸太遊具に挑戦。以前よりも出来る様になったことがたくさん増えました。揺れる橋があり、そこを渡るのに揺れるのが恐い子どもたちは、ハイハイをして渡っていました。中には、こわい~と、大声を出している子もいます。ハイハイして渡った子は、二回目はおしゃがみをして足を一歩一歩出して渡っていました。
もう一つの、更に高度な揺れる橋を挑戦しようとする子も。始めは、保育士と一緒に。二回目は、自分一人で渡ることができ。本人もとってもうれしそうでした。
しばらくして、どんぐり拾いをしました。ビニール袋に見つけたどんぐりを入れ、みんなで探して楽しみました。そんな中、どんぐりへの思いがとっても強かった◎ちゃん。行きも、犬を飼っている家の前で、おうちの人に「どんぐり拾いに行くの」と伝えたり、もちろんどんぐり拾いも夢中でたくさん拾い、袋を大事に持って帰りました。そして、給食を食べる時お隣で、どんぐりころころ~と歌声が聞こえると、「スプーンちょうだい」と言うところ、「どんぐりちょうだい」と言っていたり。お昼寝も、どんぐりの入った袋を握りしめ、眠っていました。どんぐり大好き◎ちゃんでした。(T.Y)


◆それぞれの挑戦。(ふじ3)

今日は雲ひとつない青空、とってもいいお天気だったので、ふじ2くみと一緒に和田公園までお散歩に行くことにしました。
『お散歩』と聞くだけでやる気スイッチが入り、今日も準備があれよあれよという間に終わる子どもたち。本当に早くなりました。
保育士・お友達と一緒に手をつないで歩いた〇ちゃんと◇ちゃんと△くん。歩きながらも「きょう、あったかいね。」とお話をするほど余裕な足取り、△くんも「あー!」と飛行機や薄っすらといた白い三日月を見つけて大興奮、歩きながらも観察力の鋭さには驚かされるばかりです。いろんなところに目は向けていても足はしっかりと動いていて、本当に頼もしくなったなぁと感じました。
目的地の和田公園に着き、アスレチック遊具に砂場にと好きな遊びへ一直線に向かう子どもたち。そんななか、□くんが丸太の階段にチャレンジしていました。ただの階段ではなく、チェーンで繋がれている丸太なので、足を乗せるだけでグラグラと揺れ、バランスがとりにくいものなので、怖さも感じてしまいます。
前回和田公園に来たときにも挑戦しようとしていた□くん。二段・・三段とまでは登れたものの、揺れる丸太の上で、手すりにしがみつきながら止まってしまい、「こわい・・」と言って自分から下りたことがありました。
そんな姿を見ていたので、今回はどうかな?と見守っていると、丸太と手すりにうまく掴まりながらのぼり、諦めずに一歩ずつ一歩ずつ慎重にのぼっていくと、ついに頂上に到着。一人で登りきることができたことに一緒に喜んでいると、満面の笑みでかっこいいガッツポーズを見せてくれました。
そんなお友だちの姿に感化されたのか、頑張ろうとする子が次々と現れ、「んー」と苦戦しながらも諦めなかった△くんものぼりきることができました。
もちろんみんながみんな成功したわけではありませんが、挑戦する中で、「こわい・・」と感じたこと、「むずかしい・・」と悔しさを感じたこと、それぞれの気持ちを言葉にして、子どもたち自身で判断ができたことも凄いなと思います。
今、挑戦したことを糧に、できた子も、ちょっと難しかった子も、それぞれがまた次のステップに繋がっていけばいいと思いました。
S.S


◆昨日、楽しかったこと。(きく)

園庭へ行く途中、空中菜園の脇を通ります。〇君と△君はそちらを指さして「きのうやったねー」「おいもやったねー」と会話をしていました。昨日いなかった保育士が、何をやったの?と尋ねると「おいも、うんとこしょしたの」「ちいさいのとおおきいの、ふたつとれた」と言っています。
「おいも、やいてたべたの」と言って、昨日焼き芋をしたことを嬉しそうに話してくれました。昨日経験したことを思い出しながら、一所懸命に伝える姿に成長を感じました。園庭から帰る時にも「おいもやったねー」と言っていて、心に深く残っていることを感じました。
園庭のお山には、きく組の子どもたちが集まっていました。あたたかい日差しが気持ちよくて、みんな穏やかな表情で遊んでいました。
朝、お部屋にいる時に「こうもりのめがねつくりたい」と言っていた◇ちゃん。園庭に出た時にも言っていたので、葉っぱで作ってみようか?と提案してみます。二人でなるべく大きな葉っぱを見つけ、穴を開けてメガネを作りました。メガネをつけると嬉しそうに保育士や友だちに見せていました。この季節ならではの遊びを充実させたいと感じました。
〇〇やりたい!という子どもの姿を最近よく見ますが、その意欲的な気持ちを受けとめて、一つ一つの経験を大切にしていきたいです。
(N.M)


◆みんなが一番だよ(たんぽぽ)

今日は〇ちゃんのママ先生の日です。昨日〇ちゃんに「あしたは〇ちゃんのお母さんがママ先生なんだよ」というと「ちがうよ。」と言っていました。ママが保育園で一日一緒に過ごすと思ってなかったみたいでした。今日はママ先生の隣にはたくさんの子どもたちが集まって遊んでいます。「こっちで遊ぼう」「いっしょに」と手を引っ張って、おままごとコーナーで遊んだり、ブロックで遊んだり・・・時には、〇ちゃんのお母さんに甘えたり思う存分に遊んでいました。
外では、ママ先生と3~4人のお友達とウッドデッキをジャンプしたり、ウォールクライミングに挑戦する子どもたち、やっぱりお母さんの周りには子どもたちがいっぱいでみんな一緒に遊びたくて手を繋いだり、離さなかったり・・・大人気です!
玄関の所から門のところまでヨーイドン。「お名前呼んで!」となぜか名前を呼んでから走るというのが定着しているのか・・・呼ぶ前に走ってしまった☆くんに「ヨーイドンっていってからだよ」と△くん。みんなで一緒に走るのが楽しいみたいですね。何度も何度も往復してお兄さんたちもそこでヨーイドンをしていて、お兄さんたちの間をうまくすり抜け、ゴールするときの顔はとっても笑顔です。
「△くんがいっちばん!」と喜んで走ってきたのですが◆ちゃんが「みんなが、いちばんだよ!△くんだけじゃないよ。」と言います。「いちばん」という言葉に敏感な子どもたちです。前に「みんな一番だよ」という話を保育士がしてからか子どもたち同士、「みんなが!」という気持ちが強く誰かが一番と言うたびに、そんな話題になります。
そんな子どもたちの強い気持ちも大切に受け止めて、心も体もすくすく成長し、大きくなると色んなことが出来るようになる・・・そんな楽しさや嬉しさも含めて、これからも一日一日大切に過ごせたらいいなと思いました。
保育士体験、ありがとうございました。日々の様子を共有できて私たちも嬉しく感じました。
(Y.E)


◆納得いくまで(うみグループ)

今日も朝からベランダでサッカーをしていると、サッカーが得意な2人組がチームを組んで、2対2の試合をしていました。
初めは頑張ってゴールを守っていたのですが、徐々に大差がつき、8対0になってしまいました。
〇くんは、「強すぎだし、チーム変えようよ」と言いながら少し泣きそうになり、さらにボールが身体に当たってやる気が出なくなってしまいました。
丸くなって隅っこで泣き出した〇くん。
それでも試合は続きます。〇くんと同じチームの△くんは一人でゴールを守って粘ります。
今度は強いチームにいた◇くんが、1対1の試合にしようと提案。
しかし、同じく強いチームを組んでいたお友達とは試合をしようとせず、自分が勝てる相手としかしようとしませんでした。
ずっと支持をされてばっかりで嫌になってしまった〇くんは、「もうやめる」と言って部屋に入ってしまいました。
そのままにして遊び初めた子もいたので、このままで終わってしまうのかなと思い、声をかけようかと思っていると、さっきまで支持をしていた◇くんが〇くんに話しかけていました。
話終わると〇くんもいい表情で帰ってきました。
「何をはなしていたの?」と聞いてみると、「ネイマールと同じだよって話だよ」と教えてくれました。
ネイマールがレッドカードをもらったときの話で、負ける試合でもスネているとダメだという事のようです。
負ける試合でも全力を出すことを思い出し、また試合再開をしました。
そもそも負ける試合にしているのは◇くんなんだけどなぁ…と思ってしまうのはきっと大人だけでしょう。
お友達のやる気を引き出すように語りかける◇くん。
〇くんもお友達の話をしっかり受け止め、自分の思いもぶつけることができている事が素敵だなと感じました。
子どもだけで遊びのルール決めや、お互いが納得するまで話し合いがしっかりできていることに頼もしさと成長を感じました。(B・K)
◆イメージ(にじ)

今日は天気の良い一日でしたので、子供達はベランダで元気よく遊ぶ姿を見せてくれました。
朝の集まりでは子どもたちと昨日の出来事からのフローチャート(FC)を行いました。
焼き芋会〜(FC1)
昨日は焼き芋会楽しかった。
焼き芋美味しかった。
芋は空中菜園にあった。
紫色だった。
中身は黄色だった。
芋は根っこについていた。
様々な発見や気付きを共有しました。
そして、かまどの再活用の為に今度はどのようなことをやるといいか?
それについてのフローチャートも行いました。
かまど〜(FC2)
BBQをやるといい。
魚を焼けばいい。(サンマ会のような)
カレーを作ればいい。
ジャガイモ会をすればいい(シチューとかに使う)
その他にも沢山のアイディアが出ました。
では、その為にはなにが必要か?(FC3)
火。
鍋。
カレールー。
芋。
椅子。
机。
包丁。
木。
机を拭く台拭き(細かいところを考えてくれました)
次回の繋がりに向けて大人と子どもの相互で何ができるか楽しみです。
室内では、お化け遊び・おままごと遊びが広がってきています。
今日はミイラ男の衣装作りが完成し喜ぶ子供達。
カフェの壁紙作りに奮闘する子供達。
思い思いの作品を作り上げ喜ぶ姿に、ままごと・お化け遊びの活動の中で子どもたちが楽しんでいる部分は造形のようです。また自分たちの空間作りも含まれています。
遊びの空間作りで子供達のイメージが広がっていきます。
今後の室内環境が楽しみです。
今日の保育の1シーン(子どものつぶやき)
四葉のクローバを見つけた女の子が保育者に「いいでしょ〜?」と見せてきて一言。
「みつけてくれてありがとうっていってくれてるよ」
「うん。絶対言ってる」
k★y
◆みんなで遊ぶ(そら)

和田公園にお散歩に行った日から「缶けり」が子どもたちの中で流行っています。園庭へ出ると今日も「一緒に缶けりやろう。」と保育者を誘い、お友だちを誘って5~10名の子どもたちで遊びが始まります。
鬼に見つからないように缶を蹴ること、隠れているお友だちを探すことなど皆と遊ぶ中で自分の役目を果たしながら楽しむ姿がみられます。
一方で、一緒に遊ぶには一人ひとりの思いが通らないという経験もします。
ジャンケンの勝敗で鬼を決めたいと思う児もいれば、人数が多い為グーとパーで分かれて少ない人が鬼にしたいと思う児もいます。
見つからないように缶を蹴ったのに、鬼をしているお友だちに見つかってるよと言われることなどの自分で思っているルールの行き違いで涙する姿も見られました。
思いが通らないことが悔しくて「もうやだ!」と言いながらもその場から離れることなく、保育者を通して最後までお友だちと話をする中で納得して新たにスタートするところに感心しました。
遊びの中でのお友だち同士のやりとりを沢山経験して、子どもたち一人ひとりがのびのびと
自分らしさを発揮していけたらいいなと思います。(K.Y)


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