◆11月5日(木)の子どもたち
2015年11月06日 金曜日
◆今日は楽しかったー。(つぼみ)

朝からつぼみぐみでは「うんとこしょ どっこいしょ!」の掛け声が力強く聞こえてきます。なんてったって今日は焼き芋会。気合いを入れずにはいられません。
絵本の『おおきなかぶ』を『おおきなさつまいも』という題名に改名し読み始めると、「うんとこしょ どっこいしょ」と元気に腕を動かし参加してくれるつぼみぐみ。〇ちゃんや△ちゃんは実際に引っ張っているかのようないい動きをしていました。とても楽しそうな表情が見受けられました。
先週、子ども達は空中菜園にてさつまいもを抜くという経験をしました。そして今日はその芋を焼いて食すという経験をするのですがその前に、みんなでもう一度うんとこしょのおさらいも含め実際に芋掘りに出発です。
細い階段を上り、空中菜園に到着。ここに来る事がつぼみぐみの子ども達にとっては大冒険ですが、空中菜園を目の前にすると見慣れない環境に気持ちが高ぶる子・驚いてしまう子と二つの姿がありました。待ち構えてくれていた保育士が子ども達の名前一人ひとりを呼んで『おおきなさつまいも』劇場を繰り広げてくれたおかげで子ども達も菜園の中まで足を踏み入れたり、保育士に抱かれながらつるを引っ張ったりと見事さつまいもを抜くことに成功です。
抜けたさつまいもをタライに入った水で洗い土を落としますが、この時の工程が子ども達には一番人気でした。つるにつながり、そして土のついたさつまいもは正直な所つぼみぐみの子ども達は触りたがる子はあまりおらずちょっと後ずさり・・・でも、大好きな水に触れると思うと自然と手が伸びる姿が増えていき、また、水で土を落としたキラキラしたさつまいもが綺麗だったのか先程まで嫌がっていた◇ちゃんや☆ちゃんも一緒に洗えるようになっていました。夏のプール遊びが功を奏したのか顔に水がかかっても泣かなくなった☆ちゃん。大きくなったなぁと成長も感じられた瞬間です。焼き芋会でこんな喜びを感じられるのも面白いです。
さつまいもは洗い終わり、あとは濡れた新聞紙・そしてアルミホイルに巻いて完成。自分で洗ったさつまいもだからなのか、あんなにも触りたくないと後ずさりしていた子ども達もこの時にはさつまいもから手を離さないようにまでなっていました。保育士が持って行こうとすると「あー」と怒って取りに来る子も。こんな短い中でも大事にしたいという気持ちの変化が嬉しいです。アルミホイルに至っては自分でクルクル巻く子が続出です。普段、エプロンを食後に自分たちで巻いているものですからその要領で率先していました。こんな所でエプロン巻きの応用が行われるとは思ってもみませんでした。
そしてアルミホイルに巻かれたさつまいも焼き芋番の保育士に渡す子ども達。さつまいもを手放したくなかった子もこの焼き芋番の保育士にはさっと自分から渡していました。「よろしくお願いします」と思っていたのか、または「大事にしてね」という気持ちか・・・どんな気持ちだったのでしょう。そこは気になる所ですが、さつまいもを手放した子ども達は何か達成感があと思います。その後、モクモクと煙が上がる様子を長い間眺めていた子ども達でした。
そして、最後に食すという経験。
みんなの給食の時間に焼きたてのさつまいもが届きました。アルミホイルが真っ黒。剥いてみると中からさつまいもが出てきました。「あっ!」と反応する子もいて、みんなで分けて食べました。べーと出したり、手に持って満足の子。逆に欲しいと大きく口を開く子も。
さつまいもを掘る所から始まり、食べるまでの中で一人ひとりみんな違った姿がありました。
あれ(さつまいも)怖いな~ 触りたくない もっとジャブジャブしたい ずっと持っていたい など様々。興味が湧く所はそれぞれ違うようです。
色々興味が湧いた焼き芋会。様々な姿が見られた焼き芋会。
そしてとてもおいしく楽しかった焼き芋会でした。
K・E

◆今日は焼き芋会♪そしてふじ1組は・・・(ふじ1)

今日はとても楽しい催しがありました。それは焼き芋会です。
絵本やエプロンシアター、手遊び等でさつまいもや焼き芋に親しんできました。園庭遊び中に空中菜園に足を踏み入れた子もいます(すぐ出てしまいましたが・・・)
そんな中、迎えた焼き芋会。朝の集まりでは、『おいもうんとこしょ』のエプロンシアターを楽しみました。
「うんとこしょ」の掛け声と共に、大きなさつまいもを引っ張ろうとする子どもたち。大盛り上がりを見せ、気持ちは最高潮のようです。
そのまま空中菜園へ。靴を履きながらも「おいも~」と口ぐちに言うなど嬉しそう。と、ここまでは絶好調でした。
空中菜園へ向かう途中、早くもこわがって後ずさりする子がチラホラ・・・
数人の子が無事に空中菜園にたどり着き、「1番奥のさつまいもからどうぞ抜いて下さい」との保育士の声かけに、いざ取りかかろうとすると、先ほどの勢いはどこへやら、子どもたちは戸惑いの表情を浮かべています。
さつまいものツルを保育士と一緒に持って抜こうとしますが、そもそもツルを持とうとしません。触るのがこわいようです。
それでも「うんとこしょ!」の掛け声と共に、保育士がほぼ10割り方の力で、大きいさつまいもと小さいさつまいもを抜き取りました。
そのままさつまいもを洗いに行きます。水を張ったタライにさつまいもを入れると、こわがっていた子も近づいてきました。でも水に手を入れながらもまださつまいもには触れずにいます。
子どもたちにとって、生のさつまいもは思ったよりも未知の領域だった事が伺えました。
それでも徐々に慣れてきて、最後にはバシャバシャと豪快に洗い、新聞紙とラップに包み、焼く場所へと持っていきました。
しかし、振り向くと子どもたちは立ち去り、〇くんだけがニコニコで見ている状態に。他の子どもたちは、おいも洗いの所に戻ったり、離れた場所に置いてあったベンチに座り恐る恐る見ていました(最後には何人かの子どもたちが近くまで見に行き、年長組のお兄さん・お姉さんたちに優しく「あぶないよ」と声をかけてもらっていました)
子どもたちを見ていると、興味はあるけどこわい気持ちが上回ってしまっている子がほとんどのようです。
これまで初めての取り組みには、大抵このような姿が見られたように思います。
その都度子どもたちは、精一杯の気持ちで様々な事と向き合ってきたのだと思います。
まだ初めての事に対し、不安の方が大きいふじ1組ですが、1つひとつゆっくりと経験を積んでいけたらと改めて感じました。
ちょっぴりドキドキだった焼き芋会ですが、焼きあがったおいもを給食時に美味しくいただきました。みんな笑顔で頬張っていました。
また1つ素敵な経験が積めたようでした。
O・Y


◆焼き芋!!(ふじ2)

今日は焼き芋をするということで昨日さつまいもを掘りましたが、今日もみんなで空中菜園に行って「うんとこしょ、どっこいしょ」と言いながら少し掘りました。さつまいもが出てくると「うわー!」「いも!」と大喜びのふじ2組の子供たちです。
掘った後、みんなで順番にタライの中でゴシゴシ。きれいになったら濡らした新聞紙とアルミホイルを巻いて、焼き芋をしてくれている先生に「はい!」と笑顔で渡し、焼いてもらいました。
焼いている間は焼き芋がちゃんと焼けているか心配なのか側でジーッと見つめる子もいたり、トランポリンや砂場で遊んでいる子など様々でしたが、「ふじ2組さんの焼き芋が焼けたからお部屋の中で食べよう!」と子どもたちに声をかけると「うん」と大喜びでお部屋に入り、いつもより着替えにも気合が入ります。
着替えが終わり、手を洗って椅子に座り、みんなで「いただきまーす!」と給食と一緒に食べました。
自分たちで掘ったさつまいもということもあり、あまり食べない子も少しかじってみたり、「おいしい!」と大きな声で感想をいったりと楽しそうな子ども達の姿がみられました。勿論おいしかったので「おかわり下さい!」という声がたくさん聞こえました。
寝るときにも今日の事を思い出して「うんとこしょ、どっこいしょ」と言いながら寝る子もいて、子ども達にとって忘れられない出来事になったようです。
(K.H)


◆おいも、うんとこしょ!(ふじ3)
「やきいも大会の為に、おいもを採りに行こ!」と昨日からやきいも大会を楽しみにしていたふじ3組の子どもたち。
園庭に出ると、空中菜園に行こうと階段の下で待っているほどです。
そのため、こっそり昨日のうちにおいもを収穫しに行き、小さいおいもを一つ頂いてきました。
子どもたちは大喜びで、お部屋に置いておきました。
そして本番当日。
朝から、エプロンシアター『おいもうんとこしょ』を見て、気持ち作りはバッチリです。
外へ行く準備をして、昨日より大きいおいもを探しに行こうと空中菜園に行くと、すでに他のクラスが収穫の真っ最中。
「早く採りたい」という気持ちを抑えて、順番が来るのをちゃんと待つことが出来ました。
そして、いよいよふじ3組みんなの力を合わせて、おいもを抜くときが来ました。
エプロンシアターで練習した通り、「うんとこしょ。どっこいしょ」の掛け声でつるを引っ張って行くと、なんと小ぶりでしたが、5個もおいもがついていて、みんな大喜び。
その後の行程を教えてもらうと、水洗いが必要で、タライに水をはり、そこでゴシゴシと自分たちで洗いました。
5個しかないのですが、仲良く順番に洗うことが出来ました。
洗ったおいもをたき火の所にもっていき、遊びながら待つこと50分。
ついにやきいもが完成しました。
出来上がったやきいもは、みんなで分け合って給食の時に食べました。
待ちに待っていたようで、ほとんどの子が「いただきます」と同時においもを食べていました。
実は、今日は園庭で火を使うので、子どもたちとたくさんの約束をしてから園庭に出ました。
中には、ちょっと難しいこともあったのですが、こどもたちなりに理解してしっかり守ってくれました。
みんなで力を合わせて、とっても貴重な体験ができた1日でした。
(E.Y)

◆食欲の秋~焼き芋だー(きく)

◆くんが園庭で綺麗な葉を見つけてきてくれました。季節の移り変わりを感じさせてもらいました。日々に追われているとこのような発見を見逃しがちです。
◆くん、ありがとう。
実りの秋!ということで園庭で焼き芋を作りました。
まず園庭の中央でしているたき火を見に行きました。
「くさい」と煙の感想。子どもたちは真剣そのもの。お部屋で、「たき火は熱いから近くにはいかないよ」とのお約束を守り、近くに行こうとする子もなく、ベンチに座って見学できました。たき火を見た後は、空中菜園でサツマイモ堀りです。
『大きなかぶ』のように、繋がって「うんとこしょ、どっこいしょ」と声に出しながらひっぱり可愛らしいお芋が抜けました。子どもたちは「やったー」と大喜び。
みんなで水道へ行き、みんな順番でお芋洗いしました。ごしごし洗う子、水を掛けるだけの子、においをかいでみる子と様々な反応です。
濡れ新聞に包み、アルミホイルで包む仕事は保育士がしました。その姿をみんな真剣にそしてどうなるのだろうと大事なお芋の行方を見守っていました。〇ちゃんは、たき火の所にいる保育士に渡し、「おいしくなーれ」の魔法をかけ、焼けるのを待つ間、園庭遊びを楽しみました。
△くんと□くんは、焼き芋が焼き上がるのをベンチに座って見届けてくれ、焼き上がった焼き芋と共にお部屋に戻ってきました。
給食で少しずつみんなで食べました。「お芋おいしいね~」と野菜が苦手な子もパクパク食べていました。
◎くんが「お芋って不思議だね」と哲学的な言葉を言いました。「周りの子どもたちは「?」の表情。どうして不思議なの?尋ねてみると「だって、お芋だもん」との答えが。その不思議がいつかすごい発見につながる事でしょう。
(K☆H)


◆「やきいもたべたーい」(たんぽぽ)

朝おやつを食べ終わりミッキー体操が始まるまで、お部屋遊びを楽しんでいた子どもたち、開けていた窓から何やら匂いがしてきました。
すると〇ちゃんが「おいしそうなにおい」と話していると△ちゃんが「やきいものにおいじゃない」と話していました。
保育者が今日焼き芋するという話しているのをしっかり聞いていたようで、外からのいい匂いは焼き芋だと結び付いたのにびっくりしたと同時に、子どもたちの成長をまた一つ実感させていただきました。
朝の会では、焼き芋の話をしました。
「芋ほりを畑(空中菜園)でして、キレイに洗って、濡れた新聞紙でクルクル巻いて、アルミホイルっていうキラキラしたもので巻いて、落ち葉の中に入れて焼くんだよ」とお話すると、子どもたちの目はキラキラ輝き期待で胸いっぱいの様子でした。
保育者が「楽しみだねー」と声をかけると子どもたちは「たのしみー」とそれぞれの思いを話していました。
いざ園庭へ、テラスに出たときからたくさんの煙で「わぁーすごい」と大興奮ですが、毎日のラディッシュ観察は忘れません。
●ちゃんが「ほらみてーおおきくなってきたよ、でももっとおおきくなるからまだとらないんだよ」と教えてくれていました。
たくさんの落ち葉が燃え煙が空に向かって伸びてゆく光景にビックリして、立ち止まって見つめていた子どもたちでしたが、保育者が「芋ほり行きたい人おいで」と声をかけると、「いくー」と嬉しそうに階段を上って畑へ、保育者の予想を上回る集まりにビックリでしたが、芋ほりをやってみたいという気持ちがたくさんの子たちの中にあったのだと思うと嬉しく感じました。
お芋はたくさんの量はなかったので、たんぽぽ組で一株だけ皆で抜こうとなりましたが、たくさんの子供たちが集まっていたので「お名前呼んだら来てね」と子どもたちに声掛けをしました。何がはじまるのかワクワクしていると、大きなかぶのお話に見立てて、みんなで引っ張り合ってお芋ほりをすることになり「うんとこしょどっこいしょ」といいながら楽しんで掘ることが出来ました。
取れた芋を持ち再び園庭へ、ツルを長く伸ばしてお芋が何個ついているか数えてみました。
「こっちにもあった」「あっこっちにもついてる」と探すだけでも大興奮。
用意されたタライに向かい、子どもたちに「取った芋を水の中でゴシゴシ手でこすってね」と保育者が声をかけると、腕まくりをしてとてもきれいに洗ってくれていました。
その洗ってもらった芋を保育者が濡れた新聞紙で巻き、再び子どもたちにアルミホイルと芋を渡して包んでもらいました。それをお願いして焼いてもらいました。
焼いてもらっている間も出来上がるのが待ちきれない様子で、その場を離れずウッドデッキに座り焼き上がる様子を観察していました。
今では中々経験できることが少なくなった芋ほりと焼き芋体験が今回できたことは、子どもたちにとってとても素敵な出来事になったらいいなと感じました。
(M・Y)

◆おいもほり(うみグループ)

今日は、園庭にある空中菜園にできたさつまいもを収穫し、洗ってアルミホイルで包んでから、落ち葉を集めて焼きました。
園庭に早くでた子はお芋掘りが出来たのですが、遅れてきた〇くんはできず、たき火をじっと見つめて待ってました。
お芋掘りができなくて残念そうにしていたかと思っていたら、「はやく食べたい」という気持ちの方が強く、〇くん以外のお友達もじっと見つめていたり、お友達と肩を組んで揺れながら楽しそうに待っていたり、時間を忘れてみんなでたき火を囲っていました。
部屋に戻ってから、お芋や、こっそり保育士が仕込んでいたりんごやみかん、トマトを囲って、少しずつ分け合いながら食べました。
最初に来たのは年長さんが多く、「食べたい!たべたい!」とお友達と押し合いながらくる子ども達でしたが、自分が食べ終わると「〇ちゃん食べた?」「おいしいよ」と声を掛けに行ってくれていたり、みかんの皮を恐る恐る少しかじって見て「これはレーズンみたいな味」と発見すると他の子どもも試していました。
一人で味わうよりも、みんなでどんな味だったか話しながら味わう方が美味しく食べられるようで、ミカンを食べて変な顔をして困っていた〇くんはお友達が美味しいと食べているのを見て「なんか美味しいかもしれない」とつぶやきながら食べていました。
お友達とみんなで楽しくいただいたことで、また一つ育子園での素敵な思い出となってくれていたら嬉しいなと思いました。(B・K)
◆子どもたちの見ているもの…(にじグループ)

昨日のことを振り返りつつ、今日は何をして遊びたいか、発表し合いました。
「レストランをやって、もっとごはんをつくりたい」という発表があり、また他の子は「レスランにいってみきたい」と発表していました。楽しそうにやっている様子が、他の子どもたちにも伝わって、行ってみたいと思い、行くとそこでまたごっこ遊びが広がる…つながっていきます。
レストランをしている子どもたちが「おみせがあいているのは、10:00~4:30までです」と言っていました。朝の集まりが終わると、お客さんがきていました。
昨日、カフェやレストランの載っている雑誌を見ながら子どもたちと話を進めていくと、いろいろな案が出てきました。観葉植物を置いたり、のれんを付けたり、月や花やハートの形の照明を付けました。そんな様子のレストランに、興味を持っていたようです。
レストランには、女の子がたくさん来て、ケラケラ笑いながら話が弾み、まるで女子会のようでした。
お金を払うときには、自分で作って持っていたお財布を出して、「ポイントカードでもいいですか?」と聞いてポイントをたくさんつけてもらっていました。
子どもたちのやり取りはおもしろいものです。
そして今日、園庭では芋掘りと焼いもを行っていました。
火の番の役をしていたひまわり組の〇くんは、背中に火の用心と書いた紙を貼り、腕章もして、他に見に来るお友達にここからは近寄ってはいけないよ、などと教えてくれていました。
まず、菜園の芋を掘り、その芋を水で洗い、濡れた新聞紙で巻いていき、最後にアルミホイルを巻いてでき上がり。順番に焼いてもらいました。
にじグループは最後に行ったので、焼きあがるのにも時間がかかりました。
ずっとずっと、焼いているのを見ながら座って待っている子がほとんどで、他のグループのお友達のものができ上がっているのを我慢して見ていました。
給食が始まる音楽も流れ、最後にはにじグループの子どもたちだけになりました。みんなで座って待っている姿は可愛らしいものでした。
そして、やっと焼き上がり、その場で食べました。みんなで分けると少ししか食べられませんが、それでもいいと言いながら、嬉しそうに食べていました。「おいしーい!」の言葉に、こちらも安心しました。よくがんばって待っていたことを褒めてあげたいと思います。
お部屋に帰り、食べていなかった子にも分け合い、みんなで美味しくいただきました。
このことは、子どもたちにとっていい経験となったのではと思います。また感想など、帰りの集まりで共有していきたいと思います。
芋ほりをしていて、カブトムシか何かの幼虫を見つけ、その幼虫を飼いたいと言う子もいました。
子どもたちそれぞれに、見ているものは違い、おもしろいなと感じました。
(H.K)

◆ホカホカやきいも (そらグループ)

今日は、空中菜園で育てたさつま芋を園庭でやきいもしました。
幼児組からは、クラスで1人づつ火の番をする児を決め、その児たちは火のそばに子どもたちが来ると「危ないから、もう少しさがってて」と促す係りです。背中に「火の用心」を背負い
しっかり役割を理解し自覚を持って頑張っていました。
空中菜園でまずさつまいもを掘って、それをたらいの水で洗い、ぬれた新聞紙をまきその上からアルミホイルをまいて火の中にいれました。
さつまいもは、数に限りがあるので全員が掘ることはできず、残念がっていた児もいましたが、掘れなかった児はその後の工程の新聞紙をまいたりホイルをまいたり、なるべく全員がさつまいもに触れられるようにしました。
その中で、ゆりぐみの〇くんが、「何で濡れた新聞紙をまくの?」と保育者に質問をしました。「そうだね、なんでだろうね。後で他の先生に聞いてみようか」ということになり、火のお世話をしてくれていた保育者に、アルミでまいたお芋を持って行ったときに、聞いてみました。「お芋をアルミだけで焼くと中まで焼けないうちにこげちゃうんだけど、ぬれた新聞紙をまいてからアルミをまいて焼くと中までホクホクのおいしいやきいもができるからだよ」と教えてもらい、〇くんも疑問が解決してうれしそうでした。
〇くんが「ぬれた新聞紙をまくのはなんでだろう?」と作業の中でふと湧いた感情は、今までの、新じゃがいもの「新」だとかじゃがいもの芽の「毒」だとか、さまざまな「なんでだろう?」の体験の中で成長してきた感情だと思います。
何かをするとき、考える事が自然と身についていて、そんな時間を大切にしていきたいと思いました。H・T


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