◆11月28日(土)の子どもたち
2015年11月28日 土曜日
◆きてきて、こっちだよー(つぼみ・ふじ)

この時期になるとお友だちや自分より年下の子への興味・関心が今まで以上に強くなっているのを感じます。お友だちがすることが気になりますし、心配そうに顔を覗き込んだり。色々な気持ちが芽生えてきているようです。
今日は朝からお友だちのすることが気になっている〇くんがいました。
お友だちが絵本を読めば隣にいって絵本を読んだり、椅子に座れば同じように椅子に座ろうとしたり・・・
そんな中、お友だちがティッシュで鼻水を拭いています。◯くんも同じように拭きたがるだろうと思いきや、〇くんは棚の上に置いてあったごみ箱目がけて向かって行きました。ごみ箱を持って鼻水を拭いているお友だちの目の前まで持っていき、言葉にはしませんでしたが『どうぞー』と言っているかのようにお友だちがティッシュを捨てるまで待っていてあげたのです。お友だちが捨てるとそのまま元の場所へ戻して自分の遊びへと戻ります。
園庭でもお友だちがティッシュを捨てようとしているとすかさずごみ箱まで案内してあげる◯くん。優しさを見せると共にぼくは捨てる場所知っているんだ!とばかりに得意気になっている表情が印象的でした。好き・嫌い、得意・不得意と人なら誰しもありますが◯くんは教えてあげる事が得意、または好きだったのでしょう。子ども達のこれならできるよという行動を見つけるのが楽しいです。
K・E



◆土曜保育(2歳・幼児)

今日は2歳児と幼児が一緒に過ごしました。
2歳児クラスの子供達はきく組で朝のおやつをゆっくり食べた後部屋で遊びました。
自分たちの部屋ではないので、多少の緊張感はありますがいつの間にかこんな場所(ゾーン)で遊んでいるという発見もありました。
幼児は、そんな2歳児の過ごし方を温かく見守っています。
ここは開けてはいけない、触ってはいけない、入ってはいけない等を優しく教えています。
時には何度伝えても何度伝えても・・・という時がありますがそのような時は「先生あのさ〜・・・」と助けを求めてきます。
力(手が出てしまうなど)で解決しようとせずに、自分では解決不能と理解すること、そして、それを見捨てずに保育者に助けを求めること、そこに成長を感じます。
ただただ泣いて訴えていた(相手と向き合えずいた・・・)あの頃や泣きながらも必死に相手と向き合っていたあの頃、相手に負けじとトラブルが起きればすぐに取っ組み合いになる事も、トラブルが起きれば手を出す手段はそれを自分で解決しようとする姿、そんな事を沢山繰り返し自分を律するようになるのだと感じます。
年長児がゲームをやっていました。
しばらくして喧嘩が始まります。(そうじゃない、こうしたほうがいいなど外野のアドバイスに腹を立てて)
一人が辞めました。
A「私もやめよう」
B「俺もやめよう」
C「俺やる」
D「私もやめよう」
E「俺もやめよう」
C「やっぱ俺もやめよう・・・ねぇみんな片付けて」
そして皆で片付けています。
子供集団は今日も波乱万丈です。
k★y
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