◆10月31日(土)の子どもたち
2015年10月31日 土曜日

今日の天気は曇り肌寒くなんとなく雨が降ってきそうな空模様です。子ども達も
咳、鼻水と風邪気味の子が多かったのでのんびりとお部屋で過ごすことにしました。
ふじ1組の部屋でも楽しそうにおもちゃであそび、自分の気に入った絵本を持ってきて読んでと絵本を保育者の目の前に差出します。
落ち着いて過ごしていたのですが、もう少し体の動かせるところでみんなと遊びたいと
思い、今日は使用していないたんぽぽ組にあそびに行くことにしました。
「たんぽぽ組さんにあそびに行きたい人」と聞くと手が元気にあがりました。片付けが
始まりだすと興味の無かった子も一緒に片付け始めピンクの扉に集まりました
さあ出発と扉を開けるとみんなが向かった先はふじ2組の部屋でした。そんな勘違いもかわいいなと思いつつ「たんぽぽさんだよ」赤いドアを開けると新しい冒険の始まりのように子ども達は笑顔でドアを出てきました。
ふじ組のおにいさん、おねえさんはとても素晴らしと思いました。なぜなら階段を上がるときに一列になって手すりをしっかりと持って順番にゆっくり上がっていきました。
これならこれから階段を上がってあそびに行きことが増えるつぼみ組の良い見本になってくれると頼もしく思いました。
もっと頼もしかったのは幼児組でした。階段を上がりきり2つの角を曲がるとそこには2階の廊下できちんと整列している幼児組のお兄さん、お姉さんがいました。
そんな中を1階の子ども達は見上げながら通り過ぎていきました。ファミリースポーツディを終えさらに成長を感じさせた幼児組を「すごいな」と感じました。
無事にたんぽぽ組さんに到着し、元気にあそんできました。
Y.N


◆友だちからの影響力(2歳)

寒くなってきて咳している子や鼻水出ていたり、体調がすぐれない子が多く、今日は室内で遊びました。机上遊びでのんびり遊ぶ△ちゃんと◎ちゃんと◇ちゃん。きらきらビーズを一つずつ穴に通して・・・「ネックレス作っているの」と出来上がったネックレスを机の上に置き、◎ちゃんが「長いね。なんかピアノみたい」とつぶやきます。長いネックレスと色違いで通したビーズが鍵盤に見えたのでしょうか。
ピアノみたいに弾く真似をして歌っています。はらぺこあおむしを歌いだすと・・・「あった!ほら、りんご!」と赤色さして次は「すもも・・・あった。でもこの色二つ無いね。」「オレンジは、いっぱいあるね!」といつも朝の会で曜日や数を子どもたちと一緒にやっていたのが身に付いているのか自然と果物の色と数が頭に浮かんで、三人でお互いの作ったビーズのネックレスから探し合っていました。
カメラを持った☆くんと〇くんと*くんは、同じものを持って一緒にいることが嬉しいようで、一人がすることを二人が真似して遊んでいました。電車で一人が遊ぶとなると二人もお片付け。一緒に何かをして遊ぶというより、その場で一緒に同じ遊びをしていることが嬉しいようです。友達の遊びを見て真似したり、一緒に行動したり・・・友達から色々な影響力があって心もすくすく成長していると感じました。
(Y.E)


◆理不尽(土曜日保育幼児)

今日は朝から園庭に行けると子どもたちは大喜びでした。
部屋はものの一分でもぬけの殻・・・。
そんな時に置き去りにされているものはというと使った玩具です。
部屋を見てみると、何と玩具もしっかり片付けられています。
土曜日の保育の子ども達は少ない人数の中でも小集団を作って遊び始めます。
おままごとをするのはもも組の女の子でした。
玩具を途中にして別の場所に向かいました。
一見玩具そっちのけでそのゾーンから出てふらついているように見ます。
玩具はどうするのかな?
その問いに「まだ使ってる」と言います。
しかし、片づけを始めている仲間がいます。
それを見た子どもは「もう・・・。おでかけっていったじゃない」と憤りながらも片づけを始めました。
子ども同士、遊びの設定・共有をしてもそううまくはいきません。
思い通りにいかないことだらけ、また、思いがけないこと。
理不尽。
そういった経験を通して、成長(人を知って自分を知る)していくのだと感じます。
正当な事を大切にしていく事、理不尽も大切にしていく事(あえて子どもが経験できるまで介入しない)保育の難しさを感じます。
k☆y
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