◆10月27日(火)の子どもたち
2015年10月28日 水曜日
◆今のLv.は?(つぼみ)

今日はとてもいい天気で、園庭でもたくさん遊べました。
朝の時間はおやつを食べるのですが、これにも順番があります。
個々に合わせる事を前提に、状況やその時の様子に合わせての順番です。
食べている子どもと待っている子ども二つの様子を見ています。
その時の子どもの待っている様子や姿を見て今日はよく遊んでいる、今日は身を乗り出してお腹空いているのかもしれないなど待つ子どもの姿の変化も日々見られます。
「待つ」事は生きていく上で必要不可欠な事ですが、0歳児クラスの子供達の姿を見ていると今一度「待つ」事を大人の自分も大切にしなければならないと感じました。
園庭では、ファミリースポーツデーのかけっこを保育者と行ったり、歩に行っていた子どもが多く、貸切の砂場を二人だけで遊んでみたり・・・。
実習生の手を引き、園庭を案内する子どももいました。
そんな中、空中菜園のさつま芋畑にも行ってみました。
階段を上るのも一苦労ですが、気持ち大人の援助が少なくなり危険を感じるような姿は減ったようにも見えます。
さつまいもを前に、『大きなかぶ』の芋バージョンの話をする保育者に唖然とする子どもたちとモンキチョウが飛んでいるのを見つけキョロキョロする子どもたちがいましたが、ひとまず「うんとこしょ。ぬけないよ〜。と全身でアピールし、「ちからをかして〜」と子どもの名前を呼び、なんとかお手伝いの子どもたちのおかげで抜けました。
紫色の芋が3つついていました。
嫌がる子どもは芋を見るだけで泣きました。
泣いても笑っても泣かなくても笑わなくても、見えないどこかに経験値が溜まっています。
子どもと一緒にレベルアップしていければと思います。
k★y
◆やりたい気持ち(ふじ1)

今日は園庭に平均台や跳び箱を置いてみました。
最初は平均台に興味を示し、平均台の横を歩いたり、またがったりしていましたが、跳び箱を見つけると、跳び箱に乗ることを楽しんでいました。
跳び箱も、みんながやりたい!となっていて、大人が「順番にね」と声をかけても必死すぎて聞こえないほどでした。近くまで行き、順番に飛べるようにしていくと、一人ひとりが集中して取り組むことができていきました。
「いちにのさーん!」と声をかけると、嬉しそうに構える子ども。両足でジャンプというよりも、片足ずつ下りたことが子どもたちにとっての「できた!」であり、満足気にしていました。
なかなかジャンプし終えても、マットから離れず、じっと座り込む子どもに、「次のお友達もくるから危ないよ」と声をかけましたが動く気配はなく、何をしているのだろうと近付いてみていると、小石や、細い枝をつまんでは、てのひらにのせて集めている最中でした。
木の枝や小石の大好きな◯君らしいなと思いました。その子どもにとってのやりたいことは、小石や枝を集めることだったんだなと気付かされると、危険な時は安全にできるように声をかけ見ていくのは当然ですが、集中していることをじっくりできる環境を用意していくことも忘れてはいけないなと思いました。
子どもたちの姿を写真にしていますが、最近は、より友達のしていることへの興味が出てきたように思います。葉っぱをちぎって、友達の手に渡してみたり、枝を集めて並べてみたり、その枝を取ろうとしたり・・・。
午前中の遊ぶ時間も、少しずつですが増えてきて、その分体力もついてきたことを実感しています。
これから寒くなってくる時期ではありますが、今しか見られない物、季節を感じることにもまずは大人が感じて子どもたちに伝えていきたいなと思います。(M・T)


◆遊びを見つける (ふじ2)

今日は和田公園へお散歩に出かけました。到着しましたが他の園のお友だちがたくさん遊んでいたので、急きょ場所を変更。聖堂1階へ行くことにしました。途中、銀杏がたくさん落ちていて、「くさいくさい」と鼻をつまんで言ったりしながら聖堂に着きました。
今日は奥の方の芝生が生えている広場へ行きました。お散歩カーから降りると目の前に、きれいな草花や赤黄色の実がなっている鉢があり、それにまず興味を持ち、触ったり採りそうになったり、鑑賞したりしていました。そのうち、辺りにはちょっとした岩のような石が所々にあり、そこへよじ登ってはジャンプして遊び始めていました。ほとんど平らな低い石もあり、高い所からジャンプできない子どもたちも、ジャンプをしているつもりで飛んだフリをして遊んでいました。
また、やしの木のような大きい木もあり、その周りをグルグル、追いかけっこをしたりして走り回りました。その木からダラーンと長い葉が垂れ下がっていて、◎ちゃんは触ろうと背伸びをしていました。触れると、葉を引っ張ったり揺らしたり。△ちゃんは、たくさん垂れ下がった葉の間に頭を入れて楽しんでいました。他に芝生の上をゴロゴロしたり、その細かい芝の中からでも、小さい何かの実を見つけ、何があるのと興味をもった子どもたちが集まってきて、一緒になって実を探していたり。だんだんとこの場所にも慣れてきたのか、実を探す子どもたち、石からジャンプする子などと好きな遊びを見つけあそび始めていました。初めての場所でしたが、子どもたちが自分たちで遊びを見つけ遊ぶ姿をたくさん見られました。(T.Y)


◆いい天気です(きく)

今日もいい天気です。子どもたちのテンションもマックスです。「おひさまニコニコだから園庭でしょ?」と保育士が声を掛ける前から園庭に行きたくて仕方がない様子でした。準備をして園庭に向かうと平均台が出ていました。数日前のファミリースポーツでもチャレンジした平均台。平均台を見つけると早速渡る子どもたち。「みてて~こんなに出来るよ~」とどんどん前進。〇ちゃんは、横歩きで手は両手ピース。小さな声で「かにさん、かにさん」とつぶやきながら何度も渡っていました。微笑ましい姿です。
◇ちゃんたちは、木に絡まっているツルを引っ張り、保育士と一緒に「うんとこしょ、どっこいしょ」とまるで大きなかぶを力を合わせて引っこ抜いているようでした。「まだまだかぶは抜けません。☆くーん」と近くにいたお友だちの名前を呼んで絵本の中の世界を再現していました。
▽ちゃんと◎ちゃんは、よく遊んでくれるゆり組のお姉さんと一緒にヨーイドンと、かけっこをしていました。お姉さんとの素敵な関係性と、一緒にかけっこをする姿を見て、ファミリースポーツが子どもたちにとってとても楽しい思い出になったことを感じ、嬉しい気持ちになりました。
しばらくの間は、ファミリースポーツデーの余韻に浸るきく組の子どもたちでした。
(K☆H)


◆「いちばーん」(たんぽぽ)
ファミリースポーツディが終わりぐっと秋の気配から冬に向かって季節が進んできています。
頑張った疲れがでる時でもあるので、十分に注意していかなければと感じます。
今日は最近のたんぽぽ組でのブームになっている「いちばーん」と言う言葉、ご家庭でもお子さんとの会話の中でも時折耳にすることが、あるかと思います。
この「いちばーん」には子どもたちそれぞれに強い想いがあるようで、自分のすることが終わると「いちばーん」と言いたくて言っている子や、本当に順位にこだわって言っている子など様々ですが、時々子どもたち同士の思いがぶつかり合って、トラブルになることもあります。
今日の朝の会では、「みんながいちばんで良いんだよ、〇ちゃんいちばんじゃないからね、とか△くんいちばんじゃないよ、って言わないであげてね、言われたら悲しい気持ちになっちゃうからね」とお話させていただきました。
言葉遊びを楽しんでいるこや、意味が分かって話している子などそれぞれの思いがあるので、一つひとつを大切にしていけるようにしたいと感じています。
今日も園庭へ昨日よりは風はありますが暖かく、日差しが強く照りつけて日向は汗ばむほどでした。
お友達同士で関わって遊ぶ姿がたくさん見られ、太鼓橋も大人気でしっかり並んで順番待ち、「せんせーじゃんぷするからねー」と大人一人分の身長ぐらい高さからジャンプして、ニコニコの◇ちゃんそれに続けと◎くんと△ちゃんも挑戦、2人とも上手にジャンプで来て大満足の様子。
その横では、トランポリンを高く飛んで楽しんだり、保育者が砂運びに使っていたものにみんなで乗って楽しんだり、外の道路を見つめ車が行き交うのを、お友達と並んで眺めていたり、まだまだファミリースポーツディの余韻に浸って、かけっこを楽しんだりと、遊びも日に日に成長しているなと実感しました。
ファミリースポーツディの日を境に、一回り大きな成長を見せてくれている子どもたち、これからどんな成長が見れるのかとても楽しみになります。
(M・Y)


◆線路はつづくよどこまでも (うみグループ)

今日も日中は秋晴れでさわやかです。
園庭に行く前の室内では、ハロウィンの仮装を作る子やトランプ、電車遊びなど各々の遊びに取り組みました。
せっせと忙しそうに線路を運ぶもも組の○くんに目が行き、電車遊びの様子を覗きに行くと電車ゾーンを飛び出して長く線路を繋げていました。
それに興味を持って「いれてー!」と電車遊びが盛り上がりました。
そのため、線路作りに力をいれていた〇くんの電車を使って遊ぶ子もいましたが、「これ○くんのだよ!」と教えられると、「あっそっか。じゃあ貸してくれるか聞いてくる!」と解決しました。
また、ブロックを使ってトンネルを作ったりと街づくりにも力を入れて楽しみました。
廊下の方まで長く続く線路は「中国までいけるんだよ!」とたくさんつなげます。
園庭に行ける時間になっても集中して遊びます。
園庭では、リレーをしました。
走って疲れても少し休んで何度も走っていました。
他にも落ち葉を集め、お友達の上に掛けて遊ぶゆり組の子たちはどんぐりを発見すると、「どんぐり探しゲームしよう!」と提案し、どんぐりを探し始めました。
しかし、なかなか見つからず違う遊びに切り替える時、「この木どんぐりの木って書いてある!」と手がかりを発見!
その木の下を探し始めましたが、見当たらず。
「んー」と悩んで上を見上げると、「あっ!赤ちゃんのどんぐりたくさんある!!」と木に蕾のようなものがあるのに気づき、大人になるまで待とうね、といい別の遊びへと切り替えました。
園庭はいろんな木の実やお花があり、それを求めて蝶などの虫たちが現れます。
遊びの中で今日のように季節による木の実に触れることができる環境づくりをこれからもしていこうと思います。
(A,Y)


◆楽しみの連鎖 (にじ)

今日の朝の会の最後の掛け声は、「ハロウィンを元気につくりましょー!!」でした。今週末に控えたハロウィンイベントに向けて、本格的に始動しました。
早速、魔女の帽子とマントが作りたい、と〇ちゃんたち。帽子はどうやってできるかな~と一緒に考え、〇ちゃんは「四角にきって、とんがらせればできるんじゃない?」「三角をつくって貼ればできるんじゃない?」と想像力をはたらかせます。
保育者が「まるみたいに切って、くるってくつければ・・・どうかな?」とジェスチャーを交えながら伝えてみると、「わかんない・・・どうゆうこと???」と、控えめな笑みで言われてしまいました。
百聞は一見にしかず。黒い画用紙を取りに行き作ってみました。完成した帽子を被った〇ちゃんに、「どうゆうことかわかった?」と聞くと「うん」ととびきりの笑顔を見せてくれました。
始めは、ひまわり組中心に作っていたハロウィン制作も、楽しい事の連鎖はあっという間で、すぐにもも組の児も制作に加わっていました。
昨日の続きからか、今日も食べ物をつくる児がいました。
ラキューで作った、お花模様を綺麗に丸くして、色鮮やかなドーナッツを作ったり。ブロックでは、色とりどりのケーキを作ったり。その、ケーキなどを机に並べてミニお誕生日会をしていました。
醤油さしを手に持った、もも組の◇くんが、「かけてもいい??」とひまわり組の△ちゃんに聞くと、△ちゃんは、「おかずにはかけてもいいけど、ケーキはやめてね」と、お姉さんらしい答えだな、と感じました。◇くんも「そうか。」と言って納得していました。
ちょっとした事の中に、異年齢で関われることの素敵が潜んでいますね。
e*y


◆準備が楽しい!(そらグループ)

朝の集まりでは、昨日ひまわり組さんが決めた、ハロウィンで仮装するものをみんなに発表しました。
ドラキュラやおおかみ男、がいこつに魔女など一人ひとりとどんなグッズが必要かを話しながら準備をしようと思っていることを伝えると、興味津々で聞いているもも組とゆり組の子どもたち。
朝の集まりが終わると、絵本ゾーンのおばけがたくさん載っている本を引っ張り出して、早速どのおばけにしようかと考えている姿がありました。わくわくが伝わってきます。
ひまわり組は、仮装の準備にとりかかりました。前日に、マントや帽子など必要なものを話したり、設計図を描いている子もいましたので、すぐに保育士に必要なものを訴えてきます。こんな素材を使うのはどうかな?というきっかけになるような声掛けはしますが、あくまで提案ですので、その提案をやってみるか違う方法にするかは子どもたちの判断に任せます。
保育士の提案から創造をふくらませて、さらに発展させていく子もおり、そんな姿はとてもイキイキしています。
そしてその姿を見つめているのは、またまたもも組とゆり組です。
午前中はひまわり組中心に行いましたが、午後は興味を示していたもも組とゆり組にも声をかけました。待ってましたと言わんばかりに作り始める子どもたち。
保育士が声をかけなくても、「次は◯君みたいなマントも作りたい。」とひまわり組さんの様子を見ていたからこその発展も見られました。
ハロウィンというイベントを楽しむのはもちろん、そこまでの準備の過程や、子どもたち同士のやりとりなどを大切に、心のゆとりを持って見守っていきたいと思います。(I.E)


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