◆10月20日(火)の子どもたち
2015年10月21日 水曜日
◆みんながいた!(つぼみ)

今日も園庭では年長組の鼓笛演奏や他年齢児のファミリースポーツディに向けての元気な声が響き渡っています。園庭で遊びながらも色々な音色が耳に届いてきますのでつぼみぐみの子どもたちも音の鳴る方へ自然と体が向きます。
じっと眺める子もいれば音に合わせて手拍子する子の姿も。こうやってお兄さん達のかっこいい姿を目で見て行くことでつぼみぐみの子どもたちに何か大切な事が伝わっていくのだろうと思います。
今日もお散歩カーを走らせて園庭の奥まで進みます。何をしようかな~と考えている〇くん。辺りをキョロキョロしています。気付くとお友だちは皆どこかへ行ってしまっていたので〇くんだけポツン・・・そんな状況が寂しかったようで表情が曇っていました。
保育士に手を伸ばし、一緒に手をつないでゆっくりゆっくり進んでいくと固定車につぼみぐみの子どもたちの姿がありました。その姿を見た〇くんは腕を伸ばし人差し指をピンと立てみんなの方向を指して足取り軽く向かいます。固定車によじ登り、お友だちでいっぱいの固定車の中にグイグイ入り、いつもならお友だちとギュッと押し合うような状況はあまり好まないのですがこの時ばかりはどんなにきつくてもとても嬉しそうな表情をしていました。
「あー」「うー」と楽しそうな大きな声を上げ、気持ちをみんなに伝えているのか・・・私には「たのしいねー」と言っているように聞こえた程、気持ちが高ぶっていた〇くん。その後も続々とあつまりつぼみぐみで貸切状態。
誰もいなくて寂しいな・・・
お友だちがいたら嬉しい、楽しい・・・
こんな気持ちを感じている姿がみられるようになってきているつぼみぐみの子どもたちの可愛らしい関わりや様子が本当に微笑ましく、そしてとても癒されます。
K・E


◆その時の気分(ふじ1)

今日はファミリースポーツディの親子競技の練習をしました。
お兄さんお姉さんの取り組む姿を見て、興味深々な子どもたちの話は昨日の日誌でも伝えましたが、今日は鼓笛演奏もあったので、楽器の音に圧倒されながらも近くでじっと見ていました。
砂場で遊んでいる子どもを見ていると、玩具を選ぶ子どもが多く、自分の欲しいものを友達が持っていくと、「あっ!あっ!」と言って追いかけて取ろうとしたり、使っていない隙を狙って取ってきたりと、よく見ていたり考えているなと思います。
何度か室内では、平均台を使ったり、滑り台を上ったりしていましたが、今日は初めての園庭でやってみました。そして、やるかやらないかはそれぞれの気分次第ということがよくわかりました。
何事もそうですが、一度やってみてどういう姿が見られるか、その姿をこちらがどう受け止めるかがとても大切なのかなと思います。大人が考え予想していても、実際の姿はまた違った一面を見せることが子どもなのかなと。
ファミリースポーツディ当日も、大人から見ると、「どうしていま?」と思う姿も見られるかもしれませんが、それも一つの大事な姿と受け止められるような心で当日を迎えられるとより楽しめると思います。
今週末が本番となりますが、当日の姿を楽しみにしながら、日々の保育も楽しく子どもの可能性を引き出せるように関わっていきたいと思います。(M・T)
◆とにかくかっこいいのです (ふじ2)

園庭に出る準備をすると、いつもと違う光景に子どもたちは「あれ?」という表情です。
年長さんが、並んでいるし、何か音が聞こえます。
大きな楽器を皆んな身体につけていて、とってもカッコいいです。
何が始まるの?とフェンス越しに園庭を覗き込んでいると、知っている曲が聞こえてきました。
年長さんってすごいな〜とうっとりしてしまいました。
ふじ組の子どもたちは絵本の中の『ももんちゃん』になります。
朝、お名前を呼んだ時に、「今日はももんちゃんになるよ。」と話していたことをちゃんと覚えていたようで、「ももんちゃんやろう」と声をかけると集まってきました。
用意された巧技台を見るなり、上って行きます。
あーちょっと待ってー 一応順番があります。
上ったところでジャンプのはずが、向きを替えて滑ってきたり、終わった子がもう一回始まっていたり、何とか終わりました。
当日はどんな事が起きるでしょうか・・・・
ふと見ると、さっきかっこよかった年長さんが、手をつないで誘導してくれています。
とても素敵な光景です。
今日はそのままお部屋に来てもらい、着替えのお手伝いもしてくれました。(N・S)


◆よーいどんするぞ!(ふじ3)
昨日、園庭でお兄さんお姉さんのかっこいい姿をたくさん見て、応援して、いろんなことを吸収した子どもたち。今日はみんなの番です。
朝のお集まりで『どんどこももんちゃん』の絵本を読み、今日園庭ですることのお話しをすると、「よーいドンする」という声がたくさん聞こえてきました。『どんどこどんどこ、ももんちゃんみたいに登ったりジャンプしたりできる?』と聞くと元気よく「できるー」と、子どもたちの気合は十分です。
園庭に行く前に頑張るぞ~!と更に気合を入れるためにガンバリマンのうたを歌うと歌に合わせて「えいえいお~!!」ととても張り切っていました。
ですが、最初は今日も応援から。自分の兄・姉を見つけて嬉しそうに名前を呼ぶ子もいれば、砂場遊びをしながらも何をしているんだろうと気になるようで何回もチラッと見る子もいます。
そんな中、砂場遊びに夢中の〇くん。コップに砂を入れては「どーぞ、アイスです。」と配っていました。すると、大きな葉っぱを2枚持ってきた△くん。砂の上に2枚置くとその上に〇くんがコップから葉っぱの上へ砂を移しました。そしてその上から更に△くんが砂をかけ、まるで葉っぱがアイスクリームのお皿に大変身。
実はその前に幼児さんがその葉っぱを持ってきて同じことをしていたのです。それを近くで見ていた△くん、お姉さんたちが使い終わった様子を見て、借りて真似っこしたようです。みんなでアイスを食べて大満足。葉っぱの使い方、とっても素敵でした。
□くんは、砂場を囲っている枠の上を平均台のようにして渡っていました。練習の順番が待ちきれないかな?いい練習場所を見つけたようです。
そうしていると、つぼみさんの練習が始まり、その次はお待ちかねのふじ組さんの番なので、みんなで座って見ることにしました。聞こえてくる声に合わせてみんなも身体を動かしとても可愛らしかったです。
ふじ組の順番になり、1組、2組のお友だちが終わると待ってましたと言わんばかりにスタートを切る子どもたちはとても頼もしく見えました。本番はお父さん、お母さんも一緒。どんな姿を見せてくれるか、とても楽しみです。
S.S


◆みて、きいて、かんじる。(きく)

朝の会でカレンダーをみて、今日の日にちを指さして確認してみました。ファミリースポーツデイまであと少しということも共有しました。そして今日は、園庭で競技の練習をすることを伝え、きく組の順番が来るまでは好きなことして遊んでもいいという話もしました。
園庭に出ると年長の子どもたちが鼓笛の練習をしていました。やはりその姿に釘付けの子どもたち。自分のお姉さんを見つけた〇ちゃんは「おねえちゃん、あのぼう(指揮棒)ふらふらしてる」と可愛らしい感想を言っていました。他の子どもたちも憧れのまなざしで見入っています。子どもたちに何やりたい?と尋ねてみると「パチンパチン(シンバル)やる」「たいこ」「おーっきいのがいい」「たんたたんたんの、ピアノやりたい」と、それぞれに自分がやりたい楽器を見つけているようです。数年後もう少し大きくなって、この子たちが鼓笛をやってるのかと思うと想像しただけで胸が熱くなりました。
しばらく鼓笛の様子を見ていました。「まだ(きく組の練習が)はじまらないから、あそばない?」と提案する△ちゃん。朝の会での話をよく聞いていたことや、目の前のことを見て考えていることに驚きました。それぞれに園庭の中で好きな遊びをし始めました。
今日はお山が人気で、なぜかレスキューごっこのような遊びで盛り上がっています。お山を一生懸命に登ったり、その姿を応援したり手助けしたりして面白さを感じていました。
そして2歳の練習の順番がやってきました。巧技台に登ったり、体のバランスをとって歩いたり、ジャンプしたり。いつもは室内で行っている遊びですが、園庭に環境が変わっても、まっすぐ前を見て夢中になって取り組んでいました。中には2回もやる子どもの姿もあり、楽しくできたようで安心しました。
ファミリースポーツデイ当日まで、無理なく思いっきり楽しめるよう関わっていきたいです。
(N.M)

外で幼児の鼓笛の練習の音が鳴り響いて子どもたちも「なんか聞こえてくるよ!」外が気になる様子。靴を履いてベランダへ出ると、すぐにラディッシュのプランターの所へ行った◎ちゃん。先々週植えたことを思い出して、「せんせい葉っぱ!」とすぐに芽が出ていることを教えてくれました。「こっちはいっぱい。」と葉っぱが沢山生えているところを指さして、違いに気づいたようです。バランスよく植えたと思っていたのですが、芽が多いところと少ないところがあって子どもたちも「なんで?」と疑問に感じていました。「ピンクのかぶになるんだよね」△ちゃんと〇くん。どうやら「ラディッシュ」と言うより「ピンクのかぶ」のが印象強いのか子どもたちの中では「ぴんくんかぶ」という名前になっていました。日に日に成長をお伝えしていきます。
今日はファミリースポーツデーの練習に参加しました。お兄さんお姉さんの鼓笛の演奏に見入って思わず拍手する姿も・・・なんだか微笑ましい瞬間でした。きっと子どもたちも、いつか僕たち私たちもっという期待もあって見ていたのかな・・・?「すごいね!」「カッコイイ!」とキラキラした表情で見ていました。今日は当日本番のように「よーいスタート!」で始め、4本ある平均台とはしごをどちらか選んで行いました。ジャンプするところ、平均台はしごを登っていくところ、子どもたちはどれも一生懸命チャレンジしていました。当日、どのようになるかわかりませんが、子どもたちも初めてのファミリースポーツデーです。保護者の方々と一緒に無理なく楽しめるように私たちも子どもたちと関わっていけたらなと思います。
保護者競技、ぜひ参加お待ちしております。
(Y.E)


◆遊び=ダンス? (もも組)

今日はもも組、遊戯の予行練習をしました。
朝の集まりを終えて、すぐに園庭に出ました。
本番では、フラフープをケンケンパし、巧技台に上がりマットにジャンプをしてポーズをします。
それからもも組のダンスが始まります。
3歳児の運動面の発達段階でできる運動遊びを用意しました。
以前、フラフープを用意し、ケンケンパをした際、「むずかしー」と困り顔でした。
今では徐々に上手になり、また保育室内でもできるようにすると、ひまわり・ゆり組がやる姿を見て学ぶ姿もありました。
巧技台からのジャンプからのポーズは見どころです。
そのあと本番同様、黄色のボンボンを持ちダンスをしました。
ボンボンが嬉しいのかいつも以上の笑顔で踊りを披露してくれました。
子どもたちは一日一日「遊び」、「ダンス」と器用にこなしていると感心させられますが、子どもたちから見ると「遊び=ダンス」と楽しんで踊る姿を見て考えさせられました。
踊りの最後には子ども達からのプレゼントもあります。お楽しみに。
(A,Y)

◆諦めないでチャレンジする (ゆり)

今日も園庭では、ファミリースポーツデイの練習です。ゆりぐみさんは今日は、園庭では練習がなかったので、年長さん、ももぐみさんを送り出してから、ゆっくり園庭に出ました。
にじグループのゆりぐみさんは、前回ゆりぐみさんだけ残った時に、あるお話をしました。それは、プロスノーボーダーの岡本圭司さんというかたのお話。岡本さんは、プロのスノーボーダーだったのですが、脊椎を怪我してしまい、下半身がマヒしてしまったのです。もう二度と歩けないと言われた岡本さんでしたが、諦めずに訓練を続け、奇跡的に歩けるようになったのです。今はまだ、スノーボードはできませんが、いつかきっと!と思って、訓練を続けているそうです。
うんどうかいの練習で、できないからやりたくないという子がいたので、そんな話をしてみたのですが、子どもたちの中に印象的な話として残っていたようで、今日もゆりぐみさんだけになると、「あのスノーボードの人のお話が聞きたい。」「お名前はなんていうの?」と言ってきました。前回は名前は伝えていなかったので、今日は、名前と本人の画像をパソコンで調べてみてみました。「すごいね!」「かっこいいね!」と言って、真剣に見ていた子どもたち。そのあと、園庭に出ると、ひまわりぐみさんが鼓笛をがんばっていました。「来年は、みんながああやって鼓笛をやるんだね。」と言うと、〇くんは、「あのスノーボードのお兄さんみたいに諦めないでがんばれば、鼓笛もできるようになるかな。」と目をキラキラさせて話していました。
園庭でたっぷり遊んだあとは、音楽クラブ。講師の前で、ファミリースポーツデイのダンスを披露しました。そのあとは、それぞれ好きな楽器を持って、もう一度。様々な楽器の音が混ざり合って、いつもとは違うダンスになり、とても楽しいひとときとなりました。
黒音符(四分音符)、白音符(二分音符)、ハタ音符(八分音符)に合わせて、リズムを取るのもとても上手になりました。この積み重ねが来年の鼓笛につながっていくのかなと、今から楽しみになるゆりぐみさんの姿です。
(T.M)



ファミリースポーツディまであと4日。
先日ひまわり組の子どもたち皆で鼓笛のテーマを決めました。
「がんばる」
「力を合わせる」
など、一人ひとりが手を挙げて意見を言ってくれました。
話していくうちに「みんなで」という言葉が多く出てきました。皆で合わせることで完成する一つひとつの合奏を大切にしていきたいという気持ちが伝わってきました。
最終的に、「みんなの心を一つにする」に決まりました。
今日は、そんなテーマを胸に園庭で鼓笛の練習をしました。皆の音に耳を澄ませながら保育士も一緒に、何度も繰り返して演奏しました。一生懸命な姿がとても輝いていました。
ひまわり組の皆で心ひとつになれた喜びを感じられるよう当日に向けて練習を積み重ねていきたいと思います。(K.Y)
Posted in 園のこだわり