◆10月19日(月)の子どもたち
2015年10月20日 火曜日
◆やりたい気持ち(つぼみ)

♪だるまさん だるまさん にらめっこしましょ わらうとまけよ あっぷぷ♪
向き合って、にらめっこ 大人の作る変な顔に「あはは」とかわいい笑い声が飛び交いました。自分ではない、誰かの姿や様子をみて楽しいと感じるようになった子どもたち。
今日は、ファミリースポーツデイを間近にして幼児グループの競技や遊戯を園庭で見ることが出来ました。園舎から、散歩カーを使って園門のあたりまで移動して築山やトランポリンなどいろんな固定遊具を楽しんでいました。そんな中、楽しげな音楽が園庭に流れてくるとなんとなく幼児グループの様子をのぞきに行く子どもたち。ウッドデッキにちょこんと座って観戦しています。保育士たちの、「かっこいいね~」などの声かけが聞こえてくる中子どもたちが自然に拍手している姿がありました。誰かに、言われたわけでもないのに・・・もしかしたら、誰かの真似っこしたのかもしれませんがその姿がなんだかとっても温かいな~と癒されました。保育園という沢山の人と出会える環境と愛情いっぱいの家族に囲まれて、みんなとても心豊かに育っているんだな~と感じます。
トランポリンに挑戦しようとしている☆ちゃんの姿です。何人かの子どもたちがトランポリンの上に乗って保育士と楽しんでいました。☆ちゃんは、保育士の姿を見つけて園庭のウッドデッキから砂場を越えて伝い歩きをしながらトランポリンの枠までやってきました。今、伝い歩きの☆ちゃんにとって大冒険だったことでしょう。木枠からトランポリンまで☆ちゃんの胸辺りまでの高さの段差がありますがその段差も、「のぼりた~い」と気持ち一杯で挑戦しています。コロンと転がってしまわないかとドキドキしながら見守る中で、自分の胸まである高さの段を伝い歩きの☆ちゃんが登り切りました!その段差を越えられた☆ちゃんの表情はキラキラの笑顔。まだ、トランポリンまで到着出来ていないのに、体をピョンピョンと弾ませていました。
☆ちゃんの姿を見て、「やりたい」と思う気持ちからあふれるパワーとイメージすることで沸き立つやる気を感じました。
大人も子どもも夢を持って、目標に向かう事は計り知れないエネルギーを発揮するのですね・・。☆ちゃんの達成できたキラキラの笑顔にたくさんの子どもたちが成れるように関わっていきたいなと感じました。U・A

◆子どもたちの関心事は・・・(ふじ1)

休み明けですが元気いっぱいに過ごしていました。
園庭では幼児組のお兄さん・お姉さん達がファミリースポーツデイの取り組みをしていました。
靴を履いている時からみんな興味深々。『何をしているんだろう?』といった表情で見つめています。遊びに入った後も近くに見に行こうとするなど関心を示し、自分たちの周りで行われている事に対し、しっかりと意識している事が分かり成長を感じました。
子どもたちの関心事は、幼児組だけではありません。子どもたちにとって、園庭全部が不思議の宝庫のようです。
〇くんと△ちゃんは地面に視線を落とし、何やら手で探しています。2人は一緒に何かを探している訳ではなく、興味を示したものが同じものだったようでした。
それは小さな石です。2人は別々に「あった!」と言って嬉しそうに小石を握り、その後もしばらく手に持って遊んでいました。
宝物を見つけたような2人の表情に惹きつけられます。園庭に落ちているただの小石も、子どもにとっては魅力あるものに映るのだと改めて思いました。
その他にも、子どもたちは何かを見ては「あっ!」と指をさし、じっと見つめたり手に触れたりと、興味のおもむくままに行動していました。
植木鉢に溜まった水やトンネルの中、遊具と遊具の間の隙間、落ち葉や木の枝など、子どもたちの興味は尽きません。
以前より行動範囲が広がった分、関心事も大きく膨らんでいる子どもたち。身体と心の成長を強く感じました。
今後、子どもたちの関心事はどこへ向かっていくのか、楽しみに見守りたいと思います。
O・Y

◆真似る (ふじ2)

園庭で、年中・年長児がファミリースポーツディの取り組みをし、その中で年中児がお遊戯を踊っていました。その様子をふじ2組の子どもたちが数名見学していました。
遊戯の途中には、両手にバチを持ちリズムをとる場面があるのですが、そのシーンになると〇君は、地面に落ちている小枝を2本拾い、バチに見立てて体でリズムをとり出しました。〇君の観察力と、バチの代わるものを見つけ出す機転に驚きました。
一緒にそばにいた子どもたちも、〇君を見て、小枝を探し、真似てリズムをとっていました。
園庭のあちらこちらで子どもたちが、友だちを意識したり、真似をしながらあそぶ姿がたくさん見られました。まだ一人遊びがメインですが、模倣あそびが出てくる中、保育者が相手をするばかりではなく、できるつもりでやっている姿を大切に、保育者はうまく支えていく役割になっていきたいと思いました。 (F.K)


◆応援する姿(ふじ3)

園庭では、年中・年長が競技の練習をしていました。
その傍らで、園庭遊びをするふじ3組の子どもたち。
園庭に出る前に、「お兄さん、お姉さんがよーいドンしてるから、真ん中は通らないでね」と話していたからか、ほとんどの子が砂場やウッドデッキからの応援することが出来、遊んでいても、音楽が聞こえてくると(おー??)と反応をしていました。
中でも、ひときわ大きな反応をしていた〇ちゃん。
姉が練習に参加していたこともあって、「ねぇねは?」「よーいドンする?」と園庭の様子が気になっているようでした。
そのたびに、「あそこにいるよ」といるところを伝えると、今度は保育士の手を取り、姉の良く見えるベストポジションに移動し、「ねぇね~!!」と熱い声援を送り、上手に出来ると拍手をしていました。
どんなに小さくても、姉の活躍する姿は輝いて見えるのかもしれません。
姉の活躍を見て、しっかり応援出来た〇ちゃんは、その後、思いっきり遊び始めました。
しかし、まだまだ姉のことが気になるようで、いつも遊ぶ砂場やトランポリンではなく、トンネルのすべり台やログハウスで遊んでいる〇ちゃん。
いつでも声援が送れるようにしていたのかもしれません。
ふじ組の子どもたちにとって、憧れの年中・年長児。
自分たちに出来ないことをこなしてしまう、スーパーマンの様な存在。
だからこそ、頑張っている姿を応援して、色々な刺激を吸収しているのでしょう。
そんな応援する姿が、とても素敵だなと感じました。(E.Y)


◆表現する楽しさ(きく)

朝は昨日のお会式での戦隊物にあった話で盛り上がりました。
保育士たちもたくさん参加していて「〇先生いたね~」と話しかけてくれていました。
みんなそれぞれ楽しいお休みだったようです。
きく組の子どもたちのお部屋遊びで、クレパスでお絵描きが最近のブーム。キャラクターやお父さん、お母さんを描いてみんなで見せ合って「じょうずね~」と褒め合う姿。可愛らしいです。
顔に棒の手足を描く◇君と▽ちゃん。この数日で今まで以上にお絵描きが上手になり、一気に成長を感じました。
お部屋でのんびり過ごした後はホールで体育遊びをしました。
きく組の部屋から階段のところまでは、きく組列車に変身。シュッシューと長ーい電車が発車しました。以前は、すぐ手が離れてしまったり、おしくらまんじゅうになってしまったりしていましたが、階段のところまで、上手に電車が繋がり階段駅に無事に到着することが出来ました。
ホールに着くとハシゴや平均台が準備してあり、みんなそれぞれ好きな物にチャレンジしました。◎君と☆君は平均台に挑戦。かにさんのように横向きで渡るのかな?と想像してみているとなんと、前向きで渡り始めました。その姿にビックリ。保育士たちの予想に反して、上手に前向きで渡りきりました。難なくこなす二人の姿に、子どもたちの力を感じました。
30分ほど集中してチャレンジしていた子どもたちですが、少しずつ飽きてしまい、グルグルホールの中を走り始めました。そこで、遊具を片付け、かけっこを始めてみました。コーナーは無いのですが、綺麗に円を描いて走り、誰かとぶつかるということもなく走り回り方も成長していました。
走るのも疲れたり、少しずつ飽きてきた頃、表現遊びをしてみました。「大きいゾウさんだよ」と保育士が大股で、手をゾウの鼻のように揺らしながら歩くと子どもたちも一緒に「ぱお~ん」とゾウになりきって歩きだしました。次は、うさぎさんになり、ピョンピョン跳び可愛らしく表現。ライオンになって、勇ましく「がおー」と吠えてみたり、猿になり、保育士の腕に順番でぶら下がり、ネズミになり、ちょこちょこ走り回る。可愛い動物たちが沢山。表現力の豊かさを改めて感じました。
なぜか最後にはみほとけ様になり、「なむみょう~」と唱え始め、オチもきっちり作ってくれるおもしろい子どもたちでした。
(K☆H)


◆ガンバリマンの歌(たんぽぽ)

昨日はお会式に行った子どもたちも多かったようで「昨日会ったよね」「ニンニンジャー見たんだよ」と朝から子どもたちはおしゃべりが止まりません。よほど楽しかったのでしょう。
さて、今週末はいよいよファミリースポーツデイ。最近、保育者も「ファミリースポーツデイ」と言っている影響もあって子どもたちの中にも浸透しているようです。
朝保育中に〇ちゃんが「ファミリースポーツデイのお歌、歌いたいな」「☆も歌いたい、エイエイオー!のやつ」と先週たくさん練習したガンバリマンの歌を覚えてくれていました。
先週に続き、覚えやすいようにと手遊びのように振りもつけて歌ってみましたが、子どもたちって本当にすごいです。よく覚えてくれていました。この調子で毎日歌っていきたいと思います。育子園バージョンで替え歌にはなっていますがyoutubeにもありますのでお家でも聞いてみてください。
さて今日はホールで競技の練習をしました。まず保育者が見本を見せたこともありますが、子どもたちはよく話を聞いてルールを守って楽しんでいました。どれも慣れ親しんでいるものということもあり独自に発展させて楽しむ姿もありました。たとえばジャンプする前にきめ台詞を言ってからジャンプしたり、平均台をカニ歩き(横歩き)から前を向いてバランスをとりながら進んだり、はしごもひとつとばしで渡ったり、フープもひとつとばしでジャンプしたりと様々です。
当日は、はしごか平均台を選択するのですがはしごばかり選ぶ子もいます。そういう子にはこちらも声をかけて一緒に経験し、「こっちもできた」と自信を持ってもらえるような関わりを意識しています。
競技内容についてはまた水曜日に2歳掲示板に掲示させていただきますので目を通していただけたらと思います。
子どもたちと期待を持って当日を迎えられるように準備していきたいと思います。(kh)


◆ファミリースポーツデイ週間(うみグループ)

今日はファミリースポーツデイの総合練習がありました。
ゆり組の遊戯、親子競技、ひまわり組の遊戯、親子競技の練習でした。
お部屋ではお互いのダンスを見て一緒に踊っていましたが、最初から見るのは初めてでした。
ゆり組さんはとても可愛らしいダンスで、みんなに見られている意識もあってか、忍者になりきって真剣な表情でかっこよくポーズをとって見せてくれました。
ひまわり組は鉄棒・跳び箱・縄跳び・大縄の中でそれぞれ、お父さん、お母さんに見せたいもの、自分の得意なものを選択して決めたものを披露します。
緊張と言うよりも、リラックスして普段通りに楽しんで行う子が多く、お友達を応援する姿も今までの練習の中で1番ありました。
そんな中、もも組は衣装やポンポンが気になったり近づいて見たり、「なんでやってるの?」と「これは何?」と保育士に問いかけながら、普段お部屋でやっているダンスも雰囲気が少し違ってかっこよく映ったことと思います。
自分以外のお友達の競技にも興味をもったり、応援のみんなで団結して楽しむ姿が素敵だなと感じました。
今週はファミリースポーツ満載の1週間になりますが、子ども達と一緒に今から楽しみでワクワクしています。(B・K)

◆もうすぐ、ふぁみりーすぽーつでい!(にじグループ)

今日は園庭で、ゆり・ひまわり組のファミリースポーツデイの総合練習をしました。
あたたかい天候の中、できることにも感謝です。
ゆり組の子どもたちを、競技の前に並ぶよう声をかけていたときのこと。
今日も初めは時間をかけて並んでいましたが、一つの競技が終わり、次の競技の練習をする前にもう一度並ぶときに、「うみ・にじ・そら」とグループ別に一人ずつグループの子を前にしてみんなを並ばせてみてくれる…?と声をかけてみました。すると「うみぐるーぷ、こっちだよー!」「にじぐるーぷここだよー!」と大きな声で声をかけている姿がありました。子どもたちにもしっかりと「役」を与えてみると、やろうという意志を持ってやってくれるということを感じました。
ゆり・ひまわり組をお互いに見合っていると、他のクラスの競技は夢中で観ていました。
それぞれに感じるものがあるようです。
総合練習が終わって、園庭で自由に遊んでいると、ゆり組のやっていた平均台をひまわり組の子がやりたいと言ってやったり、ひまわり組がやっていた跳び箱をゆり組がやったり、それぞれに興味をもって見ていたようです。
もも組は今日はにじ・そらグループはそらグループで一緒に遊んでいました。
ロフトで遊んだり、ジュース屋さんをやったり、もも組の遊戯も練習しました。
もも組で使うポンポンも〇ちゃんが手伝ってくれ、作りました。
場所は違いましたが、それぞれにファミリースポーツデイへの準備をしています。
もう今週末へと近づいてきました。
給食を食べていて、カレンダーを見たひまわり組の◇ちゃんとゆり組の◎ちゃんは「え!もうすぐ、ふぁみりーすぽーつでいだ!」「あと3かい、ねたらだね。」「いや、あしたになって、4かいねたらだよ」とやり取りをしていました。
楽しく、期待を持って当日が迎えられるよう、今週も過ごしていきたいです。
(H.K)


◆近すぎず、遠すぎず。(そらグループ)

今日は園庭ではファミリースポーツデイの練習、お部屋ではゆったりと遊んで過ごしました。
暑すぎず、寒すぎずの気持ちの良い気候で体を思い切り動かすのにぴったりの季節だなと改めて感じます。
お部屋ではにじグループさんがそらグループに遊びに来てくれました。
園庭では一緒に遊んだりすることもありますが、お部屋で一緒に遊ぶのは久しぶりです。
どんな様子かなーと見ていると、はじめは同じグループの子同士で遊んでいましたが、どちらともなく「一緒にやろうよ。」「仲間に入れて。」と声を掛け合い自然と一緒に遊ぶ姿が見られました。
一緒にいるけれどそれぞれで遊んでいる平行あそびや、ひとり遊びが多かった4月に比べ、線路を一緒に考えながら組み立てて電車で遊んだり、役割を決めて「ここはお城で、今日はハロウィンパーティーなのね。」とイメージを共有しながらおままごとあそびをしている姿が見られ、『集団であそぶ』という姿がはっきり見られました。
成長を感じます。集団で遊ぶ中でどうしても出てくるトラブル。保育者が間に入って、お互いの気持ちを聞いていた4月当初でしたが、今日は保育者よりも先に「だいじょうぶ?どうしたの?」と相手に寄り添って、気がつけば保育者が間に入らなくても自然と解決していることがいくつもありました。
近すぎず、遠すぎず、子どもたちの心の成長を感じられるちょうど良い距離を大切に、これからも見守っていきたいと思います。(I.E)

Posted in 園のこだわり