◆10月16日(金)の子どもたち
2015年10月17日 土曜日
◆考えて遊んでみる・・・(つぼみ)

今日は久しぶりの雨でどんよりした天気でしたが、子ども達は曇ったお空を明るくしてくれそうなぐらい元気いっぱいでした。
最近他のクラスにも行って遊ばせてもらうよになり、子どもたちもお部屋のドアを開けると自然と駆け寄ってきて、喜んで他のお部屋に遊びに出かけます。そんな今日はふじ3組へと遊びに出かけました。
お部屋に入るとみんな自分の好きな玩具を見つけ遊び始めます。おままごとのスプーンやコップが好きな子どもたちは、テーブルをみんなで囲んでお食事タイム(?)保育士が「あーん」と言いながらそばに行ってみると、スプーンを持って口元に持ってきてくれる子もいました。
毎日食事を通してスプーンを使って食事をしている事もあり、使い方が少しずつ分かってきている事を遊びを通して感じました。
繋げて遊べるソフトブロックを見つけた子は一生懸命ひとりでブロックを繋げようとしていました。「つなげる」という事をどこかで覚えて出来るようになったのか、自分で考えて繋げようとしていたのかは分かりませんが、こうするのかな?こうしたら繋がるのかな?と考えたり想像したりして遊んでいるのかな?と思いながらそばで見守っていました。
磁石の玩具で遊んでいた〇くんは、くっつかない壁にペタペタくっつけようとしていました。でも、何度やってもくっつかない磁石・・・そばで「あれ?あれ?」と一緒になって考えてみる、そばでくっつく壁に磁石をくっつけていたお友だちの姿を見てなのか、同じ場所にくっつけようとしていました。すると、いままでくっつかなかった磁石がやっとくっついて「わぁ!」というような顔をして喜んでいました。「くっついたね~!」と一緒に共感してみるとニコッと笑顔になる〇くんでした。
始めて遊ぶ玩具、一緒になって遊び方を知らせて行きながら遊び方が分かっていく物ではありますが、子どもたちがちょっと自分で考えて遊んでみるという姿も大切だなと感じました。日々いろんな姿を見せてくれる子どもたちですが、自然な子どもたちの姿を大切にしていきたいと思います。(U.R)


◆絵の具を使って(ふじ1)

今日は、絵の具でスタンプをしました。
一斉にではなくて、少人数で見ていきましたが、子どもは初めて目にするもの、手のするものに対してとても慎重です。かと思えば、とにかくたくさん触れてみる子どももいたりと様々ですが・・・。
絵の具を付けてポンポンとスタンプしてみると、色がついていくのが不思議で何度も押したところを見る子ども。慣れてくるとポンポンとスタンプするのを楽しめるようになってくる子どももいました。
自分の順番を待ちながら、友達がやっているのを興味津々で見ていたり、いざ自分の順番になるとドキドキしているのか、「なにをするんだ?」と少々困り顔になって、名前を呼んでも目線は合っているけれど、気分がのらなくて呼んでいる方向に行かない子どももいました。(スタンプしたものをファミリースポーツディで被り物として使用する予定です!お楽しみに)
廊下に滑り台や平均台を出したり、隣の保育室で遊んだりもしましたが、一人ひとりが自分で気になる遊びに向かっていく姿は、とても成長を感じました。何をしていよいのか分からず泣いてしまうことなど以前は考えられましたが、今では日々の集団生活の中で感じとっているものが子どもなりにあるのでしょう。
好きなもので何度も繰り返し遊び込む姿、絵本をとっかえひっかえ出して読む姿、ブロックを長くつなげて見せに来てくれる姿、電車をたくさんつなげて寝転がって自分の目線で電車を走らせ楽しむ姿、どれも素晴らしいなと思います。
かといって、一つの遊びに集中していなければダメということではなく、色々試していきながら自分に合ったものを探している最中のときは見守ることも大事かなと思います。
提案はするけれど、そのあとは押し付けず見守り、見守るタイミングもその時々で違いますが、楽しみながら一人ひとりの成長を保護者の方と一緒に見ていきたいと思います。(M・T)

◆インタビュー&じゃんぷ!(ふじ2)

今日は外が雨なのでお部屋と廊下で過ごしました。朝のあつまりのときに子ども達の方から「そと?」と聞いてきました。「今日は雨さんポツポツだからお外にはいけないんだ」と保育士が言うと「あめ?」と残念な顔をする子ども達でした。
お部屋ではBブロックをつなげてマイクを作り、まず保育士が「あーなたのお名前は?」と順番に聞き始めると「◎ちゃん!」「△ちゃんです!」「…」と自分の名前を言える子や照れて言えない子に分かれましたが、ちゃんと何を聞かれているのかがわかる様になり、その返答も出来る様になってきたことに成長を感じました。
次はこどもたちの番。マイクを片手に保育士にインタビュー!「あーなたのお名前は?」とみんなで一斉にマイクをむけていました。保育士が「☆先生です!」と答えると「☆先生!」と嬉しそうに何回もインタビューを続けていました。
その後、紙にスタンプを押すのを楽しんだり、廊下に出て平均台や滑り台を上って巧技台からジャンプ!、マットの上に寝転んでゴロゴロ…と自分のやりたい事を夢中でやっていました。
巧技台からジャンプはなかなかの高さですが■ちゃんは得意気にジャンプ!それを見ていた◇ちゃんもやろうとしますが出来ず…保育士と手をつないでジャンプしました。
言葉のやり取りが上手になってきたり、高いところも怖がらずに一人でジャンプができたりと日々成長をしている子ども達でした。
(K.H)


◆お世話好きのふじ3くみさん (ふじ3)

お世話遊びが好きなふじ3くみさん。
自分のことも出来るようになりそれを誰かにやってあげたい気持ちがあふれています。お母さんのまねっこだったり、先生のまねっこだったり、お人形へのお世話の手つきも慣れています。
最近そんなお世話遊びも成長がみられます。
今までは、対お人形だったのがお友だちとお人形。という姿が見られるようになりました。
今日も朝の時間に絵本コーナーのマットにお人形を寝かせた〇ちゃん。
お人形の隣に「◇くんねんねして」と寝かせて、お人形と◇くんの間に〇ちゃんが座りトントンしはじめました。◇くんも赤ちゃんになりきって寝ています。
そんな二人の姿がとてもほほえましかったです。
お友だち同士、ごっこ遊びを楽しんでいる姿に成長を感じた瞬間でもありました。
今日は雨だったので廊下(とふじ2の部屋を後半解放して)あそびました。
朝の集まりの時に4月からお部屋の絵本コーナーにあるみんなの好きな『ももんちゃんがのっしのっし』を見ました。ももんちゃんシリーズは人気があって良くみています。
そんな話しの続きで廊下でも平均台を「のっしのっし」と言って渡ったりすべり台を「どんどこどんどこ」と言って登る姿が見られとてもかわいらしかったです。
すべり台をのぼりきるとその先はジャンプできるようになっています。
ジャ~ンプと大ジャンプをする子タイミングを見計らいながらジャンプをする子「せんせい手つないで」「いっしょに」と手を繋ぎながらジャンプする子それぞれ自分のペースで飛んでいます。
そんな中、△くんはジャンプが一人でするのは少し怖いらしく保育者の手を繋いで飛んでいました。手を繋ぐとジャンプも着地も上手で一人でも飛べるのでは?!というほど飛べていました。「ひとりでとんでみる?上手に飛べてたから大丈夫だよ」と声をかけると、、、少し考えてひとりで飛ぼうとします。でもなかなか飛べず、でも手を借りるのはいや、、、。
「座っておりてもいいよ」と声を掛けるとやっと座っておりました。後ろは長蛇の列になっていましたがみんな△くんのことを待ってあげていました。
その後も何度も繰り返し△くんはのぼってきてチャレンジしましたが勇気がでずジャンプはできませんでしたが、何度も何度も挑戦する△くんはとてもかっこよかったです。結局ジャンプは出来ず悔しそうでしたが、その分出来た時の喜びを楽しみに今は悔しさを一緒に味わいました。
いつかきっと出来るその時を楽しみに。 t*s

◆その一言を大切に。(きく)

3日程前に、はつか大根の種を子どもたちと植えました。そんな大根の芽が昨日あたりから発芽し始め、今朝になったらたくさんの種から芽が出ていました。「芽が出たよ」と話すと、自分の目を指さして「めめがでたの??」と言う子もいました。子どもの発想は可愛いものです。
そして、このはつか大根は根っこの様子を見られるように敢えて透明のケースで栽培しています。ピンクと白と赤の種類が出来るようで、「何色が出来るかな?ピンクかな~?」と言うと「ちがうよ!あかだよ」「くろじゃない?」「きいろかな?」と様々な想像が・・・。子どもたちの夢膨らむ会話です。毎日観察しながらはつか大根の成長を楽しみたいです。
さて、今日はあいにくのお天気でしたのでお部屋で過ごしました。数か月前にも行ったシルエット遊びをしました。人・家・車今回は新たに犬の形の紙を画用紙に貼り、子どもたちに「これなぁに?」と質問し、会話を記録していきます。
数か月前は、「これなぁに?」と質問するとそっくりそのまま「これなぁに?」と帰って来た子や「ん・ん」と指さすだけだった子も、「おうち」「ぶーぶ」「車に乗ってパパとママとおでかけしたの」などなど、お話しがずいぶん上手になったことを感じさせます。
以前は給食の時間はいただきますをした瞬間からしーんとお部屋が静まり返って、スプーンの音が響き渡っていたのですが、最近は食事中も本当によくしゃべり賑やかな日々です。伝えたいこと合戦で声の大きさもヒートアップしてます。覚えたての言葉で、自分の経験したこと、嬉しかったこと楽しかったこと。そんな事を日に日に言葉してそれぞれ一生懸命に伝えようとする姿は今しか見られない姿であると思うと、愛おしくなります。
子どもたちの全力で伝えようとする言葉や仕草を一つひとつ大事に受けとめていきたいと改めて思う今日この頃です。
(K*S)


◆それぞれが描くファミリースポーツデー!(たんぽぽ)

雨だったので室内でゆっくり過ごしました。塗り絵をやる子やキラキラビーズ、ぷちぷちを座ってじっくりやる子、電車をつなげて走らせて遊んだり、集中していて机上遊びの席も人気で満席でした。いつもは「ミッキーさんは?」と時間になると子どもたちもわかってきているのですが、今日はそんな声もなくずっと遊びに集中していたので朝の会もお休み・・・。
ファミリースポーツデーのプログラムの表紙に指スタンプも行いました。子どもたちに絵を見せて「これは何に見える?」と聞くと「りんご」「葉っぱ」「ことりさん」「おうち」木の絵ですが、木の中にお家があったり小鳥がいたり・・・枝についている丸は、リンゴや葉っぱに見えるようで「りんごの木」と発想もありました。木の周りに、絵の具でペタペタ。イメージは葉っぱのような感じです。ペタペタする子、指をこすって小鳥やお家に色づけする子、指だけたはいったもの絵の具が大好きな子は、手形にしようとする子、様々でした。
ファミリースポーツデーで保護者の方々がプログラムを見ることも話すと「ママとパパこれ見るの?」「ママにみせてあげよう。持って帰る。」とでき上がったプログラムを持って帰りたがる子もいました。
それぞれが作った素敵なプログラム・・・楽しみにしていて下さいね。
(Y.E)


◆恥ずかしい気持ち(もも)

今日は雨でしたが、それぞれ年齢ごとで分かれてファミリースポーツデイの練習をしました。
もも組はうみグループに集まりダンスの練習をしました。
ダンスの振り付けはほぼ完ぺきなもも組は、自然と表情も笑顔になります。
しかし、初めの頃は恥ずかしいと踊りを見るだけの子もいました。
周りが楽しく踊っている姿に魅かれたり、ゆり・ひまわり組のお兄さん、お姉さんに優しく教えてもらえたりと様々な刺激があって恥ずかしいという壁を乗り越えられたのかもしれません。
今日も踊ったあとうみグループで遊びましたが、「オムレツーオムレツー」と口ずさみながら遊ぶ子もいました。
また、ゆり・ひまわり組の踊る曲も流すと上手に踊ることもできます。
しっかり見て覚えたのだと感心させられました。
恥ずかしくて踊ることに抵抗があった○くんも、頑張ったよねと話していると、ひまわり組の子に「〇くん!よく頑張ったね!」と頭を撫でてもらっていました。
照れてしまって真っ赤になる○くん、微笑ましい子ども達の関わりに感動しました。
(A,Y)
◆忍者マスターを目指して…。(ゆり)

ファミリースポーツフェスタの遊戯では「忍者」がテーマのゆり組。
先日、ピクニック遠足で作った手裏剣頭巾をつけて練習してみました。
一人ひとり自分で作った手裏剣頭巾。思い入れがあるようで頭につけると気持ちが高まるようです。
「用意。」と声をかけるとかっこいい忍者ポーズで準備をし、ダンスが始まります。
ゆり組はダンスに付け加えてばちを使って「音を鳴らす」にということに挑戦します。
音楽クラブでやっていた、「リズムのかけあい」がとても上手なのです。
大人が手拍子でリズムをとった後、子どもたちが真似をします。始めは簡単なリズムから始まり段々難しくなっていきます。皆でそろえるということは難しいことですが、練習を重ねるごとに今まで以上に上手になってきました。
当日は精一杯練習してきた姿を想像しながら見て頂けたらと思います。
子ども忍者が更にかっこいい忍者を目指して当日に向けて修行中です。(k.y)


◆チームワークって? (ひまわり)

ファミリースポーツデイまであと一週間となった今日。久しぶりの雨となったので、ホールに集まることにしました。まだまだバラバラだったそれぞれの気持ちも昨日の練習から、段々とつながってきたように感じます。
朝、「チームワーク」について、話をしました。みんなの体の中には、チームワークという不思議なエネルギーがあるということ、そのエネルギーはどういうことをすると体の中にたまっていくか・・・などなど。「勇気を持ってみんなでがんばれば、たまっていくよ。」と言ってくれた子がいました。「そうだよね。一つのことをみんなで一緒に頑張ると、そのたびにチームワークってたまっていくんだ。うんどうかいの練習とかも、疲れちゃったな、ちょっと難しいなと思った時も、お友達と一緒ならと思ってがんばれたら、チームワークがたまるね。そのチームワークが体の中にたくさんたまった時にリレーをしたら、もっともっとスゴいパワーが出るかもしれないね。」先日、大きな話題を呼んだラグビーの日本代表の話もちょっと交えながら、話をすると、目をキラキラさせて聞いている子どもたち。
ファミリースポーツデイを迎えるにあたって、それぞれの年齢で大きなねらいがありますが、
ひまわりさんの大きなねらいは、仲間と一緒に力を合わせること。この行事を通して、子どもたち一人ひとりの中にその子なりの感覚で、仲間を思う気持ちを感じてくれると良いなあと思って、関わっています。
(T.M)



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